オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト オープン

2017年 3月19日(日曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト」です。

今日から新しいテーマのブログを開始します。

他のブログとは違い

テーマは、『ジルコニアとオールセラミックによる噛み合わせの改善』になります。

さっそく症例からみていきましょう。

初診の写真です。
お口を正面からみたところです。

上の前歯しか見えないと思います。
通常は上下顎を噛んだ時には下の歯も若干見えます。

この患者様は、歯ぎしり等の噛み合わせが強く、歯がどんどんとすり減っているのです。

結果的に噛み合う高さが少なくなり、写真のように噛んだ状態では、
上の歯しか見えない状態になってしまっています。

次に横からみた状態を見てみましょう。

左側は下顎の奥歯と上顎の奥歯に隙間がない状態です。

これは、下顎の奥歯の被せ物がない期間が非常に長くあったため、
上顎の歯が下方に挺出してしまったのです。

噛む歯がないと歯は動いてしまうのです。

今後の治療計画として、下顎左側の奥歯の根だけが残っている部分を抜歯し、
2本のインプラントを埋め込み、
3歯分の被せ物を作製するインプラントブリッジを計画しました。

以下の写真は、上下顎を噛む面から見たところです。
下顎の歯が大きく削れています。

こうした場合、本来の噛み合わせに戻すために
削れた分だけ、回復させることが必要です。

当然のことながら歯全体が削れているため、
全ての歯を対象に治療が必要になります。

具体的には、現在行ってある被せ物を全て撤去し、
削れれている歯自体も噛み合わせの高さを回復するために
セラミックで治療を行うことが必要です。

特に下顎左側の奥歯にインプラント治療を行う場合、
現在の噛み合わせが低くなった状態では、
インプラントを埋め込むことはできても
インプラントの被せ物を作製するためのスペースがまったくありません。

そのため、高さを削れた分だけ高くすることが必要なのです。

患者様のご希望としては、現在行ってある被せ物には、
不自由を感じていないため、
撤去せずにそのまま使用したいとの強いご希望がありましたので、
極力そのままにして治療を行うことになりました。

本来は全ての被せ物や歯を対象として治療を行うことがベストですが、
費用的なこともあり、
最終的には患者様のご希望をふまえた上で決定されます。

もちろん全ての治療ができなかったとしても
リスクを最小限にすることは必要です。

以下が治療を行う部位です。
黄色の丸は、セラミックとジルコニアで被せ物を行う部位です。
緑色の丸は、インプラントを行い、ジルコニアで被せ物を行う部位です。

次の写真は、左側の奥歯の治療経過です。
まず治療前です。

次に下顎左下奥の根だけになっていた部分を抜歯し、
下顎を仮歯にして、
高さをもとの状態に近いように回復させた状態です。
この仮歯の過程が非常に重要なのです。

次に下顎左側奥歯に2本のインプラントを埋め込んだ状態です。

金属色に見えるのがインプラントの蓋です。
この時点で上顎も仮歯に置き換えます。

噛む歯がないと上顎は下方に挺出してしまいますので、
外科的に上顎が下方に落ちてきた分だけ、歯肉等を削除して平面を合わせます。

以下は、左側の奥歯の治療前と治療後の状態です。
噛み合わせが大きく変わったのが分かるかと思います。

以下は治療後です。
噛み合わせが改善されいます。
本来であれば上顎の前歯も治療を行った方が良かったですが、
奥歯をはインプラント治療ができるように回復されています。

次の写真は、治療前後を前から見た状態です。
噛み合わせが高くなっているのが分かります。

次に上下顎を噛む面から見た状態です。

次は、奥歯の治療前と治療後です。

同様に噛む面の治療前と治療後です。

最後に治療前のレントゲンと治療後のレントゲンです。

オールセラミック治療と言っても
見た目だけを治す治療もあれば、
噛み合わせから治すことが必要なケースも多くあります。

次回もオールセラミックについて解説します。

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