最新インプラント症例ブログ

2017年4月13日

インプラント症例 2017年 4月13日(木曜日)

2017年 4月13日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日はここ最近に行ったインプラント手術をみていきます。

まだ手術直後なので被せ物までは終わっていません。
手術前とインプラント手術当日のレントゲンをみながら解説していきます。

さっそくみてきましょう!

下顎右側の奥歯にインプラントを行ったケースです。

この方は、すでに下顎左側の奥歯にインプラント治療が終わっています。

今回は右側の奥歯が2歯欠損しており
2本のインプラントを行う計画です。

しかし、2本のインプラントを埋入する計画でしたが、
一番奥の部分には骨吸収が大きく
すぐにインプラントを行うことができない状態でしたので
最初の手術では、
1本のインプラントと
一番奥歯の欠損部は骨の再生(増大)を行う方法のみを行いました。
この骨の再生(増大)治療は、GBR法と言います。

下顎右側に1本のインプラントが埋入してある状態です。

インプラントの奥の欠損部の骨吸収の状態を赤線で記載した状態が以下です。

本来以下の青線まで骨があるのです。

骨がある程度回復した状態でインプラントを埋入しました。
それが以下のレントゲンです。

このように骨の吸収が大きいとこうしたGBR法を行ってからでないとインプラントの埋入(手術)が困難となる場合もあります。

次の症例は、骨は十分にあり問題がないケースです。

以下は先日行った手術直後です。

骨の吸収がないと治療は簡単です。

次の症例は下顎左側奥歯にインプラントを行ったケーズです。

下顎右側奥歯と上顎左側奥歯がグラグラして噛めないとのことです。

これらの歯は保存が難しく抜歯と診断されました。

これらの歯を抜歯するとさらに噛みにくくなるため、
患者さんは今後が不安となるとのことです。
現在は下顎左側奥歯には義歯をご使用されていますが、
この部分にインプラント治療をご希望されました。

以下がインプラント治療直後です。

使用したインプラントは全てストローマンインプラントです。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
インプラントモニター制度(手術費用から20%割引)

今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト HPでは 治療費(費用)の説明や 無料相談コーナーもあります。

2017年4月6日

2017年 4月 6日(木曜日)インプラント症例

2017年 4月 6日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日ご紹介する症例は、治療することが多く、
本当に大変なケースでした。再アップケースです。

なにが大変であったかと言いますと
単に欠損部位が多いというだけでなく、
現在残っている歯の状態が悪かったのです。
初診時歯は16本残っていましたが、(全て残っている方は28歯です)
全て神経がない歯であり、
大きく虫歯 になっていたり、
歯根破折 していたり
噛み合わせが大きくズレていたり、
欠損部も骨吸収が非常に大きかったり、
全体的に問題が多くある患者様でした。

それでは早速みてみましょう!
かなり長い話しになりますが…
以下は初診時です。
スライド01

先にも説明しましたように さまざまな問題ありました。
スライド02

患者様の主訴としては、
上顎右側の歯に穴があいており、物が詰まり、腫れている状態でした。
下顎の左側の奥歯も歯肉が腫れており、歯自体がグラグラな状態でした。
スライド03

どのような治療でも同様なことを考えるのですが、
歯が悪くなった(ダメなった)ことには原因があります。
この原因を考えることが治療計画の第一歩なのです。
例えば、歯周病 で歯がグラグラしていれば、
単にグラグラの歯を抜歯するだけでなく、
残っている歯の歯周病の検査 を行い、
歯周病の治療 が必要になります。
今回の患者様はどのようなことが原因だったのでしょうか?
問題点を列挙します。
まず、第一に歯が多く欠損していることです。
左右の奥歯が欠損しているために 残っている歯に負担が加わり
問題が大きくなっているのです。
スライド04

次に全ての歯が神経がないことです。
今回の治療計画で最も問題が大きいところです。
神経がない歯の問題点については、
このブログでも良く解説することです。
何回かこのブログを見られている方にとっては、
神経のない歯は本当に問題が大きいことが分かるかと思います。
スライド05

神経のない歯についてはこのブログでもよく紹介してきました。
始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に”木”に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

また、単に神経がない歯が多いということだけではありません。
ほとんどの歯が虫歯になっているのです。
神経がないということは、虫歯になっても
熱い、冷たい
という症状がありませんので、知らないうちに 虫歯が進行していることが多いのです。
そして、被せ物が取れた時に始めて 虫歯が進行していることが分かるのです。
今回の患者様は、多くの歯が虫歯になっていましたが、
ほとんどの被せ物は連結(つながっている)ために、
被せ物自体が取れてこなかったのです。
患者様ご本人は そんなに虫歯が進行しているとは 思ってもいなかったのです。

次の問題点は、噛み合わせです。
長年にわたり、何度も治療を繰り返してきた結果、
噛み合わせが大きくズレていたのです。
以下の黄色線は、正しい(本来の)噛み合わせです。
スライド06

以下の緑線は、現在の噛み合わせです。
現在の噛み合わせは湾曲しており、問題が大きくあります。
また、基本的に長い年月の間には、噛み合わせは低下してきます。
この患者様も噛み合わせが大きく低下(低くなっている)していたのです。
高さを含め 正しい噛み合わせに修正することも今回の治療の大きな目的です。
スライド07

先にも説明しましたように現在の状況に戻りますが、
上顎の右側は、虫歯 歯根破折
下顎左側は歯根破折 を起こしていました。
この2歯は抜歯になります。
スライド08

それぞれの部位を拡大して見てみましょう!
まず、上顎右側です。
スライド09

黄色丸の部分を拡大したのが以下のレントゲンになります。
右側(レントゲン写真なので反転してあります。図で右と書いてある方です)は、歯根破折 しています。
しかし、他にも問題がありました。
右側から2番目と3番目は、虫歯が大きく進行している状態でした。
左側は根の先に膿みが溜まっている状態です。
スライド10

この患者様は本当にさまざまな問題を大きく抱えていたのです。
次に下顎左側です。
スライド11

この黄色丸部分を拡大してみましょう!
レントゲン上で黒っぽくなっている部分は、
歯根破折 により感染したことによって、
歯の周囲の骨が吸収(溶けてしまった)したのです。
スライド12

本当は、これほど骨吸収を起こす前に抜歯が必要なのです。
骨吸収を起こすと 抜歯した後の治療が大変になるのです。

今回 歯がダメ(抜歯)になった理由をまとめます。

1.神経がない歯があまりにも多いこと!
  これは、将来的に大きな問題を残します。

2.噛み合わせが低かったり、曲がっている!
  こうしたことは、さまざまな問題を引き起こします。
  ただし、現実問題として 噛み合わせを改善させることは
  難しいことがあります。
  基本的に噛み合わせは、口腔内全体の問題であるため、
  全ての被せ物を撤去したりすることが必要な場合があります。
  また、歯を削っていないような天然歯の場合には、
  矯正治療によって歯の移動を行うことが必要になる場合もあります。

3.左右の奥歯が欠損している!
  現在は、義歯(入れ歯)を使用していますが、
  このままでいると残っている歯に負担が加わり、
  さらに多くの歯を失うでしょう。
  現在義歯を使用している方で、
  残っている歯が神経がない歯がある場合には、
  注意が必要です。

ダメになったのは、当然の結果だったのです。
スライド15

神経がないことは、今後悔しても しかたがないことです。
もう一度神経が蘇るわけではありません。
それよりも 今後被害を拡大させないことです。
スライド16

治療計画は、患者様のご希望も含めて以下のようになりました。

1.×印の歯は抜歯!

2.欠損部は、インプラント治療を行う!

3.噛み合わせの治療と虫歯の治療のため、全ての被せ物を撤去し、
  新しく作成する。
スライド17

こうなるとかなり大掛かりな治療になります。
どこまで治療を行うかは、患者様のご希望をふまえ決定されますが、
もし、今回欠損部の治療のみを行った場合には、
近い将来にはさらに多くの歯を失うでしょう。

ここでようやくインプラント治療の話しになります。
インプラント治療を行うにあたり さらに大きな問題がありました。
まず、上顎右側です。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
下顎の 骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド18

さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
さらに骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
スライド19

骨吸収以上に問題があったのが、上顎洞という存在です。
スライド20

上顎洞という空洞は、骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
上顎洞という空洞をさらに分かりやすくするために緑色で塗りつぶしてみましょう!
スライド21

赤線緑色の間が骨の存在する部位です。
ほとんど骨が残っていません。
スライド22

この状態ではインプラントを埋め込むことはできません。
インプラント本体が上顎洞の中に突き抜けてしまいます。
スライド23

もし、上顎右側の奥歯にインプラントを埋入するためには、
この上顎洞の中に骨移植を行うことが必要です。
この治療法をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
この治療はかなり大変です。
とくに今回の患者様の場合、移植する骨の量が非常に多く必要になりますので、負担もかなり大きい治療になります。
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) が必要になること や 治療の大変さ等の説明を患者様に致しました。
その結果、大変な治療は避けたいとのご希望もあり、以下のような治療計画になりました。
スライド25

骨吸収の大きい部位には、無理をしてインプラントを埋入することは止めました。
そのため、欠損部の手前に2本のインプラントをソケットリフト法 スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) GBR法(骨増大法) を併用してインプラントを埋入する計画を立てました。
そして、その奥には、歯(セラミック)を1歯分延長させる形で被せ物を行いました。
つまり、2本のインプラントで3歯分を支えるのです。
こうした治療法をカンチレバー と言います。

次に下顎左側です。
ここも問題点が多かったのです。
本当に大変な症例でした。
先程と同じように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
下顎の 骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド26

これも骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド27

骨吸収が本当に大きいのが分かると思います。
この骨吸収が大きい部位は、抜歯後にインプラントを埋入しない計画にしました。
スライド28

つまり、下顎左側の5歯欠損については、
3本のインプラントを埋入し、5歯分の被せ物を作製する方法です。
スライド29

これもカンチレバー という方法ですね。
通常は、このような治療計画を立てます。
なぜかというと骨吸収が大きい部位にインプラント治療を行う場合、
やはり大変だからです。
また、骨吸収が大きい部位に無理にインプラントを行うと
治療後にもリスクを抱えることが多いのです。
そのため、私はいつも無理しないで、骨がある部位にインプラントを埋入するような治療計画を立てることが多いのです。
しかし、今回は違いました。
抜歯後に歯肉の退縮がかなり起こり、
もし、このままこの部分をカンチレバー にした場合、
審美的に問題が起こったり、
清掃が難しくなることが考えられたのです。
スライド30

そこで骨吸収の大きい部位にGBR法(骨増大法) を行うことにしました。
スライド31

最終的な下顎左側のインプラント治療計画は以下になりました。
スライド32

治療計画だけでも大変な状態の症例です。
最終的には、以下のようなプランになりました。
噛み合わせの改善と虫歯治療のため、全ての被せ物は撤去しました。
スライド33

話しが長くなってしまったので、ブログの文字数制限になってしまいましたので、次のレントゲンは治療終了後になります。
スライド34

これから重要なことは、神経がない歯をどれだけ管理できるかです。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
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治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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2017年3月30日

2017年3月30日 インプラント症例ブログ

2017年 3月30日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

前回のブログでは歯周病細菌は、インプラントにも感染してしまうので、
歯周病が進行した方の場合、歯周病をきちんと治してからでないとインプラント治療を行うことは難しいことを説明しました。

また歯周病が進行した方の場合、中途半端にインプラント治療を行うと
その後 ご自身本日の症例のテーマは、
「インプラント周囲炎」です。
インプラント周囲炎とは、インプラントが歯周病と同じような症状になることです。
インプラント治療後に歯ブラシが不十分になると
汚れは 歯肉 と インプラントの境目から内部に侵入していきます。
この汚れは歯周病細菌と同様の細菌です。
そして初期の段階では インプラント周囲の歯肉が腫れて行きます。
その後 インプラントを支えている歯槽骨を吸収してしまいます。
最終的にはインプラントはダメになり、撤去することになります。
これが インプラント周囲炎 なのです。

本日ご紹介するケースは再アップ症例です。
他歯科医院で行ったインプラントが 「インプラント周囲炎」となり
紹介されて当医院を受診された方です。
また、インプラント周囲炎以外にも問題が多くあった方です。

インプラント周囲炎は、非常に大きな問題です。
インプラント治療後に適切にメインテナンス(定期検査) が行なわれなかったり、
歯周病がある状態のままで インプラント治療を行なったりした場合には、
こうしたインプラント周囲炎になる可能性が高くなります。

歯周病のケーアは本当に大切なのです。

症例は、10年程前のケースですので、初診時のレントゲンは少し見づらくてすみません。

それでは早速見てみましょう!
以下が初診時です。
スライド01

右下のインプラントは他の歯科医院で行ったとのことです。
インプラント治療後に その手前にある天然歯がグラグラしてきて
腫れを繰り返した結果、自然に脱落してしまったとのことでした。
スライド02

紹介を受けて当医院に来院された時に 検査を行うと
さまざまな問題を抱えていました。
まず、2本埋入してあるインプラントのうち
手前のインプラントが感染を起こしていました。
インプラント周囲炎です。
スライド03

骨吸収も起こしていました。
ここでいつものように 骨吸収の状態を線で書いてみましょう!
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
何度か このブログを見られている方は、
この線がだいぶ分かってきたのではないでしょうか?
始めて見られる方は、是非この線を覚えておいて下さい。
赤線まで骨が吸収したということです。
スライド04

インプラント周囲炎(骨吸収)がここまで進行してしまうと
治療することが難しくなります。
結果として、インプラントを摘出することが必要な状態でした。
スライド05

それでは なぜ このような状態になってしまったのでしょうか?
スライド06

口腔内全体が非常に進行した歯周病だったのです!!
スライド07

それでは、これも先程と同じように
骨吸収の状態を線で書いてみましょう!
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
骨吸収が非常に進行しているのが分かると思います。
スライド08

上顎左側の奥歯に関しては グラグラ です。
スライド09

上顎左側の奥歯 2歯は保存が難しい状態でした。
抜歯と判断しました。
スライド10

他の歯もかなり 歯周病が進行していました。
このままでいると ほとんどの歯はダメ(抜歯)になってしまうような状態です。
また、歯周病が進行した他の原因として、
奥歯が欠損していることです。
奥歯が欠損していると 残っている前歯に負担が加わります。
奥歯の噛み合わせをきちんとすることが 残っている歯の将来を決定します。
スライド12

患者様は、上顎左側の奥歯を抜歯後には、インプラント治療をご希望されました。
スライド13

しかし、骨吸収が大きく インプラント治療は無理な状態でした。
スライド14

その理由として、上顎洞の存在があるからです。
上顎洞とは、上顎の奥歯の上方にある空洞のことです。
上顎の奥歯の上方には、この上顎洞という空洞が存在するため
インプラント治療を難しくしているのです。
実際に上顎洞を線で書いてみましょう!
スライド15

先程解説しましたように この緑線の内側は骨ではありません。
ただの空洞です。
さらに見やすくするために 上顎洞を緑色で塗りつぶしてみましょう!
スライド16

現状では 骨吸収と 上顎洞の存在のため、インプラントを埋め込むことはできません。
骨の高さがほとんどないのです。
スライド17

そのため、もし 上顎左側の奥歯にインプラント治療を行うためには、
上顎洞内部に骨移植を行うことが必要になります。
この治療をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
スライド18

このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は、
インプラント治療の中で最も大変な治療です。
治療後の腫れ 等も大きく起こります。
しかし、今回のような骨吸収が大きいケースの場合、
このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行わないとインプラント治療は不可能です。
患者様は、上顎左側の奥歯に関しては、このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行い、インプラントを埋入することに同意していただけました。
次に問題があったのが、上顎右側奥歯です。
この部分も骨吸収と上顎洞の問題がありました。
スライド19

骨の高さがほとんとありませんでした。
スライド20

左右ともサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行い、インプラント治療を行うことが最も良い方法です。
しかし、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) がどれほど大変であるのかが分からないため、まずは 左側を行い、その後に右側を行うかどうか決めたいとの患者様のご希望がありました。
スライド21

そのため、インプラントの治療計画は以下のようになりました。
まず、下顎右側です。
まずインプラント周囲炎となっている インプラントを摘出します。
その後、摘出した手前の部分に新たにインプラントを埋入し、
先に埋め込んであった奥のインプラントとブリッジを行います。
次に下顎左側です。
この部分には、インプラントを1本埋入する計画を立てました。
次に骨の状態に問題のある上顎左側の奥歯です。
この部分には、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行い、2本のインプラントを埋入する計画を立てました。
スライド22

まず、徹底した歯周病治療を行うことが最優先です。
歯周病の状態のままでインプラント治療を行うことは良いことではありません。
インプラントにも歯周病細菌が感染してしまうからです。
以下のレントゲンは、歯周病治療が終了した後で、
上顎左側の奥歯を抜歯し、
下顎の奥歯に1本のインプラントを埋入した後です。
スライド23

次に上顎左側の奥歯に骨移植(上顎洞底挙上術) を行いました。
移植した骨が安定するまでには、かなりの期間がかかります。
約6ヶ月以上です。
その間に下顎右側のインプラント周囲炎は摘出し、新たなインプラントを埋入して
インプラントブリッジとなりました。
下顎左側も被せ物まで終了したのが以下のレントゲンです。
スライド24

上顎左側の 上顎洞内部に見える 白っぽいのが 移植した骨です。
以下のレントゲンは、上顎左側の奥歯にインプラントを埋め込んで治療終了後
約10年程たった状態です。
スライド25

上顎右側の奥歯は 結果的に 現在まで
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は行っていません。
義歯となっています。
しかし、左側だけでも奥まで きちんと 噛み合う部位が確保されたことは
非常に重要なことです。
奥歯できちんと噛めることにより、残っている前歯への負担が少なくなっているのです。
もし、今回奥歯にインプラント治療を行っていなければ、
前歯はダメ(抜歯)になっていた可能性が高いと考えられます。
以下のレントゲンは、上顎左側の上顎洞の位置を
術前 と 術後 で表したものです。
骨移植により 骨の高さが大幅に増大したのが分かるかと思います。
スライド26

本日のテーマは、インプラントも歯周病のように感染してしまう可能性があるということです。
また、歯周病がある状態では けしてインプラント治療を行ってはいけません。
また、歯周病は、放置すればするほど骨吸収が進行します。
歯周病が進行した状態で抜歯すると
骨吸収が大きくなりますので、その後のインプラント治療が困難になってしまうのです。

歯周病は怖いですよ!

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
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金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
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当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
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GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
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2017年3月23日

2017年 3月23日(木曜日)インプラント症例

2017年 3月23日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日の症例は重度歯周病の方のインプラント治療です。

重度歯周病の場合、欠損部にインプラント治療を行う場合困難を極めます。

その理由は、歯周病細菌はインプラントにも感染するからです。

歯周病が進行している場合、
口腔清掃が不十分になったりすると
歯周病は再発してしまいます。

歯周病が再発すると 当然のことながら歯周病細菌が口腔内で繁殖します。

この繁殖した歯周病細菌がインプラントにも感染してしまうのです。

本日ご紹介する症例は、
非常に進行した重度歯周病であり、
口腔清掃がかなり良くない患者さんです。

口腔清掃が不十分な場合、
本来はインプラント治療も適応症とは言えません。

インプラントは人工の物だから問題は起こらないと思っている方も多くいらっしゃいますが、
明らかに間違いです。

インプラントは歯周病と同じような状態になったり、
噛み合わせ等で問題が起こることもあります。

インプラントが歯周病細菌に感染し、歯周病と同じような状態になることを
インプラント周囲炎と言います。

正面の写真を見ただけで問題があることが分かるかと思います。

歯石が多量に付着し、歯も動いているため審美的にも問題があります。

次にレントゲンを見てみましょう!

骨吸収の状態を分かりやすくするために
赤線で現在の状態をみます。

次に元々の骨の状態を青線で見てみましょう!

青線 から 赤線まで骨が吸収したのです。

ほとんどの歯はグラグラです。
指で触ると取れてもおかしくない状態です。

これでは食事もほとんど取れない状態です。

赤丸の歯は基本的に抜歯です。

治療は患者様がどうしたいか?
によって大きく変わります。

できるかぎり短期間で、
治療回数を少なく、
治療費を抑えることをご希望されれば
確実に義歯(総入れ歯)がいいです。

しかし、義歯は嫌であればインプラント治療となります。

ただし、問題なのはインプラント治療は希望されているが、
グラグラしている歯であっても
完全にダメな歯のみ抜歯し、
その部分にインプラント治療を行い、
それ以外は残して、ダメになって時にインプラントを追加したいと希望される場合です。

これは実はかなり危険です。
治らないような歯周病がある状態で、
欠損部位にインプラントを行おうとすると
治りきらない歯周病の部分から歯周病細菌がインプラントにも感染するリスクが非常に高まります。

歯周周囲炎です。

そのため、インプラント治療を行う場合には、
単に欠損部のみに対してインプラントを行うのではなく、
周囲の歯の歯周病治療を徹底して行うことが必要です。

また歯周病治療を行っても治らないような状態であれば
抜歯が必要です。

予知性をもった治療計画をすることが大切なのです。

例えば、上顎だけ抜歯し、
上顎にインプラント治療を計画したとします。

これって下顎の歯が歯周病が治らない状態ですから
下顎の重度歯周病から歯周病細菌がインプラント部分に感染します。

上顎は抜歯せずにそのままで
下顎の前歯部のみ抜歯した場合も同様です。

上顎の歯周病が治りきらない部分や下顎左右奥歯の歯周病が治りきらな部分から
下顎のインプラント部に感染します。

それでは上顎のグラグラする部分を抜歯したらよいでしょうか?

歯周病細菌は、インプラント部分にへと感染することを十分に認識することが重要です。

患者様は将来性の低い歯を保存することは希望されなかったため、
上顎の1歯のみ残して
他は全て抜歯となりました。

抜歯後は、総入れ歯をご使用されましたが、
下顎の義歯に非常に強い違和感を感じられたため、
下顎のみインプラント治療を行うことになりました。

以下が治療後です。

下顎がインプラントになっただけで、
食事が非常にしやすくなったようです。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

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 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

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欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト HPでは 治療費(費用)の説明や 無料相談コーナーもあります。

2017年3月16日

2017年 3月16日 インプラント症例

2017年 3月16日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日の症例は、インプラント治療としては最も簡単なケース(再アップケース)です。
しかし、最も効果の高い治療です。

それでは初診時のレントゲンを見ながら解説していきます。
スライド01

下顎の左側の奥歯が欠損しています。
スライド02

歯が欠損した場合には、以下の3つの治療法が考えられます。
1.義歯(入れ歯)
2.ブリッジ
3.インプラント
です。

どの治療法が良いのか?
どの治療法が適しているのか?

骨の状態 や
残っている周囲の歯の状態、
歯周病の状態、
噛み合わせの状態、
全身的な状態(ご病気 等)、
治療期間、治療費 等の患者様の希望
治療後の審美的な問題
等さまざまなことを考慮して決定されます。

先月も同様の話しをしましたが、
今後インプラント治療を考えられている方にとっては、
基本中の基本となる考え方です。

それでは、3つの治療法の利点、欠点を解説します。

まずは、義歯(入れ歯)です。
スライド03

利点
1.型を取れば、1週間程度で義歯が完成するため、治療期間が短い!
2.保険が適応される!
  今回のようなケースの場合 約5.000円程度です。(保険3割負担の方)
3.歯を削る必要性がない!
スライド04

欠点
1.取り外し式のため、わずらわしい!
2.義歯の形(大きさ)があるため、違和感が非常に強い!
3.保険の義歯の場合、義歯を固定する金属の金具がつくため、審美的に問題がある!
スライド05

次の方法として、ブリッジがあります。
スライド06

ブリッジは、欠損部の両側の歯を削り、型を取り、被せ物を装着する方法です。
歯を削る量は、1〜2ミリ程度です。
これを歯全体に行います。
つまり、歯を全周 約1〜2ミリ程度削るのです。
ブリッジの利点、欠点は以下のようになります。
利点
1.歯を削り、型を取るだけなので、治療期間が比較的短い!
  (型を取れば約1週間程度で完成)
2.保険が適応される!
  今回のようなケースの場合 約15.000円程度(保険3割負担の方)
3.固定式なので、違和感が少ない!
スライド07

欠点
1.歯を削ることがどうしても必要!
2.保険が適応されるが、奥歯の場合には金属製になるので審美的に問題がある!
3.ブリッジの土台となる歯が悪い状態の場合には、将来性に問題が残る!
スライド08

次にインプラントです。
スライド09

インプラントの利点、欠点は以下になります。
利点
1.固定式のため、違和感が少ない!
2.歯を削る必要性がない!
3.審美的に回復が可能!
4.天然歯とほぼ同様に噛むことが可能!
スライド10

欠点
1.治療期間がかかる!
  (今回のケースですと約3ヶ月程度)
2.保険が適応されない!
3.手術が必要!
スライド11

それぞれの治療方法には、利点、欠点があります。
それぞれの特徴をきちんと理解した上で 治療を行うことが重要です。

どの治療法が1番良い ということではありません。

治療費を最も抑える!
ということを重要視すれば、義歯になります。

治療期間を最も早くする!
ということを重要視すれば、義歯もしくはブリッジになります。

違和感を少なくしたい!
ということを重要視すれば、インプラントもしくはブリッジになります。

治療を行う患者様ご自身が なにを最も重要視するかによって治療方法は決定されるのです。

どの治療方法が良いということではありません。

ただし、どれが悪いのか?
という話しをすれば、ブリッジはできるかぎり避けたい治療です。
この理由として、ブリッジはどうしても歯を削ることが必要になるからです。
削ってしまった歯は元に戻ることはありません。
削った歯と 健康な歯では、その将来性には大きな違いがでます。
圧倒的に削った歯の方がトラブルが多いのです。
また、ブリッジの土台となる歯が悪い場合には、
ブリッジは比較的早くダメ(抜歯)になってしまいます。
ブリッジの平均寿命は、
土台となる天然歯の状態によっても大きく変わりますが、
約8年と言われています。
この詳細については以下を参考にして下さい。
   ブリッジ、インプラントの平均寿命!

スライド12

以下は、インプラント治療が終了した後のレントゲンです。
スライド1

今回のインプラント治療は非常に簡単なケースでしたが、
歯を削らないで治療が行えたことは、
将来的なリスクを最小限にできたことになります。

今回使用したインプラントは、
ストローマンインプラント(ITIインプラント) でした。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
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2017年3月2日

2017年3月2日 インプラント症例

2017年 3月 2日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

毎回、さまざまな症例をご紹介していますが、
本日のケースは、インプラントの症例としては 簡単な治療でした(再アップ症例です)。

最も簡単なケースと言ってもいいでしょう。

毎回このブログで紹介する症例は、
骨吸収が大きかったり、
歯周病の問題があったり、
残っている歯に問題があったり
等 さまざまな問題があるようなケースです。

しかし、本日の症例は 歯周病の問題は大きくありましたが、
インプラントを行った部分に関しては、骨吸収もさほどなく
簡単なケースでした。

本日ご紹介する症例は、
「患者様にとって有効な治療法とはなにか?」
というテーマで話しを進めていきたいと思います。

患者様は、下顎の歯がグラグラすることと、歯肉の腫れ…等で来院されました。

以下が初診時のレントゲンです。
スライド01

下顎の前歯部は、グラグラです。
指で引っ張れば、とれそうな状態でした。
スライド02

多くの歯が欠損しており、
上顎は、義歯をご使用されていました。

下顎の奥歯は、左右とも欠損していました。
スライド03

先程説明しましたように 下顎の前歯部は、グラグラしていました。
歯周病による骨吸収 があったからです。

骨吸収が非常に大きかったのです。

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。

青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。

何度かこのブログをご覧になっていられる方は、
この青線赤線が分かってきたのではないでしょうか?
スライド04

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表します。
スライド06

下顎の前歯部では、骨吸収が非常に大きいのが分かるかと思います。
スライド07

下顎前歯部の動揺のある4歯は、抜歯と判断しました。
スライド08

上記の4歯を抜歯した後の治療方法として、
1.義歯(入れ歯)
2.ブリッジ
3.インプラント
が考えられます。

今回 選択した治療方法は、ブリッジです。

この理由として、以下のことがあります。

1.患者様は、義歯を使用することはご希望ではありませんでした。

2.インプラント治療を行うには、欠損数が多く、治療費の問題があります。

3.インプラント治療を選択したとしても 骨吸収が大きく 治療が大変になるため、
  現状ではインプラントは適していない。

4.今回抜歯しなかった歯も決して良い状態ではなく、
  今回抜歯した部位にインプラントを行ったとしても 残っている歯がダメになった場合、
  新たにできた欠損部をどうするか?という問題もでてきます。
  歯が欠損(抜歯)するたびに インプラントを追加埋入することは
  費用といったことを考えても けして良い方法とは言えません。

5.残っている歯自体も多少の動揺があるため、
  残っている歯同士を連結させることにより 動揺の減少をはかることが必要であり、
  そのためには、ブリッジとした方が良い!

上記のような理由から
下顎前歯部は、4歯を抜歯した後 徹底した歯周病の治療 を行い、
ブリッジで対応することに決定しました。

ちなみに 今回のブリッジは、保険が適応されるケースですので、
保険を使用すれば、治療費はもっとも抑えることが可能です。

以下の●印の歯を土台として、ブリッジを作製するのです。
スライド09

スライド1

ブリッジを行うとにより、抜歯当日から歯がないことはありません。

抜歯と同時にブリッジの仮歯を作製します。

これが大切なことです。

抜歯となると
さまざまな不安があるかと思います。

その一つが
抜歯後に歯がない期間があるのではないか?
という不安です。

抜歯後に 歯が欠損したままだと困りますよね。

噛めない!
見た目に困る!

当然のことです。

治療期間中は そうしたことがないように
それぞれの口腔内状況に合わせて対策をとります。

今回の場合には抜歯と同時に固定式の仮歯を作製しましたので
抜歯当日から審美的にもまったく問題ありませんし、
噛むことにも問題はありません。

そして この仮歯のまま、
歯周病治療 を行い、
歯周病の状態が改善した後に型を取り、
ブリッジを装着します。

残っている歯の動揺も抑えることができますし、
患者様のご希望である義歯を使用しないことにもなります。

また、抜歯部の骨吸収が大きいため、
複雑なインプラント治療は避けることができました。

上顎は、現在使用されている義歯のままで良いとのことでした。
スライド11

上顎は、多数の欠損があります。

義歯が嫌ということであれば、
インプラントを埋入し、固定式になることも可能です。

しかし、そのためには、
治療も大変になりますし、
治療費も高額になります。

どのような治療をご希望されているかは、患者様のご希望によります。

ただし、最も 重要なことは、残っている歯の将来性です。
残っている歯がダメになれば、さらに大きい義歯(入れ歯)を使用することになります。

義歯が大きくなれば、義歯の違和感がさらに大きくなります。

食生活も大きく変わる可能性もあります。

もちろん 歯がなくなることの 患者様のお気持ちも重要なことです。

残っている歯をどれだけ、長く維持させるかが大きな 治療の大きなポイントになるのです。

そのためには、「今 なにをした方が良いのか?」
ということを考えなければいけません。

将来性を考えると
下顎の奥歯の欠損を そのままにしておくことは 良いことではありません。

患者様は、下顎の奥歯の欠損は、義歯を希望されていませんでした。
スライド12

下顎の左右の奥歯は、2歯づつ欠損しています。
スライド13

ここで問題となるのが、欠損部の手前の歯です。

神経がないのです。
スライド1

このブログでも良く解説しますが、神経がない歯は、非常に将来性が悪いです。

神経のない歯はもろく通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

こうした状態を患者さんに説明する時に”木”に例えてお話しすることがあります。

生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。

神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。

神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

この続きは、以下をご覧になって下さい。
     歯根破折

下顎の左右の奥歯が欠損していると
どうしても噛む力の負担は、欠損の手前の歯が加わります。

その手前の歯が神経がないのですから 将来的には問題が起こりやすいことが考えられます。

将来性を考えれば、下顎の奥歯に負担をかけないことが重要なのです。

もし、下顎の左右の神経がない歯が歯根破折 した場合には、
義歯なしでは十分に噛むことはできなくなります。

将来性を考えた上でも
下顎の左右の欠損部にインプラントを行うことは有効な治療方法です。

理想的には、以下のように下顎の左右奥歯に
合計4本のインプラントを埋入することが良いでしょう。
スライド14

しかし、インプラントの本数が多いと治療費が高額になってしまうことが欠点です。
スライド15

そこで最終的なインプラント治療計画は、以下のようになりました。
スライド16

下顎の左右の奥歯に1本づつ行うのです。

これにより、その手前の神経のない歯に負担が加わるのを少なくできます。

もちろん義歯を使用しないで、奥歯で噛めることにもなります。
スライド17

以下が治療が終了した状態です。
スライド18

上顎は、義歯で対応!

下顎の前歯部は、固定をかねてブリッジで対応!

下顎の奥歯は、最小限の範囲でインプラントで対応!

スライド19

これにより下顎の神経がない歯の負担を最小限にできたことが
将来性を高めることにつながるのです。

スライド20

インプラントは単に欠損に埋め込めば良いということではありません。
患者様のご希望(治療費負担 等)や
将来性を考えた上で 最も有効な選択肢があるはずです。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

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2017年2月23日

2017年2月23日 インプラント症例ブログ:インプラント周囲炎症例

2017年6月12日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日紹介する症例は、インプラントが歯周病のような状態になったケースです。

インプラントが歯周病と同じように病状になることを
インプラント周囲炎と言います。

さっそく治療前の状態からみて見ましょう。

下顎右側奥から2番目です。
右下に2本あるインプラントのうち奥側のインプラントがインプラント周囲炎になってしまっているのです。

骨の吸収状態をみていただくために 
骨が吸収した現在の状態を赤い線で書いてみます。
こんな感じです。

もともと骨がどこまであったかというと以下の青い線で書いてみます。

青線から赤線まで骨が吸収してしまっているのが分かるかと思います。

これがインプラント周囲炎なのです。

原因はインプラントに細菌が感染したのです。

インプラント周囲炎になってしまった場合ですが、
初期の段階であれば治療により改善させることは十分可能ですが、
骨吸収が大きく進行してしまった場合には完全に治すことは難しいです。

今回のケースでもインプラント周囲炎を治すことは難しいと判断し、
インプラントを摘出することになりました。

さて問題なのは、インプラントを摘出した後です。

骨吸収があまりにも大きかったので
摘出後にインプラントをすぐに埋め込むことは難しい状態でした。

そこでインプラントの摘出後に
吸収した骨を再生(増大)させる治療法を行いました。

この方法をGBR法と言います。

GBR法を行い、骨の再生(増大)まで約3ヶ月程度待ちます。

骨の再生を確認できた後に
インプラントの埋め込みとなります。

以下が先日インプラント手術が終わった直後です。

これから2〜3ヶ月程度待ち、
インプラントの型を取る予定です。

本日のご紹介してた症例は、インプラント周囲炎であり、
細菌感染が大きく起こるとインプラントを摘出しなければいけないということでした。

また、骨吸収が大きく生じると
インプラントの摘出後の治療にも影響してしまうということです。

またこのように骨吸収が大きく起こっている場合には
骨の再生治療(GBR法)が必要になることも説明致しました。

来週の木曜日もインプラントの症例を見て行きましょう!

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

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2017年2月16日

2017年2月16日 インプラント症例

2017年 2月16日(木曜日)です。

 

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日はここ最近行ったインプラント手術を紹介します。

 

全ての症例はまだ手術直後です。

 

最初の症例です。

患者様は、他の歯科医院で上顎右側奥歯を治療されていました。

上顎右側奥から2番目が欠損しています。

この欠損の両側の歯を他の歯科医院で治療中です。

その際に治療中の歯の状態がかなり悪いのでブリッジをしたとしても

将来性は非常に低いと判断され、ブリッジはリスクが高いと説明を受けたそうです。

そのため患者様は、状態の悪い歯をブリッジを行うことに抵抗を感じて

欠損部にインプラント治療をご希望され、当医院を受診されました。

以下が先日インプラント手術が終わった直後です。

神経のない歯をブリッジを行うと

どうしても負担が加わります。

インプラント治療を行うことで、神経のない歯への負担は軽減されます。

良い選択であったと思います。

 

次の症例です。

まず初診時のレントゲンから見てみましょう!

下顎右側奥歯が欠損しています。

上顎左側奥歯も欠損しています。

これでは噛めません。

患者様は義歯はご希望されませんでしたので

インプラント治療で噛めるように治療を行っていきます。

歯が欠損しているだけでなく、さまざまな問題を抱えていますが、

今回はこの内容は省略します。

先日は下顎右側の奥歯に2本のインプラントを埋入しました。

今後この部分は、インプラントブリッジとなります。

右側が噛めるようになったら

左側の治療を開始します。

 

次の症例です。

下顎右側が腫れて噛めないとのことで来院された患者様です。

初診時のレントゲンが以下です。

下顎右側の奥歯が歯根破折していました。

このブログでも良く説明しますが、神経のない歯は本当に問題が起こりやすいです。

神経のない歯は脆く、折れることが頻繁に起こります。

今回の患者様のケースでも同様に神経のない歯ですので、

折れてしまったのです。

特に問題となったのは、折れた歯の奥が欠損していたため、

噛む力の負担が折れた歯に集中してしまっていたことも問題でした。

歯根破折した歯は、抜歯しか方法はありませんでした。

抜歯をするとその手前の歯も神経がありませんので、

欠損のままにしておくとまた噛む力の負担により

次々と歯根破折してしまうことも考えられます。

そこで抜歯後にインプラント治療を行うことにしました。

以下が先日の手術直後です。

 

 

次の症例です。

下顎左側奥歯が欠損しており、噛めないとのことでした。

奥歯は2歯分欠損していました。

理想的には2本のインプラントを行うことになりますが、

インプラント治療は費用がかかりますから

理想的に全て行うことは患者様にとって負担が大きいです。

そのため、1本のインプラントのみを行う計画になりました。

患者様にとっては、1本のインプラントであったとしても

かなり噛めるようになりますし、

奥歯で噛めるようになることで、他の歯の負担も少なくなります。

以下が先日手術が終了した直後です。

 

次の症例です。

下顎右側奥歯が欠損している患者様です。

 

こうした場合の治療方法として

1.義歯(入れ歯)

2.ブリッジ

3.インプラント

が考えられます。

患者様は取り外し式の入れ歯は希望されませんでした。

ブリッジという選択肢もありますが、

ブリッジは歯を削ることが必要になります。

できれば健康な歯を削ることは避けたいです。

最終的に患者様はインプラント治療を選択されました。

以下が先日行ったインプラント手術直後です。

 

 

次の症例です。

上顎左側奥歯が欠損しています。

この症例で問題となるのが骨の状態です。

インプラント治療の成功のためには骨の高さや幅が十分に存在していることが条件です。

今回のケースでは骨吸収が非常に大きく骨の高さが十分にない状態でした。

以下の緑色の線は上顎洞という線で、上顎洞の上方は骨ではなく、空洞です。

穴が開いているのです。

また骨の吸収も大きかったです。

現在の骨の状態を赤線で書いてみます。

 

本来骨は、以下の青線まで骨があるのです。

骨が吸収しており、インプラントを行うには適切な状態ではありません。

そこで骨の幅を増大させる(再生)GBR法や

高さを増大(再生)させるソケットリフト法

を併用してインプラント手術を行いました。

以下が先日行った手術直後です。

 

このように日々さまざまなケースのインプラント手術があります。

 

また来週の木曜日も様々な症例を紹介したいと思います。

 

インプラントの患者さんは本当に多いですよね。

 

 

 

<font color=“blue”><u>治療費</u></font>

上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

 

インプラント   1本  160.000円(消費税別)

被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。

治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。

金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。

インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

 

インプラントモニターの詳細は、<font color=”red”>以下</font>をご覧下さい。

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インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。

モニター終了後は通常料金となりますので、

ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

 

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

 

当医院のインプラント治療費用の中には、

治療中のレントゲン撮影や薬代、

治療経過のレントゲン撮影、

セラミック等の被せ物の費用、

<a href=” http://www.sugiyama-dental.com/implant/senmon11.html” target=”_blank”><font color=”red”>スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)</font> </a>、

<a href=” http://www.sugiyama-dental.com/implant/senmon3.html” target=”_blank”><font color=”red”>GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)</font> </a>、

<a href=”http://www.sugiyama-dental.com/implant/senmon9.html ” target=”_blank”><font color=”red”>ソケットリフト法</font> </a>の費用が含まれています。

 

 

 

<font color=“blue”><u>インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引</u></font>

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<a href=”http://www.sugiyama-dental.com”>大船駅北口歯科インプラントセンター</a>インプラント 歯周病 専門医

 

神奈川県横浜市にある<a href=”http://www.sugiyama-dental.com/implant/122.html” target=”_blank”> 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医</a>の歯科医院

I.T.Iインプラント認定医でもあり、<a href=”http://www.sugiyama-dental.com/implant/senmon3.html” target=”_blank”> GBR法 </a>、<a href=”http://www.sugiyama-dental.com/implant/senmon10.html” target=”_blank”> サイナスリフト</a>、<a href=”http://www.sugiyama-dental.com” target=”_blank”> HP</a>では<a href=”http://www.sugiyama-dental.com/implant/honsuu.html” target=”_blank”> 治療費(費用)</a>の説明や<a href=”http://www.sugiyama-dental.com/inquire.html” target=”_blank”> 無料相談コーナー</a>もあります。

 

2017年2月9日

2017年2月9日 インプラント症例ブログ

2017年 2月 9日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

早速初診時のレントゲンから始めましょう!
初診時、下顎左側の奥歯が欠損しているため、治療法を聞きたく来院されました。
スライド01

このようなケースが最も多いです。

このような症例の場合、どのような治療方法があるのでしょうか?
まずは、義歯(入れ歯)です。
スライド2

義歯(入れ歯)の利点、欠点は以下のようになります。
利点
1.型を取れば、1週間程度で義歯が完成するため、治療期間が短い!
2.保険が適応される!
  今回のようなケースの場合 約5.000円程度です。(保険3割負担の方)
3.歯を削る必要性がない!
欠点
1.取り外し式のため、わずらわしい!
2.義歯の形(大きさ)があるため、違和感が非常に強い!
3.保険の義歯の場合、義歯を固定する金属の金具がつくため、審美的に問題がある!

次の方法として、ブリッジがあります。
スライド3

ブリッジは、欠損部の両側の歯を削り、型を取り、被せ物を装着する方法です。
歯を削る量は、1〜2ミリ程度です。
これを歯全体に行います。
つまり、歯を全周 約1〜2ミリ程度削るのです。
ブリッジの利点、欠点は以下のようになります。
利点
1.歯を削り、型を取るだけなので、治療期間が比較的短い!
  (型を取れば約1週間程度で完成)
2.保険が適応される!
  今回のようなケースの場合 約15.000円程度(保険3割負担の方)
3.固定式なので、違和感が少ない!
欠点
1.歯を削ることがどうしても必要!
2.保険が適応されるが、奥歯の場合には金属製になるので審美的に問題がある!
3.ブリッジの土台となる歯が悪い状態の場合には、将来性に問題が残る!

次にインプラントです。
スライド1

インプラントの利点、欠点は以下になります。
利点
1.固定式のため、違和感が少ない!
2.歯を削る必要性がない!
3.審美的に回復が可能!
4.天然歯とほぼ同様に噛むことが可能!
欠点
1.治療期間がかかる!
  (今回のケースですと約3ヶ月程度)
2.保険が適応されない!
3.手術が必要!

それぞれの治療方法には、利点、欠点があります。
それぞれの特徴をきちんと理解した上で 治療を行うことが重要です。
どの治療法が1番良い ということではありません。
治療費を最も抑える!
ということを重要視すれば、義歯になります。
治療期間を最も早くする!
ということを重要視すれば、義歯もしくはブリッジになります。
違和感を少なくしたい!
ということを重要視すれば、インプラントもしくはブリッジになります。
治療を行う患者様ご自身が なにを最も重要視するかによって治療方法は決定されるのです。
どの治療方法が良いということではありません。
ただし、どれが悪いのか?
という話しをすれば、ブリッジはできるかぎり避けたい治療です。
この理由として、ブリッジはどうしても歯を削ることが必要になるからです。
削ってしまった歯は元に戻ることはありません。
削った歯と 健康な歯では、その将来性には大きな違いがでます。
圧倒的に削った歯の方がトラブルが多いのです。
また、ブリッジの土台となる歯が悪い場合には、
ブリッジは比較的早くダメ(抜歯)になってしまいます。
ブリッジの平均寿命は、
土台となる天然歯の状態によっても大きく変わりますが、
約8年と言われています。
この詳細については以下を参考にして下さい。
   ブリッジ、インプラントの平均寿命!
特に今回のケースの場合には、ブリッジは適していません。
その理由として、欠損部の奥歯の状態が悪いからです。
スライド03

この奥歯の状態から考えると
もし、今回ブリッジを行ったとしても
その将来性は低いと考えられます。
そのため、今回のようなケースでは、
インプラント もしくは 義歯が適しているでしょう。
最終的な判断は、先ご説明した利点欠点を十分ご理解した上でお決めになることが大切です。

それでは、理想的な治療方法について解説します。
先程もご説明したように欠損部の奥の歯は、あまり良い状態とは言えません。
そのため、この歯は抜歯とした方が将来性は高いと言えます。
スライド04

そして、インプラントを2本埋入するのです。
スライド05

これが最も将来性が高い治療と言えます。
しかし、患者様は抜歯をご希望されませんでした。
この理由として、
状態が悪いといってもなんとか抜歯は避けたい!
インプラントを2本行うと治療費に問題がある!
ということです。
治療方針を決定するためには、さまざまな問題をきちんと解決した上で
お決めになることが大切です。
義歯、ブリッジ、インプラントの利点、欠点、
残っている奥歯の状態…
等をご説明した結果、患者様は欠損部にインプラント治療を行うことになりました。
スライド07

これが治療計画というものです。
100%正しい治療方針というのはありません。
さまざまなことの中から患者様個人に合わせた治療計画が決定されるのです。
そのためには、
私達歯科医師が患者様に十分ご説明することと
患者様ご自身が十分ご理解していただくことが大切です。
そのため、当医院ではインプラント治療を行う前に
「治療計画書」
という説明書をお渡ししています。
約30〜40ページになる患者様個人個人に合わせた説明書です。
この「治療計画書」をご説明し、さらにお持ち帰りになっていただき、
十分治療内容をご理解した上で
最終的な治療方針が決定されます。
患者様ご自身が十分ご理解することが最も重要なのです。

現時点で 欠損部の奥の歯の状態が悪いことは十分ご理解していただいた上で治療が開始されました。
次に問題となるのが、治療期間中です。
インプラント治療が完全に終了するまでには約3ヶ月程度かかります。
この治療期間中に欠損部をどう噛めるようにするか 
ということが問題です。
そこで、欠損部の奥歯に仮歯を作製します。
この仮歯を欠損部まで延長させて、仮歯とするのです。
スライド08

以下は、この仮歯を使用したままで
インプラントを埋入した直後です。
インプラント手術当日から仮歯は使用できます。
スライド09

以下はインプラント治療が終了した後です。
スライド10

本日ご紹介しました症例は、治療としては 特別難しいケースではありません。
しかし、どのような症例でも
将来的に起こること
それぞれの治療の利点、欠点
等を十分ご理解してから決定することが大切なのです。

今回使用したインプラントは、
ストローマンインプラント(ITIインプラント) です。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

2017年1月26日

2017年 1月26日(木曜日)インプラント症例

2017年 1月26日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 インプラント症例専門サイト」です。

本日の症例は、重度の歯周病の方にインプラント治療を行ったケースです。

まず初診時の口腔内写真から見てみましょう!

スライド1

この写真だけをみても問題があるのが分かるかと思います。

上顎の前歯は抜けて
歯肉は大きく退縮し、
下顎の前歯には歯石が多く付着しているのが分かります。

左右を見てみましょう。
スライド2

歯肉が退縮しています。

次に上下顎の噛む面から見てみましょう。
スライド3

上顎の内側では歯肉の腫れが認められます。

次にレントゲン写真です。
スライド4

いつものように骨の状態を線で書いてみます。
青線は、本来の骨の位置です。
もともとこの青線まで骨があったのです。

赤線は、現在の骨の位置を表したものです。
歯周病により骨が吸収してしまったのです。
スライド5

歯周病は歯周病細菌による感染症です。
感染が進行すると骨が溶けます。

多くの歯はグラグラです。

患者さんはなんとか多くの歯を残したと希望されていました。

当然と言えば当然のことです。

そこで どうしても抜歯しか方法がない歯を除き、
進行した歯周病の状態ではありましたが、徹底した歯周病治療を行いました。

そして奥歯に歯が欠損しているため、
インプラント治療を行うことにしました。

インプラントは、歯周病細菌に感染してしまいますので、
歯周病治療を徹底して行わないとインプラントを行うことはできません。

以下が治療が終了した状態です。
スライド6

スライド7

今後もインプラントとご自身の歯が長く維持できるように
定期的な管理が必要になります。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

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神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

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