インプラント治療

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良い歯医者の見つけ方:その3

最初に

この話の前に良い歯医者の見つけ方:その2を御覧になって下さい。
『良い歯医者』を見つけるポイント:その1~5があります。

『良い歯医者』を見つけるポイント:その6

次のポイントは治療の内容の話ではありません。
治療費について話したいと思います。

保険診療においてほとんど患者様は治療費の3割を会計で支払っています。
みなさんこの治療費の内訳知っていますか?

最近はどの医療機関でも治療費の明細を患者様にお渡することが“義務”
づけられています。
絶対に出さないといけないのです。
“義務”ですから。

以前は“義務”ではなかったため詳細を知らないで支払っている患者様も
いらしたと思います。

でも、もっともっと細かい処置内容はご存知でしょうか?
治療費に不振を感じたら さらに細かい明細を必ずもらって下さい。
場合によっては カルテをコピー してもらっても良いでしょう。

ただし、カルテの開示(コピー)は、医院側が断ることもできます。
『カルテの開示』は義務にはなっていないからです。(2007年現在)
しかし、医科のカルテとは違い、“ガン”等ですぐ状態を告知することができない場合等があるわけではありません。
一般歯科診療所のカルテ内容なんて見て困ることはまずないでしょう。

基本的に本人であれば患者様の要求を断る理由はありません。

一般的な話をすれば、
物を買うと明細書が出ますし、
食事をしても明細書は出ます。
家を購入した場合、
壁紙が単位いくら、床材が単位いくら、と言った具合に
細かく明細は出ます。

医療ぐらいです。
アバウトな明細しかないのは…
こうした患者様の要求があっても 断るような歯科医院は
良い歯科医院とは言えません。

先程書きましたようにカルテの開示は“ 義務 ”ではありませんが、
治療の細かい明細を出すことはもちろんできるはずです。

治療費が明瞭であることは大切なことです。
もちろんほとんどの歯科医院では正当な治療費ですが、
どこの世界にも問題のある人はいます。

治療費もその一つです。
明瞭な治療費も良い歯科医院の一つの基準であると思います。

『良い歯医者』を見つけるポイント:その7

次のポイントは『1日の診療人数』です。

歯科医師一人が1日で診療できる人数には限界があります。

ただし、歯科医師1人が1日で診療できる人数は
どのような治療をメインに行っているかによっても違います。

例えば1歯、1歯の虫歯の治療等だけを行っている歯科医院と
大きな手術を行っている歯科医院 とでは全く違います。

大きな手術とは インプラント治療における骨の移植手術(サイナスリフト法)等です。
このような手術の場合、長ければ治療前の説明、麻酔の時間、手術時間、手術後(注意事項)の時間等を合わせると、2~3時間かかることもあります。

また『噛み合わせ 等の治療で 口腔内全体の被せ物を行うような場合』
にも1人の患者様で2~3時間かかることも よくあります。

さまざまな治療があり、もちろん長くかかる治療もあれば、すぐ終了する治療もあります。
丁寧に治療を行えば、平均的なところ1日で1人の歯科医師が診察できる人数は10~20人程度でしょう。

それ以上は現実的には難しいかと思います。

例えばこのテーマで、
『根管治療を丁寧に行っている歯科医院』は
良い歯科医院の一つの基準であるとお話しました。
そして奥歯の神経を取る治療等(根管治療)は30~60分はかかることもお話しました。
そうした治療(治療時間)では1日20人程度の診察が限界であることはお分かりになると思います。

しかし、1日10人程診療人数 だとすると
ほとんどの歯科医院は閉院となるでしょう。

特にテナント開業で、従業員が何人もいる場合にはまず無理でしょう。

そのため1日ある程度の人数を診療する必要性があります。
こうした『数』の制限のある中では『質』を求める歯科治療は難しいかと思います。
歯科治療は『職人の治療』とうい面が強い医療ですから、時間がかかります。

もし、家を建てるとした場合、
一定期間に何件もの家を建てるため、慌ただしく何件もの家を並行しながら建築する大工さんと
じっくり1件づつ家を建てる大工さん
どちらがいいですか?

1人の歯科医師があまりにも診療する人数が多い歯科医院には問題があると思いますし、
30分待ち、5分治療では良い治療になるはずもありません。

十分時間をかけて治療する歯科医院は良い歯科医院の一つの基準です。

『良い歯医者』を見つけるポイント:その8

歯科医院にかかる時には
受ける治療がどのような治療であり、
治療の選択肢は他にあるのか?
利点、欠点は?
将来的なことは?
等を十分理解してから治療を開始されることが必要です。

十分納得するまでご理解された上で治療を開始することが大切です。
そこで今日のテーマは
『将来性を見据えた上で十分な説明がある歯科医院』
は良い歯科医院であるという話です。
具体的には
『虫歯の治療において将来性を見据えた上で十分な説明がある歯科医院』
です。

例えば、非常に虫歯が深く、神経を取り除く可能性がある場合にはいくつかの選択肢があります。

  1. 虫歯が深いため基本的には神経を取り除く
  2. 徹底的に虫歯は取り除き、神経の痛みをおさえる薬を置き、経過を見る。
    痛みがでないことを確認し、型を取る。(神経は取らない)
  3. 虫歯をある程度取り除き『3-Mix MP法』という薬を入れた治療法を行う。(神経は取らない)

虫歯が非常に深い場合には上記の3つの方法が考えられます。
(ただし、虫歯が神経まで達していた場合や、ズキズキするような自発痛がある場合には神経を取り除くという選択になります)

ちなみに『3-Mix MP法』とは
できる限り歯(虫歯)を削らずに虫歯細菌を死滅させる薬を使用することにより最小限の治療を行うという治療法です。

1~3のどれが良くてどれが悪い治療法ということではありません。
治療する先生の考え方によっても違います。

まず、大切なのは治療する歯の将来的なことです。
できるかぎり神経を取らないことが歯にとって大切なことです。
神経がない歯は神経がある歯と比較すると
トラブルが起ることが多いのが現状だからです。
できるかぎり神経を取らない治療を行いたいものです。

2と3はそのための方法です。
特に3の『3-Mix MP法』は虫歯が深い場合には有効な方法として最近テレビ等でも報道されており、患者様もご存知の方も多いかと思います。

『神経を取らない新しい治療法』として報道されていますが、全てに適応されるわけではありません。

当医院でもこの『3-Mix MP法』は行っていますが、
この方法(『3-Mix MP法』)しかない!
というようなことは少ないと感じています。
『3-Mix MP法』は限られた治療であると思います。

報道の中の『3-Mix MP法』の解釈としては
歯を削らずに、神経も取らずに治療を行うため
すばらしい治療法であるということになっていますが、
そんなにうまくはいきません。

歯を削らないということは虫歯を完全には取り除かないということです。
理論的には『3-Mix MP法』に使用する薬で“虫歯菌”は完全に
死滅するため問題はないということになっていますが、
全ての症例において本当にそのようなことが行っているかという疑問は残ります。

理論と実際のところでは違うと思われます。
虫歯を取り残した場合、当然のことながら残った虫歯は進行していきます。

それであればはじめからきちんと虫歯をとった方がいのでは…
と思います。

虫歯治療の基本的な考え方として、
まず『きちんと虫歯を取り除く』
ということだと思います。

ただし、この虫歯の部分を削って取ると、神経を刺激してしまう可能性がある場合には『3-Mix MP法』を選択することもあります。

さまざまなことを勉強して来院される患者様の中には
どうしても『3-Mix MP法』を使用して虫歯の治療を行いたい
という希望をもっていらっしゃる場合もあります。

『3-Mix MP法』が万能だと思っているからです。

テレビの影響は怖いもので、限られた時間で全てを報道するのには限界があるため、時には誤解を生じてしまうこともあります。

インプラントにしてもそうです。
現在、インターネットを通じてさまざまな情報を簡単に得ることができます。
その反面、正しくない情報も伝わっていること現状です。
私達医療サイドは『科学的根拠に基づく情報』を的確に患者様にお伝えすることが必要です。

話はズレてしまったところもありますが、
『科学的根拠をもった情報を正確に患者様に伝えている歯科医師は良い歯科医院』というお話です。

『良い歯医者』を見つけるポイント:その9

次のポイントは先程の続きになります。

虫歯の治療を行う際に最も重点をおいて考えることは
『できるかぎり歯を削る部分を少なくする』、
『神経はできるかぎり取らない』
ということです。
もちろん痛くなく治療を行うことは大切です。

削った歯は元に戻ることはありませんし、取った神経も元には戻りません。
また神経のない歯は脆く、通常の噛む力でも歯が折れてしまったりします。
また神経のない歯は 虫歯になっても痛みが出ないため、気づきにくいことがあります。
さらに神経のない歯 は基本的に歯を全体的に削り、被せ物を行います。
この『被せ物の精度』が良くないと 汚れがつきやすく、虫歯や歯周病になりやすいことがあります。

神経のない歯は神経のある歯と比較してダメになる確率は高いのが現状です。

そのため上記にある2. と 3. の方法をできるかぎり行いたいものです。
しかし、そのためにはリスクもあります。

虫歯が神経と非常に近い場合、
歯を削る段階で刺激が神経に伝わってしまいます。
もちろんできるかぎり刺激が伝わらないように圧力をかけないように削ったり、
削る器具からは水が大量に噴射されます。
削る器具による発熱をおさえるためです。

しかし、それでも刺激が伝わることを100%防止するのは難しいことです。
そのため
2. の徹底的に虫歯は取り除き、神経の痛みをおさえる薬を置き、経過を見る。
痛みがでないことを確認し、型を取る。(神経は取らない)

という治療を選択した場合、治療後に痛みが出ることがあります。
もし治療後に痛みが出た場合、患者様は苦痛を伴うことになるわけですから
事前の説明が非常に大切になります。
患者様の同意を得ることが必要になります。

つまり、虫歯が非常に深く、神経の近くまで達するような場合、
まず『虫歯の状態』をお話します。

次に『治療の選択肢』をお話します。
そして『神経を取ることの欠点』をお話します。
また『神経を取らない場合には治療後に痛みが生じる可能性がある』ことをお話します。

その上で患者様のご理解上、治療方針が決まります。

かなり時間がかかることです。
場合により虫歯1歯の治療を行うだけでも1時間以上かかることがあります。
そのため虫歯が深い場合、なにも説明せずに神経を取り除く歯科医師もいるのも現状です。

今日は虫歯が深い場合、その状況をきちんと説明し、治療後のことも含め、治療の選択肢を説明してくれる歯科医師こそ良い歯科医院の一つの基準というお話です。

きちんとした説明があってこそ、正しい治療なのです。

ちなみに当医院にインプラント治療を希望されて来院される患者様の2割程度は歯が割れて抜歯したもしくは抜歯と診断されたケースです。
歯が割れるのは神経がないことが大きな理由です。

最後に!

最後のポイントは今までとは違い、治療を受ける『患者様側』のお話です。

みなさん歯科治療は嫌なものですよね。

時には痛みがあったり、
麻酔をしたり、
何回も通院したり
治療費の問題もあります。

今回の『良い歯科医院の見つけ方』でお話した内容は説明を含め治療には非常に時間がかかります。
そのため、患者様ご自身にも協力をしていただきたいと思います。
その一つとして歯周病の治療があります。
歯周病は生活習慣病であり、病院側の一方的な治療だけでは治りません。
基本は患者様の毎食後の歯ブラシが重要になってきます。
また歯周病は再発する可能性が高い疾患です。
そのため歯周病の治療後はできれば3ヶ月に1回は来院していただきたいと思います。(サポーティブサラピー:メインテナンス)

それ以外には 食生活、睡眠、運動 等の生活習慣の改善です。
これは『糖尿病』の治療と似ています。
病院で出される薬を飲んでいれば『糖尿病』は ならない もしくは再発しないということではありません。
まず、『糖尿病』になった原因を改善し、それを維持し、さらによくなるような運動であったり、ストレスをかけない生活スタイルが大切です。

歯周病もまったく同じです。
歯周病も全身の一つですから局所(口腔内)の治療だけでは治癒しません。
『患者様の協力』が必要なのです。

また“喫煙”されている場合には是非 『禁煙』 して下さい。
歯周病と“喫煙”は非常に密接な関係があります。
“喫煙”されている方は基本的には完治しないと思って下さい。

これはインプラントにも関係します。
口腔内はタバコの煙が直接、歯肉等の粘膜に触れます。
『禁煙』これは患者様にどうしても行っていただきたいことです。

次に歯周病、インプラントともにリスクのあるのが『噛み合わせ』です。
『きちんとした噛み合わせ』は歯周病の再発リスクとインプラントがダメになるのを防止します。
そのため、歯周病治療やインプラント治療をされる場合には『噛み合わせの検査と治療』が大切です。

歯周病やインプラントを主訴として来院された場合、噛み合わせの治療が大変だったりするとどうしても避けてしまう傾向があります。
これからの将来を考えた場合には少しでもリスクを低い状態にすることは大切です。

またこの噛み合わせと同様に大切なのは『くいしばり』や『歯ぎしり』です。
簡単にお話しますと、『くいしばり』や『歯ぎしり』による力はあまりにも歯やインプラントにとっては大敵です。
その防止策が必要となります。
治療方法はいくつかありますが、
もっとも一般的には『ナイトガード』と言われる『マウスピース』です。
これは就寝時に装着していただくものです。
毎日寝ている時に『マウスピース』をするわけですから最初は違和感があります。
次第になれてきますが…
患者様にも努力していただくことは他にもいくつもあります。

治療回数(通院)も大変なことと思われます。
1本の虫歯の治療であれば1回で終了することもありますが、
重度の歯周病だったりすると治療回数はかなり長くなります。
この点は患者様ご自身にがんばっていただくしかないことです。

病気を治すためには医療側だけでは難しい面もあります。

『良い歯科医院の見つけ方』はどうでしたか?

このページを見ていらっしゃる方は歯科治療に興味がある方だと思います。
また今まで受けた歯科治療に疑問があったり、満足していない場合もあるかと思います。
いくつかの歯科医院で治療を受けてみるのも一つの方法ですが、現実的ではありません。

今は、インターネットという便利なものが利用できる時代ですからそれを活用するのも一つの方法です。
ホームページ上から診療相談もあります。
診療相談の受け答えでもその先生の診療に対する意識はわかることもあります。
是非良い歯科治療を受けていただきたいと思います。

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