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大船駅北口歯科

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神奈川県横浜市栄区笠間1-5-1
リーフビル3F

TEL:045-891-3334
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インプラントの大船駅北口歯科>インプラントの基礎知識>● チームアプローチによる歯科治療:その1

インプラントの基礎知識

● チームアプローチによる歯科治療:その1
はじめに
このシリーズはその1と その2になっています。
当医院はインプラント、歯周病の専門歯科医院ですので、ほとんどの患者様は歯周病とインプラント治療を希望されて来院されます。

当医院では歯周病の治療を行える歯科医師は6名いますが、
歯周病専門医は私(院長)1人です。
しかし、他の先生は歯周病治療ができないかというと
もちろんそうではありません。

他の先生も歯周病の治療に対し、知識はもちろんのこと技術的なトレーニングも行っていますのでまったく問題ありません。

実際に歯周病の初期治療と言われる『ルートプレーニング(歯周病細菌除去療法)』は ほとんど私(院長)以外の先生が行っています。

おそらく私よりもでききるぐらいです。(笑)

歯周病治療は私1人の力ではできません。
他の先生やスタッッフの協力があってこそ達成できるのです。

ただし、単に歯周病治療を私以外の先生に任せているわけではありません。
全てのケースにおいて複数の先生とチームを組んで行っています。

まず歯周病治療において大切なのは『的確な検査(診査)』です。
この検査(診査)が きちんと できてこそ、正確な治療計画がたてられます。
歯周病治療に必要な資料がそろった後、
治療計画の全ては私(院長)がたてます。

歯周病の治療計画は患者様に説明後、お渡します。
また同時にそのコピーはカルテに保存されます。

この治療計画にそって治療は行われますので、複数の先生がいつカルテを見ても計画がわかるようになっていますし、現在の状態をすぐ知ることができます。
これは歯科衛生士や助手にも言えることです。

患者様一人一人の状況を全てのスタッフが理解していることが非常に大切なのです。

基本的に『治療計画書』は患者様にご理解をいただくためのものですが、
私達、医院内スタッフもこの治療計画書にのっとって行動することになります。
非常に重要なことです。

またこの『治療計画書』は複数の先生が関わることにより、治療計画のエラーを少なくすることにもつながります。

このテーマである『チームアプローチによる歯科治療』ですが、診療は私一人の力では絶対に行えません。

『良い歯医者の見つけ方』にも書いてありますが、
当院の歯科医師一人が1日で診療できる患者様の人数は5〜6人程度です。
『質』を追求した診療を行うとこれ以上は診察することはできません。
また私自身は時間のかかる大きな手術を行うことが多いので、日によっては半日で1人しか診察できない日もあります。

そのため私をサポートしてくれる優秀なスタッフが必要なのです。
的確な診査、的確な初期段階の治療 があってこそ、外科手術 や
全体的な噛み合わせの改善 等の治療ができるのです。

私自身もそうですが、現在の状態になるまでには、多くの優秀な先輩について学んだ時期があったからです。

卒業から10年程は大変厳しい(忙しい)中で働いていましたが、そうしたことがあったからこそ、現在の私があると思います。

医療は1人の力では絶対にできないことです。
覚えることも莫大にありますし、
新しい治療法や考え方等も常に身に付けて いかなければなりません。
幅広い知識も必要です。

今現在でも、多くの先生の知識を常にいただいています。
その一つが『論文』です。
『最新の歯科医学論文』を毎日読むことは結構大変なことです。

毎日、診療して、治療計画をたてていますと、本を読む時間は限られてきます。
1日、2〜3時間が限度でしょう。
その限られた時間で全ての新しい知識を得ることは大変なことです。

診療以外にも多くの先生の手助けがあってこそ、総合的に治療が行えるのです。
それぞれの役割があってこそ『質』の高い治療が可能となります
当医院で働いている先生が所属する学会はそれぞれあります。
歯周病学会、インプラント学会、補綴学会(入れ歯や被せ物の学会)、
噛み合わせ学会、麻酔学会、審美歯科学会、
接着学会(歯と被せ物をくっつける研究の学会)等です。

1人の先生が全てを学ぶことは難しいことであり、
限られた時間の中で有効に時間を使い、多くの知識を得るためには
それぞれの知識を総合することが重要です。

そのため、学会の参加や発表はどんどんと行っていただきたいことです。
ただし、病院の診療のことを考えれば、毎週のように学会に行っていれば、
治療を受ける患者様にとっては診察日を選ぶ日程が狭められ、困ったことです。

1人の先生が学会で知識を得ている間でも 他の先生が代わりをつとめられる体制が大切なのです。
それも『同じレベル』です。

それぞれの専門分野の先生が力を合わせることにより、よりレベルの高い治療が可能となります。

私自身は歯周病とインプラントの専門医ですので、
噛み合わせが難しい症例は 噛み合わせの専門の先生にお任せします。
(もしくは相談し、一緒に行います)

これがこのテーマである『チームアプローチによる歯科治療』です。

特にインプラント治療にはこうしたチームアプローチが大切です。
歯周病、
噛み合わせ、
矯正治療、
歯科衛生士による清掃管理
等です。

その中でも歯周病治療にとって大切なのは
『歯科衛生士』の役割です。

歯周病治療において大切なのは
まず、『清掃管理』と『歯周病細菌除去治療』です。
『清掃管理』とは
『歯ブラシの仕方の指導』と『口腔内のクリーニング』です。

歯周病は一度治療を行ってもブラッシングがきちんとできていないと
必ず再発します。
実際に、歯周病治療を行っても、その後に再発をする患者様は
いらっしゃいます。
一度歯周病になった場合、通常の方よりもさらに十分なブラッシングが大切になります。

毎食、毎食のブラッシングを怠ると、必ず再発します。
もちろん再発すると歯はダメになっていきます。

多くの患者様は歯周病の治療開始時には非常に丁寧にブラッシングをします。
しかし、時間の経過とともに、だんだんとブラッシングの意識は低くなっていきます。

これは、私のような歯周病専門医の技術的なことではどうにもならないことです。

このブラッシングに対する意識を向上させ、常に高いレベルに維持するために
『歯科衛生士』の役割は重要です。

『歯科衛生士』のレベルの高さが『歯周病治療後の状態』を維持するためには大切なことです。

また『歯科衛生士』の力が最も発揮されるのが、
メインテナンス(定期検査)です。
メインテナンス治療において多くの時間はこの『歯科衛生士』が関わってきます。
口腔清掃状態のチェックや指導、PMTCと言われる専門的なクリーニングです。

『歯科衛生士』のレベルが低いとこのメインテナンスは十分な効果が発揮されません。

いくら歯周病専門医が高度な治療を行ってもダメになってしまいます。
歯科衛生の役割についてもう少し詳しく…:その1
次に、歯周病治療の中でも最も基本的であり、歯科衛生士の重要な役割の一つである『歯周病細菌除去療法』についてお話します。

『歯周病細菌除去療法』は専門用語で
『ルートプレーニング』と言います。

『ルート』とは歯の根のことで、
『プレーニング』とは滑沢(平にする)という意味です。

つまり歯の根についた汚れや歯周病細菌をきれいに取り除くという意味です。

それでは実際の写真を見ながら説明していきます。

この写真は治療開始前の状態です。
黒い歯石が大量に付着し、歯肉も腫れているのがわかります。
歯周病細菌除去療法(ルートプレーニング)
次はキュレットの写真です。
この器具を歯と歯肉の境目(歯周病ポケット)に挿入していき、内部(歯の根)に付着した歯石をきれいに取り除いています。
器具の先は刃のようになっており、根面に強固に付着している感染物質を除去するのに適しています。

このルートプレーニングを行った後、1ヶ月してから治療部位の再評価を行います。
これは始めに計測した歯周ポケットがどこまで改善したかを再度検査をし、評価を行うことです。
この時点でポケットがおおむね3mm以下になっていれば歯肉の治療は終了ですが、現実問題として初診時にポケットが7〜10mm程度存在するとルートプレーニングのみでは完治しません。
ルートプレーニングのみで完治するのは歯の部位にもよって違いますが、初診時6mm以下の場所です。
再評価時にまだ問題が残る部位は歯周外科処置へと移行します。
外科処置と聞くと恐い感じがするかもしれませんが、治療はルートプレーニングでは取りきれなかった感染物質の除去を徹底して行うことです。
この時に骨の吸収が認められる部分は骨を再生させる再生療法を併用することもあります。
ルートプレーニング後
次の写真が治療終了後です。
歯石は見えませんし、歯肉もぶよぶよした赤い歯肉ではなく、
ピンク色で引き締まっています。

こうした治療は歯科衛生士が行う治療です。

軽度から中程度の歯周病であればこのルートプレーニングでほぼ治ります。

治療は私ではなく、歯科衛生士が治したのです。
私は初診時の検査と診断そして治療計画をたてただけです。

歯科衛生士が『口腔清掃指導』を行い、『ルートプレーニング』を行った結果です。

そしてこの状態を維持できるよう今後は『メインテナンス』を受けていただきます。

メインテナンスでも治療の中心は『歯科衛生士』です。
ですから歯周病の治療は歯科衛生士のレベルが直接あらわれるものです。
歯科衛生の役割についてもう少し詳しく…:その2
先程 歯周病の治療は『歯科衛生士』の役割が非常に大切であることをお話しました。
『口腔清掃指導』と
『ルートプレーニング:歯周病細菌除去療法』
です。
両方とも大変なことです。
『口腔清掃指導』については私より当医院の歯科衛生士の方が断然
患者様の信頼を得ることに優れています。
また歯周病の治療である
『ルートプレーニング:歯周病細菌除去療法』
に関しても私よりもできます。

『ルートプレーニング:歯周病細菌除去療法』は歯石を取る作業です。
一見簡単そうに思われるかもしれませんが、
的確なルートプレーニングは難しいものです。

単に歯石をガリガリと取るのではないのです。
歯肉の下(内部)に侵入し、歯の根にびっしりと へばりついた歯石は非常に硬く、取るのが困難です。

取るのが困難だからといって力まかせに取ってはいけません。
歯石は歯の根全てを均等に覆っているのではなく、歯石がついている部分もあれば、あまり歯石がついていない根の部分もあります。

この どこについているかわからない歯石は歯肉の中にあります。
もちろん歯肉の中は見えません。

そのため、見えない部分の汚れを『キュレット』という器具で
『触知』しながら取っていきます。
この『触知しながら歯石を取る』というのが難しいことなのです。
『職人技』といってもいいでしょう。
下手な歯科衛生士ではまず的確に行うことはできません。
歯科医師でも歯周病治療の経験がない先生は的確にはできない治療です。

『ルートプレーニング』の正しい方法を知識だけでなく、トレーニングしていかないといけません。

誤った、『ルートプレーニング』は問題を引き起こします。

もちろん 歯石が取れていなければ、歯周病は治りません。
また やみくもにガリガリと歯石を取っていれば、
歯肉が退縮(下がったり)したり、
必要ではない根の部分を削って(歯石を取るだけでなく、器具により歯の根を削ってしまうこと)しまい、歯がしみたり(知覚過敏)、
根を削り過ぎることにより、歯肉や骨の治癒を悪くしたりします。

優秀な歯科衛生士が行えば、中程度の歯周病であれば、
『ルートプレーニング』だけで治るケースも多くあります。

逆に『ルートプレーニング』が的確にできない、歯科衛生士や歯科医師が行うと治りません。

最初に書きましたように、『ルートプレーニング』は『職人技』ですので、
正しい知識のもと、正しい方法でトレーニングしないといつまでたっても上達しません。

歯周病専門医の検査や診断だけでなく、歯科衛生士の役割は歯周病治療においてなくてはならないのです。

この続きは その2を御覧になって下さい。


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