『インプラントと天然歯』食べた時の違い

インプラントと天然歯では食べた時に違いはあるのでしょうか?
答えは若干違うという感覚を持つ方がいらっしゃいます。
これは天然歯とインプラントの構造の違いです。
天然歯の周りには歯根膜と呼ばれる非常に薄い膜が存在します。
これは噛んだ時に歯を傷つけないようにクッションのような働きをします。
また噛んだ時にこの歯根膜のクッションは噛むという感覚を神経に伝えます。
それに対し、インプラントはこのクッションがないために天然歯とは違う違和感を覚えることがあります。
またインプラントの被せ物を装着する際には高さは天然歯よりも若干低く調整します。(200μ程度)
もし、インプラントの被せ物を天然歯と同じ高さにしてしまうと噛みこんだ時にインプラントのみに当たってしまうことになります。(天然歯は歯根膜の分だけ沈みこむためです)こうした若干の高さの違いも違和感の一つとなっています。