『ジルコニア』オールセラミック・クラウン症例

『ジルコニア』オールセラミック・クラウンとは?

『ジルコニア』は、金属をまったく使用しないで、すべてセラミックで製作することが可能な『オールセラミッククラウン』です。 オールセラミックス『ジルコニア』は従来のセラミックの弱点だった強度を完全に克服し、従来のセラミックの3倍の強度(金属と同等)、審美性、耐久性にも優れた材料です。
金属を全く使わないで、すべての歯を治療することが可能です。
この“全て”というのがオールセラミックス『ジルコニア』の利点の一つです。
この続きおよび詳細については以下をご覧下さい。 審美歯科の革命:『ジルコニア』オールセラミッククラウン 次項は、実際の症例を見ながら解説していきます。

術前(初診時)とインプラント埋込み後

上の写真は、治療前の状態です。
左上の前歯が欠損しています。

下の写真は、インプラントを埋込んだ後の写真です。
金属色に見えるのは、インプラントの 『蓋』になります。
この『金属の蓋』は、普段見えるものではありません。
インプラント手術直後から『仮歯』が装着されます。

仮歯にはいくつかの方法があり、一つは、欠損の両側に仮の歯を接着剤で固定する方法です。
機能的にも審美的にも大きな問題を起すことはありません。
欠損の両側に仮の歯を接着剤で固定する方法については下記参考リンクをご覧ください。

もう一つの方法として義歯(入れ歯)があります。
治療期間中の仮歯についても下記参考リンクを参考にして下さい。

治療期間中の仮歯
参考リンク

インプラントの土台(アバットメント)

インプラントを埋込んだ後、骨と結合するまで約2~4ヶ月程度待ちます。
その後、インプラントに土台を付けます。
この土台のことを『アバットメント』と言います。
アバットメントについての詳細は以下を参考にして下さい。 インプラントの構造

『アバットメント』は通常金属でできています。
しかし、審美性を考えれば『アバットメント』自体も金属ではない素材の方が優れています。
『アバットメント(土台)』自体も『ジルコニア』にするのです。
上の写真は、通常使用される『金属製のアバットメント(土台)』です。
下の写真は、『ジルコニアのアバットメント』です。

インプラントの土台

ジルコニア・オールセラミック・クラウン

上の写真は、『通常のセラミック・クラウン』になります。
下の写真は、金属をまったく使用しない 『ジルコニア・オールセラミック・クラウン』になります。
『ジルコニア・オールセラミック・クラウン』についての詳細は下記参考リンクをご覧下さい。

金属をまったく使用しないことは、審美性に優れているだけでなく、金属アレルギーに対して有効です。 金属アレルギー詳細は下記参考リンクをご覧ください。

ジルコニア・オールセラミック・クラウン

ジルコニアの治療後

『ジルコニア・オールセラミック・クラウン』を使用した治療後になります。

ジルコニアの治療後