最新鋭歯科用CT(コーンビームCT)AUGE SOLOの導入

当医院では精度の高い治療を行うために
(株)朝日レントゲン工業が開発した
最新鋭のCT(コーンビームCT)
AUGE SOLO(オージェ ソロ)を導入しています


CTはどんなもの?
CTとは、Computed Tomographyの略です。コンピュータによるデータ処理 と 画像の再構成で、断層写真を得ることができる装置です。
歯科用CTとは、近年開発された歯科に特化したCT装置で、コーンビーム方式を用いているためコーンビームCTとも言われています。
現在インプラント治療にCT撮影をおこなうことは、世界的な常識となっています。CT撮影から得られた情報から 顎骨の幅 や高さ 等の骨吸収の状態が分かるだけでなく神経の走行、骨密度などさまざま状態も分かります。また、3Dシミュレーションソフトを使用することにより安全で確実なインプラント治療を行なうことができます。
AUGE SOLO(オージェ ソロ)について
歯科用CTは高い精度で診断するための撮影装置ですが、放射線被曝量の問題があります。
AUGE SOLO(オージェ ソロ)CTの被曝量は医科用の10分の1とされています。
CT導入の際には、他のメーカーのCT撮影機器も選択しましたが、撮影範囲の狭い機種や画質の悪い歯科CTなどでは、確実な撮影データを得られないこともあり、再度撮影することもあるようです。
AUGE SOLO(オージェ ソロ)は予備撮影機能により撮影範囲を画像で確認することができ、パソコン上で撮影範囲を修正することができます。
そのため、診断を行いたい部位を正確にとらえて撮影することが可能なのです。
医科用CTと歯科用CTは違うのか?
医科用CT と 歯科用CTは違います。
医科用CTはファンビームという方式です。
ファンというのは扇形という意味で、エックス線束が扇形に照射されます。
歯科用CTはコーンビームです。
コーンというのは円錐形という意味で、エックス線束が円錐形に照射されます。
ファンビームは基本1周の撮影で1枚の画像しか撮影できませんが、コーンビームは1周の撮影で 数百枚の画像が撮影できます。
※ただし、近年では多列化が進み医科用CTもコーン状に照射しているのでコーンビームCTといえます。
医科用CTに比べて、歯科用CTはさらに細かいミクロンレベルでの情報を必要とします。
コーンビームCTの開発により今までの医科用CTでは得られなかった細かい部分の情報が得られ、短時間のX線照射が可能となったのです。
医科用CT(MDCT)と比較した際の歯科用コーンビームCTの特徴は、以下のようになります。
利点
- 解像度が高い(高画質)
- 被爆線量が少ない
- 装置がコンパクトで安価、維持費が安い
- 撮影時間が短い
- 金属によるアーチファクト(画像の乱れ)が少ない
欠点
- 撮影範囲が限定される(狭い)
- 軟組織の撮影には適していない
CT撮影費用
インプラント治療を受けられた方は無料となっております。
CT撮影のみをご希望の場合には、2万円かかります。(撮影1回につき)