一日で噛める歯に!

噛めなかった入れ歯がインプラント埋人後すぐから入れ歯ではない状態もしくは自然な噛み応えのある入れ歯になることも可能です。

総入れ歯をしている方で入れ歯がはずれやすかったり、噛めない方でもインプラントを埋入した直後から入れ歯ではない固定された歯もしくは義歯を装着することにより動かない義歯を作成することが可能です。

ステップ1:口腔内診査(顎の状態、噛み合せの検査、レントゲン撮影)

基本的にはこの診査はインプラント手術当日までに終了させておきます。この診査によりインプラントの適切な埋入位置や角度等を計測します。
現在の義歯や顎に問題がなければ次回はインプラントを行います。
現在使用中の義歯があまりにも大きな問題があれば義歯を再製することもありますが、痛みはありません。

症例1

  • 口腔内の診査を行い、顎の粘膜の状態や義歯の状態、噛み合せの状態の診査を行います。
  • レントゲン撮影を行い、インプラントが可能がどうかの診査を行います。このケースは下顎の骨がかなり吸収しているため2本のインプラントを行うことにしました。

ステップ2:インプラントを2~8本埋入

噛み合せを取り、現在使用している義歯にインプラントを固定する装置を埋め込みます。
このケース(症例1)ではインプラントを2本埋入し、義歯と固定します。
義歯ではなく完全に固定式にする場合には6~8本のインプラントを埋入することになります。(症例2)

  • 中央下の丸い金属部分がインプラントです。義歯を支える種類は顎の状態により色々とあります。
  • 入れ歯を入れたところです。入れ歯の中に義歯を固定する特殊な装置を取付け義歯とインプラントを固定します。入れ歯は取外し可能です。

※ 写真やレントゲンは治療終了時のものです。

症例2

  • 口腔内の診査を行い、顎の粘膜の状態や義歯の状態、噛み合せの状態の診査を行います。
  • レントゲン撮影を行い、インプラントが可能がどうかの診査を行います。このケースはある程度の数のインプラントを埋入できたため早期に仮歯を装着しました。ケースによってはインプラント埋入当日に仮歯を装着し、入れ歯なしで噛める状態になります。

インプラント埋入後早期に仮歯を作製し、入れ歯ではない状態で噛めるようになります。この写真は仮歯の状態です。
インプラントの本数や顎の骨の状態によっては手術当日に仮歯を装着し、噛める状態になります。