口臭外来

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Q.5-3 口呼吸について(口呼吸はなぜダメなのか?)

Answer

口呼吸は、人類特有の呼吸法であり、
人間以外の哺乳類は口で呼吸は行いません。

犬や猫は、鼻で呼吸を行います。
犬が口で「ハアハア」としているのは、
呼吸が苦しいのではなく、人間のように全身で汗をかき、体内の熱を放散し、体温コントロールができないため、「ハアハア」とすることにより体内に溜まった熱を放出しているのです。

ただし、人間の行う口呼吸は、本来呼吸としての機能というよりは、進化の過程で会話を行う要素が大きく、口でのみの呼吸法はさまざまな問題を引きここしやすくなります。

鼻からの呼吸が正常に行われなくなると
口呼吸により、口腔内の乾燥が起こります。

口呼吸による口臭の原因は、
口腔内が乾燥してくると、扁桃の免疫機能を低下させ、
バクテリアが舌苔や扁桃腺内の膿栓内で増殖を起こします。
そしてバクテリアが産生する揮発性硫黄化物が口臭を起こすのです。

また、口呼吸による口腔乾燥は、口臭の大きな原因となるだけでなく、
さまざまな問題を引き起こします。
他のページでも解説してありますが、
口呼吸による問題は以下のようなことがあります。

1.口腔内免疫力が低下する

口呼吸を行うと
咽頭扁桃(アデノイド)、
口蓋扁桃(左右に対に存在し、俗にいう扁桃腺)、
舌根(ぜっこん)扁桃、
耳管(じかん)扁桃
といったリンパ組織が乾燥します。
このリンパ組織の役目は、
鼻や口から侵入する病原体に対する免疫を作ったり、
病原菌が体内に侵入するのを防ぐ働きをもっています。

乾燥すると病原菌とっては、最も好都合な条件です。
したがって、容易にインフルエンザなどの侵襲を受けます。

2.血液中の抵抗力の低下

口呼吸を繰り返すと、いつもウイルスに暴露されている為に、血液中の免疫細胞が減少します。
これは口腔内の問題だけではなく、生体自身の免疫力の低下を起こします。

3.口の中の抵抗力の低下

口腔乾燥が続くと唾液中に含まれる免疫成分が働かなくなります。
その結果、舌苔の付着や口の中の細菌のバランスに変化が起こります。
結果として、菌交代現象が発生します。
口腔内粘膜自体の抵抗力もダウンし、容易に、口内炎などが出来やすくなります。

犬や猫は鼻で呼吸するため、人間のような喉頭炎や咽頭炎、上部気道炎のような、いわゆる風邪症候群というような病気はめったに起こりません。

口呼吸は、口臭にとって非常に大敵なのです。

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