歯科情報

セレック(オールセラミック)

ポイント1:
光学3Dカメラによる型取り(デジタル撮影)!
ポイント2:
コンピューターによる設計!
ポイント3:
ミリングマシンによるセラミックの作製!

セレックとはコンピュータ制御によって歯の被せ物 や 詰め物 を設計・製作するオールセラミック システムのことです。
セレックは、医療先進国ドイツで誕生したCAD/CAMシステムです。
2011年時点で 欧米を中心に世界で約3万台のセレックが歯科医院に導入されており、1,000万以上の症例に使用され、長い症例では20年に渡る実績があります。

セレックの大きな特徴として、
最先端の3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)し、患部の歯列をモニター上に再現します。
そのため、症例によっては、今まで行なわれていた型取りが必要ありません。
(ケースによっては、従来と同じように型取りを行い、模型上で3D光学カメラを使用してスキャンすることもあります)
コンピューター上にスキャンされたデータから自動的にミリングマシン(セラミック自動制作器)がセラミックを削りだします
歯科技工所に依頼することなく歯科医院で修復物を作製できるので、
今までのセラミックよりも圧倒的に短期間に作製が可能であり、治療費が安くできます。
また 規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため耐久性が高く、3D光学カメラでスキャンしてから約1時間後にはセラミックが装着できるため、ケースによっては1日での治療完了(1day セラミック)も可能です。

*症例によっては、型取りが必要な場合があります。
 その場合には、セラミックの完成が翌日以降になります。
 それでも従来の治療方法よりは圧倒的に短期間で治療が可能です。
*「1day セラミック」は事前診査が必要な完全予約制となります。

セレックの特徴

1. 費用が安い!

通常、セラミック や オールセラミックの費用は、1歯で10~15万円程度かかります。
精度の高いセラミック や オールセラミックを作製するには、優れた歯科技工士による高い技術力が必要です。
もちろんオーダーメイドです。
作製には非常に長い時間もかかります。
セレックは、歯科技工士に作製を依頼しないため、中間マージンがまったくかからないため、高精度にもかかわらず、費用を半分以下にすることが可能になります。

当医院では、

セレック治療は
1歯 50,000円(消費税抜価格)

*「1day セラミック」が可能かどうかは、歯の状態 等によって変わります。
*上記は天然歯の費用であり、インプラントの場合は異なります。

2. 治療期間が短い!

従来のセラミック 等の治療は、型取りから セラミックが完成まで約1週間から10日程度の期間がかかりました。
これは、セラミックを作製する歯科技工所に型を送り 依頼するためと セラミックの作製自体に非常に長い時間がかかってしまうからです。
セラミックは、歯科技工士によるオーダーメイドであり 1歯、1歯手作業で行なうため 完成までには 長い時間 と 高い技術力が必要なのです。

セレックは、コンピューターがセラミックのブロックを削りだして作製するため、非常に短時間で 高精度なオールセラミックが作製可能です。
通常は、型取り(光学3D撮影)の翌日以降に完成しますが、ご希望がございましたら当日(光学3D撮影後約2時間)に完了することも可能です。
「1day セラミック」 
通常は、型取りから次の日以降に装着されます。
それでも通常は、1週間程度かかる期間が圧倒的に短縮されます。

3. 高い耐久性!

規格生産されたセラミックブロックを使用するため、耐久性が高いことが実証されています。
シロナデンタルシステムズ株式会社が公表している臨床研究データによると、
従来法のセラミックインレー(部分的なセラミックの詰め物)の15年後の残存率約68%とされています。
つまり、セラミックインレー(部分的なセラミックの詰め物)は、15年後には約3分の1が破折、脱離等のトラブルが発生しているという結果です。

セッレックは、15年後の残存率を調べた臨床研究によれば、約93%と非常に高いデータがでています。

4. 審美的であり、金属アレルギーの心配がない!

オールセラミックを使用しているため、金属アレルギーの心配もありませんし、なにより審美的です。

5. データ保存が可能!

万が一セラミックが壊れても 光学3Dスキャンされたデータは、コンピュータ上に記録されているため、型の取り直し(再撮影)をしなくても同じセラミックが短時間で作製可能です。
噛み合わせの変化があったり、虫歯等の場合には再度記録撮影(光学3Dスキャン)が必要になります。

治療の流れ(ステップ)

治療前

金属の詰め物を撤去して、虫歯を取り除き型取りになります。
歯がかけている部分と歯の中で虫歯が存在するため黒っぽくなっています。
金属を撤去し、虫歯を除去後、光学3Dカメラ(場合により通常の型取り)で撮影を行ないます。

Step1 3D光学カメラでスキャン!

歯を削った後、3D光学カメラで歯を撮影します。
数十秒で撮影は終わります。
そのため、今まで型取りが苦手だった方にも有益です。
以下のようにケースによっては、当日スキャンできない場合もあります。

  • 虫歯が深い場合
  • 出血があり、正確な3D光学撮影が困難な場合
  • 先に歯周病治療が必要な場合
  • 型を取ってから模型上で3D光学カメラを使用しスキャンした方がより正確に作製が可能と判断した場合
  • 3D光学カメラが口腔内に入らなかったり、舌の動きや 唾液により直接の撮影が困難な場合
Step2 コンピューター上でセラミックを設計!

モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。
設計後は様々な色のセラミックブロックから最適な色のものを選定します。

Step3 ミリングマシンがセラミックを自動で削る!

ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。

Step4 口腔内に装着!

「1day セラミック」の場合、Step1から約1~2時間後にセラミックが装着されます。
通常は、型取りから次の日以降に装着されます。
それでも通常は、1週間程度かかる期間が圧倒的に短縮されます。
* 3D光学カメラでスキャンする前の虫歯の治療は除きます
* ケースによっては当日装着できない場合もあります
* 「1day セラミック」は事前診査が必要な完全予約制となります

セレックの欠点

それではセレックには欠点はないのでしょうか?

欠点1:保険が適応されない!

セレックは、非常に優れた素材ですが、保険はまったく使用されないため、自費診療となります。

欠点2:連結する被せ物やブリッジの場合、3歯程度までの大きさしか作製できない!

セレックに使用されるセラミックブロックの大きさは、3歯程度(3cm以下)の大きさとなっているため、
セレックを連結したり、セレックでブリッジとする場合には、
3歯程度(幅3cm以下)の幅までしか作製できません。
もし、4歯以上を連結する場合や3cm以上の幅のブリッジを作製する場合には、
セレックでなく、通常のセラミック や ジルコニアを使用することで対応します。

欠点3:前歯部には不向きな場合がある!

通常のセラミックは、歯科技工士により 歯の色を 絵画のように色付けして作製されます。
そのため、わずかな色合い等を再現することが可能です。
オーダーメイドですから…
それに対してセレックは、セラミックのブロックを削りだして作製されるため、もともとの使用するセラミックブロックの色が基本となるため、細かい色調の再現が難しい場合があります。
セレックも通常のセラミックと同様に着色して色合わせが可能ですが、色づけ(色調合わせ)に時間がかかるため、「1day セラミック」は不可能となります。

セレック治療費

セレック治療費 50,000円(消費税抜価格)

* 「1day セラミック」プラス10,000円(消費税抜価格)
* 詳細な色付け プラス10,000円(消費税抜価格)
* 3D光学カメラでスキャンする前の虫歯の治療は除きます
* 「1day セラミック」は事前診査が必要な完全予約制となります
* インプラントの被せ物は上記とは異なります

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