動画で見る歯周ポケット検査

歯周病の進行程度を知るために、必ず行うのが『歯周ポケット検査』です。
この検査なしでは、歯周病の進行状態を知ることはできません。
検査方法は簡単なものです。
歯と歯肉の間には、元々わずかな隙間(すきま)が存在します。
この隙間のことを『歯周ポケット』と言います。
健康な方では、この『歯周ポケット』の深さは約1~2ミリ程度です。
5ミリ以上になると進行した歯周病と言えます。
8ミリ以上になると抜歯となる場合もあります。
測定方法は、『プローブ』(写真1)と言われる細い器具を 歯周ポケットに入れて計測します。(図1、写真2)

『プローブ』

歯周ポケットを計測する部位は、歯の周り6カ所です。

歯周ポケットを計測する部位

それでは、『歯周ポケット検査』を実際に動画で見てみましょう!

動画『プローブ』

最初の動画は、『プローブ』を実際にみていただきます。(16秒)

動画『歯周ポケット検査』

次の動画は、模型を使用し、下顎前歯部の『歯周ポケット検査』を行っているところです。(22秒)

『プローブ』が歯肉の中に入っていくことが分かるかと思います。
動画では、3~5ミリ程度『プローブ』が歯肉の中に入っています。
痛そうに見えますが、『プローブ』は非常に細いものですし、無理矢理押し込んでいるのではありませんので、痛みはほとんどありません。

動画『歯周ポケット検査』

次に、実際の口腔内で『歯周ポケット検査』を行っているところを見てみましょう!
この動画の方は、歯周ポケットは、1~2ミリ程度しかありません。(19秒)