予防歯科

虫歯の科学的診査方法

虫歯は予防できるのです!!

虫歯のリスクは個人によって違います。
食生活や、歯並び、歯ブラシの回数やその方法、だ液の分泌量、そして口腔内に存在する細菌の種類や量などです。
的確な予防を行うには、まず「リスク判定(どれだけ虫歯になりやすいかの判定)」を行うことが必要になります。
上記のような診査を行い、患者さん自身に合わせたリスク判定を行い、予防プランを立てることが重要になります。
虫歯は予防できるのです!!

虫歯リスク判定法

虫歯になった原因やその人が虫歯にかかるリスク(危険度)がどれだけあるのかを知ることが重要

虫歯を予防するためにはまず虫歯になった原因やその人が虫歯にかかるリスク(危険度)がどれだけあるのかを知ることが重要になってきます。
そこで虫歯にかかるリスク(危険度)を判定するものとして”カリオグラム”というものがあります。このカリオグラムとは「ある個人の将来に新しい虫歯ができるリスク(危険度)を様々な因子の相互関係からグラフ化したもの」です。
これは虫歯予防先進国であるスウェーデンのLund大学のDouglas Bratthall教授らによって1997年に開発された統計データをもとにした虫歯リスク判定ソフトです。
以下のような項目について検査をすることにより、さらにその下にあるような虫歯のリスク判定グラフを作成することができます。

虫歯リスク判定項目 検査内容
虫歯菌 唾液中に含まれる虫歯菌の測定
虫歯の経験 過去の虫歯、現在認められる虫歯の数の計測
全身関連疾患 虫歯に関係があると思われる全身状態診査
食事内容 砂糖の摂取量の診査
飲食回数 1日の食事や間食の頻度
プラーク量 現在の口腔衛生状態(汚れの付着)の評価
フッ化物プログラム フッ素の使用頻度の評価
唾液分泌 唾液の分泌量の測定
唾液緩衝能 虫歯菌の出す”酸”の緩衝能力の評価
臨床判断 歯並び、被せ物の適合状態等の評価

カリオグラム

虫歯になる原因や予防方法はその個人によって違うのです。

上記の項目から下図のような虫歯のリスク判定グラフが作製できます。
このグラフからその個人の虫歯に対するリスクがわかるだけではなく、どこに問題があるのか?どのを改善すると虫歯のリスクが減少するのか?を判定できます。
虫歯になる原因や予防方法はその個人によって違うのです。
下記の参考例のグラフは20歳の女性のデータ結果から得られたカリオグラムです。””の部分が32%であるので、この患者さんは今後1年以内に虫歯にならない可能性は非常に低いことが分かります。また””””の占める割合が非常に大きいので食事内容と細菌のコントロールが大切であることも分かります。
具体的な予防方法については『虫歯はどうすれば予防できるの?』のページを参考にしてください。

カリオグラム

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