予防歯科

キシリトールを使用した虫歯予防法

感染予防

生後1歳程度から母親がキシリトールを使用することによりミュータンスレンサ球菌が子供に感染するのを難かしくする

虫歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌は生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間に母親から感染するということは前に説明したとうりですが、この時期になる前の生後1歳程度から母親がキシリトールを使用することにより子供に感染するのを難かしくすることが Turku大学とユリビエス保健所の共同研究によって報告されています。

菌数の減少1

キシリトールを短期間使用することによりミュータンスレンサ球菌の糖代謝を阻害し、菌数を減少させます

もちろんこれは虫歯予防にとって非常に大切なことですが、菌数を減少させたとしても母子感染の防止にはなりません。キシリトールの本当の効果は次の菌の質の改善にあります。

  • キシリトールの短期摂取
    (1週間から1ヶ月の使用)
  • ミュータンスレンサ球菌の糖代謝を阻害
  • 菌数の減少

菌数の減少2

100%キシリトールを長期間使用するとミュータンスレンサ球菌が酸を産生しない菌に質を変化させる効果があります。

Turku大学歯学部のAlanen教授によると『100%キシリトール配合ガムを1日3回、3ヶ月間噛み続けるとミュータンスレンサ球菌は非感受性菌(酸を産生しない菌)に置き換わり、虫歯予防や母子感染に役立つ。
またその後キシリトールの摂取を止めても虫歯抑制効果が持続する。』
と発表した。

  • キシリトールの長期摂取
    (3ヶ月以上の使用)
  • ミュータンスレンサ球菌が酸を産生しない菌に変化する

唾液分泌促進

キシリトールの甘味やガムを噛むことにより、唾液の分泌が促進される。
唾液にはpH緩衝物質(酸の中和)、抗菌物質、再石灰化のカルシウムが含まれている。

PAGE TOP