金属アレルギー/審美歯科 オールセラミックブログ

カテゴリー: 金属アレルギーの記事一覧
2018年7月28日

金属アレルギー除去、オールセラミック治療

2018年 7月28日(土曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト」です。

本日の金属アレルギーのケースは、
皮膚疾患が治らない。
皮膚科に通院しているが治らない。
漢方も行なっているが改善がない。
という主訴の方です。

夜も寝れないような苦痛があるそうです。

皮膚疾患の全てが口腔内金属ということではもちろんありません。

口腔内金属と関連性が高い病気は掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という疾患です。
この病気がある方は口腔内金属を撤去することで
症状が改善する可能性はあります。

しかし、他の病状の方が口腔内金属を撤去すると必ず治るかというと
そうとは言いえません。
皮膚疾患等が改善する方もいらっしゃれば
そうでない方もいらっしゃるのも事実です。

しかし、私自身もどれだけ改善があるのだろうと考えることもありますが、
実際に治療を開始してみると
症状の改善が認められる方が多くいらっしゃいます。

本日ご紹介する方も症状の改善があった方です。

初診の口腔内からみていきましょう。
上顎の右側の奥歯に1歯、
上顎の左側の奥歯に3歯
の金属製の詰め物が装着してあります。

日本の保険で使用される金属は
12%金銀パラジウム合金と言われるものです。

組成は
銀     52%、
パラジウム  20%、
銅     15%、
金     12%、
イリジウム、インジウム 1%
というものです。

患者様には治療開始前に
金属アレルギーについての説明をさせていただき
同意していただきましたので
金属を除去して、オールセラミック治療を開始しました。

まず、金属を除去しないといけません。
その際に注意することは、
そのまま金属を削らない方が安全です。

金属を削ると金属の細かい削片が口腔内に飛び散ります。
この金属片が粘膜に触れることで
アレルギー症状が強くなることがあります。

そのため、ラバーダムというゴムのシートを歯につけてから
金属を除去します。
以下のようにです。

金属を除去したのが以下です。

金属の詰め物 や 被せ物を除去すると内部で虫歯になっていることが非常に多いです。

金属の詰め物は、セメントというものでつけるのですが、
セメントは期間の経過によって劣化してくることがあります。

劣化したセメントは溶け出します。
セメントが溶け出すと詰めた金属と歯との間に隙間を生じます。

この隙間から唾液による細菌感染が起こり、
結果的に金属の詰め物の中で虫歯が広がります。

今回のこのケースも同様です。

ラバーダムを外すと
シートの上には削った細かい金属片がみられます。

以下は治療後です。

治療部位はこの4歯のみでしたが、
金属を撤去してから
夜が眠れるようになったそうです。

治療費用

オールセラミック(e.max エンプレス 等)
1歯 54.000円(消費税込)

ジルコニアオールセラミック
1歯 75.600円(消費税込)〜


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2018年7月11日

金属を撤去したらアレルギー症状が改善した

2018年 7月11日(水曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト」です。

今日のテーマは、『金属を撤去したらアレルギー症状が改善した』になります。

早速ですが、まず初診の状態から見てみましょう。
上顎です。(噛む面から撮影しています)

下顎です。(噛む面から撮影しています)

金属の被せ物がいっぱい入っています。
患者様は、長い間全身的なアレルギー症状に悩まされています。
足にはかなりな発疹が認められます。

手にも認められます。

皮膚科等で様々な治療を行っても改善しなかったため、
金属アレルギーを疑い当医院を受診されました。

これが100%金属アレルギーによって起こっているという確証はありませんが
現在できることは行いたいという患者様のご希望もあり、
金属を撤去することになりました。

まだ治療途中ですが、一部みていきましょう。
下顎の左奥歯にあるブリッジです。

ブリッジとは、歯が欠損(抜歯して歯がない)に対して、
欠損部の両側(歯がない部分の手前と奥歯)を削り、
連続した被せ物を装着する治療法です。
この方のレントゲン写真です。

左下のブリッジが今回の治療対象です。

先にも説明しましたように
ブリッジは、欠損部の両側を削り被せ物を装着する治療です。

この部分を撤去します。

撤去した状態が以下の写真です。

歯の欠損していた部分の粘膜が赤く腫れ上がっているのがわかります。

ブリッジを除去した日は樹脂でできた仮歯を作成して使用していただきました。
約2週間後にいらして仮歯を外した状態が以下です。

赤みもほとんどなくなりました。
治療前、治療後の比較です。

このケースはまた後日続きをアップします。

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2018年5月16日

金属アレルギー治療

2018年 5月16日(水曜日)です。

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先日金属アレルギーの治療で来院された方です。

口腔内の状況から見てみましょう。
まず上顎です。
噛む面から撮影した状態です。
左右奥歯に金属があります。

次に下顎です。
同様に噛む面からみた状態です。

同様に左右奥歯に金属製の被せ物があります。

この方は、手や足、背中、お腹等全身に皮膚疾患がある方です。
皮膚科で治療を行っていましたが改善しないとのことで来院されました。

今度口腔内金属を除去することでどこまで治っていくのかを
ブログで追っていきたいと思います。

本日は1回目の治療で
上顎の左右の小さい金属の詰め物を除去し、
樹脂で治療を行いました。
この治療は1回で終了できます。
治療前後の状態です。

口腔内金属を除去する際のポイントとして、
そのまま金属を削り取ってしまうと
金属の削片が口腔内に飛び散ってしまいます。

飛び散った金属片は口腔内に付着するだけでなく、
飲み込むこともありますので、
金属アレルギーの方には危険ですので
ラバーダムというゴムのカバーを歯につけて除去することもあります。

以下は金属を除去する際に使用したラバーダムに残った金属片です。

金属片がこんなにあるのです。

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2018年1月18日

金属アレルギーオールセラミック治療

2018年1月18日(月曜日)です。

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今日のテーマは、『オールセラミックの治療後』になります。

オールセラミック治療後にはやはり定期な管理にご来院していただきたいと思います。

メインテナンスでは、
歯周病のチェック、虫歯のチェック、噛み合わせのチェック 等を行い、
問題がなければ口腔清掃を行います。

歯石をとったり、歯を綺麗に磨きます。

この磨く行為をPMTCと言います。

本日歯周病ブログでこのPMTCについて以下のオールセラミックの解説をしていますので
是非そちらもご覧になっていただければと思います。
PMTC

以下が初診時です。

患者様は金属を撤去し、オールセラミック治療をご希望されています。

以下の黄色丸の歯に対してオールセラミック治療を行う計画を立てました。

以下の
上の段が治療前
下の段が治療後です。

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2017年11月21日

オールセラミック症例

2017年11月21日(火曜日)です。

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ジルコニアを使用したオールセラミック治療をみていきましょう!

患者様は上顎前歯部の差し歯が壊れたとのことで来院されました。
以下が初診時の正面の口腔内写真です。

噛み合わせに大きな問題があり、下の前歯が上顎の前歯部に強くぶつかる噛み合わせです。

以前まで一般的に使用されてきた「セラミック」という素材は、
内部に金属が使用されており、
その金属の上(表面)にセラミックが焼き付けてあります。

そのため、こうしたセラミックのことを
陶材焼付鋳造冠(メタルボンド)と言います。

金属製(鋳造物)の表面に瀬戸物を焼き付けて作成しているということです。

陶材は瀬戸物であり、さほど強度はありません。
そのため、噛み合わせの負担で破損することが時々起こります。

今回の患者様も噛み合わせの問題があり、
瀬戸物に負担がかかることで破損してしまいました。

また歯肉も痩せており、審美的にも様々な問題が起こっています。

それでは治療はどのようにしたら良いのでしょうか?

ベストな治療としては矯正治療により噛み合わせの改善が必要です。
噛み合わせを適切に治してから
上顎の前歯の被せ物を再製することが必要です。

しかし、矯正治療をご希望されないことが多くあります。

その理由として、
矯正は、治療期間が長くかかる。
症例にもよってその治療期間は異なりますが、
2年程度はかかることが多いです。

また矯正治療は保険が適応されませんので
治療費が高額になってしまいます。
どこまで矯正治療を行うかによっても治療費は変わりますが、
全体的に矯正治療を行う場合、
最低でも50〜60万円、
場合によっては100万円を超える場合もあります。

さらに矯正装置が歯に付けなくてはいけませんので
患者様はご希望されない場合が多いです。

今回の場合も矯正治療はご希望されませんでしたので
なんとか現在の噛み合わせのままで治療を進めるしか方法はありませんでした。

このままセラミックで治療を行えば、
今までと同じで破損する可能性が非常に高いです。

おそらく同じ結果になるでしょう。

そこでジルコニアという非常に硬いセラミックを使用することにしました。

ジルコニアの中でも100%がジルコニアでできた
フルジルコニアをいう素材です。

もちろん金属は一切使用していない
オールセラミックです。

以下が治療後です。

このジルコニアは、非常に強度に優れており、
従来のセラミックで破損してしまうようなケースでも
耐えきれる素材と言えます。

次も同じようにセラミックが破損した症例です。
以下が初診時です。
下顎左側奥歯に従来型のセラミック(陶材焼付鋳造冠:メタルボンド)が装着されていますが、
セラミック部分壊れており、
内部の金属が見えている状態です。

このケースも再治療をする場合、
以前と同じ素材で作成するのには問題があります。

100%ジルコニアであるフルジルコニアを使用したブリッジで治療を行いました。
以下が治療後です。

それでは全てがジルコニアでいいのかと言いますと
違います。

ジルコニアは、硬いという利点がありますが、
その硬さが欠点でもあります。

噛み合わせの負担によりセラミックがある程度磨り減ったり、
破損してくれた方が歯自体に負担が加わらないこともあります。

以下のケースは、下顎左側の奥歯に金属製の詰め物がされており、
患者様のご希望があり、オールセラミックで治療することになりました。

奥歯ですから強度が必要ですが、
通常はジルコニアは使用せず、
金属を一切使用しないオールセラミックで治療します。

使用した素材は、
e.max(イーマックス)という素材で
オールセラミックとしては世界で最も使用頻度の高いオールセラミックです。

オールセラミックの中では歴史が長く、
多くのデータの蓄積もあり、信頼性の高いオールセラミックです。

以下が治療後です。

本日はオールセラミックといっても
強度を考えた素材の選択の話をしました。

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2017年10月17日

オールセラミック症例

2017年10月17日(火曜日)です。

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さて本日は症例報告です。

金属アレルギーの検査を主訴として来院されれました。

初診時の口腔内が以下です。

上顎左右奥歯に2箇所(上顎右側一番奥歯は被せ物が取れたままです)、
下顎左右奥歯に3箇所
金属が入っています。

患者様は、金属を使用しないオールセラミック治療をご希望されました。

治療部位は、以下の印です。

以下は治療後です。

以下は治療前後の比較です。

上顎左側の奥歯の欠損は、この後治療開始です。
インプラント治療 
もしくは
金属を一切使用しない ノンクラスプデンチャー となります。

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2017年8月13日

オールセラミック症例

2017年 8月13日(日曜日)です。

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本日の症例をご紹介します。
まず初診時です。
上顎から見てみましょう!
写真は咬む面です。

次に下顎の咬む面です。

患者さんは金属を撤去し、オールセラミックに変えたいとの希望がありました。
治療部位はかなり多くありますので
1歯づつ治療を行うと非常に治療期間がかかりますのでまとめて行うことが有効です。

以下が治療後です。

金属が口腔内から撤去されたことで
金属アレルギーに対する不安がなくなっただけでなく、
審美性も格段にアップしました。

笑った時に口腔内に金属が見えることを希望する人なんであまりいないでしょう。

オールセラミックは金属を一切使用しない材料です。
オールセラミックには大きく分けて2種類が存在します。

1つはオールセラミックです。
もう一つはジルコニアオールセラミックです。

使い分けは
強度が必要な部位であるのか?
審美性が重要であるのか?
等を考えて選択します。

多くの部位ではe.maxを使用したオールセラミックになります。

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2017年7月29日

歯科金属の危険性

2017年7月29日(土曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト」です。

歯科治療(保険診療)で使用されている銀歯はどのような成分でできているかご存知でしょうか?

保険診療で使用される金属で代表的な被せ物や詰め物が
「金銀パラジウム合金」です。
口腔内に見える金属は保険診療で行なったのであれば、まず「金銀パラジウム合金」です。

金銀パラジウム合金の組成は以下となります。
  銀:     約50%
  パラジウム: 約20%
  銅:     約18%
  金:     約12%
  イリジウム: 約 1%以下
  インジウム: 約 1%以下

金銀パラジウム合金で作成されている銀歯は
噛む力 や 唾液 等の環境で劣化していきます。

劣化してイオン化した金属は体内に蓄積されていきます。

そのほとんどは、便として体外に排出されます。

しかし、3~10%程度は腸管から吸収されます。

そして、腸管から吸収された一部は、汗の中に排出されます。   

溶け出したイオンは蛋白質と結合することによって、
それを異物とみなした体が過剰反応を起こすのです。

これが金属アレルギーです。

手(手のひら) や 足(足のうら)は、汗腺が多い場所なので、
こうした部位に金属アレルギーが起こりやすいのです。

この金属がイオン化する原因として、              
金属には
イオン化しやすい金属
イオン化しにくい金属があります。

イオン化しやすい金属として
ニッケル、クロム、コバルト、銅、インジウム、イリジウム、パラジウム
等があります。

先程説明しました日本の歯科で使用される金属(金銀パラジウム合金)は
イオン化しやすい金属と言えるのです。

イオン化はとは?
金属の原子構造は、中央に原子核があり、その周囲に電子が軌道しています。  

一番外側の電子は中心部から遠いため
引力が弱く自由に動くことができるため自由電子と言います。 
           
口腔内は過酷な環境であり、
口腔内細菌が産出する酸、食物 唾液などの電解質作用、
歯肉溝からでる浸出液、
噛む力による金属の応力変化から起こる腐食等から
自由電子は容易に脱離してしまいます。  

脱離した金属イオンは蛋白質と結合することによって、
それを異物とみなした体が過剰反応を起こすのです。

次に金属がイオン化しやすい条件として
「ガルバニー電流(ガルバニック電流)」の存在があります。

「ガルバニー電流」とは、
金、銀、アマルガム(水銀合金)など
2種類以上の金属が口腔内に存在する場合、
そのイオン化の違いにより唾液を介して流れる電流のことです。

「ガルバニー電流」の例として、
金属製のスプーンを口に入れると なにか変な味がしたり、
金属製の物を噛むと 変な感じがすることがあります。

これが「ガルバニー電流」なのです。

「ガルバニー電流」は、
イタリアのルイージ・ガルヴァニ博士が
研究のためのカエルの足が金属に触れることで
痙攣(けいれん)を起こすことを偶然に発見したことで名づけられた現象です。

この「ガルバニー電流」が流れると
金属が腐食しやすくなり、
金属がイオン化しやすくなります。

こうした日本の歯科で使用されているパラジウム合金ですが、
パラジウムは世界的にみても歯科治療で使用されることはほとんどありません。
日本 と アジアの一部 で歯科治療に使用されているだけです。
その理由はパラジウムを使用する利点がほとんどないからです。

パラジウムの利点がほとんどないだけではなく、
害があるという報告も多く、
医療先進国であるドイツでは、
「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」
という勧告を出しているほど、パラジウムは安全性に疑問がもたれており、
パラジウムが体に与える悪影響を考慮して、
パラジウムフリー(パラジウムを含まない)の金属を強く推奨しています。

それでは なぜ日本では世界的にもほとんど使用されていないパラジウムを         歯科治療に使用しているのでしょうか?

その理由は戦後にまでさかのぼることになります。  
                 
1960年 日本の保険医療制度の中で歯科治療において
金属製の被せ物や詰め物を行うことが決まりました。                  

その際に使用する金属として金銀パラジウム合金が考えられることになりました。
その当時から世界的には白金(プラチナ)や金(ゴールド)を
歯科治療に使用されていることが通常でしたが、
日本の歯科用金属規格委員会は、
国家財政の点から代替え金属として金銀パラジウム合金を使用することにしました。

ただし、できるだけ早い時期に金合金へ移行すべきであることを委員会報告書で発表しています。                                      

しかし、現時点でも何も変わらずに金銀パラジウム合金は使用されています。
金銀パラジウム合金は、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では、       約半数の人に陽性反応が出るとされています。

戦後の日本の財政を考えれば、
パラジウムは安価であり、加工性が良いため、
ある程度しかたがなかったのだと思いますが、
現在 パラジウムは高騰しており 高価なわりに利点がない材質と言えます。

また被せ物の内部に使用されている歯の土台にも金属が使用されていることがあります。
土台のことを「コア」と言います。  
                 
コアには、金属製のコア と 樹脂でできたコアがあります。   
    
近年はだいぶ変わってきていますが以前は金属製のコアが主流でした。 
  
金属製のコアの素材は銀合金です。

組成は以下になります。
銀:    約72%
インジウム:約12%
スズ:   約 9%
亜鉛:   約 7%

金属アレルギーの方の治療ですが、
金属の被せ物をオールセラミックに変えることになるのですが、
被せ物や詰め物を変えるだけでなく、
被せ物の中の「コア」も金属製ではない              
「ファイバーポストを使用したコア」に変える必要性があります。

また最も問題のあるのが
「アマルガム:歯科用水銀アマルガム」です。

アマルガムは1970年代をピークに虫歯治療として使用されてきました。
近年ではほとんど使用されなくなってきていますが、
いまでも使用されている歯科医院もあるようです。

歯科用水銀アマルガムの組成は以下になります。
水銀:    約50%
銀:     約35%
スズ:    約 9%
銅:     約 6%
亜鉛:    約 1%

問題となるのが歯科用水銀アマルガムの中の50%を占める水銀です。

水銀は神経毒性の強い物質であり、
世界的にも有害性が報告されています。

スエーデンでは1987年に妊婦にアマルガムの詰め物を行わないように警告しました。
イギリスでも1998年に同様の警告がありました。

米国でも州によってはアマルガム充填の制限が法制化されています。

しかし、日本では未だ歯科用水銀アマルガムは禁止になっていません。

歯科用水銀アマルガムによる害は、
アレルギー症状だけでなく、
肩こり、首のこり、腰痛・頭痛、関節の痛み、不眠、めまい、耳鳴り …等 
といった症状を引き起こす可能性があることが言われています。

歯科用水銀アマルガム(松風スカリフェル-D説明書より抜粋)の取り扱い説明書には
以下のことが記載されています。
・ 素手で取り扱わないこと
・ 十分換気されている場所で行うこと
・ 使用済みのアマルガムは全て回収し壊れにくい容器に密閉し保管すること
・ 患者に誤飲させないこと

素手で取り扱ってはいけない物を口腔内に使用していいのか?

密閉した容器に保管させないといけない物を口腔内に使用していいのか?

誤飲させてはいけない物が口腔内に存在すること自体がいいのか?
取れて飲み込むこともあるわけですから…

こんな物を口腔内に使用するわけですからいいわけでないですよね。

また環境省の水銀に関するHPには、
2013年10月に採択された「水銀に関する水俣条約」によって
使用されなくなった歯科用水銀アマルガムの処理に対して
以下のように説明されています。

環境に排出された水銀は生物に蓄積し、
人や野生生物の神経系に有害な影響を及ぼします。
世界的な取り組みによる人為的な排出の削減が求められ、
「水銀に関する水俣条約」が採択されました。
使用しなくなった歯科用水銀及び歯科用アマルガムについては、
環境上適正な方法で処分することが求められています。
歯科用水銀アマルガム取扱説明書

つまり使用されなくなったアマルガムは、
きちんと処分しないと有害な影響があるとしているのですね。

みなさん そんな有害なアマルガムを使用したいと思いますか?

また、現在アマルガムが口腔内にあるとしたら心配じゃないですか?

本日はちょっと話が長くなりました。


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