金属アレルギー/審美歯科 オールセラミックブログ

2018年11月10日

ジルコニアとオールセラミック(e.MAX)で噛み合わせを改善した症例

2018年11月10日(日曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト」です。

本日の症例は、
歯ぎしり や 食いしばり、噛み締め 等で歯が極端にすり減ってしまい、
噛み合わせが崩れた症例に対して、
欠損部にインプラント治療を行い、
奥歯には、強度の高いジルコニアオールセラミックを使用し、
前歯には、審美性の高いオールセラミック(e.MAX)を使用して
噛み合わせの改善を行った症例を紹介します。

まずは初診時の口腔内です。
下顎を噛む面から見た状態です。

下顎左側の奥歯は、根が折れていました。
この折れた歯は、神経のない歯であり、
患者様は噛む力の負担が非常に強いことからも折れた可能性があります。

患者様は、この折れた下顎左側の奥歯は、抜歯してインプラント治療をご希望されました。

さて問題は他にもいっぱいあります。
この口腔内から見られることとして
歯がすり減っています。
下顎前歯部では、歯がすり減っており、
歯の中にある象牙質が見えています。

みなさんが通常見える歯は、エナメル質という部分で
見た目には白く見えます。
みなさんが通常認識している歯の色です。

このエナメル質は、歯の表面を覆っている部分であり、
非常に硬い組織です。

内部には、象牙質というエナメル質よりはかなり柔らかい組織があります。
色はエナメル質と比較するとかなり黄色っぽい(茶色っぽい)色をしています。

毎日噛む力でもエナメル質は削れていきます。
靴の底がすり減っていくのと同じようなことです。

毎日使用する歯ですから
どんな方でも多少なりとも歯はすり減っていきます。

しかし、
噛み締めが強かったり、
歯ぎしりが強かったり、
噛み締めが強い方では、
歯がどんどんとすり減ってしまいます。

すり減った結果、
エナメル質はどんどんと削れていきます。

エナメル質が削れると
先ほど説明しました象牙質が見えてきます。

見た目には、歯が茶色っぽく見えます。

象牙質はエナメル質と比較すると柔らかいので
さらにどんどんと削れていきます。

噛む力の負担で神経のない歯が折れたり、
歯が削れ、すり減ってくることで噛み合わせに変化が起こり、
様々な問題を引き起こすことがあります。

そこで本症例は、以下のような治療計画を立てました。
またすり減ることで
高さがかなり低くなっていましたので、
被せ物で高さを元の状態まで回復させました。
具体的にはすり減った部分を約5ミリ高くして治療を行う計画を立てました。

まず下顎左側の奥歯ですが、
患者様のご希望もあり、
折れた歯は抜歯し、
インプラント治療を行うことになりました。

インプラントの被せ物の素材は、
ジルコニアです。

ジルコニアは、セラミックの中でも最も強度が高い素材です。
このような編み合わせの負担が強い方では最適な素材と言えます。

一般的に言われるセラミックという素材は、
奥歯では破損(壊れる)可能性があり、
インプラントの被せ物にセラミックを使用した場合、
10年間で約10%が破損するというデータがあります。

特に今回のような患者様の場合、セラミックでは破損する可能性が高いため、
ジルコニアで対応する計画を立てました。

次に他の奥歯ですが、
この部分もジルコニアで対応することにしました。

次に前歯ですが、
この部分はe.MAXというオールセラミックを使用することにしました。

ジルコニア と e.MAX(オールセラミック)の違いですが、
ジルコニアの方が約3倍強度が高いです。
しかし、審美性はe.MAX(オールセラミック)の方が良いです。
また治療費という点では、
e.MAX(オールセラミック)の方が安価です。

患者様に審美性、強度、治療費といった
それぞれの素材の利点、欠点をご説明させていただき、
奥歯ではジルコニア、
前歯ではe.MAX(オールセラミック)
という素材を選択しました。

以下が治療後です。

下顎左側のジルコニアの噛む面にはちょっと色の違う丸いものがありますが、
これはインプラントの被せ物のタイプによるもので、
インプラントの被せ物には2つのタイプがあります。
一つは、通常の接着剤で固定するタイプです。
もう一つは、ネジで被せ物を固定するタイプです。

今回のケースでは、
ネジで固定するタイプを選択しました。
歯の噛む面に小さな穴があり、
その穴にドライバーのような器具を入れて、
回すことで被せ物が簡単に取り外せるようになります。

噛み合わせの負担が強いような方の場合には、
後から被せ物を取り外せるようにした方が様々なことに対応できるため、
利点は多くあります。

現在はまた治療途中であり、
経過観察中ですので
この穴は仮の状態となっています。

最終的には、穴はジルコニアと同じ色で埋めますので
目立つことはありません。

今回は下顎のみを紹介しましたが、
今後は上顎についても解説します。

以下は治療前後の比較です。

治療費用

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2018年11月1日

全顎のオールセラミック治療

2018年11月 1日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト」です。

久しぶりのオールセラミックブログです。

症例を見ていきましょう。

以下が初診時です。
まず上顎の歯です。
噛む面から撮影しています。

金属の詰め物や被せ物が多く入っています。
治療途中の歯もみられます。

次に下顎です。

下顎にも多くの金属製の治療跡が認められます。

日本人って本当に金属製の歯科治療が多いですね。

さて治療後です。
まず上顎です。

そして下顎です。

特に詳細な説明もなく、口腔内が大きく変わったことが
写真だけでもわかるかと思います。

治療費用

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2018年8月10日

金属を除去したら皮膚疾患が劇的に改善した症例

2018年 8月11日(金曜日)です。

はじめに夏期休診案内です。

2018年  8月9日(木曜日)〜8月16日(木曜日)まで
夏期休診とさせていただきます。

休診中の連絡は下記よりご連絡下さい。
休診中の連絡先

また休診中の予約は下記より24時間インターネットオンライン予約が可能です。
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少し前に途中までアップした症例の続きです。

初診の口腔内写真(上顎)です。
右側奥歯と左側奥歯に金属製の被せ物が装着されています。

次に下顎です。
下顎も同様に左右とも奥歯に金属製の被せ物が装着されています。

患者さんは長年手足の発疹が非常に強く認められ、
夜間痒くて眠れない状態です。
当然皮膚科にも通院され、
長年 様々な薬を処方されていますが、
全く治らず大変お辛い日々を過ごされています。

そこで口腔内金属が原因では?
と考えるようになり、
当医院を受診されました。

初診時の手と足の状態が以下です。

患者様には、金属アレルギーについて様々なお話をさせていただき、
金属を除去すれば必ず症状が改善するわけではないことも説明させていただいた上で
治療を開始させていただきました。

私の経験上、
皮膚疾患を長く患い、
改善しない方の場合、
口腔内金属を撤去することで非常に良く改善する場合もありますが、
改善しないこともあります。

また改善するまでの期間も様々です。
もっとも多いのが金属を撤去して比較的短期間です。
1週間程度で改善する方が多いです。

さて実際の治療経過をみてみましょう。


左下の奥歯のブリッジを除去しました。

ブリッジとは、歯が欠損(抜歯して歯がない)に対して、
欠損部の両側(歯がない部分の手前と奥歯)を削り、
連続した被せ物を装着する治療法です。
ブリッジを除去したのが以下です。

歯の欠損してる部分の粘膜が赤く腫れ上がっています。
ブリッジを撤去した当日にプラスチック製の仮歯を作成しました。

その後 肩を取り
オールセラミック(ジルコニアブリッジ)が完成するまで仮歯を使用していただきます。

以下がオールセラミックブリッジを装着する時の口腔内写真です。

金属ブリッジを除去して約2週間です。
歯肉の炎症は著しく改善しました。

患者様は痒みも改善し、
夜間も眠れるようになったと
大変喜んで泣いていました。

それはそうでしょう。
長年お辛い日々が続いたのですから
ようやく普通の生活ができるようになったのですから。

このように比較的早く改善することが多いです。

ちなみにこの方は上顎の左右の金属を除去することから治療を開始しました。
上顎をオールセラミックにした段階では
明らかな症状の改善は認められませんでしたが、
この下顎左側のブリッジを撤去した直後から
症状の改善が急に認められたことから
下顎左側のブリッジが原因であったと考えられます。

金属アレルギーが疑われる場合には、
金属を除去する時にも注意が必要です。

除去する金属にラバーダムというゴムのシートをつけて
金属を削った時に生じる金属の細かい削片を
口腔内に散らばらないようにすることが必要です。

それはそのまま金属を削ったら
次の日に症状が悪化した
という患者様がいらっしゃったので
その経験をふまえて
現在ではラバーダムをして金属を除去するようになりました。


ラバーダムを除去した写真です。
ゴムのシートに金属の細かい削片が見えると思います。

以下は治療後です。

治療費用

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2018年8月6日

夏期休診案内

2018年  8月9日(木曜日)〜8月16日(木曜日)まで
夏期休診とさせていただきます。

休診中の連絡は下記よりご連絡下さい。
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2018年7月28日

金属アレルギー除去、オールセラミック治療

2018年 7月28日(土曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  オールセラミック/ジルコニア/金属アレルギー専門サイト」です。

本日の金属アレルギーのケースは、
皮膚疾患が治らない。
皮膚科に通院しているが治らない。
漢方も行なっているが改善がない。
という主訴の方です。

夜も寝れないような苦痛があるそうです。

皮膚疾患の全てが口腔内金属ということではもちろんありません。

口腔内金属と関連性が高い病気は掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という疾患です。
この病気がある方は口腔内金属を撤去することで
症状が改善する可能性はあります。

しかし、他の病状の方が口腔内金属を撤去すると必ず治るかというと
そうとは言いえません。
皮膚疾患等が改善する方もいらっしゃれば
そうでない方もいらっしゃるのも事実です。

しかし、私自身もどれだけ改善があるのだろうと考えることもありますが、
実際に治療を開始してみると
症状の改善が認められる方が多くいらっしゃいます。

本日ご紹介する方も症状の改善があった方です。

初診の口腔内からみていきましょう。
上顎の右側の奥歯に1歯、
上顎の左側の奥歯に3歯
の金属製の詰め物が装着してあります。

日本の保険で使用される金属は
12%金銀パラジウム合金と言われるものです。

組成は
銀     52%、
パラジウム  20%、
銅     15%、
金     12%、
イリジウム、インジウム 1%
というものです。

患者様には治療開始前に
金属アレルギーについての説明をさせていただき
同意していただきましたので
金属を除去して、オールセラミック治療を開始しました。

まず、金属を除去しないといけません。
その際に注意することは、
そのまま金属を削らない方が安全です。

金属を削ると金属の細かい削片が口腔内に飛び散ります。
この金属片が粘膜に触れることで
アレルギー症状が強くなることがあります。

そのため、ラバーダムというゴムのシートを歯につけてから
金属を除去します。
以下のようにです。

金属を除去したのが以下です。

金属の詰め物 や 被せ物を除去すると内部で虫歯になっていることが非常に多いです。

金属の詰め物は、セメントというものでつけるのですが、
セメントは期間の経過によって劣化してくることがあります。

劣化したセメントは溶け出します。
セメントが溶け出すと詰めた金属と歯との間に隙間を生じます。

この隙間から唾液による細菌感染が起こり、
結果的に金属の詰め物の中で虫歯が広がります。

今回のこのケースも同様です。

ラバーダムを外すと
シートの上には削った細かい金属片がみられます。

以下は治療後です。

治療部位はこの4歯のみでしたが、
金属を撤去してから
夜が眠れるようになったそうです。

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2018年7月11日

金属を撤去したらアレルギー症状が改善した

2018年 7月11日(水曜日)です。

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今日のテーマは、『金属を撤去したらアレルギー症状が改善した』になります。

早速ですが、まず初診の状態から見てみましょう。
上顎です。(噛む面から撮影しています)

下顎です。(噛む面から撮影しています)

金属の被せ物がいっぱい入っています。
患者様は、長い間全身的なアレルギー症状に悩まされています。
足にはかなりな発疹が認められます。

手にも認められます。

皮膚科等で様々な治療を行っても改善しなかったため、
金属アレルギーを疑い当医院を受診されました。

これが100%金属アレルギーによって起こっているという確証はありませんが
現在できることは行いたいという患者様のご希望もあり、
金属を撤去することになりました。

まだ治療途中ですが、一部みていきましょう。
下顎の左奥歯にあるブリッジです。

ブリッジとは、歯が欠損(抜歯して歯がない)に対して、
欠損部の両側(歯がない部分の手前と奥歯)を削り、
連続した被せ物を装着する治療法です。
この方のレントゲン写真です。

左下のブリッジが今回の治療対象です。

先にも説明しましたように
ブリッジは、欠損部の両側を削り被せ物を装着する治療です。

この部分を撤去します。

撤去した状態が以下の写真です。

歯の欠損していた部分の粘膜が赤く腫れ上がっているのがわかります。

ブリッジを除去した日は樹脂でできた仮歯を作成して使用していただきました。
約2週間後にいらして仮歯を外した状態が以下です。

赤みもほとんどなくなりました。
治療前、治療後の比較です。

このケースはまた後日続きをアップします。

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2018年5月16日

金属アレルギー治療

2018年 5月16日(水曜日)です。

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先日金属アレルギーの治療で来院された方です。

口腔内の状況から見てみましょう。
まず上顎です。
噛む面から撮影した状態です。
左右奥歯に金属があります。

次に下顎です。
同様に噛む面からみた状態です。

同様に左右奥歯に金属製の被せ物があります。

この方は、手や足、背中、お腹等全身に皮膚疾患がある方です。
皮膚科で治療を行っていましたが改善しないとのことで来院されました。

今度口腔内金属を除去することでどこまで治っていくのかを
ブログで追っていきたいと思います。

本日は1回目の治療で
上顎の左右の小さい金属の詰め物を除去し、
樹脂で治療を行いました。
この治療は1回で終了できます。
治療前後の状態です。

口腔内金属を除去する際のポイントとして、
そのまま金属を削り取ってしまうと
金属の削片が口腔内に飛び散ってしまいます。

飛び散った金属片は口腔内に付着するだけでなく、
飲み込むこともありますので、
金属アレルギーの方には危険ですので
ラバーダムというゴムのカバーを歯につけて除去することもあります。

以下は金属を除去する際に使用したラバーダムに残った金属片です。

金属片がこんなにあるのです。

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2018年5月3日

ゴールデンウィーク期間中の休診案内

ゴールデンウィーク期間中は以下が休診となります。
5月3日(木曜日)
5月4日(金曜日)
5月5日(土曜日)

5月6日(日曜日)は診療いたします。

休診中のご予約は以下からお願いいたします。
24時間オンライン予約

2018年4月11日

上顎前歯部オールセラミック治療

2018年 4月11日(水曜日)です。

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以下写真は上顎の歯列であり、
噛む面から写した写真です。
普段あまりこういった方向で歯を見ることはないかと思いますので
見にくいかもしれません。

この写真で何を見ていただきたかと言いますと
上顎の前歯です。

この患者さんは前歯の3歯を保険での被せ物がしてあります。
硬質レジン前装冠と言います。

前歯の裏側は金属製です。

もちろん見える前の部分は白い歯です。
プラスチック製です。

プラスチック製は変色を起こすこともありますが、
内部は金属製のため透明感もありません。

以下の赤印の部分をオールセラミックで治療を行いました。

以下が治療後です。

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2018年1月18日

金属アレルギーオールセラミック治療

2018年1月18日(月曜日)です。

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今日のテーマは、『オールセラミックの治療後』になります。

オールセラミック治療後にはやはり定期な管理にご来院していただきたいと思います。

メインテナンスでは、
歯周病のチェック、虫歯のチェック、噛み合わせのチェック 等を行い、
問題がなければ口腔清掃を行います。

歯石をとったり、歯を綺麗に磨きます。

この磨く行為をPMTCと言います。

本日歯周病ブログでこのPMTCについて以下のオールセラミックの解説をしていますので
是非そちらもご覧になっていただければと思います。
PMTC

以下が初診時です。

患者様は金属を撤去し、オールセラミック治療をご希望されています。

以下の黄色丸の歯に対してオールセラミック治療を行う計画を立てました。

以下の
上の段が治療前
下の段が治療後です。

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