最新インプラント症例ブログ

2005年10月の記事一覧
2005年10月8日

今日のインプラント

今日は午前中に1件、午後に1件のインプラント手術があります。午後は上顎前歯部ですが、埋入と同時にGBR法(骨増大法)が必用になってきます。
上顎は本当にGBR法なくしてはインプラントはできません。
ほとんどのケースで骨の増大が必用になってきます。

今日はGBR法についてのお話です。

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。今後のことを考えれば確実な選択といえます。
次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。
当医院ではこうしたGBR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収する膜:Tiuuse GuideTM メンブレンで、もう一つは吸収しない膜:
GORE-TEXメンブレンです。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので 治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、 大幅に骨を再生させることはできません。
GORE-TEX メンブレンは吸収しないため後から取り出す必要性がありますが、GBR 法の多くはこの膜を使用します。 GORE-TEX メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、 縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
どちらの膜を使用するかは適応症があり、その状態によって異なります。



インプラントの杉山歯科医院
2005年10月7日

今日のインプラント

今日は2件のインプラント手術がありました。
午前中は上顎の左右に4本のインプラント埋入でした。
2本は通常の埋入でしたが、1本はソケットリフト法(HP参考にして下さい)、1本は同時にGBR法を行いました。
GBR法というと骨がない部分に骨を再生させる治療法ですが、その主体となるものが自家骨です。簡単に言えば骨がない部分にご自身の骨を移植するということです。
移植した骨がそのままくっつくのではありません。
移植した骨(この場合は砕かれた細かい骨です)自体はなくなってしまいます。
移植した骨や既存の周囲骨から出て来る骨の元になる細胞が移植した骨をすみかとして繁殖を起こします。
骨の元となる細胞はやはり骨の中が住みやすいのです。もちろん移植した骨の中にもそうした骨になる細胞は含まれています。
それではこうした骨をどこから採取してくるかということですが、ほとんどがインプラントを埋入した手術部位からです。
インプラント周囲の骨から“かんな”のようなもので削り(そぎおとす)取ってきたり、“ノミ”のようなもので骨を叩いて砕き使用します。
なんか大工さんのようですね。
恐い感じがするかもしれませんが、そんなことはありません。
骨を採取すること自体は1分もかかりません。もちろん痛いこともありません。
また採取してくる骨自体もインプラントと同時のGBRであればさほどの量はいりません。
そうですね多くのケースで“みみかき”3〜4杯程度です。
それでもたらない場合には人工の骨を使用します。
人工骨についてはHPを参考にして下さい。

明日はGBR法自体について詳しく解説します。



インプラントの杉山歯科医院
2005年10月4日

今日のインプラント

今日のインプラント手術は1件のみでした。
特に難しい症例ではありません。
また今日はインプラントを希望されて来院された新規の患者さんが5名いらしゃいました。
最近はますますインプラントを希望されている患者さんが増えています。
インプラント治療自体は現在確立されたものであり、きちんとした原則のもと行えば、長期的な安定は十分保証されています。
当医院では年々インプラント埋入本数は増え続け、本年度はおおよそ600本以上にはなるかと思います。
先程書きましたようにインプラント治療はすでに一般的になりましたが、一番の問題は治療費です。
インプラントにかかる材料費は年々高くなってきており、それに伴い治療費も高くなってきているのが現状です。
今後の問題点として治療費が最大の問題点となってくるかと思います。
当医院ではインプラント手術の増加に伴い、材料も一度に大量に仕入れることができるようになるため治療費を下げることを検討しています。
現時点でも他の医院と比較すると20〜40%程度低い料金設定にはなっていますが、今後もできるかぎり努力をしていきたいと思っています。
インプラントがもっと普及するためには治療費は大きな課題です。




インプラントの杉山歯科医院
2005年10月1日

今日のインプラント

今日は午前に1件のインプラント手術がありました。
上顎の前歯部に抜歯即時インプラントです。
2本のインプラントを埋入し、同時にGBR法(骨増大法)を行いました。
午後は静脈内鎮静法を使用して上顎に5本のインプラント埋入です。ほとんどの場所で骨が薄く、GBR法を併用して行いました。

静脈内鎮静法とは
静脈内鎮静法とは、点滴法により精神安定剤を静脈内に投与する方法です。
鎮静されている患者さんは安らかな気持ちになり、さらに処置時の痛みなど
の不快な記憶も和らげられ、ストレスを軽減した円滑な診療が受けられます。



インプラントの杉山歯科医院
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