最新インプラント症例ブログ

2005年11月24日

今日のインプラントとインプラントのメインテナンス

今日は1件のインプラント手術がありました。
上顎の前歯部です。
以前から日記でよく書きますが、上顎の前歯部は骨が非常に少なくなっている部位です。
本日も骨の吸収が起っており、単にインプラントをするだけでなく骨の増大手術(GBR法)が必要な症例でした。
骨が吸収してしまった原因は歯根破折です。

歯の根が割れると割れた部分から血液等が入り込み、中で細菌が繁殖してしまいます。細菌が繁殖すると膿みとなり歯の根を支えている骨を吸収させてしまします。
骨が吸収すると抜歯後にインプラントをしようとしても骨がないためインプラントをすることが困難になります。
歯の根が折れたらそのままにしておかないことが大切です。
また破折してしまった原因ですが、これは治療側に問題があるというよりは、神経のない状態になった歯は破折する可能性があるということです。
つまり神経と取った状態は血液の循環もなくなります。
よく患者さんに他の例えでお話をします。
神経のある歯は緑の生茂った木だとします。神経のない歯は枯れた木のような状態です。いきいきとした木は蹴っても折れる可能性が低いですが、枯れた木は蹴ると折れてしまう可能性が高いものです。
血液の通っていない歯は脆く、通常の噛む力でも割れてしまう可能性があります。

また今日はメインテナンスについてお話します。
インプラントは天然の歯と違い虫歯になることはありません。
しかし、歯周病のような状態にはなります。
これはインプラント自体が歯周病になるのではなく、インプラント周囲の歯肉が腫れ、さらに進行してくるとインプラントを支え
ている骨が吸収をしてきます。
ですからインプラントをしたからといって歯ブラシをしなければダメになる可能性もあります。
また歯ブラシは毎日きちんとしているつもりでも100%行うことは難しいことです。
そのため定期的に病院で検査をし、歯石等の除去を行う必要性があります。
またインプラントの被せ物についても注意が必要です。
インプラントの被せ物も天然歯も長い年月の間には個人差はありますが、必ず磨り減ります。
例えば、靴のかかとも人により、内側が減ったり、外側が減ったりします。
口腔内も右で良く噛む人、左で良く噛む人、歯ぎしりが強い人等
さまざまな条件により磨り減り方(磨り減る量)は違いますが、
多少なりとも磨り減ります。
磨り減り方によっては大きく被せ物を修正しなければならないことがでてきます。

インプラントを入れたらなにもしなくても大丈夫ということではなく、良い状態を維持するためには定期管理が必要なのです。

インプラントの杉山歯科医院
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