最新インプラント症例ブログ

2006年5月の記事一覧
2006年5月31日

今日のインプラント

今日のインプラントは下顎に2本のインプラント埋入でした。
とくに難しい症例ではありませんでした。
しかし、義歯を使用しているためその後のケアーが重要になります。
今日はこの義歯をしている方のインプラント手術後の注意事項についてお話します。

インプラントの手術後に起るトラブルとしてインプラントに無理な力が加わることがあげられます。
インプラント埋入後は骨と結合するまでできるかぎり安静(触れないで)にしておきます。
これば手や足を骨折した時にギブスをし、暫くの間動かないようにして安静を図るのと同じようなことです。
しかし、手や足の骨折と違い、インプラント治療では固定したり、完全に安静にすることは困難なことです。手術を行った当日から食事はしなければなりませんし、完全に安静ということは難しいことです。
特にインプラント手術部位に義歯を使用されている場合にはさらに大変です。インプラントを埋入した上に義歯が触れることになるからです。
初期段階におけるインプラント手術後の失敗原因の多くはこうした義歯による圧迫によりインプラントに負担がかかることです。
そのため手術部位に義歯を使用している場合には手術後インプラントと義歯が直接触れないようにインプラントが当たる部分の義歯の内面を削除します。
そうすることにより義歯の当たりを軽減します。
しかし実際には義歯の内面に食物が挟まったりし、完全には安静にさせることは困難です。
そのためできる限り1〜2週間程度は義歯の使用は控えていただきます。
そのためインプラント治療部位に義歯をされている患者さんの場合、手術後に不自由になることが予想されるため、あらかじめ問題が起らないような日程を計画することが大切です。

明日(木曜日)は定休日のため休診です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月31日

日本対ドイツ:いやーおしかった。

今日は朝からワールドカップの親善試合:日本対ドイツありましたね。
見てしまいました。
普段から朝は5:00頃に起きるので眠くはないですが…
なにせ、おしかった。
もうちょっとで勝てたのに。
しかし高さでは圧倒的に負けていましたね。
でも本気のドイツ相手にここまで健闘すれば十分なのではないでしょうか。
課題もわかりましたし…
がんばってもらいたいものです。

また後でインプラント報告します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月30日

今日のインプラント:骨が幅がすごい

今日は下顎の奥歯3歯欠損に対し、2本のインプラントを埋入しました。
とても骨の幅がある状態でした。
おそらく私が今まで行ったケースで最も骨幅がしっかりして入る状態でした。
通常私が使用しているインプラントは直径が4mm程度あります。
インプラントが問題なく埋入されるためには余剰に2mm程度の骨幅が必要になります。
つまり6mm程度の骨幅があれば問題なくインプラントが行えるということです。
しかし、多くのケースで6mm以上の骨幅が存在しないことが多いのが現状です。
つまり、歯周病により歯を失ったり(歯周病による骨吸収が起ったため)、欠損状態を放置したままであったり(歯がないままでいると骨は痩せていきます)すると骨が吸収して骨幅が狭くなってしまいます。
本日の患者さんの場合この骨幅が10mm以上存在していました。
非常に予後が良いと考えられるケースの一つです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月27日

今日のインプラント

今日の午前中は上顎に4本のインプラント埋入がありました。
骨の高さも厚みもないためさまざまな治療法を組み合わせて行いました。
まず問題となったのは骨の幅が少ないところで3〜4mm程度であったことです。
骨幅が非常に狭いのでスプリットクレスト法という方法を利用します。
スプリットクレスト法についてはHPに図解で詳細を記載してありますが、本日は症例にそってお話していきたいと思います。

まず通常のインプラントの直径は私の使用しているインプラントですと4.1mmあります。
この4.1mmのインプラントを埋入するためには骨の幅が6mm以上ないとできません。つまりインプラントの周囲には1mm以上の骨の余剰な幅(インプラントの周囲が全周1mmの骨で囲まれていることが必要)が必要になります。
今回の症例では術前の診査で約3〜4mm程度の骨幅しか存在しません。

そうした問題点を解決するのがスプリトクレスト法です。
この方法を簡単に説明しますと、今回の症例では3〜4mmの骨幅しかありませんので、その中央部分に“ノミ”のようなものを入れます。“ノミ”の大きさを少しずつ大きく(太く)していき骨の幅を押し広げていきます。
最終的には6〜7mm程度まで骨の幅を広げます。
そんなに骨は広がるのか?ということですが、骨はこの程度広げられます。そして広げた隙間にインプラントを埋入していきます。

またそれ以外にも骨の厚みが少ない部分が存在していたため、骨の増大法であるGBR法(今回はこの治療法については省略させていただきます。詳細はHP参照)を行いました。

またさらに骨の高さも不足していたため高さの増大術であるソケットリフト法も行いました。(今回はこの治療法については省略させていただきます。詳細はHP参照)

つまり骨が吸収しているような状態では治療は大変だということです。
骨が吸収しないように、歯周病等を放置せず、早期に対応することが大切です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月26日

HP(院内案内)アップ

病院が移転してから新しい院内案内(病院への行き方等)が暫くなく御迷惑をおかけしています。
今月中には写真付きで新しくアップします。

またインプラントの基礎知識が数点アップしましたので御覧になって下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月21日

昨日と今日のインプラント:ソケットリフト

昨日はソケットリフト法と言われる治療を行いました。
ソケットリフト法は上顎に対して行う治療であり、インプラントを埋入するための骨の高さがない場合に行う治療法です。
(詳細は特殊な治療法を参考にして下さい。)
10年程度前には上顎にインプラントを埋入するための骨の高さがない場合には治療はできないかできたとしても非常に難しい治療となっていました。
しかし、ここ数年このソケットリフト法という治療が確立されてきてからは非常にらくになりました。医療の進歩はすこいのもです。

また今日は下顎にインプラントの埋入がありました。
骨が少し硬い状態でした。
今日はインプラント手術における骨の硬さについてお話します。

インプラントを行う際には骨の硬さがインプラントの治癒を大きく左右します。
上顎の骨は多くの場合軟らかいことが多く、インプラントの安定には適しているとは言えません。しかし、軟らかい骨の方が血液の循環が良いことが多く、治りとしては良いということになります。
一方下顎は骨の質としては硬く、インプラント埋入直後の安定は良いのですが、硬い骨は血液の循環が悪いことがあり、治癒としては良くない場合があります。
しかし、硬いといってもその差はあり、非常に硬い骨でなければ得に問題は起りません。
当医院で2004年度は400本以上のインプラントがありましたが、治癒がよくないであろうという非常に硬い骨は2〜3ケース程度です。このように血液循環が良くない(出血が少ないということ)場合には埋入時に出血を多くさせてインプラント周囲に血液が行き渡るようにします。
そうすることにより対応します。
次に上顎の軟らかい骨についてです。
インプラントを埋入する際にはドリルのようなものでインプラントのホール(穴)を開けていきます。
当医院で使用しているI.T.Iインプラントは通常直径4.1mmというものを使用します。直径4.1mmのインプラントを埋入するためにはドリルによるホール(穴)は直径3.5mmまで開けます。
3.5mmのホール(穴)に4.1mmのインプラントを埋入するためタイト(きつく)に埋入されるため安定します。
しかし、現実にはドリルでホール(穴)を形成する時に若干のブレがあると形成したホール(穴)は予定より大きくなることがあります。
得に上顎のように柔らかい骨の場合にはそのような傾向があります。
そのため軟らかい骨の場合にはドリルで形成する時に、3.5mmよりさらに小さい大きさまでしか形成せず、そのホール(穴)に4.1mmのインプラントのねじ込むように埋入します。
またもっと安定させるためにはドリルはほとんど使用せず、キリのようなものを使用し、骨の中央部にそのキリを刺し、上からたたいて穴を押し広げるようにします。
そしてインプラントを先程と同様にねじ込むように埋入します。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年5月21日

今日のインプラント

今日は上顎に1歯しか残存していない症例に対しに4本のインプラント埋入を行いました。
今後骨と結合した後、インプラントと義歯をつなぐアタッチメントという金具を装着します。
これにより義歯とインプラントは強固に固定されますので、義歯が落ちてくるということはありません。また固定が強いため義歯を非常に小さくできるという利点があります。義歯の口蓋の部分を取除くことができ、通常の義歯とははるかに小さくできますので、違和感はかなりなくなるかと思いま
す。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月15日

歯科医師は職人?

今日は月曜日なので、治療の話ではなく歯科全般の話しをしたいと思います。
歯科医療は内科等とは違い職人だと思います。とくにインプラントに関して言えば、まさに職人の治療だと思います。
インプラントは規格化された(種類はありますが、インプラントの長さは太さは決まっています)
ものを顎の骨に埋入する治療です。
もちろん生体の中に入れるわけですから人体(顎骨)の解剖や血管、神経の走行、最終的に被せるものの噛み合わせ等さまざまな知識が必要になってきます。
インプラントの埋入方法も規格化されたドリルのようなもので順番に穴を開け、入れるだけです。
しかし、このインプラントの手術の仕方に大きな差(技術力)があるのです。
例えば、1年間にインプラントを10本程度しか行っていない歯科医師と年間500本以上のインプラントを行っている歯科医師とでは技術力に差があるのは当然です。
まず、手術時間が違います。
1本のインプラントを埋入するのに5分(麻酔時間は除く)で行える歯科医師もいれば30分以上っかる歯科医師もいます。
時間がかかればかかるほど治療後に腫れる確立も高くなりますし、治療中の患者さんの不快感も高くなります。
経験というのはものすごい大切なファクターになります。
またなにをすれば良いかということを術前にきちんと理解していれば治療時間は短くなります。
術前診断は重要です。術前にきちんとしたシュミレーションを行うことにより、骨の状態を把握し、場合によっては骨の幅が少なく、インプラントがきちんと埋入できない可能性があると診断されれば骨を再生させる治療(GBR法:詳細はHP参照)を術前に行うとかあるいはインプラントと同時に行うとかがわかります。
本当に術前の診断は重要なのです。
職人という話しに戻りますが、この診断を十分しても技術力がなければ治療は上手くいきません。
歯科医師と言えども、手先の器用な人もいれば不器用な人もいます。
細かい作業ですから不器用な人は困ります。
しかし、多くの人はきちんとしたトレーニングをすることにより一定のレベルに必ずなります。
問題なのはこのトレーニングということです。
私自身も昨年(2005年)は年間に約700本程度のインプラント埋入を行いましたが、もちろん
始めてインプラントを埋入した時もあったわけです。始めてインプラントを埋入した時はものすごく緊張したのを覚えています。
しかし、単にいきなりインプラントをしたのではありません。
インプラントを行うにあたり、解剖等の基礎勉強を十分し、模型で何度もトレーニングします。
そしてベテランの先生の手術見学をなんどもして基礎がためをしてから始めました。
もちろん最初のインプラント症例は誰もが問題なくできる簡単なケースです。
それから簡単なケースを積み上げ、少しずつ難症例をこなしていくことになります。
今ではGBR法、抜歯即時インプラント、ソケットリフト法、サイナスリフト法等 インプラントに関する治療はほとんど全て行うようになりましたが、誰にでも始めはあるものです。
しかし、この勉強やトレーニングを十分せず、また自分の力量以上のことをいきなり行う歯科医師がいるのも現状です。
私の医院には他医院から治療(インプラント手術)の見学にくる先生がいますが、数回見た程度でいきなり知識も十分でないのにご自身の医院でインプラントを始めようとする先生がいます。
これは非常に危険なことです。
私どもの医院には卒業して数年程度のインプラントの経験の無い先生がいます。将来的には開業してインプラントを行いたいという意欲をもっています。
そのためにはまず、基礎知識が大切であることを十分話します。
まず毎日本を見させます。基本的なことが十分理解するまでなんどでも勉強します。
そして私が手術を行う際にアシスタントとして手伝います。
本で勉強したことと実際の手術をとおして治療を目に焼きつけていきます。
それから模型を使ったトレーニングに入ります。
そして十分基礎がためができたところでいよいよ実際の臨床に入るわけです。
そこまでは長い道のりです。
もちろん始めは誰もができる簡単な症例からです。
私自身も始めてインプラントを行うまでに約7年のトレーニング期間がありました。
私達臨床家は自分自身ができれば良いということではいけません。
次の世代にその技術をきちんと伝えることは大切なことです。
私自身も多くの先輩がたに教えていただきここまできました。
当医院で働いている若い先生も技術や知識を身に着けて将来は難症例をこなせるような歯科医師になってもらいたいものです。
しかし、難症例ができるかどうかはその先生の努力次第です。
またいくら知識があっても技術力がなければだめなのです。それが歯科医師が職人と言う理由です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年5月13日

メインテナンスについて

インプラントや歯周病の治療が終了した後メインテナンスという段階に入ります。
歯周病の項目にメインテナンスの必要性については詳しく書いてありますが、ここでは簡単にお話します。
インプラント自体は虫歯になることはありませんが、歯周病のような状態になることはあります。
ブラッシングがうまくいかないとインプラント周囲に汚れがたまり、周囲の歯肉が腫れてきます。
その汚れはだんだんとインプラントと歯肉の隙間に侵入し、インプラントを支えている骨を溶かしていきます。このような状態をインプラント周囲炎と言います。
インプラント周囲炎になると歯肉は腫れ、さらに膿みのようなものが出てきます。しかし、そうとう進行しないかぎりインプラント自体がぐらぐらすることはありません。
そのため気付いた時には手の施しようがない状態になっていることがあります。
また天然歯が歯周病になった時のように治療を行うことは困難であり、インプラント周囲炎が進行した場合にはインプラントを撤去しなければならないことが多くあります。
そのため定期的にインプラントに問題が起っていないかどうかを観察していく必要性があります。
歯肉の状態を観察するには3〜6ヶ月程度の間隔が良いかと思います。
次にインプラントにとって重要なことは噛み合わせです。
天然歯には歯根膜というものがあり、(詳細はインプラントと天然歯の違いを参照)噛むと若干、横に動いたり、沈みこみます。簡単に言うと、噛む力を分散させるためのクッションのような働きをします。
これに反してインプラントには歯根膜のようなクッションがまったくありません。
このようなことからインプラントの被せ物を装着する時には歯根膜の分だけインプラントの高さを低く調整します。もしインプラントと天然歯を同じ高さに調整すると噛んだ時に天然歯のみが沈みこみ、インプラントは沈みこまない(動かない)ためインプラントのみに噛む力がかかってしまいます。
そのためにインプラントの被せ物の調整は若干低くするのです。
もちろん被せ物を装着した当初は問題ありませんが、5年、10年と毎日噛んでいるうちに歯は磨り減ります。天然歯と金属の被せ物、セラミックのような被せ物、全て硬さが違います。そのため磨り減り方(量)も違います。また右で良く噛む人、左で良く噛む人、噛む力が強い人、歯軋りをする人、さまざまな人がいます。そのため磨り減り方(量)も違ってきます。
最初に調整した噛み合わせがずっと変化しないということはありません。
そのため定期的に噛み合わせのチェックがした方が良いでしょう。
それ以外のこととして、もともと歯周病ではない人がインプラントをした場合と歯周病(中程度の歯周病以上)があって治療後にインプラントをした方とではその後のメインテナンスも違ってきます。
このことも『歯周病患者さんにインプラントは可能か?』という項目に詳細は記載してありますが、ここでは簡単に解説します。
歯周病の患者さんであってもインプラントを行うことに問題はありません。ただし、歯周病をしっかり治療する必要性があります。
歯周病の治療を行い、その後インプラント治療を行い、十分なブラッシングと定期検査による管理をしっかり行えばインプラントももちろん歯周病であった天然歯も十分もっていきます。
しかし、さまざまな研究データによると初診時重度の歯周病であった場合、歯周病の治療後、きちんとしたブラッシングと定期検査を行っていても7〜8年経過するとインプラントの失敗率は初診時歯周病でなかった患者さんと比較すると高くなるということがわかっています。
つまり初診時重度の歯周病であった患者さんはどんなにきちんと歯周病の治療を行い、定期検査を行っても歯周病ではない患者さんと比較すればリスクは高いということです。
メインテナンスの間隔は患者さんそれぞれにより異なります。
そのため歯周病であった患者さんは将来的に問題が起る可能性が高いため1〜3ヶ月程度の間隔でメインテナンスを行うことをお勧めします。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月12日

今週の日曜日は休診です

今週の日曜日は休診です。
土曜日、日曜日の2日間、山科先生はインプラントの勉強で京都に出張です。
私自身も日曜日はインプラントの勉強のため診療する先生が少ないため休診とさせていただきます。
インプラントはまだまだ発展がある学問のため日々情報を得るため勉強をしないといけません。
私だけでなく、他の先生が勉強して得たことを発表してもらい、他の先生に伝えていきます。

今日はインプラントの型をとる治療が多くありました。
このインプラントの型の取り型については近いうちにHPで詳細をアップします。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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