最新インプラント症例ブログ

2006年8月23日

インプラント治療におけるGBR法:昨日の続き

今日は昨日の続きでGBR法についてお話します。

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。今後のことを考えれば確実な選択といえます。
次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。
当医院ではこうしたGBR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収する膜:Tiuuse GuideTM メンブレンで、もう一つは吸収しない膜:
GORE-TEXメンブレンです。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので 治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、 大幅に骨を再生させることはできません。
GORE-TEX メンブレンは吸収しないため後から取り出す必要性がありますが、GBR 法の多くはこの膜を使用します。 GORE-TEX メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、 縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
どちらの膜を使用するかは適応症があり、その状態によって異なります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター


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