最新インプラント症例ブログ

2007年4月25日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:被せ物の再製はタダ?

3e9ece72.JPG被せ物の再製はタダ?

今日は昨日とはちょっと違い、患者様に役立つ歯科保険制度の話です。
知らない患者様も多いと思いますが、
歯科医院で行った被せ物、前歯とか奥歯の金属の被せ物、ブリッジ等がもし、取れたりした場合、
再度作り直すことになる場合があります。
この再製する治療費は2年間であれば無料なんですよ。
保険診療で行った被せ物やブリッジ等です。
全ての歯科医院で対象ということではないですが、ほとんどの歯科医院ではこの制度を導入しています。
これは最初に被せ物やブリッジ等を行った時にダメになった時の再製費用をあらかじめ患者さんからいただいているためです。
これを『補綴物維持管理料』と言います。
約450〜1500円(3割負担の場合)を被せ物を装着した時に追加して徴収させていただいております。
えーそうなの!
始めて知った方いらっしゃるかと思いますが、保険で決まっていることなのです。
被せ物やブリッジ等を行った場合、2年間は治療を行った医院で責任をもって下さい。
という保険上の考え方です。
もし、2年以内に被せ物がダメになった場合の再製費用(被せ物の料金のみ)は歯科医院で負担して下さい。
ということです。
そのかわり被せ物を装着した時に2年間分の管理費をプラスします。
ということです。
これが先程の約450〜1500円(3割負担の場合)です。
患者様にとってはそんな保証はいらないから管理費(『補綴物維持管理料』)は払いたくない!
という方もいらっしゃるかと思いますが、これは患者様ご自身が決められることではないのです。
健康保険上のセット料金と思って下さい。
数年前にこの制度ができた時に多くの歯科医師が反対をしました。
しかし、保険が成立してしまったからには現場サイドは従うしかありません。
でもこの『補綴物維持管理料』は絶対まもらなければならない制度ではありません。
『うちの歯科医院は補綴物維持管理料をもらわない!』という歯科医院も非常に少数ですが、
います。
『補綴物維持管理料』の届け出書類を提出しなければ認められることです。
ただし、多くの歯科医院ではこの『補綴物維持管理料』の届け出を行っています。
最初に反対はしたが、ほとんどの歯科医院でこの制度を導入しているのが現実となった段階では逆に『補綴物維持管理料』を導入していない方が問題が起るためです。
患者さんによっては『ここの歯科医院は保証がないのか?』
と逆に疑問をもたれてしまうこともあります。
消費税が導入された時も最初は反対していても
しだいに一般化してしまうのと似ています。
しかし、これは患者様を保護する制度ですので、
万が一、被せ物等がダメになった時の保険ですから…

ちなみにこの制度を患者様が知らなくても大丈夫です。
もし2年以内に被せ物やブリッジ等がダメになっても保険請求は自動的にできないことになっています。
現在ほとんどの歯科医院でコンピューターによるカルテ登録を行っています。
コンピューターに入力する段階でもしこうした問題があればエラー警告が表示されますし、自動的に入力できないシステムになっています。
そのため治療を行った歯科医院が間違えて2年以内なのに治療費の請求をすることはありません。

なぜ今日はこのような話をしかたと言いますと
何回かにわたり日本の保険制度の問題点を話してきましたが、その一つが
日本の保険は出来払いであることと、予防を考えていないことでした。
補償制度は歯科保険制度にとって始めてのできごとですし、単に治療行為によって保険が決まるだけでなく評価が必要な時代になっていると思います。
きちんと治療している先生にとっては2年で被せ物がダメになるなんて考えられないことです。

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インプラント 歯周病の大船駅北口歯科インプラントセンター

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

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