最新インプラント症例ブログ

2007年5月14日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:GTR法

fc7ebc06.jpg今日は朝から出かける用事があったため、ブログは昼過ぎになってしまいました。
いつもは朝の診療開始前に書いています。
このブログももう3年程になります。
最近は毎日書いています。
始めた頃はなにを書いていいやらわからない状態でしたが、
毎日、毎日書いていると結構なれてくるもので、
意外に“ネタ”には困らなくなってきます。

ブログ“ネタ”は日々の診療の中で患者様からご質問を受けたり、
メールでのご質問等から考えています。
患者様の一番知りたいことを書くことが大切であると考えています。

今日は歯周病を主訴として来院された患者様からの多い質問をご紹介したいと思います。
歯周病とは簡単に説明しますと歯を支えている骨が吸収してしまう病気です。
歯を支えている骨が吸収すると歯は『グラグラ』してきます。
そしてそのうち歯は抜けてしまいます。

今日は歯周病で失った骨を再生させる治療法であるGTR法について話したいと思います。

GTR法とは Guided Tissue Regeneration technique の頭文字をとったもので
日本語で歯周組織再生誘導法と言います。

GTR法は1982年、S.Nymanらにより発表された歯周病治療の新しい方法です。
これは歯の周りに必要な組織を再生させて、歯の支持構造をできるかぎり元の状態に戻すという方法です。

歯周病により失った骨や歯肉繊維は
その原因であるプラークや、汚染組織を除去すれば再生しようとします。
しかし、原因を除去した後、そのままであると治ってほしい骨や歯肉繊維が再生する前に”別の組織”がそこに入り込み、 治ってくれません。

そこで原因の除去後に”別の組織”が入り込まないように歯肉の下に”特殊な膜”を置きます。
上のある写真のような状態です。

そうすることにより”膜”の下に必要な骨や歯肉繊維が再生します。

GTR法の開発当初は歯肉の下に置いたこの”膜”は溶けない材料であったため、再度”膜”を取り出す必要がありました。
現在は”吸収する膜”が開発されたため1回の診療にて行うことができるようになりました。
当医院で使用している”吸収する膜”はコラーゲンでできており、
現在鹿児島で開業している児玉利朗先生をはじめとする再生治療研究所 のメンバーにて研究、開発されたもので、再生治療研究所のメンバーである私もその研究を行ってきました。
私の大学病院時代の研究のメインはこのコラーゲン膜を応用したGBR法でした。

歯周病により失った骨や歯肉繊維を再生させる方法それがGTR法です。

ただし、このGTR法は“魔法”の治療法ではありません。
どんな状態でも骨は元の状態に回復できるわけではありません。

歯周病が進行してしまうとGTR法の効果はありません。

歯周病対策の一番の方法は早期の検査と治療です。

それではまた明日。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

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