最新インプラント症例ブログ

2007年5月30日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:『歯根破折』その1

今日から新しいテーマになります。

タイトルは『歯根破折』です。

通常の噛む力ででも歯が突然折れたり、割れたりすることがあります。

特に多いのは上顎の前歯部です。

よくあるケースでは
上顎の前歯の被せ物が取れてしまったため、歯科医院に行ったところ
『歯(歯の根)が割れているので、抜歯しかない』
と言われ、抜歯後にインプラント治療を希望され当医院に来院されるケースが多くあります。

患者様にとっては『なぜ歯が割れたのか?』
と疑問をもっている患者様も多くいらしゃいます。

この原因の多くは神経がない歯で起こります。
神経のない歯はもろく通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

こうした状態を患者さんに説明する時に”木”に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、
蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

ここで問題なのは折れた歯(歯の根)は痛みが生じないことです。
そのため患者様の中には見た目や噛むことに問題がない場合には
そのまま放置されることがあります。

これはいけません。

問題は歯が折れてしまったことだけではありません。
その後に起ることです。
折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、
抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。

破折したままの状態でいると破折した部分から感染が起こり、
周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。
もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。
骨の吸収がほとんどない場合には抜歯と同時にインプラントが埋入(『抜歯即時インプラント』を参照)できますし、
骨の吸収が軽度から中程度であれば抜歯と同時にインプラントを埋入し、さらにGBR法(『骨再生法(GBR法)』を参照)を行うことになります。 しかし、長期間破折を放置しておくと吸収は大きくなり、
インプラントを行うのに条件が悪くなります。

また場合によっては折れている場所が良かったり、折れてからあまり時間が経過していない場合には抜歯しないで治療が可能な場合もあります。

歯(歯の根)が折れた場合には早期の対応必要であるということです。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

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