最新インプラント症例ブログ

2007年8月14日

インプラントのための抜歯術:ソケットプリザベーション:その1

熱いですね。

今日から新しいテーマになります。
『ソケットプリザベーション』です。

ちょっとわかりづらいタイトルですね。
この話は少し難しい内容ですが、インプラントについてもっと知りたいという方は是非御覧になって下さい。
本当は 『インプラントの基礎』ではなく、 『マニアックな話』に入れたいと思っていたくらいです。

インプラントを行う場所は もちろん歯がない部分です。
この『インプラントのための抜歯術:ソケットプリザベーション』は
今後、抜歯してからインプラントを行う予定がある場合には大切な話になります。

抜歯すると、歯があった『穴』があきます。
時間の経過とともに、この『穴』はふさがってくる(閉じる)のですが、
骨が吸収してふさがってくるのです。
つまり、抜歯した部位(顎の骨)は時間の経過とともに吸収していく傾向にあります。
歯がない部分の骨の吸収については こちらを参考にして下さい。
また骨の吸収量についてはいくつかの具体的な研究報告があります。
以下に抜歯後の骨吸収についての論文の紹介をします。

1 発表年度:1967年
  研究者 :Calsson 他
  論文掲載誌:Odontol Revy
  研究内容:抜歯後、抜歯窩の吸収は起こり、その吸収は約1年間起る。
       その結果、上顎で平均2mm、下顎で平均4mmの高さの吸収が
       起る。
というものでした。
また他にも

『Mish(1999年)の研究報告では抜歯後、2〜3年間の間に平均
 40〜60%の吸収が起る』

としています。

また、歯周病等で炎症がある場合も歯の周りの骨は吸収していきます。
歯の周りの骨が吸収してしまうとインプラントを行うには非常に不利になります。
通常、歯 周囲の骨が吸収してしまった場合には そのままの状態ではインプラントはできません。
そのため、骨を増大させる治療法( GBR法と言います)を行う必要性があります。
『なんだ、骨がなければ、骨を作る(再生させる)治療法があるのか!』
『それなら骨を作って(再生させて)からインプラントすれば、問題はないじゃないか!』
と思われるかもしれません。
骨の吸収状態により違いますが、 GBR法は大変なのです。
まず、治療自体の大変さがあります。
もちろん骨の吸収状態により大変さは違いますが、治療後腫れます。
また、治療期間も長くなります。
骨の移植手術が必要なこともあります。 GBR法後、骨ができるまで最低でも3ヶ月はかかります。
場合により、6ヶ月程度かかる場合もあります。
インプラントの埋入は骨が再生した後( GBR法 後)になりますので、治療期間は非常に長くなります。
それまで、義歯もしくは仮歯を使用することになります。
また GBR法には費用もかかります。
できれば、 GBR法をしないでインプラントをした方が治療期間も短縮できますし、治療費も抑えられます。
もちろん大変さもありません。

明日もこの『ソケットプリザベーション法』の続きになります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
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