最新インプラント症例ブログ

2007年11月6日

インプラント治療の『リスク(危険度)』『禁忌症』『デメリット』その20

さて今日もトラブル1:インプラントの脱落についてです。

埋入したインプラントが数日から数週間以内に脱落する原因 その4:初期固定が悪い
初期固定とは、インプラントを埋入する際、骨との安定のことです。
簡単に言えば、手術時にインプラントと骨がどれだけしっかりしているかということです。
インプラントの太さ(直径)はI.T.Iインプラント(ストローマンインプラント)では約4ミリです。
そこで、インプラントと骨とが安定するために手術の際には骨に3.5ミリの穴を開けます。
インプラントの太さ(直径)より、小さくです。(狭く)
小さい骨の穴に太いインプラントを入れるわけですから、ガタガタせず、しっかりと安定するのです。
このことを『初期固定が良好』と言います。
しかし、術者(歯科医師)の技術力不足等により、この穴を開ける際に、ブレが起ると穴が予定以上に大きくあいてしまうことがあります。
もし、骨にあけた穴が4ミリ以上だった場合、インプラントは安定せず、骨の穴の中でガタガタと動いてしまいます。
このことを『初期固定不良』と言います。
これはインプラントの成功率を大きく左右する原因の一つです。
『初期固定』が悪い場合には、大きくあいてしまった穴よりさらに太いインプラントに変更したり、穴の隙間に自家骨や人工骨を入れ、安定させたりします。

また、こうしたことは術者の技術的なこと以外でも、骨の硬さにより起るこがあります。
つまり、骨が柔らかい場合、初期固定が不良になることがあります。
骨の硬さは下顎よりも圧倒的に上顎で起ります。
上顎の骨は柔らかいのです。
さらに、初期固定が不良な原因として、始めから骨の幅が少なかった場合です。
元々、歯周病等で骨が吸収しており、骨幅が約4ミリ以下であった場合、無理矢理インプラントをするとインプラントの一部は骨からはみ出してしまい、安定しません。
これは、術前の診査不足です。
あらかじめ、骨幅が少ない(吸収している)と診断された場合には、骨を増大させる治療法(GBR法)をインプラント埋入前に行ったり、インプラントと同時に行ったりすることが必要です。
術前の診断不足はインプラントの予後を大きく左右します。

明日は『埋入したインプラントが数ヶ月、数年後の長期間に脱落する』
になります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
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