最新インプラント症例ブログ

2007年11月12日

くすり の 効果 と 副作用:その3

今日は月曜日ですので、休診日です。
昨日の続きになります。

抗生物質は細菌に対してなぜ効果があるのか?

抗生物質は感染症に非常に効果があり、細菌を殺菌する効果があることを先にお話しました。
それでは、細菌を殺すほどの強い効果がある抗生物質は人体に影響はないのでしょうか?

細菌が死滅してしまうほどの薬ですから…
それを飲むのですから…
人に影響がまったくないなんて…
と 思う方が普通だと思います。

私自身も大学に入り、細菌学や薬理学について勉強するまではそう思っていました。
薬はあまり好きではなかったのです。
同じような思いを持っていらっしゃる方も多いと思います。
そうした方に見ていただきたい話です。

最初に難しい話になりますが、抗生物質が人間の身体に影響せず、細菌のみを死滅させることとして
『選択毒性』という作用があります。
難しい言葉ですね。
ちょっと我慢して下さい。
『選択毒性』とは、
『化合物が宿主には毒作用を及ぼさず、寄生異物にだけ選択的に毒作用を及ぼす性質』となっています。

難しい言葉なのでなんだか分かりません。

できるかぎり分かりやすくお話します。
(以下はわかりやすく説明するための例え話です)

それでは、細菌と人間そして抗生物質の話の始まりです。

人間の身体 と 細菌は身体 の作りは違うのです。
細菌は身体が“弱い”と思って下さい。
身体が弱いものですから外敵から身体を守るために、『鎧(よろい)』をまとっています。
『モビルスーツ』ですね。
ヤリ がきても 石 を投げられても大丈夫なような鎧(よろい)です。
細菌は身体をがっちりと防護しているのです。
それに対し、人間は細菌に比べると多少身体が“強い”ため、通常はそのような鎧(よろい)は必要ありません。 (*注 例えです)
細菌がもっている鎧(よろい)のことを『細胞壁』と言います。
鎧(よろい)とは細菌だけが持っている秘密兵器なのです。

細菌はすごいなー

しかし、この秘密兵器である『細胞壁』がアダになってしまうのです。

ここから、抗生物質の登場です。

実は、抗生物質は『細胞壁』だけを攻撃する性質があるのです。
細菌にとってはたまったものではありません。
抗生物質により、細菌の細胞壁はことごとく壊されてしまいます。
鎧(よろい)という細胞壁を壊されてしまった細菌は丸裸です。
細菌はもともと弱いため、鎧(よろい)がないと生きていけません。
ついに、細菌は死んでしまったのです。
しかし、人間はこの細胞壁を持っていないため、抗生物質の攻撃は受けなかったのです。
抗生物質は細菌にとっては“敵” ですが、人間にとってはなんでもないのです。

これが、抗生物質の働きです。

抗生物質が細菌には悪いが、人間には問題がない理由が少し分かっていただけたと思います。
ただし、これは抗生物質の一部の働きです。
抗生物質は細胞壁を攻撃するだけでなく、他にも働きがあります。
その他の働きについてはまた後日解説します。

しかし、話はこれでは終わらなかったのです。

しかし、話はこれでは終わらなかったのです。

抗生物質自体も人間を攻撃していくのです。

それが、副作用です。

また、耐性菌の話です。
怖いです。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
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