最新インプラント症例ブログ

2008年9月25日

患者様から受ける質問特集:その12

9/25(木曜日)です。
今日もシリーズで行っています『患者様から受ける質問特集:その12』になります。

今日は、『歯ぎしり』をしている方からのご質問になります。

質問17
 以前に神経をとった歯が折れてしまい、抜歯となりました。
抜歯後の治療方針として、 ブリッジかインプラントを考えています。
私は、 歯ぎしりが強く、歯が磨り減っている状態です。
さまざまなホームページを見ると、通常の 歯には骨との間にクッションのようなものがあり、それで骨を守っているということですが、
インプラントは直接骨に力が加わるため、 歯ぎしりなど強い力が毎日加わると、
問題が生じやすいということですが、本当でしょうか?
また、 歯ぎしりが強い場合、インプラントは大丈夫なものでしょうか?

回答17
インプラント治療を行う際に、 歯ぎしりは非常に大きな問題です。
歯ぎしりが強い方は、インプラントであっても、ブリッジを選択しても
リスクは高いものです。

・ インプラントとブリッジの違いについては以下を参考にして下さい。
  『インプラントとブリッジの違い』

インプラントだから 歯ぎしりに弱い とか
ブリッジだから 歯ぎしりに強い ということではありません。

『歯ぎしり』の影響は大きいものです。
『歯ぎしり』の強い方ですと、神経のない歯は折れてしまうことがあります。
こうしたことは稀なことではありません。
神経のない歯はかなりの確率で折れます。

ただし、インプラントの場合、ご質問にもあったように、 『歯根膜』(歯と骨との間にあるクッションのようなもの)というクッションが存在しないために、噛む力は、直接インプラントに加わってしまいます。
そのため、 『歯ぎしり』が強い場合には、インプラントは適応症とは言えません。

それでは、 『歯ぎしり』が強い場合、ブリッジが適応かというと
状況により違います。
ブリッジを選択される場合には、ブリッジの土台となる歯が
『神経があるか』
『神経がないか』
によっても変わります。
ブリッジは、欠損部に加わる力を残っている歯で支えるものです。
そのため、土台となる歯には、通常より過大な力が及びます。
もし、この土台に、神経がなかった場合には、将来的に、 歯根破折になる確率はさらに高くなります。
神経がない歯をブリッジの土台とするのであれば、インプラントの方が良いでしょう。

『歯ぎしり』が強い場合には、
インプラントか ブリッジか という選択肢の前に、『歯ぎしり』の対策を検討することが必要です。
これは、『ナイトガード』という『マウスピース』のようなものを就寝時にしていただきます。

結論として、噛み合わせや、残っている歯の状態等によって、
どちらの方法が優れているとどうかの判断をします。
ただし、基本的には、歯を削らないインプラントの方が優れている点が多いのも事実です。

『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯)の平均寿命』については、以下を参考にして下さい。
  ・ 『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯)の平均寿命』


『歯ぎしり』があることは
インプラント、ブリッジの両方にとって良くないことです。
どちらの治療法を行うかどうかの判断は、
治療期間、
治療費、
将来性、
噛み合わせ、
残存する歯の状態
等をふまえ判断するものです。

また、個人個人により『リスク』というのは違います。

担当医と十分にお話の上、お決めになることが大切です。
ブリッジの場合、削ってしまった歯は、二度と元に戻りませんので…
治療内容を十分ご理解することが必要です。

次回のブログは9/29(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『患者様から受ける質問特集:その13』です。


今週(9/24)のインプラント手術報告

それでは、昨日のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

いつも難しいケースを紹介していますが、今回のケースは、簡単でした。

簡単な理由は、『骨の高さや幅が十分ある』ということです。

骨の幅や高さが十分あれば、インプラント治療はさほど難しいものではありません。

1本のインプラント埋入であれば、
 ・麻酔時間に5〜6分程度、
 ・麻酔が効くまで少し待っていただき、
 ・実際の治療(インプラント埋入手術)は、5〜6分程度、
  (仮歯や義歯の調整があれば上記以外にかかります)
 ・治療後の注意事項等の説明に3分程度
ですぐご帰宅できます。

骨が吸収しないうちに的確な判断が大切です。
歯根破折の放置や
歯を欠損のままにしないこと
歯周病を放置しないこと
が大切です。

今回使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプが1本でした。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)になります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
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