最新インプラント症例ブログ

2008年11月3日

骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その1

11/3(月曜日)です。

今日から新しいテーマになります。
『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その1』になります。

今回から始まるテーマは、GBR法でどこまで骨は再生(増骨)できるのか?
という話になります。
GBR法(骨増大法)については、このブログでも良く書くので、知っている方も多いかと思いますが、弟1回目の今日は、GBR法について再確認の意味も含め解説したいと思います。
その上で、次回以降は、
弟2話:骨はなぜ再生(増骨)できるのか?(骨再生のメカニズム)
第3話:GBR法の原理
第4話:GBR法の限界
について解説する予定です。

それでは、弟1回目の『GBR法についてからです。
インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。
適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。
一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。
これは『インプラントの前準備としてのGBR 法』です。
専門用語で、『ステージドアプローチ』と言います。
まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。(下図1参考)
状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。
その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。
そこで初めてインプラントの植立を行います。
この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅がない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。
無理な状態でインプラントを行ったとしても長期的な安定は期待できません。
今後のことを考えれば確実な選択といえます。
f31870c0.jpg
(画像とクリックすると拡大されます)











次に『インプラントと同時にGBR 法を行う方法』です。
専門用語で、『サイマルテイニアスアプローチ』と言います。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法(ステージドアプローチ)をしなくても大丈夫な場合に適応します。
インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。
3〜6ヶ月後に膜を除去し、後は上部構造を作製するだけです。(下図2参考)
GBR2
(画像とクリックすると拡大されます)










次回のブログは11/6(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『骨の再生はどこまで可能なのか?:(GBR法)の限界:その2』です。


今週(10/31〜11/2)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

本日ご紹介するケースは、上顎の前歯部のインプラント手術です。
上顎の前歯部は、審美性が非常に重要視される部位です。
単に噛めればいい ということではありません。
しかし、この審美性が非常にやっかいなのです。

どこまで審美的に治療が行えるかは、治療前の骨吸収状態に左右されます。
特に、1歯欠損(欠損の両側に歯が残っている)の場合には、難しいのです。

治療を受ける患者様にとっては、元々歯があった状態とまったく同じに治療が終了することをご希望されています。
しかし、術前に骨吸収が高度に起っている場合には、この希望を100%達成することは難しくなります。

骨の吸収が起ると、それに伴い歯肉も退縮します。
歯肉が退縮した状態でインプラントを埋入すると審美性も問題を生じる可能性もあります。

骨の吸収がある場合、骨を再生(増骨)するための治療が必要になってきます。
これが、今回からのテーマになっているGBR法です。
GBR法の難しさは、次回以降のブログで解説しますので、ご覧になって下さい。

さて、今回のケースでは、骨の吸収が高度に起っていたため(高さも、幅の吸収もなかりありました)、インプラントを埋入と同時に骨増大(GBR法)を行いました。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。

手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に仮歯を作製し、型を取ります。


治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
最終的には、これに被せ物の費用(105.000円:税込)がかかります。
治療完了までの治療費の合計は、315.000円(税込)になります。
これには、手術費用、薬代、型を取る費用等、インプラント治療の全てが含まれます。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
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