最新インプラント症例ブログ

2009年4月23日

インプラント周囲炎:その3

4/23(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラント周囲炎:その3』になります。

前回と前々回の2回で インプラントも歯周病のような状態になることを解説しました。
『インプラント周囲炎』です。

そして、前回の2回目では、インプラント周囲炎の治療方法についても解説しました。

もし、インプラント周囲炎になっても骨吸収がさほど起っていなければ、
治療は可能です。
しかし、骨吸収が大きく起っていた場合には、
インプラントを摘出する必要性があります。

昨年度、インプラント治療が終了した後で、
インプラント周囲炎となり、摘出した方が1名いらっしゃいました。

摘出までは いかなくても インプラント周囲炎の治療を行った方も
何人か いらっしゃいました。
インプラント周囲炎の治療を行った方は、全て改善しました。

これらの改善した方は、早い段階で分かったからです。
早めの対応をすれば、インプラント周囲炎になっても十分改善しますが、
骨吸収があまりにも進行するとダメ(インプラント摘出)です。

先程のインプラントを摘出した1名の方は、インプラント周囲炎の状態が非常に長かったために、手遅れになってしまったのです。

歯周病もまったく同じです。
歯周病が進行していなければ、治療により十分改善は可能ですが、
歯周病が進行してしまうと抜歯になってしまいます。
できるかぎり早い段階で発見することが最も重要です。

そのためには、定期検査が最も重要です。
歯周病もインプラントも定期検査が大切になります。

インプラントの定期検査(メインテナンス)では、
口腔内全体の状態を検査します。
歯周病の検査、噛み合わせの検査 等です。

そして、口腔内の清掃を行います。
この定期検査(メインテナンス)で行う口腔内の清掃のことを
『PMTC』と言います。

『PMTC』とは、『 Professional Mechanical Tooth Cleaning』の略で、
歯科医師や歯科衛生士のように特別に訓練を受けた専門家が
器具やペースト(フッ素入り歯面清掃剤)を用いて
歯面および歯周ポケット内部に存在している
『バイオフィルム』を機械的に除去することを言います。

『バイオフィルム』とは、
『細菌などが集まってできたヌルヌル、ネバネバした塊』のことです。
そう言ってもピンとこないと思いますので、私達が生活する上で存在する『バイオフィルム』の話しをします。
台所や風呂場の清掃を少ししないでいるとそこは、
“ ヌルヌル ”としてきます。
その“ ヌルヌル ”を除去しようと思っても、
塩素系の薬剤等を使用しない限り、
ブラシのみではなかなか取除くことは困難であると思います。
この除去しづらい“ ヌルヌル ”が『バイオフィルム』です。

口腔内でも同様の『バイオフィルム』が形成されます。
『バイオフィルム』の内部には複数の『細菌』が生息しています。
『バイオフィルム』という家の中で複数の『細菌』が共同生活をしていると思って下さい。
問題なのは『バイオフィルム』は薬剤や殺菌剤などの外敵から身を守るためにバリアとして働いていることです。
かなりの高濃度の薬剤でもない限り、
内部の細菌を殺すことは困難です。

ではどうしたら『バイオフィルム』内部の細菌を除去できるのでしょうか? 

答えは、機械的にこすり、除去することです。


次回のブログは4/27(月曜日)になります。

今週(4/21〜22)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎と下顎では、骨の硬さが違います。
インプラントの安定を考えれば、硬い骨の方が利点が多いのです。
そして、下顎の骨の方が硬いのです。

また、インプラントが長期的に安定するためには、
短いインプラントより
長いインプラントの方が良いのです。

つまり、硬い骨で、長いインプラントを埋め込むことができれば、
最も安定が良いと言えます。

逆に言えば、軟らかい骨で、短いインプラントしか埋入できない場合には、
長期的な安定は得られないと言えます。
具体的に言えば、上顎に短いインプラントを埋入した場合には、長期的な安定は得にくいということになります。

昨日行ってケースでは、骨の吸収 等があり、
短いインプラントしか埋入できない状態でしたが、
下顎であったために、骨は硬く安定が良い状態でした。
そのため、インプラント自体は、短かったのですが、
その将来性は、決して悪いものではありませんでした。

これが、もし上顎であれば、同じような短い長さのインプラントでは無理であったと考えられます。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)   SLAタイプでした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約2週間で完成した被せ物を装着し、完了です。
以外に治療回数はかからないものなのです。

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
最近の投稿
カテゴリ
アーカイブ

PAGE TOP