最新インプラント症例ブログ

2009年10月15日

カンチレバーによる治療方法

10/15(木曜日)です。

今年も後 2ヶ月ちょっとで終わってしまいますね。
早いものです。

毎年そうですが、年末になると インプラント治療をご希望されて来院される方が急激に増えます。

昨日も 4名の方がインプラント治療をご希望されて来院されました。

『なんとか年内に噛めるようにしたい!』
というご希望が強いのだと思います。

インプラント治療はどうしても時間(期間)が かかる治療ですので、
1回、2回で終了することが難しいのです。

年内になんとか噛めるようにしたい と 考えられている方は、できる限り早い受診が大切です。

また、審美的な改善 や 噛むことを短期的に達成するのであれば、
まずきちんとした仮歯を作製することで 問題が解決できる場合も多くあります。


さて、本日の本題です。

今日は、『カンチレバーによる治療方法』の話を症例と合わせて解説します。

まず、カンチレバーとはなにか?
という話から始めたいと思います。

この話は、以前にもこのブログで取りあげた話ですが、ご覧になっていない方も多いかと思いますので、
再度ご説明致します。


カンチレバーとはなにか? という話の前に 天然歯での『ブリッジ』について解説します。
天然歯におけるブリッジとは、歯が欠損している部位に対して行う治療法です。

例えば、歯が1歯欠損しているとします。
この場合の治療方法として、
1. 義歯(入れ歯)
2. インプラント
3. ブリッジ
が考えられます。
ブリッジとは、欠損部の両側の歯を削除し、3歯分の連結した被せ物を行う治療法です。
以下の写真は、1歯欠損に対し、両側を削り ブリッジを行った症例です。
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このブリッジという方法は、インプラントに対しても行える治療法です。
それでは、インプラントブリッジの症例を見ながら解説していきたいと思います。
下の症例は、初診時の状態です。
今回は、右下奥に注目して下さい。
右下奥の歯を抜歯し、インプラントブリッジの計画を立てました。
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下の写真は、治療後になります。
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右下の奥歯の3歯欠損部に2本のインプラントを埋入し、ブリッジとしました。
ブリッジの場合、通常はこのように欠損部の両端にインプラントを埋入して行います。

しかし、両端にインプラントを埋入するためには、
埋入部位にしっかりとした骨が存在しないとできません。

例えば、下の写真5では 左下の奥に3歯分の欠損が存在します。
これを先ほどの 写真3と写真4のように両端にインプラントを埋入しようとすると 奥の部位には骨の吸収があり、確実にインプラントを埋入することができません。
写真6の点線が骨の吸収しているライン(外形)を表しています。
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この点線部に 骨の再生(GBR法)を行い、インプラントを行うことは可能ですし、そうした方が良いことになります。
しかし、骨を再生(GBR法)させることは時間、治療費もかかりますし、治療を受けられる患者さん本人の大変さもあります。
そうしたことを解決する治療法が「カンチレバー」という方法です。
この症例は、実際にカンチレバーにて治療を行っています。
治療後の状態が下の写真7です。
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これで、ブリッジとカンチレバーの違いが少し分かってきたかと思います。

この話をふまえて、今週のインプラント手術報告になります。

今週(10/13〜14)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

欠損は、下顎の奥歯3歯です。
通常、歯が3歯分欠損している場合には、2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。

埋入する部位は、欠損の両側(両端)です。

もともと、同部位は、天然歯のブリッジでした。

しかし、骨吸収が進行する ことにより、ブリッジ全体が歯がグラグラ してきました。

歯周病の検査 の結果、同歯は、歯周病の治療 を行ってもとれも残すことができない状態でした。

抜歯です。

しかし、問題なのは、その後の治療です。

歯周病細菌による感染によって吸収してしまった顎の骨には、大きな穴 があいている状態です。

インプラントという治療は、顎の骨の中に チタンでできたネジを埋込む治療です。
そのため、骨の状態によって、インプラントが可能かどうかが決まってきます。

今回は、3歯欠損のうち、一番奥の部位で骨吸収がかなり起っていました。

手術前の治療計画としては、3歯欠損の両端にインプラントを埋入する計画を立てました。
ただし、骨吸収が大きいので、インプラントを埋入すると同時にGBR法(骨増大法) を行う計画を立てました。

そして、実際の手術時、想像していた以上に骨の吸収程度は進行しており、骨の回復程度も良くありませんでした。

もちろん、予定通りインプラントを埋入し、GBR法(骨増大法) を行うことも可能ですが、今回は、骨吸収が大きかった部位に埋入するのを避けました。

真ん中の欠損部には、骨吸収がまったくなかったので、埋入部位をそちらに変更しました。

その結果、今回のインプラント手術は、カンチレバーになったのです。

このことにより骨吸収部位への埋入が避けられたために、術後の腫れ等は、最小限に抑えられました。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取ります。

次回のブログは10/19(月曜日)になります。



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神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
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