最新インプラント症例ブログ

2010年1月21日

インプラントモニター:その15

1/21(木曜日)です。

先日 愛知県豊橋市の歯科医院でインプラントの再使用を行っていたことが問題となっていました。
非常に大きな問題です。
このことについては、明日(1/22:金)のインプラント基礎ブログ で詳細をお話したいと思います。
是非ご覧になって下さい。

それでは 今日も前回の続きで、『インプラント症例』になります。

本日で15回目となりました インプラント症例ですが、このブログでは一般的な症例というよりは、患者様のご希望とか 骨の吸収状態 等があり、治療を工夫した症例を紹介しています。
本日ご紹介する症例もそのようなケースです。

通常、高度の骨吸収がある状態では、骨増大法(GBR法)を行い、骨の再生(増骨)を行って インプラントを埋入します。

ちなみに骨の吸収する原因は以下のようなことです。
  歯根破折
  歯がないまま長期間そのままになっている
  歯周病

骨増大法(GBR法)を行えば、ある程度の骨の回復(増骨)が可能です。

しかし、元々の骨吸収の程度が大きい場合には、GBR法(骨再生治療)の限界 もあります。
また、治療の大変さもあります。
そのため、可能であれば避けたい治療でもあります。

本日ご紹介する症例は、骨吸収がかなり起こっていたが、
患者様が「可能なかぎり大変な治療は避けたい!」とのご希望がありました。
そのため、骨増大法(GBR法)を極力避ける治療を行ったケースです。

初診時 患者様は
「奥歯がグラグラする!」 
「歯肉が腫れる!」
「噛めない!」
とのことで来院されました。
レントゲン等の 検査の結果、骨の吸収がかなり起こっていました。
以下は、初診時のレントゲン写真です。
スライド1

骨吸収の状態が分かりやすいようにレントゲン写真に線を書いてみましょう。
青線が本来の骨の状態です。
赤線が現在の骨吸収した状態です。
奥歯では、かなりの骨吸収があることが分かるかと思います。
スライド2

以下のレントゲンも骨吸収の状態をあらわしたものですが、
今回から新しく作成したものです。
今までの線だけよりも分かりやすいかと思います。
赤色の部分が骨吸収した部分です。
スライド3

歯周病の検査 等 総合した結果、以下の×印を抜歯することになりました。
ここまで骨吸収が進行してしまうと治療は不可能です
スライド4

以下のレントゲンは、先程の骨吸収と抜歯部位を合わせたレントゲンです。
スライド5

抜歯する歯はもう完全に骨の中に埋まっていないですね。
骨吸収がかなり大きくインプラント治療を困難にしています。
また、他にもインプラント治療を困難にする問題がありました。
それが、下歯槽神経と言われる下顎の顎の中にある神経の存在です。
以下は、神経をあらわした状態です。
スライド6

骨吸収が大きいため、下顎の神経との距離がほとんどなくなっています。
患者様には、GBR法を行ってからでないと適切にインプラント治療を行うことはできないことをお話しました。
しかし、患者様は「インプラント治療は行いたいが、大変な治療はできるかぎり避けたい!」
「痛いこと 腫れることは嫌!」とのご希望がありました。

さあ大変です。
骨吸収が大きいこの状態では 難しいご希望ですね。
考え抜いた結果、最小限のGBR法のみでインプラントを行う計画を提案しました。
1.骨吸収が大きいので、
  最小限の短いインプラントを使用する!
2.下顎神経を避けるためにも 
  最小限の短いインプラントを使用する!
3.インプラントを斜めに埋入 し、
  可能なかぎり長いインプラントを
  埋入できるようにする!
4.高度の骨吸収がある下顎左側の一番奥にはインプ
  ラントを埋入せす、カンチレバー を応用する!
以下が治療計画をあらわしたシュミレーションです。
スライド7

本当は、ベストな治療計画としては、GBR法をきちんと行い、可能なかぎり骨の増大を行ってからインプラントを埋入することが良いのです。
しかし、常に100%の治療計画とはならないのが臨床です。
 患者様のご希望!
 口腔内の状態(特に骨吸収の程度)!
 治療費!
 治療期間!
 治療の大変さ!
 もちろん安全性!
等 さまざまなことを総合して最終的な治療計画ができるのです。
以下が下顎のインプラント治療後です。
スライド8


次回のブログは1/25(月曜日)になります。
次回も『インプラント症例』です。

今週(1/19〜20)のインプラント手術報告

昨日のインプラント手術は珍しく骨吸収がまったくない下顎の奥歯にインプラントを2本埋入しました。
使用したインプラントはストローマンインプラント(ITIインプラント) です。

簡単なケースでしたので、麻酔時間を除けば10分程度で終了です。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取ります。



 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。
インプラントモニターご希望の方がかなり増えてきましたが、まだまだ募集します。


      インプラント無料相談
現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
      インプラント無料相談



・ オリコン 2010年度版 顧客満足度の高い インプラント歯科医院ランキング神奈川県版

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
最近の投稿
カテゴリ
アーカイブ

PAGE TOP