最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラントの被せ物の記事一覧
2019年9月5日

上顎前歯部のインプラント治療:セラミックブログとのコラボ

2019年 9月 5日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。

本日のインプラントブログは、
上顎前歯部のインプラント治療:セラミックブログとのコラボです。

このインプラントブログとともに以下のブログもご覧になって下さい。
インプラントブログとオールセラミックブログのコラボ

初診時の口腔内写真です。

上顎右側前歯部(*印)が歯根破折していました。

この時のレントゲン写真です。

神経のない歯は非常に脆く、折れることがあります。

このブログでも神経のない歯の問題点についてはよく書いています。

歯根破折していたので抜歯と診断しました。

以下がインプラント手術直後のレントゲン写真です。

以下は治療後です。

さて他にも治療上問題があった歯があります。

インプラントの左側隣の歯です。
この歯には、もともと金属の芯棒が入っていました。

メタルコアと言います。

インプラント治療と一緒に左側にある天然歯も被せ物を再製しました。
オールセラミックでの治療です。

本来オールセラミック治療を行う際には、
このメタルコアを除去し、
ファイバーコアとすることが一般的です。

メタルコアを除去し、
ファイバーコアという素材に変更することが現在の治療では一般的です。

メタルコア と ファイバーコアを比較すると
ファイバーコアの方が根が折れにくいとの報告も多くあります。

また審美的な問題に対しても
ファーバーコアは優位性が高いです。

私自身、メタルコアをもう15年以上使っていません。

金属アレルギーといった点でもメタルフリーは必要なことです。

しかし、このメタルコアを除去する際には、
簡単に取れることもあれば
非常に取りにくいケースもあります。

今回はレントゲン上では、
メタルコアを除去するのが容易いと思っていたのですが、
思ったより除去が難しかったので
メタルコアは除去せずに
オールセラミック治療を行いました。

臨床は、様々なことがあります。

さてこの症例は、
審美的な問題が起こりやすかったので
単にインプラントを埋め込むだけでなく、
審美的は配慮が必要でした。

この内容についてはオールセラミックブログに記載してありますので
そちらをご覧下さい。
このインプラントブログとともに以下のブログもご覧になって下さい。
インプラントブログとオールセラミックブログのコラボ

当医院では、世界最大シェアーで高い信頼性のストローマンインプラント を使用しております。

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治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
インプラントモニター制度(手術費用から20%割引)

今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト HPでは 治療費(費用)の説明や 無料相談コーナーもあります。

2019年6月20日

インプラントスクリュー固定式セラミック(e.maxスーパーストラクチャー)

2019年 6月20日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。

本日のブログは、
前回のブログと同じで
インプラントの被せ物:スクリュー固定式セラミック(e.max)です。

前回のインプラントブログ と オールセラミック とのコラボが評判が良かったので、
本日も2019年6月20日オールセラミックブログ とのコラボです。

早速症例を見ていきましょう。

まず初診時です。
下顎右側奥から3番目の歯が欠損していました。

この部分で噛めるようにしてほしいというのが患者様のご希望です。

この患者様のケースでは、
治療方法は3つ考えられます。

一つは、義歯(入れ歯)です。
入れ歯は、取り外し式です。
治療は非常に簡単です。

型を取ります。

約1週間で義歯が完成します。

以上です。

短期的な治療が可能です。

しかし、欠点として、
取り外し式であることと
義歯に対する違和感を生じる方が多いです。

次にブリッジです。
ブリッジは欠損の前後の歯を削る治療法です。
欠損部前後の歯を大きく削り、型と取ります。

約7〜10日程度でブリッジが完成します。

ブリッジは接着剤で固定しますので、
義歯のように取り外すことはありません。

違和感も非常に少ないです。

しかし、大きな欠点として、歯を削る行為が必要なことです。

今回のケースの場合、
欠損部前後の歯は健康な状態の歯であり、
ブリッジのために歯を削ることは避けたいです。

歯は削ることでダメージを受けます。

削らないにこしたことはありません。

次にインプラント治療です。
先ほどの義歯のように取り外し式ではありません。
固定式です。

ブリッジのように歯を削ることもありません。

周囲の歯への影響が少なく、
見た目(審美性)に優れており、
取り外すようなわずらわしさもありません。

しかし、インプラント治療にも欠点があります。

それは保険が適応されないことと
インプラントを埋め込むための小さな手術が必要であることです。

今回のようなケースであれば
手術自体は、約5〜10分もあれば十分完了する程度ですので
さほど治療自体のご心配はありません。

費用的な問題さえ解決できれば
今回のようなケースでは良い治療法と言えます。

以下が手術後です。

そして、約2ヶ月半で型をとり、被せ物を装着しました。
セラミックのスクリュー固定式です。

e.max CAD スーパーストラクチャーという方法です。

この口腔内の写真は、
2019年6月20日オールセラミックブログ をご覧ください。

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治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
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ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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2019年6月6日

インプラントの被せ物:スクリュー固定式セラミック(e.max)

2019年 6月 6日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。

本日のブログは、
インプラントの被せ物:スクリュー固定式セラミック(e.max)です。

本日のインプラントブログは、オールセラミックブログ とのコラボです。

以下のブログも御覧ください。
2019年6月6日(木曜日)オールセラミックブログ

インプラントの被せ物には、
通常の天然歯と同じようにセラミック等をセメント(接着剤)でつける方法と
ネジのようなものでセラミック等を固定する
2つの方法があります。

それぞれ利点、欠点があります。

噛み合わせ や
インプラントの状態によっても
どちらを選択するのかは異なります。

また 治療を行う先生の考え方によっても変わってきます。

私自身は、ほとんどのケースでスクリュー固定式です。

セメント固定式と
スクリュー固定式の
違いについては、後日のブログでアップします。

本日は症例を見ていきましょう。

まず初診時です。
下顎左側奥から3番目の歯が折れてしまっていました。

このブログでよく解説することですが、
神経のない歯は、非常に脆く、
折れることが時々起こります。

折れた(歯根破折)場合には、抜歯となることが多いです。

このケースの患者様も
歯根破折で抜歯しか方法はないことを説明させていただき、
同意を得て、抜歯となりました。

抜歯後、2ヶ月程度待ち、
インプラントを埋め込みました。
以下が手術直後です。

そして、約2ヶ月半で型をとり、被せ物を装着しました。
セラミックのスクリュー固定式です。

e.max CAD スーパーストラクチャーという方法です。

この口腔内の写真は、
2019年6月6日(木曜日)オールセラミックブログ を御覧ください。

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治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
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治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
インプラントモニター制度(手術費用から20%割引)

今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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2019年3月28日

上顎奥歯のインプラント治療

2019年 3月28日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  インプラント症例専門サイト」です。

本日もインプラントのケースを見ていきましょう。

本日の症例の口腔内写真については、
昨日(2019年3月27日のセラミックブログ)にアップしてありますので、
そちらも見て下さい。
2019年3月27日のセラミックブログ)

このブログは、インプラントブログですから早速初診時のレントゲンから見ていきましょう。

以下は初診時です。

上顎の左側の奥歯が3歯欠損しています。

患者様は左側では噛めないとのことで
入れ歯ではないインプラント治療をご希望されました。

また患者様は、他の口腔内にある金属治療も治したいとのことで
金属を一切使用しないオールセラミック治療も行いました。

上顎左側奥歯については、
長い間 歯がないままであったため、
問題が起こっていました。

それは、噛み合う下の歯の挺出です。

歯は、上下顎で噛み合っているわけですが、
噛み合う歯を抜歯することで噛めなくなります。

そうなると歯が動いてくるのです。

例えば、
下顎の歯を抜歯すると
噛み合っていた上顎の歯が下方に提出してきます。
上顎の歯が落ちてくるのです。

逆に上顎の歯を抜歯すると
下顎の歯が上方に挺出してきます。
伸び上がってくるのです。
(必ずではないですが…)

本日の症例も上顎左側の奥歯が欠損していたため、
下顎の歯が上方に提出してしまったのです。

本来の下顎の位置は、以下の黄色線です。

ここで治療方法として、以下のことが考えられます。

もっとも理想的な対処方法として、
矯正治療を行い、
挺出した下顎の歯を元の位置まで動かすことです。
これがベストです。
しかし、この矯正治療を行なったプランの場合、
矯正治療を行う治療費がかかることと
矯正治療に伴う時間がかかることです。

そして、
もっとも一般的なことは、
挺出した下顎左側奥歯を削り、
元の高さにまですることです。
この方法の利点は、
削って高さを揃えるだけなので
治療の大変さは、矯正治療と比較すると格段に楽にできます。
しかも今回の治療は上顎左側のインプラント治療だけでなく、
下顎の金属部分を除去し、
セラミックにしたいとの患者様のご希望もあったことから
この方法が考えられます。
しかし、
欠点として、
歯を多く削らないといけないことです。
本症例の場合、
高さをベストな状態まで削ると
神経を取ったりする可能性が高まります。
できれば神経は取りたくないです。

そこで
最終的には、
下顎左側の奥歯は、セラミックにはするが、
高さを揃えるまでは削らずに
神経を取らないことを大きな目的として治療することにしました。

全てのプランには、
利点もあれば
欠点もあります。

またインプラントについては、
上顎左側には、3歯分の欠損はありますが、
治療費 等も考慮し、
2本のインプラントのみで対応することになりました。

以下が治療跡です。

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ワンランク上の歯科衛生士になる為のスキルアップセミナー”ペリオ編”

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯分 100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、 1歯分 90.000円(消費税別)になります。
インプラントの土台(アバットメント)は、1装置54.000円(消費税別)になります。

インプラントモニターの詳細は、以下をご覧下さい。
インプラントモニター詳細

インプラントモニターは期間限定で行なっている制度です。
モニター終了後は通常料金となりますので、
ご希望される方は、お早めに受けられて下さい。

治療費は現時点での費用であり、今後変更になる可能性があります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用が含まれています。

 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
インプラントモニター制度(手術費用から20%割引)

今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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2009年8月6日

インプラントと噛み合わせ:その2

8/6(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラントと噛み合わせ:その2』になります。

前回のブログでは、歯が欠損した状態を放置すると 噛み合う歯が動いたりして、噛み合わせに問題が起ってしまうことを解説しました。

また、歯ぎしり や くいしばり の問題についても解説しました。

本日もインプラントと噛み合わせについての続きになります。

噛み合わせに問題があると インプラントの被せ物(セラミック等)が欠けることがあります。
これは、もちろん頻繁に起ることではありませんが、
インプラントのセラミックが欠けることは現実問題として考えられることです。

特に奥歯では、噛む力の負担が大きいため、割れることがあります。

まず、この理由を解説します。
インプラント天然歯は、噛み合わせに対して大きな違いがあります。

天然歯の周りには『歯根膜』と呼ばれる非常に薄い膜が存在します。

これは噛んだ時に歯を傷つけないように『クッション』のような働きをします。
つまり、歯は噛むと動くのです。

それに対して、インプラントには、歯根膜は存在しません。
そのため、歯を噛んでも動かないのです。
この 歯が動くということは 非常に大切なことです。
歯やインプラントに過度な力が加わった場合、動くことにより過剰な力を逃がす働きがあります。

もし、動かないインプラントに過剰な力が加わった場合、
その力は、そのまま被せ物(セラミック等)に加わります。

つまり、インプラントには 歯根膜がないため、噛んだ力を分散させることができず、
セラミック 等に負担がかかり、欠けてしまうのです。

もし、欠けてしまった場合の対応ですが、少し欠けたのみであれば、その部分を研磨し、丸めるのみです。

ある程度欠けてしまた場合には、修理用のセラミックがありますので、それで、修復します。

大きく欠けてしまった場合には、新しく再製します。

また、再製や修復とともに考えなければならないのが、『原因の究明』です。

例え、欠けた部分を修正しても噛み合わせ や 歯ぎしり が改善されなければ、再度欠けてしまうことが考えられます。
そのため、噛み合わせのチェックやマウスピースを必ず使用することが大切です。
マウスピースについては、前回のブログで解説した内容を参考にして下さい。

毎日の食事や 歯ぎしり や くいしばり にも対応しなければ、なりませんので、セラミック等には非常に負担がかかります。

セラミックの素材は大雑把に言いますと『お茶碗』と同じような『瀬戸物(せともの)』です。
このような素材に毎日負荷をかけていれば、割れてきたりする可能性があるのがわかるかと思います。
もちろん歯科で使用する『セラミック』は『お茶碗』とは違いますが、
割れるリスクは0%にならないのです。

また、割れたりした場合、被せ物を強い接着剤でつけていると
欠けたりした場合に 外すのが困難になってしまいます。
そのため、ネジで固定する方法 や 仮の接着剤でつける ことが有効です。
取り外すことができれば、修理も簡単に行えます。

また、インプラントの被せ物の素材を セラミック 等にせず、金属製の被せ物にする方法があります。
金属ですが、噛み合わせの長期安定からすると最も優れている材質です。

長期的にはセラミック等と 同様に若干は磨り減りますが、かけたりすることはありません。
インプラントの被せ物としては一番お勧めです。

しかし、欠点として金属製ですので見た目に問題があります。
最も奥歯であればよいかと思いますが、少し手前になると見えてしまいます。
そのため多くの患者さんは金属を避ける傾向にありますが、
医療サイドからすると安全性の高い金属がいいと思います。


今週、今回の内容のように インプラント治療後にセラミックが欠けた患者様が来院されました。
ちょうど前回と今回の話と共通する部分がありましたので、紹介させていただきます。

患者様は、数年前に 右下奥歯が4歯分欠損しており、義歯を作製しましたが、
違和感が強く、義歯(入れ歯)ではない、固定式のインプラントを希望され来院された患者様でした。

治療方針として、2本のインプラントを埋入し、4歯分のセラミックを装着する
いわゆる ブリッジ としました。

治療に際し、さまざまな問題をかかえていました。
まず一つ目は、歯が欠損してから義歯(入れ歯)を作製しましたが、違和感が強いため、
なかなか使用することができない状態でした。
そのため、欠損部の上の歯が挺出(落ちて)してしまっていました。
これは、前回のブログでお話をした内容ですね。
噛み合う歯が挺出してしまったため、下顎との隙間(スペース)がほとんど無くなっていました。
どの程度 隙間(スペース)がなくなっていたかと言いますと
もともとあった隙間(スペース)の約70%が失われた状態です。
このような場合、挺出してしまった上顎を多少、削除(削る)し、
上下顎の隙間(スペース)を確保しますが、挺出してしまった歯を削除するにも限界があります。
あまり削除できないケースもあります。
特に挺出してしまった上顎の歯が神経がある状態であった場合には、削れる限界があります。

今回のケースでも多少挺出した上顎を削除し、セラミック ブリッジを作製しましたが、
それでも通常の隙間(スペース)の半分以下しかない状態でした。
そのため、作製してできたセラミック ブリッジも高さが半分程度の物しか作製できませんでした。

また、患者様は噛み合わせが非常に強い方でした。
歯ぎしり や くいしばり が非常に強い方です。

このようなことが合わさり、今回のセラミック部分の破損につながったと考えられます。

修復を試みようと思いましたが、再度欠ける可能性が高いと判断し、
ブリッジ自体を新しく作製することにしました。
ブリッジを新しく作成する場合、当医院では保証制度がありますので、
費用はまったくかからず、無料で行えます。

さて、今回新しく作製するにあたり、同じようなことが起らないように
4歯分のブリッジのうち、一番奥の部分のみ、金属製にすることにしました。
一般的に、一番奥の歯に噛む力が加わりやすいので、割れることがあります。
今回は、そうしたことを防止するために、一番奥のみを金属製に変え方が安全であることを
患者様にご説明したところご納得していただけました。

歯科治療において、治療を行った部位が100%トラブルなく経過すれば良いのですが、
現実的には、治療部位に問題を生じることもあります。
そのような場合には、トラブルとなった原因を考え、できるかぎり問題が生じないような
方法で対応することが重要であると考えられます。

無理をした方法で行っても、良い結果は得られません。

本日は話がだいぶ長くなってしまったので、これで終了します。


次回のブログは8/10(月曜日)になります。


8/12(水)〜8/17(月)夏期休診になります。


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神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
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2009年7月23日

インプラントの上部構造の話 と 皆既日食

7/23(木曜日)です。

昨日は、皆既日食(横浜(大船)は部分日食ですが…)でしたね。

昨日は、当然 診療日でしたが、どうしても見たかったので、日食の時間帯だけ予約を入れずに、日食を見ました。
朝から雨でしたが、日食の時だけ、雨が止み、雲の隙間から見えました!
こんな感じでした。
776543








次回日本で見られるのは、26年後だそうです。


さて、今日は、『インプラントの上部構造の話』になります。

インプラントの被せ物の種類には、大きく分けて
『セメント固定式』 と 『ネジ止め式』があります。

『セメント固定式』は、天然歯の被せ物(差し歯)と同じです。
接着剤(セメント)で インプラントの土台 と セラミック等の被せ物を固定します。

それに対し、『ネジ止め式』は、
具体的に言うと、型を取ってできた被せ物を 接着剤(セメント)で付けるのではなく、
『ネジ』で固定する方法です。

完成した被せ物の噛む面 や 被せ物の横の部分に メガネで使用するような『小さなネジ』が付いています。
インプラントの土台とは この『ネジ』で固定されることになります。
インプラントに被せ物を取り付ける際に、ドライバーのネジのようなもので、
締め付けて固定します。

『スクリュー固定』の最大の特徴として『取り外し』ができることです。
この『取り外し』ができることは 将来性を考えた場合、非常に利点となります。
被せものが『セラミック』のような白い材質の場合、
噛む力 や 歯ぎしりの程度等によりますが、磨り減ったり、欠けたりする可能性があります。
もし、欠けたりした場合、『取り外し』ができれば、一度取り外して修理できます。
長期間の間に磨り減った場合でも 取り外し、修理が可能になります。

また、万が一、インプラント自体に問題があった場合、取り外しができた方が
その後の治療を行いやすいという利点があります。

欠点としては、歯に収まるような『小さなネジ』を被せ物に埋め込むため、
非常に複雑な構造になります。
作製する被せ物の形も大きくなりやすいため、人によっては違和感がある場合があります。
作製するのも大変です。
そのため、コスト(費用)がかかることがあります。

また、小さな『ネジの穴』が歯の『噛む面』に設定されることがあります。
こうなると『穴』が見えてしまうことがあり、審美的に問題が生じることがあります。
また、『ネジの穴』は 噛む面の約30%を占めるため、噛み合わせを厳密に調整しなければなならいケースでは 対応が難しいことがあります。

さらに時々ネジが緩むことがあります。
これは、毎日、毎日、強い力で噛むことにより、ネジが回転し、緩むのです。

次に『セメント固定式』の利点、欠点になります。
まず 利点として、『スクリュー固定』にあった『穴』がないため、
審美性に優れ、細かい噛み合わせの調整が可能です。

また、『スクリュー固定』に比較して 作製が比較的簡単に行えるため、
完成した被せ物のエラー(不適合等)が少ないもの利点です。

欠点としては、
インプラント埋入に際し、審美性を重視して行った場合に起ることがあります。
前歯部の場合等、インプラントを審美的に行う場合、インプラントと上部構造(被せ物)の境目が見えないように この境目の部分を歯肉の内部に設置します。

なんのことだかわからない方のために、天然歯において被せ物を行う際の治療方法について解説します。
通常、天然歯を削って、被せ物を行う時には、削る境目をどこに設定するかは、前歯、奥歯等により異なります。
歯は、削る境目を 歯肉と同じ位置もしくは 若干歯肉より少し上に設定します。
つまり、被せ物と削った境目が歯肉の上になり、直接見える状態にします。
こうすることにより、境目に直接歯ブラシを当てることが可能となります。
また、被せ物は接着剤でつけますので、つける際にできる余分な接着材を取り除くことが確実に行えます。

しかし、削った境目が歯肉の上に直接見えるということは 歯では審美的に問題を生じることがあります。
そのため、歯等の審美性を重視する場合にはこの境目を歯肉の中(約1〜1.5ミリ)に設置します。
境目は、歯肉の内部にあるため、審美的には優れていますが、問題点もでてきます。
一つは 型を取ることが困難なため、エラー(再度型を取ったり、完成した被せ物がぴったりと合わない等)がでてきます。
次に先程あった、境目にある余剰な接着剤を正確に取り除くことが難しいのです。
これは 余剰な接着剤(セメント)がきちんと取り除けたか確認することが困難であることとつながります。
もし、余剰な接着材が歯肉内部に残ると それが、原因で炎症が起ります。

話は長くなりましたが、審美性を重視する部位にインプラントを行う場合、
インプラントと被せ物の境目を歯肉の内部(歯肉縁下1〜1.5ミリ)に設定しますので、接着剤を取り残す可能性があります。
審美性重視するために、歯肉縁下にインプラントを埋入した場合には『スクリュー固定』との方が優れていると言えます。

その他にも利点、欠点はありますが、
『スクリュー固定』と
通常の接着剤を使用してつける『セメント固定式』は
その状況により使い分けているのが現状です。

それでは 実際には『セメント固定式』と『スクリュー固定』は どちらが使用されているのでしょうか?

1999年に Misch が報告したデータによると全米のインプラントの固定方法の85%以上は『セメント固定式』であった。
とされています。

今日は、話が長くなってしまいましたので、これで終了です。



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2009年5月28日

カンチレバーによる治療方法とは?:その1

5/28(木曜日)です。
今日は、『カンチレバーによる治療方法とは?:その1』になります。


カンチレバーとはなにか? という話の前に 天然歯での『ブリッジ』について解説します。
天然歯におけるブリッジとは、歯が欠損している部位に対して行う治療法です。

例えば、歯が1歯欠損しているとします。
この場合の治療方法として、
1. 義歯(入れ歯)
2. インプラント
3. ブリッジ
が考えられます。
ブリッジとは、欠損部の両側の歯を削除し、3歯分の連結した被せ物を行う治療法です。
以下の写真は、1歯欠損に対し、両側を削り ブリッジを行った症例です。
burijji1
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このブリッジという方法は、インプラントに対しても行える治療法です。
それでは、インプラントブリッジの症例を見ながら解説していきたいと思います。
下の症例は、初診時の状態です。
今回は、右下奥に注目して下さい。
右下奥の歯を抜歯し、インプラントブリッジの計画を立てました。
555
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下の写真は、治療後になります。
999
クリックすると拡大されます。




右下の奥歯の3歯欠損部に2本のインプラントを埋入し、ブリッジとしました。
ブリッジの場合、通常はこのように欠損部の両端にインプラントを埋入して行います。

しかし、両端にインプラントを埋入するためには、
埋入部位にしっかりとした骨が存在しないとできません。

例えば、下の写真5では 左下の奥に3歯分の欠損が存在します。
これを先ほどの 写真3と写真4のように両端にインプラントを埋入しようとすると 奥の部位には骨の吸収があり、確実にインプラントを埋入することができません。
写真6の点線が骨の吸収しているライン(外形)を表しています。
1111
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この点線部に 骨の再生(GBR法)を行い、インプラントを行うことは可能ですし、そうした方が良いことになります。
しかし、骨を再生(GBR法)させることは時間、治療費もかかりますし、治療を受けられる患者さん本人の大変さもあります。
そうしたことを解決する治療法が「カンチレバー」という方法です。
この症例は、実際にカンチレバーにて治療を行っています。
治療後の状態が下の写真7です。
9946
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これで、ブリッジとカンチレバーの違いが少し分かってきたかと思います。
次回のブログでは、さらにカンチレバーについて詳しく解説します。

次回のブログは6/1(月曜日)になります。


今週(5/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日のインプラント手術は、骨吸収が非常に大きかったケースでした。
骨吸収が起ってしまった原因は、 歯根破折です。
神経のない歯は非常に脆く、突然折れてしまうことがあります。

ここで問題なのが、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、
抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。
破折したままの状態でいると破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後にインプラントを埋入する場合に非常に不利な状態になります。
もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。

今回の患者様の場合、歯根破折した状態で数ヶ月も経過してしまいました。
その結果、骨の吸収がかなり起ってしまいました。

骨吸収が起ると 単に治療が大変になるだけではありません。
骨を再生(回復)させる治療方法(GBR法)を行えば、100%元も状態に戻るわけではありません。
骨再生(GBR法)には限界があるのです。

このケースでは、骨吸収のため、大幅な歯肉の退縮も起ってしまいました。
退縮した歯肉は、完全にもとに戻ることはできませんので、両側の天然歯と比較すると
インプラントの被せ物は、かなり歯肉が退縮した状態になるでしょう。

審美的にも多少の問題が生じるかもしれません。

骨吸収する前に早めに対応することが重要なのです。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプでした。



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2009年4月6日

アタッチメント義歯:その2

4/6(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『アタッチメント義歯:その2』になります。

前回のブログでは『アタッチメント義歯』について解説しました。

アタッチメント義歯とは、
入れ歯を使用している方で、
『入れ歯が動いて噛みにくい!』
『入れ歯が合わない!』
『入れ歯がすぐ取れてしまう、落ちてくる!』
…等
入れ歯の問題点を解決するための、治療法です。

前回と同様の話にはなりますが…

例えば、歯が1本もない方がいらしたとします。
現在、総入れ歯 を使用しているが、上記で記載したように
入れ歯が動いたり、取れてしまうので、
どうしても 食事 や 会話 が困難になっている場合、
2本から4本のインプラントを埋込み、義歯が動かないように固定をします。
この義歯とインプラントをつなぐ装置を『アタッチメント』と言います。

他の方法として、歯が1本もない場合、
6〜8本のインプラントを埋入し、固定式のブリッジとする方法もありますが、
多くのインプラントを埋入するとどうしても治療費が高くなってしまいます。
そこで、治療費を抑えるという点でも『アタッチメント・義歯』は、有効な方法です。

具体的には、歯が1本もない方に6〜8本のインプラントを埋入し、ブリッジとした場合と比較して、
アタッチメント義歯にすると1/4〜1/6以下の治療費で行えます。

しかし、実際の臨床では、多くの方がインプラント・ブリッジをご希望されます。
その理由として、
『入れ歯から解放されたい!』
『入れ歯が合わない!』
『もともと歯があった頃と同様に食事をしたい!』
といったご希望があるからです。
このような ご要望の場合には、取り外し式の入れ歯ではなく、
完全固定式のインプラント・ブリッジが適しています。

しかし、入れ歯を使用していること自体には、大きな問題はないが、
入れ歯が取れたり(外れたり)、
入れ歯が動いたり、
食事 や 会話中に 入れ歯が落ちたり
しないようになれば良い
ということがご希望の場合には、固定式のインプラントブリッジではなく、
アタッチメント義歯の方が良いでしょう。

どのような治療がベストかは、口腔内の状況 や 患者様のご希望をふまえ決めるものです。
そのため、現在、歯が欠損していたり、入れ歯で悩んでいたり、
抜歯と診断され、その後の治療方法をどうしようかと悩んでいる方は、
まず、どのような治療方法あるのかを担当医と話し合うことが大切です。


次回のブログは4/9(木曜日)になります。

今週(4/3〜5)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

昨日行った症例は、本日のテーマであるアタッチメント義歯です。
患者様は、80歳近い患者様です。
以前から義歯を使用していましたが、年々抜歯する歯が増えてきて、
現在では、上顎は総入れ歯、
下顎は、残っている歯が 3歯のみ になってしまったとのことでした。
患者様の主訴は、下顎の義歯です。
入れ歯が動き、食事もできないくらいになってしまったとのことです。
ご自宅の近くの歯科医院にて長年治療を行ってきましたが、
年々入れ歯が合わなくなってきたため、どうしようかと悩んでいらっしゃいました。
そして、ご家族のご紹介により、当医院を受診することになりました。

先に書きましたように、歯がほとんどない場合、
インプラントブリッジにするか?
アタッチメント義歯にするか?
という選択肢になりますが、患者様は、高齢ということもあり、
あまり、大きな治療は避けたいというご希望と
入れ歯が嫌ではなく、食事がきちんとできる入れ歯になれば良い
というご希望でしたので、義歯を最大限安定させるために、
4本のインプラントを埋込みました。

手術当日から義歯は使用できます。
手術日から2〜3日は腫れがありますが、食事ができないということではありません。

今まで、合わなかった義歯ですが、手術終了直後から 『以前より 入れ歯が安定している!』
と喜んでいました。
なぜインプラント手術直後から入れ歯が安定してきたのでしょうか?
これは、使用したインプラントが  1回法を基本コンセプトとする  ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)であったため、手術直後からインプラントの上部が少し出っ張っています。
この出っ張りで義歯を安定させることができのです。

インプラントと骨が結合するまで約2〜3ヶ月かかりますが、
以前の義歯より、安定するので食事も楽になると思います。

また、3ヶ月後には、アタッチメントを装着できますので、
食事 や 会話中に義歯に取れることはまったくなくなります。


麻酔は、静脈内鎮静法です。
高齢の方には、安全性の高い麻酔方法です。



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2008年7月10日

ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回

7/10(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回』になります。


『最後に どんな治療法が一番良いのか?』の話になります。

それでは、歯が欠損している場合、どのような治療法が良いのでしょうか?

このテーマは決してインプラントが優れており、ブリッジはダメという話ではありません。

先にも書きましたように、ブリッジでも何十年も問題なく、経過している方も多くいらっしゃいます。

しかし、現実問題として、ブリッジ(特に神経のない歯のブリッジ)は、多くの問題を抱えていることも事実です。

このシリーズの最初にも書きましたが、
ブリッジは、装着後約10年で50〜70%が生存(残る)
つまり、『ブリッジの場合、10年で、30〜50%はダメになる』ということです。

インプラントは、装着後約10年で90〜95%が生存(残る)
つまり、『インプラントの場合、10年で5〜10%はダメになる』ということです。

もちろん、ブリッジでもインプラントでも30年、40年… と問題なく機能しているケースも存在します。

しかし、インプラントよりもブリッジや被せ物(差し歯)の方がリスクが高いのは、事実です。

私達歯科医師が毎日診療する中で、
神経のない歯がダメになったり、
膿みをもったり、
歯根破折したり した結果、
抜歯となり、ブリッジをやり直したりすることも多くあります。

ダメになったブリッジを見ると
『やっぱり…』
と思うことも多々あります。

先にも書きましたように、インプラントもダメになることはあります。
100%の治療法は存在しません。
しかし、ブリッジの場合、歯を削って作製しますので、ダメになれば、被害は大きいものです。
土台となる歯が抜歯になることもあります。
また、再度ブリッジを作製するために、新たな歯を削除することもあります。

インプラントがダメになった場合は、その後にブリッジを選択することも可能ですし、再度同じ部位にインプラントを行うことも可能です。
被害の拡大が少ないということは、インプラントの最大の利点と言えます。

ただし、インプラントは万能な治療法ではありません。
虫歯や歯周病のリスクが低く、噛み合わせが安定しているような場合には、ブリッジでも予知性が高いこともあります。

費用という点でもブリッジの方が優れています。

外科処置を伴わないという点からもブリッジは、インプラントよりも優れています。

治療期間もブリッジの方が早く終了できます。

患者様の年齢や全身的な状況も関係してきます。

大切なことは、口腔内の状況をふまえ、その予知性を考えて治療方法を選択することです。


次回のブログは7/14(月曜日)になります。

次回から新しいテーマです。
『インプラント治療の際に、抗血小板薬、抗凝固薬は中止する必要性があるのか?』です。
少し難しい内容になります。


今週のインプラント手術報告はお休みさせていただきます。
これから、セミナー(勉強会)があるので…
急がなければ…


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2008年7月7日

ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その4

7/7(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その4』になります。


ブリッジは、欠損の拡大を進行させる!

ブリッジを行う場所として、最も多いのは、下顎の奥歯です。

この理由として、永久歯の奥歯の中で一番早く生えてくるのは、第一大臼歯と言われる 下顎の奥から2番目の歯だからです。

下顎第一大臼歯は、一番 最初に生えるため、最も虫歯になりやすいのです。
その結果、神経を取る確立が最も高いのも第一大臼歯です。

そして、神経がない歯は、脆いため、抜歯となる確立も高いのです。

下顎第一大臼歯が抜歯となった場合、
その奥の第二大臼歯と 手前の歯(第二小臼歯)でブリッジになります。
一般的に、始めてのブリッジとなることが多い部位です。

このブリッジの土台となる歯が 再度虫歯になったり、荷重負担になったりして、ブリッジがダメ(抜歯)になります。
ブリッジの平均寿命は、約8年ということは、前日までのブログに記載したとおりです。

平均的なところでは、 20歳でブリッジになったとすれば、30歳前には、ブリッジは、ダメになるということです。

再度ブリッジをすれば、また 新たに歯を削る必要性があります。
歯はどんどん痛んでいきます。

また、過重負担等で、手前(第二小臼歯)が抜歯となった場合、さらに手前の歯(第一小臼歯)とブリッジをすることになります。

欠損部が増えることにより、最初のブリッジよりも土台の負担はさらに大きくなります。

こうしたことを繰り返すうちに年々欠損部は、拡大されます。

 歯をできるかぎり削らない!
 神経をできるかぎり取らない!
 ブリッジで土台の歯に負担をかけない!

ということが結果的に欠損を拡大させない重要なことなのです。

日本の歯科保険制度ができた頃には、予防という概念はほとんどなく、
削って治療を行うことが当たり前でした。

神経を取ること自体にも大きな疑問を持たない歯科医師も多くいました。

また、日本の医療保険制度は、出来高払い制ですので、削らないと医療機関は報酬を得られません。
(予防は、ほとんど保険制度に組み込まれていないためです)

さまざまなことが原因となり、削る治療が当たり前になっていったのです。


次回のブログは7/14(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回』です。


今週(2/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
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日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回の症例は、インプラントの『埋入手術』の患者様についてです。

『再埋入』というのは、一度インプラント手術を行ったが、インプラントがダメになり、再度インプラントを埋入する手術を行ったということです。

なぜ、再度インプラントを埋入したのかということですが、
1ヶ月程度前に上顎の奥歯にインプラントを埋入しました。
その直後にインプラントに外傷(外力)が加わったため、骨とインプラントが結合しなかったのです。

このようなことは、もちろん頻繁に起ることではありませんが、年間に400本以上のインプラントを埋入しているとこのようなことを稀に経験します。
今回は、その理由について詳しく解説したいと思います。

まず、インプラントの手術には、 1回法と2回法があります。

以下の 1回法と2回法の違いをあらわした図です。
図はクリックすると拡大されます。

1kaihou












つまり、回法は、インプラント埋入(手術)直後に『蓋』の部分が歯肉の上に見えています。
回法は、インプラントが全て歯肉の中に埋め込まれています。

違い等の詳細は、以下を見ていただき、ブログでは、今回に関する部分のみを説明します。
    ・1回法と2回法の違い

今回は、回法でしたので、歯肉の上に『蓋』が見えていたのですが、
この『蓋』に外力が加わってしまい、インプラントがダメになってしまったのです。

手術直後は、手術部分を安静にすることが大切です。

インプラントと骨が結合することは、例えてお話すると、
『腕』や『足』を骨折した場合、ギブスをして暫く安静にします。
もし、骨折した『腕』や『足』をギブス等で固定せず、動かしていたら、骨はくっつきません。
インプラント手術後も同じです。
インプラントに直接外力(触れない)が加わらないようにすることが必要です。

触れないと言っても、食べ物が当たったりする程度では、問題はありませんが、
指で触れたり、気になるからといって舌で触ったりすることは良くありません。
特に歯ブラシの先で強く擦ったりすると、場合により、インプラントと骨が結合するのを妨げてしまいます。

今回は、そうしたことが起ったと考えられるケースでした。

インプラント手術後の消毒で、インプラントが若干動揺しているのが分かったのです。

このような場合、早期に摘出した方が良い場合が多くあります。

摘出後は、歯肉の治癒(週週間待つ)を待ち、再度インプラントを埋入することになります。

患者様にとっては、2回も手術を行うことになり、大変ですが、このようなことが起った場合には、無理してそのままにしておくより、早期にきちんとした判断(対応をする)を下すことが大切です。

再埋入は、1本のみでしたが、 『静脈内鎮静法』 にて手術を行ったため、
手術時間は、約30分程度でした。

治療費
再埋入の費用はかかりません。


余談ですが…
当医院には、よく インプラント手術等の診療を見学に来る先生がいるのですが、
最近は女性の先生が多いですね。

ここ数ヶ月間、毎週 見学に来ている先生も 女性 ですし、
昨日 見学に来た2人の先生も女性です。

今の学生(歯科大学)は、半分近くが女性だそうです。


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