最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラント症例報告の記事一覧
2010年8月23日

インプラント症例:69回目

8/23(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『68回目のインプラント症例』になります。


このブログですが、毎週 月曜日 と 木曜日 にアップしていますが、
暫くは、月曜日だけになります。
ちょっと学会発表 等の仕事があるため、少し忙しく、
暫くの間は月曜日だけのアップになります。

本日の症例は前回の続きです。
前回の続きから始めてしまうと 前回のブログを見られていない方は
分からないと思いますので、
前回の話しから始めたいと思います。

今回の症例のテーマは「継続的な治療の変化」です。
当医院に来院される方の多くは、歯が欠損しているために、
「インプラント治療を行いたい」
とのご希望を持っています。
しかし、単に歯が欠損している部位だけを考えて治療を行うと
さまざまな問題が起こってきます。
具体的には、「残っている歯の状態」や「歯がなくなった原因」
を考えることが重要なのです。

特に悪い状態の歯が多い場合には、治療計画は難しくなります。
欠損している部位の周囲に状態の悪い歯があった場合、
単に欠損部のみにインプラントを埋入しても
インプラント治療後に 周囲の歯がダメになってしまった場合には、
新たにインプラントを追加埋入することが必要になってしまいます。
歯がダメになるたびに つぎつぎとインプラントの追加治療となってしまうのです。
そのため、将来性の低い歯が存在する場合には、単に欠損を見るだけでなく、
周囲の歯(口腔内全体)を見て考えることが重要なのです。

また、患者様ご自身が 
「どのようなことが問題なのか?」
「なにを希望されているのか?」
等を考えることが必要なのです。
単に歯がない部位にインプラントを埋め込めば良いということではありません。

それでは、本日の症例を見ながら解説していきましょう。

以下が初診時のレントゲンになります。
患者様は、まだ40歳の方です。
下顎は、ほとんどの歯は残っていますが、
上顎では残っている歯は、3歯だけです。
その他の歯はありません。
30歳代の10年間に 上顎の ほとんどを抜歯したそうです。
スライド01

患者様が来院された理由は、
「上顎の前歯が取れた!」
とのことでした。
スライド02

差し歯が取れた上顎前歯部の歯は、歯根破折 していました。
歯根破折の症例については、このブログでも良く紹介するケースです。
歯根破折 は、神経がない歯で起こります。
神経のない歯は、非常に脆く、通常の噛む力でも折れたりすることが高頻度で起こります。
折れた場所にもよりますが、歯根破折 した場合には抜歯となります。
スライド03

この患者様を治療する場合、
さまざまなことを考える必要性があります。
一つは、神経のない歯が非常に多いというこです。
以下の赤丸(●印)が神経がない歯です。
スライド04

ほとんどの歯が神経がありません。
40歳でこの状態ですから、このまま50歳、60歳…と考えると非常に心配な方です。
また、神経がない歯が多いことだけが、問題なのではありません。
患者様の口腔内を見ると 歯の噛む面が大きく磨り減っているのです。
こうした場合、患者様は、歯ぎしり や くいしばり を行っているのです。
歯ぎしり や くいしばり による力は非常に強いものです。
歯ぎしり や くいしばり だけで歯がダメになることもかなりあります。
特に今回の患者様のように神経がない歯が多い場合には、歯根破折 のリスクが高くなります。
また、虫歯のリスクも高いことが分かりました。
1.神経のない歯が非常に多い!
2.虫歯のリスクが高い!
3.歯ぎしり や くいしばりの既往がある!
等を考えると将来性は非常に厳しいでしょう。
特に40歳という年齢を考えると今後が心配です。
スライド05

治療計画については後で解説しますが、
まずは、現在の状態から始めましょう。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド06

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド07

奥歯では、骨吸収が非常に起こっていることが分かると思います。
次に上顎洞です。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
緑線の内側は空洞なのです。
骨ではありません。
ただの 穴 です。
スライド08

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 を緑色で表示します。
スライド09

それでは、このような状態でどのような治療計画が良いかということです。

まずは、口腔内の状態から考えましょう
1.神経のない歯が非常に多い!
2.虫歯のリスクが高い!
3.歯ぎしり や くいしばりの既往がある!
このことからも残っている歯の将来性は、低いことが考えられます。

患者様のご希望はどうでしょうか?
1.神経のない歯は将来性が低いのは分かるが、抜歯は避けたい!
2.欠損部を全てインプラント治療を行うには、費用的に難しい!
3.上顎の義歯は、できれば入れ歯ではないようにしたいが、
  使用していて どうしても義歯ができない状態ではない!
4.現在、義歯を固定するための金属の金具が嫌!
5.会話中に義歯が取れやすい!
  接客業をしているため、もっと取れにくいようにしてほしい!
このようなご希望です。
スライド10


問題点はいっぱいありますが、まず考えていかなければならないことは、
上顎がきちんと噛めるようにすることです。
その際に大きなポイントになるのが、現在残っている上顎左側の前歯部です。
おそらくこの歯は、近い将来にはダメになることが考えられます。
上顎左側の前歯部は、
  神経がない!
  虫歯のリスクが高い!
  歯ぎしり や くいしばりの既往がある!
ということ以外にも、義歯の金具がかかっている歯であるため、
負担がくわわりやすいのです。
先にもご説明したように患者様は、初診時の時点で40歳です。
そして、30代からの10年間で上顎のほとんどの歯を失ってきました。
このことからも現在残っている上顎の数本の歯がづっと問題なく残っていくこと自体が
考えにくいのです。
上顎の前歯部は、今後ダメになることを考えて 治療計画を立てることが重要になります。

上記のようなことから治療プランは、以下のようになりました。
抜歯はいっさい行わずに、上顎に3本のインプラントを埋入します。
スライド11

この3本のインプラントにアタッチメントという金具を装着します。
スライド12

この治療方法をアタッチメント義歯と言います。
インプラントブリッジのように固定式ではありません。
義歯(入れ歯)ですから、取り外し式です。
しかし、インプラントと義歯(入れ歯)は、アタッチメントという金具で強固に固定されますので、
会話をして落ちてくることはありません。
今までの義歯では考えられないような安定が得られます。
また、アタッチメントと義歯が直接固定されるため、義歯には金属の金具がつきません。
審美的に非常に優れています。
さらにインプラントを複数埋入して行う インプラントブリッジ と比較すると
費用が圧倒的に抑えられます。
また、他にも今回のケースの場合には利点があります。
もし、残っている上顎前歯部がダメになった場合には、
現在のアタッチメント義歯に抜歯した部位を足すことができます。
新しく義歯を作製したり、再治療を行う必要性はありません。
抜歯した部位に歯を追加するだけです。
修理自体は、数十分あれば十分できる治療です。

残っている歯の将来性、
患者様のご希望
を考えての治療計画です。

以下がインプラント治療後(アタッチメント義歯)です。
スライド14

患者様は、今までの義歯と比較して非常に安定した状態になり、
義歯を固定するための金具もないため、
非常に喜んでいらっしゃいました。

ただし、これで問題が解決したのではないのです。
始めにも解説しました
神経がない歯が多いこと!
虫歯のリスクが高いこと!
歯ぎしり等の問題があること!
これからのことから次々とトラブルが起こっていったのです。

ここまでが前回のブログでした。

患者様は、アタッチメント義歯に非常に満足していただけましたが、

「もっともっと良い状態になりたい!」
「もっと 噛めるようになりたい!」
「入れ歯でなかったら もっと快適になるはず!」
とのご希望がさらに強くなっていきました。
その結果、完全固定式のインプラントブリッジをご希望されました。

義歯自体は、さほど違和感があるわけではありませんでしたが、
なんとか固定式にして、もっと良い状態になりたい
とのご希望がありましたが、治療費の問題がありました。
そこで、まず 上顎右側に2本のインプラントを追加して右側だけでも
固定式にしたいとのご希望がありました。
上顎左側については、時期をずらして
インプラントが可能な時期になったら再度考えたいとのことでした。
そこで、現在ご使用されている アタッチメント義歯を使用したままの状態で
上顎右側に2本のインプラントを追加することにしました。
スライド16

4本のインプラントで8歯分の被せ物を固定する インプラントブリッジです。
スライド17

以下がインプラントブリッジの治療が終了した後です。
スライド18

患者様は、アタッチメント義歯になった時にもかなり喜ばれていましたが、
固定式のインプラントブリッジになった時には、本当に感激されていました。
現実的には、上顎左側の奥歯に歯はありませんが、
固定式になった感激は相当なことだったのでしょう。
スライド19


しかし、上記のレントゲンからも分かるように 下顎の左側の奥から2番目の歯がありません。
これは、神経のない歯が歯根破折 を起こしたため、抜歯したのです。
また、他の歯にも問題が起こっていました。
スライド20

この症例の始めにも解説したように患者様は、さまざまなリスクを抱えています。
 神経がない歯が多い!
 虫歯のリスクが高い!
 歯ぎしり や くいしばりの既往がある!
ということです。
この歯根破折 を起こした歯は抜歯後に
欠損の両側の歯を削りブリッジとなりました。
インプラント治療費は費用的に難しかったのです。
ブリッジは保険であれば、15.000円程度(3割負担の場合)になります。
ただし、このブリッジには 問題が一つあります。
それは、下顎左側の一番奥歯は、神経がない歯です。
これはリスクが高いと言えます。
しかし、現時点でこの欠損部に治療費をかけることは良いことではありません。
その理由として、残っている上顎前歯部のことです。
上顎前歯部は、神経がない歯であり、歯ぎしりの既往等から考えても将来的には
ダメになる可能性があります。
左側の奥歯と 上顎の前歯部 のどちらがインプラント治療が必要かということを考えた場合、
優先順位としては、上顎前歯部であると思います。
そんな状態が暫く続きメインテナンス(定期検査) を行っていた時です。
ついに上顎前歯部が取れてきました。
スライド21

幸運なことに歯根破折 は起こしていませんでした。
そのため、この歯の土台からきちんと治療をやり直して被せ物を装着しました。

今回の症例は、あまり良い経過の症例ではありませんでした。
しかし、このようなリスクを抱えている患者様は、かなりいらっしゃいます。
理想的には、将来性の低い歯は無理して残すより、
抜歯を行ってからインプラントを埋入した方が結果的に
治療を繰り返すことがなく、治療費の削減にもなります。
しかし、理想的な治療を始めの段階から全て行うことは治療費 等のことを考えても難しいことがあります。

今回のように長い年月の間には、治療計画が変更になったり、
追加の治療を行うような症例もあります。
そのため、将来的に起こりうることを患者様にきちんとご説明することが重要であると考えています。

今回の症例のテーマは「継続的な治療の変化」でした。

次回のブログは8/30(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。


治療費は、
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。
被せ物は、
白い歯で 1歯84.000円(消費税込)、
金属製で 1歯58.800円(消費税込)
になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


今週(8/20〜22)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週末も多くのインプラント手術もありました。
その中からいくつかの症例をご紹介します。
2292_0003000

2248_0011000


また、治療が終了しましたらアップします。


 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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現在インプラント無料相談を受け付けています。
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2010年のオリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の
顧客満足度の高いインプラント歯科医院(神奈川県版) で当医院が総合2位になりました。
  ・オリコン 2010年度版 顧客満足度の高い インプラント歯科医院ランキング神奈川県版

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年8月16日

インプラント症例:68回目

8/16(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『68回目のインプラント症例』になります。

みなさん お盆休みどうでしたか?
暑かったですね。
当医院は今日(8/16)まで休診です。

さて このブログですが、毎週 月曜日 と 木曜日 にアップしていますが、
暫くは、月曜日だけになります。
ちょっと学会発表 等の仕事があるため、少し忙しく、
暫くの間は月曜日だけのアップになります。

さて、本日の症例のテーマは、
「継続的な治療の変化」
です。
当医院に来院される方の多くは、歯が欠損しているために、
「インプラント治療を行いたい」
とのご希望を持っています。
しかし、単に歯が欠損している部位だけを考えて治療を行うと
さまざまな問題が起こってきます。
具体的には、「残っている歯の状態」や「歯がなくなった原因」
を考えることが重要なのです。

特に悪い状態の歯が多い場合には、治療計画は難しくなります。
欠損している部位の周囲に状態の悪い歯があった場合、
単に欠損部のみにインプラントを埋入しても
インプラント治療後に 周囲の歯がダメになってしまった場合には、
新たにインプラントを追加埋入することが必要になってしまいます。
歯がダメになるたびに つぎつぎとインプラントの追加治療となってしまうのです。
そのため、将来性の低い歯が存在する場合には、単に欠損を見るだけでなく、
周囲の歯(口腔内全体)を見て考えることが重要なのです。

また、患者様ご自身が 
「どのようなことが問題なのか?」
「なにを希望されているのか?」
等を考えることが必要なのです。
単に歯がない部位にインプラントを埋め込めば良いということではありません。

それでは、本日の症例を見ながら解説していきましょう。

以下が初診時のレントゲンになります。
患者様は、まだ40歳の方です。
下顎は、ほとんどの歯は残っていますが、
上顎では残っている歯は、3歯だけです。
その他の歯はありません。
30歳代の10年間に 上顎の ほとんどを抜歯したそうです。
スライド01

患者様が来院された理由は、
「上顎の前歯が取れた!」
とのことでした。
スライド02

差し歯が取れた上顎前歯部の歯は、歯根破折 していました。
歯根破折の症例については、このブログでも良く紹介するケースです。
歯根破折 は、神経がない歯で起こります。
神経のない歯は、非常に脆く、通常の噛む力でも折れたりすることが高頻度で起こります。
折れた場所にもよりますが、歯根破折 した場合には抜歯となります。
スライド03

この患者様を治療する場合、
さまざまなことを考える必要性があります。
一つは、神経のない歯が非常に多いというこです。
以下の赤丸(●印)が神経がない歯です。
スライド04

ほとんどの歯が神経がありません。
40歳でこの状態ですから、このまま50歳、60歳…と考えると非常に心配な方です。
また、神経がない歯が多いことだけが、問題なのではありません。
患者様の口腔内を見ると 歯の噛む面が大きく磨り減っているのです。
こうした場合、患者様は、歯ぎしり や くいしばり を行っているのです。
歯ぎしり や くいしばり による力は非常に強いものです。
歯ぎしり や くいしばり だけで歯がダメになることもかなりあります。
特に今回の患者様のように神経がない歯が多い場合には、歯根破折 のリスクが高くなります。
また、虫歯のリスクも高いことが分かりました。
1.神経のない歯が非常に多い!
2.虫歯のリスクが高い!
3.歯ぎしり や くいしばりの既往がある!
等を考えると将来性は非常に厳しいでしょう。
特に40歳という年齢を考えると今後が心配です。
スライド05

治療計画については後で解説しますが、
まずは、現在の状態から始めましょう。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド06

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド07

奥歯では、骨吸収が非常に起こっていることが分かると思います。
次に上顎洞です。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
緑線の内側は空洞なのです。
骨ではありません。
ただの 穴 です。
スライド08

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 を緑色で表示します。
スライド09

それでは、このような状態でどのような治療計画が良いかということです。

まずは、口腔内の状態から考えましょう
1.神経のない歯が非常に多い!
2.虫歯のリスクが高い!
3.歯ぎしり や くいしばりの既往がある!
このことからも残っている歯の将来性は、低いことが考えられます。

患者様のご希望はどうでしょうか?
1.神経のない歯は将来性が低いのは分かるが、抜歯は避けたい!
2.欠損部を全てインプラント治療を行うには、費用的に難しい!
3.上顎の義歯は、できれば入れ歯ではないようにしたいが、
  使用していて どうしても義歯ができない状態ではない!
4.現在、義歯を固定するための金属の金具が嫌!
5.会話中に義歯が取れやすい!
  接客業をしているため、もっと取れにくいようにしてほしい!
このようなご希望です。
スライド10


問題点はいっぱいありますが、まず考えていかなければならないことは、
上顎がきちんと噛めるようにすることです。
その際に大きなポイントになるのが、現在残っている上顎左側の前歯部です。
おそらくこの歯は、近い将来にはダメになることが考えられます。
上顎左側の前歯部は、
  神経がない!
  虫歯のリスクが高い!
  歯ぎしり や くいしばりの既往がある!
ということ以外にも、義歯の金具がかかっている歯であるため、
負担がくわわりやすいのです。
先にもご説明したように患者様は、初診時の時点で40歳です。
そして、30代からの10年間で上顎のほとんどの歯を失ってきました。
このことからも現在残っている上顎の数本の歯がづっと問題なく残っていくこと自体が
考えにくいのです。
上顎の前歯部は、今後ダメになることを考えて 治療計画を立てることが重要になります。

上記のようなことから治療プランは、以下のようになりました。
抜歯はいっさい行わずに、上顎に3本のインプラントを埋入します。
スライド11

この3本のインプラントにアタッチメントという金具を装着します。
スライド12

この治療方法をアタッチメント義歯と言います。
インプラントブリッジのように固定式ではありません。
義歯(入れ歯)ですから、取り外し式です。
しかし、インプラントと義歯(入れ歯)は、アタッチメントという金具で強固に固定されますので、
会話をして落ちてくることはありません。
今までの義歯では考えられないような安定が得られます。
また、アタッチメントと義歯が直接固定されるため、義歯には金属の金具がつきません。
審美的に非常に優れています。
さらにインプラントを複数埋入して行う インプラントブリッジ と比較すると
費用が圧倒的に抑えられます。
また、他にも今回のケースの場合には利点があります。
もし、残っている上顎前歯部がダメになった場合には、
現在のアタッチメント義歯に抜歯した部位を足すことができます。
新しく義歯を作製したり、再治療を行う必要性はありません。
抜歯した部位に歯を追加するだけです。
修理自体は、数十分あれば十分できる治療です。

残っている歯の将来性、
患者様のご希望
を考えての治療計画です。

以下がインプラント治療後(アタッチメント義歯)です。
スライド14

患者様は、今までの義歯と比較して非常に安定した状態になり、
義歯を固定するための金具もないため、
非常に喜んでいらっしゃいました。

ただし、これで問題が解決したのではないのです。
始めにも解説しました
神経がない歯が多いこと!
虫歯のリスクが高いこと!
歯ぎしり等の問題があること!
これからのことから次々とトラブルが起こっていったのです。

次回のブログでは、
患者様ご自身が さらに安定した治療をご希望されたため、
上顎にインプラントを追加し、
インプラントブリッジとなった話しをしたいと思います。

アタッチメント義歯を行った患者様が 後からインプラントを追加して
インプラントブリッジとしたケースは、
何度か経験したことがあります。
患者様の心理として、
アタッチメント義歯を行うことで 安定が得られ、満足をされます。
でも 今度は、
「もっともっと良い状態になりたい!」
「もっと 噛めるようになりたい!」
「入れ歯でなかったら もっと快適になるはず!」
とのご希望がさらに強くなっていくのです。
今回の患者様も さらに快適な状態をご希望され、
完全固定式のインプラントブリッジとなったのです。

しかし、神経がない歯が多いことが さらなる問題を引き起こしてくるのです。

次回は、
追加インプラント治療 と
神経のない歯のトラブル 
について解説していきます。

長い年月の間には、さまざまな問題が起こるのです。
特にリスクが高い患者様は、こうした問題を抱えていくことになります。


次回のブログは8/23(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。


治療費は、
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。
被せ物は、
白い歯で 1歯84.000円(消費税込)、
金属製で 1歯58.800円(消費税込)
になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
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そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
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2010年のオリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の
顧客満足度の高いインプラント歯科医院(神奈川県版) で当医院が総合2位になりました。
  ・オリコン 2010年度版 顧客満足度の高い インプラント歯科医院ランキング神奈川県版

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 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年8月9日

インプラント症例:67回目

8/9(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『67回目のインプラント症例』になります。

本日は始めに夏期休暇についてのお知らせです。
8/9(月)〜8/16(月)まで休診となります。
緊急の場合には、メールでご連絡下さい。
info@sugiyama-d.sakura.ne.jp


このブログでよく紹介する症例として
上顎の奥歯に骨吸収を起こしているケースがあります。
上顎の奥歯に骨吸収を起こすと インプラント治療が難しくなります。
その理由の一つには、上顎洞 という空洞の存在があるからです。
このブログを良く読まれている方はすでにご存知のことと思います。

本日の症例の話しを紹介する前に 骨吸収 と 上顎洞 という話しからしたいと思います。
これが分からないと今回の症例をご理解するのは難しいのです。

上顎の奥歯の上方には『上顎洞』という空洞があります。
上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
多くの場合、歯が存在すると この上顎洞 と 上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、
歯周病等で骨が吸収してしまうと 上顎 と 上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。
以下は、上顎洞の図です。
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A 歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある。

B 歯を失った後でも上顎洞までの距離があり、十分な骨高さがある。
  インプラントを行うのに問題はない。

C 歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、
  インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
  上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような状態である。
  このように歯を抜いた場所は年々やせて、場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方もいます。

骨吸収と上顎洞の存在から上顎の奥歯には、
インプラントを埋入するための骨の高さが存在しないことが多いのです。

上顎の奥歯において、インプラントが安定するための必要な骨の高さは、
約10ミリ以上です。
これ以下であるとインプラントは安定しません。
そのため、10ミリ以下の場合 さまざまな治療方法を行いインプラントを埋入するのです。
ソケットリフト法
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)
と言われる治療方法がその代表的な治療方法です。
これらの方法は、上顎洞という空洞の中に骨(人工骨を含む)を移植する方法です。

ソケットリフト法 は 患者様の負担も少なく、比較的簡単な治療ですが、
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は、かなり大変な治療になりますので、できれば避けたい治療です。

上顎の奥歯において、骨の高さが5ミリ程度あれば、ソケットリフト法 で対応が可能です。
しかし、5ミリ以下(状況により3ミリ程度あればOK)の場合には、骨移植を伴う 大変な サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うことが必要です。

患者様にとっては、できるかぎり大変な治療は避けたいものです。
そのため、骨吸収が大きい部位には、インプラントを埋入しないで治療を行う方法もあります。
こうした方法は、
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
という治療方法です。

私自身の考えとして、骨移植を伴う 大変な サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は最終手段であり、可能なかぎり 負担の少ない治療法を行いたいと思います。

このブログでも
ソケットリフト法
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
といった症例を何度もご紹介してきました。
過去のインプラント症例ブログについては以下をご覧になって下さい。


ソケットリフト法 症例
  ソケットリフト法 症例:1
  ソケットリフト法 症例:2
  ソケットリフト法 症例:3
  ソケットリフト法 症例:4
  ソケットリフト法 症例:5
  ソケットリフト法 症例:6


サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) 症例
  サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)症例:その1
  サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)症例:その2
  

カンチレバー 症例
  カンチレバー 症例:1
  カンチレバー 症例:2
  カンチレバー 症例:3
  カンチレバー 症例:4
  カンチレバー 症例:5
  カンチレバー 症例:6
  カンチレバー 症例:7
  カンチレバー 症例:8
  
インプラント傾斜埋入 症例
  傾斜埋入 症例:1
  傾斜埋入 症例:2
  傾斜埋入 症例:3
  傾斜埋入 症例:4


前置きが長くなりましたが、本日の症例になります。
9年近く前の症例になりますので、以前の症例です。
初診のレントゲンは古いものですので、写りが悪いですが…
以下が初診時になります。
初診時上顎は歯が1本もありませんでした。
下の歯もグラグラしていました。
スライド01

患者様は、義歯に抵抗があり、なんとか義歯でない治療方法をご希望されて当医院を来院されました。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド02

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド03

骨の吸収が非常に進行しているのが分かるかと思います。
次に本日の最初にも解説しました上顎洞です。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
緑線の内側は空洞なのです。
骨ではありません。
ただの 穴 です。
スライド04

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 を緑色で表示します。
スライド05

上顎の奥歯では、インプラントを埋入するための骨の高さがほとんどないことが分かると思います。
具体的には、上顎の右側では骨の高さが1〜3ミリ程度、
上顎の左側では骨の高さが1〜2ミリ程度しか存在しません。
この状態では とてもインプラントを行うことはできません。
スライド06

また、下顎にも大きな問題が起こっていました。
これも同様に骨吸収の状態を線で書いてみます。
スライド07

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表します。
スライド08

下顎も大変な骨吸収です。
歯周病専門医 でなければ、全て抜歯してもおかしくないケースです。
下顎右側の奥歯だけは抜歯になりました。
スライド09

後で治療終了後 約10年のレントゲン写真もでてききますが、
約10年たった現在でも下顎はまったく問題なく維持されています。
徹底した歯周病治療 と患者様の維持管理、メインテナンス(定期検査) が行われれば、このような重度歯周病であっても維持できる可能性はあるのです。
さて、このように上顎の奥歯に骨吸収が高度に起こっている場合には、
どのように治療を進めれば良いのでしょうか?
スライド10

理想的には、上顎の奥歯に骨移植サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行ってからインプラントを埋入することです。
スライド11

スライド12

しかし、この方法であるとさまざまな問題がでてきます。
1.骨移植の費用やインプラントの本数も増えるため、治療費が高額になる!
2.骨移植に伴う腫れが起こり、患者様の負担が増える!
3.骨移植には非常に長い治療期間がかかる!
そのため、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うかどうかは、
患者様のご希望にもよります。
スライド13

また、下顎の問題も考えなければいけません。
スライド14

上顎だけを考えて治療を行っても
噛み合う下顎の歯がダメになった場合にどうするのか?
ということも考えなければいけません。

患者様のご希望は、
1.上顎は、大変な骨移植は避けたい!
2.しかし、上顎は固定式のインプラントにしたい!
3.治療費は最小限にしたい!
4.治療期間も長くかかるのは避けたい!
5.下顎は、義歯を使用しても違和感がさほどないので、義歯でも良い!
といったことから最終的なインプラントの治療計画は以下のようになりました。
スライド15

骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は行わずに、
比較的簡単なソケットリフト法 を行い、
骨の高さがほとんどない部分には、インプラントを埋入せずにカンチレバー という方法で対応しました。
スライド16

下顎の右側は義歯で対応し、
残った下顎の歯は徹底した 歯周病治療 を行いました。
スライド17

以下のレントゲンは、約10年近く経過した現在の状態です。
スライド18

現在は、患者様の徹底した歯磨き や 適正な生活習慣を行うとともに
毎回必ずメインテナンス(定期検査) に来院されています。
その結果、下顎の歯周病状態ともに問題はなく、良い状態を維持できています。

治療方法といのは、必ず決まった治療になるわけではありません。
患者様の口腔内の状態、
ご希望
等を考え、最終的な治療計画が決まるのです。



次回のブログは8/16(月曜日)になります。
今週の木曜日は夏期休暇のためお休みです。

次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週も多数のインプラント手術がありました。
インプラントモニターに関しては、治療が終了しましたらできるかぎり紹介したいと思います。

治療費
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。
被せ物は、
1歯58.800円(消費税込)〜
になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
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 さい。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年8月5日

インプラント症例:66回目

8/5(木曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『66回目のインプラント症例』になります。

始めに夏期休暇についてのお知らせです。
8/9(月)〜8/16(月)まで休診となります。

最近このブログの症例は、骨が非常に吸収している 等の難症例ばかり 紹介してきました。
難症例をご紹介することは、現在さまざまな問題を抱えている患者様にとって 参考になるところも多いかと思います。
ただし、実際には難症例ばかりではなく、比較的簡単なケースも多いのです。

本日は、もっとも良くある 簡単な症例をご紹介します。
インプラントの基礎的な話しです。

早速初診時のレントゲンから始めましょう!
初診時、下顎左側の奥歯が欠損しているため、治療法を聞きたく来院されました。
スライド01

このようなケースが最も多いです。

このような症例の場合、どのような治療方法があるのでしょうか?
まずは、義歯(入れ歯)です。
スライド2

義歯(入れ歯)の利点、欠点は以下のようになります。
利点
1.型を取れば、1週間程度で義歯が完成するため、治療期間が短い!
2.保険が適応される!
  今回のようなケースの場合 約5.000円程度です。(保険3割負担の方)
3.歯を削る必要性がない!
欠点
1.取り外し式のため、わずらわしい!
2.義歯の形(大きさ)があるため、違和感が非常に強い!
3.保険の義歯の場合、義歯を固定する金属の金具がつくため、審美的に問題がある!

次の方法として、ブリッジがあります。
スライド3

ブリッジは、欠損部の両側の歯を削り、型を取り、被せ物を装着する方法です。
歯を削る量は、1〜2ミリ程度です。
これを歯全体に行います。
つまり、歯を全周 約1〜2ミリ程度削るのです。
ブリッジの利点、欠点は以下のようになります。
利点
1.歯を削り、型を取るだけなので、治療期間が比較的短い!
  (型を取れば約1週間程度で完成)
2.保険が適応される!
  今回のようなケースの場合 約15.000円程度(保険3割負担の方)
3.固定式なので、違和感が少ない!
欠点
1.歯を削ることがどうしても必要!
2.保険が適応されるが、奥歯の場合には金属製になるので審美的に問題がある!
3.ブリッジの土台となる歯が悪い状態の場合には、将来性に問題が残る!

次にインプラントです。
スライド1

インプラントの利点、欠点は以下になります。
利点
1.固定式のため、違和感が少ない!
2.歯を削る必要性がない!
3.審美的に回復が可能!
4.天然歯とほぼ同様に噛むことが可能!
欠点
1.治療期間がかかる!
  (今回のケースですと約3ヶ月程度)
2.保険が適応されない!
  (今回のケースですと 約25万円かかる)
3.手術が必要!

それぞれの治療方法には、利点、欠点があります。
それぞれの特徴をきちんと理解した上で 治療を行うことが重要です。
どの治療法が1番良い ということではありません。
治療費を最も抑える!
ということを重要視すれば、義歯になります。
治療期間を最も早くする!
ということを重要視すれば、義歯もしくはブリッジになります。
違和感を少なくしたい!
ということを重要視すれば、インプラントもしくはブリッジになります。
治療を行う患者様ご自身が なにを最も重要視するかによって治療方法は決定されるのです。
どの治療方法が良いということではありません。
ただし、どれが悪いのか?
という話しをすれば、ブリッジはできるかぎり避けたい治療です。
この理由として、ブリッジはどうしても歯を削ることが必要になるからです。
削ってしまった歯は元に戻ることはありません。
削った歯と 健康な歯では、その将来性には大きな違いがでます。
圧倒的に削った歯の方がトラブルが多いのです。
また、ブリッジの土台となる歯が悪い場合には、
ブリッジは比較的早くダメ(抜歯)になってしまいます。
ブリッジの平均寿命は、
土台となる天然歯の状態によっても大きく変わりますが、
約8年と言われています。
この詳細については以下を参考にして下さい。
   ブリッジ、インプラントの平均寿命!
特に今回のケースの場合には、ブリッジは適していません。
その理由として、欠損部の奥歯の状態が悪いからです。
スライド03

この奥歯の状態から考えると
もし、今回ブリッジを行ったとしても
その将来性は低いと考えられます。
そのため、今回のようなケースでは、
インプラント もしくは 義歯が適しているでしょう。
最終的な判断は、先ご説明した利点欠点を十分ご理解した上でお決めになることが大切です。

それでは、理想的な治療方法について解説します。
先程もご説明したように欠損部の奥の歯は、あまり良い状態とは言えません。
そのため、この歯は抜歯とした方が将来性は高いと言えます。
スライド04

そして、インプラントを2本埋入するのです。
スライド05

これが最も将来性が高い治療と言えます。
しかし、患者様は抜歯をご希望されませんでした。
この理由として、
状態が悪いといってもなんとか抜歯は避けたい!
インプラントを2本行うと治療費に問題がある!
ということです。
治療方針を決定するためには、さまざまな問題をきちんと解決した上で
お決めになることが大切です。
義歯、ブリッジ、インプラントの利点、欠点、
残っている奥歯の状態…
等をご説明した結果、患者様は欠損部にインプラント治療を行うことになりました。
スライド07

これが治療計画というものです。
100%正しい治療方針というのはありません。
さまざまなことの中から患者様個人に合わせた治療計画が決定されるのです。
そのためには、
私達歯科医師が患者様に十分ご説明することと
患者様ご自身が十分ご理解していただくことが大切です。
そのため、当医院ではインプラント治療を行う前に
「治療計画書」
という説明書をお渡ししています。
約30〜40ページになる患者様個人個人に合わせた説明書です。
この「治療計画書」をご説明し、さらにお持ち帰りになっていただき、
十分治療内容をご理解した上で
最終的な治療方針が決定されます。
患者様ご自身が十分ご理解することが最も重要なのです。

現時点で 欠損部の奥の歯の状態が悪いことは十分ご理解していただいた上で治療が開始されました。
次に問題となるのが、治療期間中です。
インプラント治療が完全に終了するまでには約3ヶ月程度かかります。
この治療期間中に欠損部をどう噛めるようにするか 
ということが問題です。
そこで、欠損部の奥歯に仮歯を作製します。
この仮歯を欠損部まで延長させて、仮歯とするのです。
スライド08

以下は、この仮歯を使用したままで
インプラントを埋入した直後です。
インプラント手術当日から仮歯は使用できます。
スライド09

以下はインプラント治療が終了した後です。
スライド10


本日ご紹介しました症例は、治療としては 特別難しいケースではありません。
しかし、どのような症例でも
将来的に起こること
それぞれの治療の利点、欠点
等を十分ご理解してから決定することが大切なのです。

今回使用したインプラントは、
ストローマンインプラント(ITIインプラント) でした。
治療費は、
インプラント 1本 168.000円(消費税込)、
被せ物が 1歯 84.000円(消費税込)
の合計 252.000円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


次回のブログは8/9(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週(8/3〜4)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

この2日間もさまざまなケースがいっぱいありました。

今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

上顎の奥歯に骨吸収を起こしたいたため、骨の高さが5〜6ミリ程度しか存在しない状態でした。
そのため、ソケットリフト法 という治療を行い、長さ10ミリのインプラントを3本埋入しました。
使用したインプラントはストローマンインプラント(ITIインプラント) です。

骨の高さが少ないだけでなく、骨の幅も少ないケースでしたので、
少し難しい症例を言えます。




 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
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2010年のオリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の
顧客満足度の高いインプラント歯科医院(神奈川県版) で当医院が総合2位になりました。
  ・オリコン 2010年度版 顧客満足度の高い インプラント歯科医院ランキング神奈川県版

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年8月2日

インプラント症例:65回目

8/2(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『65回目のインプラント症例』になります。

本日は始めに夏期休暇についてのお知らせです。
8/9(月)〜8/16(月)まで休診となります。
緊急の場合には、メールでご連絡下さい。
info@sugiyama-d.sakura.ne.jp

本日の症例は、前回の続きになります。
前回のブログを読まれていない方もいらっしゃるかと思いますので
始めに前回のブログから始めたいと思います。
前回のブログを読まれた方は飛ばして見て下さい!

このブログで多い症例の一つとして、上顎の奥歯に骨吸収を起こしているケースがあります。
インプラントは、チタンでできたネジを骨の中に埋め込む治療です。
そのため、骨の状態(骨吸収程度)によって
インプラント治療が 適しているか?
インプラント治療が 適していないか?
があります。
骨吸収が大きく起こっている場合には、インプラント治療は困難になります。

本日ご紹介するケースは、上顎の左右奥歯に非常に進行した骨吸収があった方です。
骨の高さは、1〜2ミリ程度しか存在しておらず、
通常のインプラント治療では不可能だったケースです。

本日の症例の話しを紹介する前に 骨吸収 と 上顎洞 という話しからしたいと思います。
これが分からないと今回の症例をご理解するのは難しいのです。
( 現在基礎ブログでもこのようなケースの話しをしています )

上顎の奥歯の上方には『上顎洞』という空洞があります。
上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
多くの場合、歯が存在すると この上顎洞 と 上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、
歯周病等で骨が吸収してしまうと 上顎 と 上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。
以下は、上顎洞の図です。
p_img_01


A 歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある。

B 歯を失った後でも上顎洞までの距離があり、十分な骨高さがある。
  インプラントを行うのに問題はない。

C 歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、
  インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
  上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような状態である。
  このように歯を抜いた場所は年々やせて、場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方もいます。

それでは、参考例のレントゲンを見てみましょう!
まず、骨吸収がさほどなく、上顎洞まで十分な距離があるレントゲンです。
以下のレントゲンの赤線は、骨の吸収状態を表しています。
緑線は、上顎洞です。
赤線緑線の間に一定の幅(距離)があります。
20100723005818c72

次に骨吸収があり、上顎洞も下がっている状態です。
この場合、赤線緑線の間にはほとんど隙間がありません。
201007230100437f7

こうなると治療は難しくなります。

それでは、どの程度骨吸収があると問題なのか?
という具単的な数値について解説します。

一般的に骨吸収が少ない状態とは、上顎洞と骨との距離が10ミリ以上の場合です。
骨の高さが10ミリ以上あれば、
長さ10ミリのインプラントを埋入できるということです。
これ以下の長さのインプラントでは、上顎で安定したインプラントは行えません。
骨の吸収上顎洞の存在により治療は大きく変わってくるのです。

骨の吸収が大きい場合には、骨移植という治療法を行います。
この治療をサイナスリフト法(上顎底挙上術) と言います。
この治療法を行えば、骨吸収が大きくても ほとんどのケースでインプラント治療が可能になります。
しかし、こうした方法は非常に大変なのです。

それでは、上顎の奥歯において骨吸収が大きく、骨の高さが10ミリ以下の場合には
必ず骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) が必要かと言いますと 
そうではありません。
5ミリ程度骨の高さが存在すれば、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行う必要性はありません。
骨の高さが5ミリ程度残っていれば、ソケットリフト法 という比較的簡単な治療法で行えます。
骨の移植もありません。

今回ご紹介する症例は、上顎の左右奥歯が欠損しており、
骨吸収が著しく起こっていました。
骨の高さも1〜2ミリ程度しかありませんでした。
1〜2ミリですよ。
大変なことです。

それでは、今回の症例の初診時レントゲン写真をみましょう!
スライド01

上顎の右奥歯が3歯欠損、
上顎左側の奥歯が4歯欠損していました。
スライド02

長い間欠損のままになっていました。
義歯(入れ歯)は、作製したことがありましたが、
違和感が強いため、使用できませんでした。
こうした方は多いですね。
スライド03

最近になり、上顎右側の奥歯がグラグラしてきたため、
さらに歯を失うことに不安を持ち インプラント治療を希望して来院しました。

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド04

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド05

奥歯では、骨の吸収が非常に進行しているのが分かるかと思います。
次に本日の最初にも解説しました上顎洞です。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
緑線の内側は空洞なのです。
骨ではありません。
ただの 穴 です。
スライド06

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 を緑色で表示します。
スライド07

骨吸収の状態、
上顎洞の存在から
上顎の奥歯では、インプラントを埋入するための骨の高さがほとんどないことが分かると思います。
具体的には、上顎の右側では骨の高さが1ミリ程度、
上顎の左側では骨の高さが2〜3ミリ程度しか存在しません。
この状態では とてもインプラントを行うことはできません。

いつも このブログでは、骨吸収が起こっている症例の場合、
骨が存在する部位にインプラントを斜めに埋入するインプラントの傾斜埋入
カンチレバー
ソケットリフト法
等で対応することが多いのですが、これほど骨吸収が進行している場合には こうした方法ではインプラントを埋入すること自体が無理になります。
スライド08

奥歯にインプラント治療を行うためには、上顎の右側に3本、左側に4本のインプラントが必要になります。
スライド09

しかし、そのためには どうしても骨移植が必要になります。
先にも解説しましたサイナスリフト法(上顎底挙上術) です。
スライド10

そしてインプラントを埋入するのです。
スライド11

患者様は どうしても義歯は嫌であり、
どうにかインプラント治療を行いたい 
との強いご希望があったため、
サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行うことになりました。
しかし、ここでさらに問題があります。
骨移植といっても 今回の症例のように これだけ骨吸収が起こっていると
移植する骨の量も ものすごい量が必要です。
通常 骨移植を行う場合、移植する骨は、口腔内から採取します。
一般的には、
顎の尖端 とか
親知らず周囲 とか 
です。
しかし、口腔内からとってこれる骨の量には限界があります。
今回の症例のように骨移植する量が多い場合には、
腰骨から採取します。
しかし、腰から骨をとってくる場合には、入院が必要であり、
患者様の負担も大きいのです。
また、先程のように 
上顎右側に3本、
上顎左側に4本
のインプラントを埋入することは、費用的にも高額になってしまいます。
患者様のインプラント治療の希望、
治療費の削減、
治療負担の軽減
等を考えて最終的なインプラントの計画は以下のようになりました。
スライド12

最終的には 奥までインプラントを行わない計画になりました。
スライド13

こうすれば、治療費の負担軽減になるだけでなく、
治療に対する身体的な負担も可能なかぎり少なくなります。
次に問題となったのが、上顎左側の奥歯です。
以下のレントゲン写真の歯がグラグラしていたのです。
スライド14

将来性のないこの歯は、抜歯が必要です。
スライド15

そして、以下のように上顎右側の奥歯には3本のインプラントを埋入します。
スライド16

しかし、患者様のご希望としては、
上顎右側のこの歯を抜歯すると 審美的に問題が生じるため、すぐには抜歯したくないとの希望がありました。
スライド17

そのため、現時点ではこの歯は抜歯しないことにしました。
後で抜歯するのです。
スライド18

しかし、これが 後から問題となったのです。
スライド19

最終的には、最小限の範囲でサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行い、
最小限の範囲でインプラントを埋入することになりました。
以下は、骨移植を行った後です。
スライド20

少し分かりづらいと思いますので、術前と比較してみましょう。
スライド21

もっとわかりやすくするために、さらに拡大します。
まず、上顎右側です。
スライド22

治療後には、移植した骨が白っぽく見えると思います。
以下の白い矢印が 今回移植して骨が増えた部分です。
スライド1

このレントゲンに上顎洞骨(吸収した状態)の線を書いたのが以下です。
スライド2

骨が大幅に増大したのが分かると思います。

次に上顎左側です。
スライド23

奥の方に移植した骨が白く見えると思います。
同様に 以下の白い矢印が 今回移植して骨が増えた部分です。
スライド3

このレントゲンに上顎洞骨(吸収した状態)の線を書いたのが以下です。
スライド4


ここまでが前回の内容でした。
以下は、その続きになります。

サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行い、
骨ができる(増骨する)まで約半年待ちました。
そして、インプラントを埋入したのです。
インプラントを埋入したのが以下のレントゲンになります。
スライド1

さて、次に行うことは上顎右側の奥歯の抜歯です。
この歯は始めの時点でグラグラしていたからです。
最初に抜歯しなかったのは、抜歯してしまうと 見た目に問題が生じるため、
患者様が抜歯をご希望されなかったためです。
今回のサイナスリフト法(上顎底挙上術) は、治療期間が非常に長くかかるため(予定では半年から1年近くの予定でした)、審美的に問題があったので抜歯は避けていました。
スライド2

インプラント埋入後、約4ヶ月した時点で、
骨とインプラントが結合(くっつく)したため、抜歯となったのです。
スライド3

抜歯と同時にインプラントに仮歯を装着します。
これにより歯がない期間がなくなります。
スライド4

次に行う治療は、抜歯した部位にインプラントを追加埋入することです。
スライド5

しかし、ここで問題が起こったのです。
スライド6

これから抜歯した部位が治るまで待って、
さらにインプラントを追加埋入すると
時間(期間)がかかることと
追加のインプラントの費用がかかること
こうしたことから インプラントを追加しないで治療が行えないか
ということになりました。
最終的な治療計画として、上顎右側は以下のようなプランになりました。
スライド7

抜歯部位にはインプラントを埋入せずに
歯を1歯分延長させる方法です。
これはカンチレバー という方法です。
こうした方法で問題がないか ということを 仮歯で経過観察を行い、
最終判断を行いました。
以下が治療後です。
スライド8

全ての治療には、同じ計画にならないのが臨床です。
理想的には、奥までインプラントを埋入する治療計画が最も優れています。
以下のようなプランです。
スライド1

しかし、正しい治療計画というのは、私達歯科医師だけが考えるものではありません。
患者様のご希望を含め考えていかなければ、
実際に実行できる計画にはなりません。
今回は最終的に必要最小限のプランになったのです。
スライド2

スライド8

本日ブログはこれで終わりです。
ブログのシステム上、これ以上の文字数はアップできないようです。
始めてです。
今回のブログはだいぶ長い話しになりました。

次回のブログは8/5(木曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今回のブログはだいぶ難しい症例になりましたので、
次回のブログは、できるかぎり簡単なケースを紹介します。

文字数制限があるため、今週のインプラント手術報告はお休みさせていただきます。
今週も多くの手術がありましたが、アップはまた次回にします。



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年7月29日

インプラント症例:64回目

7/29(木曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『64回目のインプラント症例』になります。

本日は始めに夏期休暇についてのお知らせです。
8/9(月)〜8/16(月)まで休診となります。

これだけ暑い毎日が続くと インプラント治療を希望されて来院される患者様も少なくなると思っていましたが、これが逆で どんどんと増えています。
毎日、毎日 治療計画を立てているのですが、これが追いつかないくらいです。
でも難症例ばかりです…

本日 ご紹介するような難症例ばかりです。

このブログで多い症例の一つとして、上顎の奥歯に骨吸収を起こしているケースがあります。
インプラントは、チタンでできたネジを骨の中に埋め込む治療です。
そのため、骨の状態(骨吸収程度)によって
インプラント治療が 適しているか?
インプラント治療が 適していないか?
があります。
骨吸収が大きく起こっている場合には、インプラント治療は困難になります。

本日ご紹介するケースは、上顎の左右奥歯に非常に進行した骨吸収があった方です。
骨の高さは、1〜2ミリ程度しか存在しておらず、
通常のインプラント治療では不可能だったケースです。

本日の症例の話しを紹介する前に 骨吸収 と 上顎洞 という話しからしたいと思います。
これが分からないと今回の症例をご理解するのは難しいのです。
( 現在基礎ブログでもこのようなケースの話しをしています )

上顎の奥歯の上方には『上顎洞』という空洞があります。
上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
多くの場合、歯が存在すると この上顎洞 と 上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、
歯周病等で骨が吸収してしまうと 上顎 と 上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。
以下は、上顎洞の図です。
p_img_01


A 歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある。

B 歯を失った後でも上顎洞までの距離があり、十分な骨高さがある。
  インプラントを行うのに問題はない。

C 歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、
  インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
  上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような状態である。
  このように歯を抜いた場所は年々やせて、場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方もいます。

それでは、参考例のレントゲンを見てみましょう!
まず、骨吸収がさほどなく、上顎洞まで十分な距離があるレントゲンです。
以下のレントゲンの赤線は、骨の吸収状態を表しています。
緑線は、上顎洞です。
赤線緑線の間に一定の幅(距離)があります。
20100723005818c72

次に骨吸収があり、上顎洞も下がっている状態です。
この場合、赤線緑線の間にはほとんど隙間がありません。
201007230100437f7

こうなると治療は難しくなります。

それでは、どの程度骨吸収があると問題なのか?
という具単的な数値について解説します。

一般的に骨吸収が少ない状態とは、上顎洞と骨との距離が10ミリ以上の場合です。
骨の高さが10ミリ以上あれば、
長さ10ミリのインプラントを埋入できるということです。
これ以下の長さのインプラントでは、上顎で安定したインプラントは行えません。
骨の吸収上顎洞の存在により治療は大きく変わってくるのです。

骨の吸収が大きい場合には、骨移植という治療法を行います。
この治療をサイナスリフト法(上顎底挙上術) と言います。
この治療法を行えば、骨吸収が大きくても ほとんどのケースでインプラント治療が可能になります。
しかし、こうした方法は非常に大変なのです。

それでは、上顎の奥歯において骨吸収が大きく、骨の高さが10ミリ以下の場合には
必ず骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) が必要かと言いますと 
そうではありません。
5ミリ程度骨の高さが存在すれば、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行う必要性はありません。
骨の高さが5ミリ程度残っていれば、ソケットリフト法 という比較的簡単な治療法で行えます。
骨の移植もありません。

今回ご紹介する症例は、上顎の左右奥歯が欠損しており、
骨吸収が著しく起こっていました。
骨の高さも1〜2ミリ程度しかありませんでした。
1〜2ミリですよ。
大変なことです。

それでは、今回の症例の初診時レントゲン写真をみましょう!
スライド01

上顎の右奥歯が3歯欠損、
上顎左側の奥歯が4歯欠損していました。
スライド02

長い間欠損のままになっていました。
義歯(入れ歯)は、作製したことがありましたが、
違和感が強いため、使用できませんでした。
こうした方は多いですね。
スライド03

最近になり、上顎右側の奥歯がグラグラしてきたため、
さらに歯を失うことに不安を持ち インプラント治療を希望して来院しました。

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド04

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド05

奥歯では、骨の吸収が非常に進行しているのが分かるかと思います。
次に本日の最初にも解説しました上顎洞です。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
緑線の内側は空洞なのです。
骨ではありません。
ただの 穴 です。
スライド06

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 を緑色で表示します。
スライド07

骨吸収の状態、
上顎洞の存在から
上顎の奥歯では、インプラントを埋入するための骨の高さがほとんどないことが分かると思います。
具体的には、上顎の右側では骨の高さが1ミリ程度、
上顎の左側では骨の高さが2〜3ミリ程度しか存在しません。
この状態では とてもインプラントを行うことはできません。

いつも このブログでは、骨吸収が起こっている症例の場合、
骨が存在する部位にインプラントを斜めに埋入するインプラントの傾斜埋入
カンチレバー
ソケットリフト法
等で対応することが多いのですが、これほど骨吸収が進行している場合には こうした方法ではインプラントを埋入すること自体が無理になります。
スライド08

奥歯にインプラント治療を行うためには、上顎の右側に3本、左側に4本のインプラントが必要になります。
スライド09

しかし、そのためには どうしても骨移植が必要になります。
先にも解説しましたサイナスリフト法(上顎底挙上術) です。
スライド10

そしてインプラントを埋入するのです。
スライド11

患者様は どうしても義歯は嫌であり、
どうにかインプラント治療を行いたい 
との強いご希望があったため、
サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行うことになりました。
しかし、ここでさらに問題があります。
骨移植といっても 今回の症例のように これだけ骨吸収が起こっていると
移植する骨の量も ものすごい量が必要です。
通常 骨移植を行う場合、移植する骨は、口腔内から採取します。
一般的には、
顎の尖端 とか
親知らず周囲 とか 
です。
しかし、口腔内からとってこれる骨の量には限界があります。
今回の症例のように骨移植する量が多い場合には、
腰骨から採取します。
しかし、腰から骨をとってくる場合には、入院が必要であり、
患者様の負担も大きいのです。
また、先程のように 
上顎右側に3本、
上顎左側に4本
のインプラントを埋入することは、費用的にも高額になってしまいます。
患者様のインプラント治療の希望、
治療費の削減、
治療負担の軽減
等を考えて最終的なインプラントの計画は以下のようになりました。
スライド12

最終的には 奥までインプラントを行わない計画になりました。
スライド13

こうすれば、治療費の負担軽減になるだけでなく、
治療に対する身体的な負担も可能なかぎり少なくなります。
次に問題となったのが、上顎左側の奥歯です。
以下のレントゲン写真の歯がグラグラしていたのです。
スライド14

将来性のないこの歯は、抜歯が必要です。
スライド15

そして、以下のように上顎右側の奥歯には3本のインプラントを埋入します。
スライド16

しかし、患者様のご希望としては、
上顎右側のこの歯を抜歯すると 審美的に問題が生じるため、すぐには抜歯したくないとの希望がありました。
スライド17

そのため、現時点ではこの歯は抜歯しないことにしました。
後で抜歯するのです。
スライド18

しかし、これが 後から問題となったのです。
スライド19

最終的には、最小限の範囲でサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行い、
最小限の範囲でインプラントを埋入することになりました。
以下は、骨移植を行った後です。
スライド20

少し分かりづらいと思いますので、術前と比較してみましょう。
スライド21

もっとわかりやすくするために、さらに拡大します。
まず、上顎右側です。
スライド22

治療後には、移植した骨が白っぽく見えると思います。
以下の白い矢印が 今回移植して骨が増えた部分です。
スライド1

このレントゲンに上顎洞骨(吸収した状態)の線を書いたのが以下です。
スライド2

骨が大幅に増大したのが分かると思います。

次に上顎左側です。
スライド23

奥の方に移植した骨が白く見えると思います。
同様に 以下の白い矢印が 今回移植して骨が増えた部分です。
スライド3

このレントゲンに上顎洞骨(吸収した状態)の線を書いたのが以下です。
スライド4


本日はだいぶ長くなってしまいましたので、これで終了です。
次回のブログは、インプラントを埋入するところからです。


次回のブログは8/2(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週(7/27〜28)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

前回のブログでも書きましたが、最近は本当に難症例が多いです。
特に上顎前歯部は、骨吸収が起こっている場合、審美的に問題となることが多いのです。
昨日行ったケースでも 骨吸収が非常に起こっており、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法)  等さまざまな方法を行ってインプラントを埋入しました。
2267_0010101


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

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これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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2010年7月26日

インプラント症例:63回目

7/26(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『63回目のインプラント症例』になります。

毎日本当に暑いですね。
本日は始めに夏期休暇についてのお知らせです。
8/9(月)〜8/16(月)まで休診となります。

本日の症例は、以前このブログでも紹介したことがある症例です。
上顎前歯部の1歯欠損に対して、インプラントを埋入したケースです。
なぜ再度このブログでアップするかと言いますと
上顎前歯部の症例が多いからです。
ただし、その多くは難症例になっているのです。

最近、インターネットの普及もあり、来院される患者様の多くは
さまざまな情報をもって来院されます。
骨吸収が非常に進行した状態での骨再生治療についてとか…
さまざまな治療方法についての情報をもっています。
その中で最近非常に多いケースとして、
上顎の前歯部があります。
しかも、難症例のケースが多いのです。

本来 上顎前歯部は、審美性が重要視される部位ですので、
治療の難易度が高い部位です。
ただし、難易度が高いといっても その難しさは、さまざまな条件によって大きく変わってきます。
例えば、骨吸収の程度によっても大きく変わってきます。
元々、歯周病 を放置したり、
歯根破折 を起こした状態を長期的に放置したり、
歯がないまま長期間そのままになっていたり
することがあります。
このようなことが起こると 歯を支えている骨が吸収を起こします。
特に歯根破折 を起こしている場合には、急激に骨吸収が起こります。
先にもご説明したように インターネットの普及によって 患者様ご自身でさまざまな情報を得ることができるようになっています。
例えば、歯肉が腫れて 歯科医院に行ったところ
「神経のない歯が歯根破折 を起こしているため、抜歯しか方法がない!」
と診断を受けたとします。
当然 患者様は、
「なんとかならないのか?」
と思い、インターネット等でさまざまな情報を得ようとします。
歯根破折 を治す方法はないのか?」
「抜歯した後は、どのような治療になるのか?」
…等
悩み事はいっぱいあります。
また、さまざまな歯科医院を転々と受診し、
治療方法を聞きます。
歯根破折 を治す歯科医院を探したり、その後の治療方法について聞いてみたいという思いもあります。
これは当然のことです。
「なんとか良い方法があれば…」
という思いがあるのは当たり前のことです。
しかし、こうした情報の多さが 問題を引き起こすことがあります。
その一つは、時間の経過です。
歯根破折 を例にとって解説すると
歯根破折 を起こした場合には、できるかぎり早急に抜歯することが重要です。
折れた部位から 血液が入り込んだり、唾液が入り込んだりした結果、歯肉の中で感染が起こります。
感染の結果、歯周囲の骨が吸収(溶けてくる)するのです。
実際に、歯肉が腫れいる場合には、骨吸収はすでに起こっています。
そのため、歯肉が腫れて歯科医院を受診した時に
歯根破折 しています!」
と診断された場合には、骨吸収が起こっていると思って下さい。
そのため、早急に抜歯することが重要です。
しかし、先程ご説明したように 多くの患者様は、
歯根破折 を治す方法はないのか?」
等 ご自身の希望をかなえてくれる歯科医院を探します。
この間に骨吸収はどんどんと進行していくのです。
上顎前歯部が歯根破折 した患者様の中で当医院を受診される方の多くは、歯根破折 してからかなりの時間が経過しています。
そのため、私が検査する段階ですでに骨吸収がかなり起こっているのです。
「もっと早く来院していれば…」
と考えられるケースが本当に多いのです。
骨吸収が高度に起こっている場合には、治療後の審美性に大きく影響します。
インプラント治療の中には、吸収した骨を増大(再生)させる治療方法があります。
こうした治療をGBR法(骨増大法) と言います。
しかし、GBR法(骨増大法) は魔法の治療ではありません。
GBR法(骨再生治療)には限界 があるのです。
患者様の中には、GBR法(骨増大法) を行えば、元の状態に回復(復元)できると考えていられる方がいらっしゃいます。
骨吸収の状況によっては、吸収前の状態に近く回復(骨再生)が可能です。
しかし、先にもご説明したようにGBR法(骨再生治療)には限界 があります。
骨吸収が起こった状態でインプラントを埋入するとさまざまな問題が起こります。
インプラント治療後に歯が長く見えたり、歯と歯の間に隙間ができる といったことがあります。
患者様にとっては、
「良く調べて より良い歯科医院を受診したい!」
という多いがあるのは当然のことですが、現在の状況をきちんとご理解していないと
状況はどんどんと悪化することがあります。

本日ご紹介する方も 長い間歯がないまま長期間そのままになっていた 患者様です。
づっと義歯を使用していたのです。
その結果、骨は痩せ、歯肉の退縮も起こっていたのです。
ただし、結果論としては、さまざまな治療によって審美的な回復ができた症例です。

前置きが長くなりましたが、早速症例を始めましょう!

本日の症例は、上顎前歯部の1歯欠損に対し、
「オールセラミッククラウン(ジルコニア)」でインプラント治療を行ったケースです。
以下の写真は、治療前(初診)です。
前歯が欠損しています。
79-1 2

患者様は、欠損部の両側の歯を削るブリッジはどしても避けたいとの思いがあり、
インプラント治療をご希望されていました。
また、審美的に治療を行いたいとのご希望があり、
インプラント埋入後は、オールセラミックによる治療をご希望されました。
以下の写真は、インプラントを埋入した後の状態です。
79-1 3

金属色に見えるのは、インプラントの 『蓋』になります。
この『金属の蓋』は、普段見えるものではありません。
インプラント手術直後から『仮歯』が装着されますのでご心配はありません。
これは、インプラント手術後の状態が見えやすいように仮歯を取って写真撮影したものです。
仮歯にはいくつかの方法があり、
今回の症例では、欠損部の両側の歯に仮歯を接着剤で固定する方法を行いました。
機能的にも審美的にも大きな問題を起すことはありません。

インプラント埋入後、骨と結合するまで約3〜4ヶ月待ちます。
その後、先程の金属を蓋を取り、インプラントの土台を装着します。
インプラントの土台のことを『アバットメント』と言います。
アバットメント等のインプラントの構造については、以下を参考にして下さい。
   インプラントの構造(パーツ)
一般的にインプラントの土台は、金属製(チタン合金)になります。
ほとんどのインプラントがこの金属製の土台です。
以下の写真は、金属の土台(アバットメント)を装着した状態です。
79-2 3

もちろんこの金属のアバットメントが見えることはありません。
アバットメント(土台)の上にセラミック等の被せ物が装着されるためです。
しかし、審美性を考えれば土台(アバットメント)自体も金属を使用しない素材が良いのです。
金属をしない土台を ジルコニア アバットメント と言います。
以下の写真がジルコニア アバットメントを装着した状態です。
79-2 2

このジルコニア アバットメントが使用できるようになってから 審美性は今までと比較して格段に向上しました。
次に 土台(アバットメント)の上に装着される被せ物です。
いわゆる セラミックの歯です。
セラミックの素材を簡単に説明すると 瀬戸物です。
しかし、セラミックの被せ物(差し歯)と言っても 内面は金属でできています。
以下の写真は、セラミックの被せ物の内面(内側)から見たところです。
79-3 2

ちょっとわかりにくかもしれませんが、
セラミックの作成方法は、始めに金属のフレームを作成し、その上にセラミックを焼き付けて作成されます。
そのため、セラミックと言っても内部(内面)は金属なのです。
もし、内面が金属フレームでできていないと強度が弱く 割れたりしてしまうからです。
しかし、審美的に治療を行うためには、内面にもまったく金属を使用しない素材が適しています。
この被せ物を オールセラミック と言います。
以下の写真は、オールセラミック ジルコニア クラウン です。
79-3 3

金属をまったく使用しないということは、審美的な面だけではなく、金属アレルギー に対しても有効です。
以下が治療後です。
79-4 2

79-4 3


この症例で使用したインプラントは、アンキロス インプラント です。
ジルコニアアバットメントも同社のシステムです。
前歯部に適したインプラント(プラットホーム・スイッチング) システムです。



次回のブログは7/29(木曜日)になります。
次回の症例は、上顎の奥歯の骨吸収が非常に起こっており、
骨の高さが1ミリ程度しか存在しない方に対して、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行ったケースをご紹介します。


先週のインプラント手術報告

先週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週末も多くのインプラント手術がありました。
非常に簡単なケースもありました。
骨吸収がさほどなければ、インプラントを1本埋入するのに5分もあれば十分です。
治療後の腫れもほとんどありません。
しかし、骨吸収が大きい場合には時間もかかります。
昨日も2件の手術がありましたが、その中で骨吸収が大きかったのが以下のケースでした。
2346_0002000

下顎前歯部では、骨の幅が2ミリ程度しかありませんでした。
これは、歯周病 歯がないまま長期間そのまま放置 した結果です。
通常、インプラントの幅(直径)は、約4ミリ程度あります。
直径4ミリのインプラントを埋入するためには、6ミリ程度の骨の幅が必要です。
今回の症例では、骨幅が約2ミリですので、非常に大変であったことは分かるかと思います。
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法)
を併用し、なんとかインプラントを埋入することができました。
本来は、このような状態にならないうちにインプラントを行うことが重要なのです。

使用したインプラントは、
奥歯ではストローマンインプラント(ITIインプラント)
前歯ではアンキロス インプラント
でした。

麻酔方法は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) です。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取りを開始します。


治療費
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年7月22日

インプラント症例:62回目

7/22(木曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
本日の症例は、前回の続きになります。

前回(7/19)のブログを見ていないと 本日のブログは分からないため、
始めに 前回のブログを再度アップした上で
本日の続きを解説します。
前回のブログを読まれた方は、飛ばして下さい。

それでは、前回の内容から始めます。

患者様は、非常に進行した重度歯周病の方でした。
上顎の前歯部から左側にかけては歯が欠損している部位が多数ありました。
また、下顎の右側も歯がグラグラしている状態でした。
そのため、左右の奥歯では噛めないため、
『どうにか噛める状態になりたい!』との思いで来院された方です。
前回のブログ や、
前々回のブログ では、
重度歯周病の患者様の症例を紹介しました。
重度歯周病の方のインプラント治療は非常に難しいのです。
その理由には、いくつかあります。
一つは、重度歯周病の患者様の場合、歯を支えている骨がすでにかなり吸収 しています。
インプラント治療は、骨の中にチタンでできたネジを埋め込む治療です。
そのため、骨の吸収が起こっている場合には治療を難しくします。
重度歯周病を放置している患者様の場合には、
抜歯後にインプラントを埋め込むこと自体が難しくなることがあります。
次に重度歯周病患者様の場合、
どの歯を抜歯し、
どの歯を残すのか?
という問題があります。
もちろん可能なかぎり抜歯せずに 残した方が良いのですが、
将来性が非常に低い歯を無理に残した場合には、逆にその後の治療を難しくすることになります。
例えば、歯が1歯欠損していたとします。
患者様は、その欠損部のみにインプラント治療を行い、
他の歯は、触らずに治療を進めたい 
との希望があったとします。
しかし、欠損部周囲のほとんどの歯がグラグラ(重度歯周病)であった場合、
無理に欠損部のみのインプラント治療を行っても
すぐに周囲の歯がダメになるたびに
新たにできた欠損にインプラントを埋め込むことが必要になります。
この追加されるインプラントは、歯がダメになるたびに どんどんと増えていきます。
治療に終わりがありません。
当然のことながら そのたびに治療費はどんどんとかかります。
どのような歯科治療もそうですが、
悪い歯や欠損部だけを見て治療を行うのではなく、
口腔内全体を見て治療計画を立てることが重要なのです。
また、歯周病を放置した状態で、インプラント治療を行っても
インプラント自体も歯周病のような状態になってしまいます。
これをインプラント周囲炎(インプラントの歯周病) と言います。
また、重度歯周病になるということは、簡単に言えば 
『歯磨きが十分にできていいない!』
ということです。
歯磨きが適切にできていないために 歯周病になったのです。
そうした方が、抜歯後にインプラント治療を行ったとしても
本当に適切に歯磨きができるか?
という問題があります。
多くの方は、インプラント治療前に歯周病についてご理解をされ、
徹底した歯周病治療を受けていただくため、
治療後には、適切な歯磨きを行っていただけます。
また、メインテナンス(定期検査) にもいらしていただいています。
しかし、これは100%の患者様に当てはまることではありません。
インプラント治療後も適切な歯磨きができなかったり、
メインテナンス(定期検査) に来院されない方もいらっしゃいます。
そのため、歯周病が再発してしまいます。
歯周病が再発すると インプラントにも感染を起こします。
結果的にインプラントもダメになってしまうのです。
こうしたことが起こることもあるため、
重度歯周病患者様の治療が非常に難しいのです。
今回ご説明していないことも、重度歯周病の方の治療の難しさは いっぱいあります。

前置きが長くなりましたが、症例を開始します。
以下が初診時のレントゲン写真です。
かなり前のケースですので、レントゲンが見にくくてすみません。
昔のレントゲンは、現在のデジタルレントゲンではなく、
フィルムのレントゲンでしたので、劣化してしまいます。
スライド01

多くの歯がグラグラでした。
スライド02

このままであると見にくいので、
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド04

骨吸収が本当に進行しているのが分かるかと思います。
歯周病専門医 でなければ、ほとんどの歯を抜歯と診断されてもおかしくない症例です。
さらに上顎では、上顎洞 の存在が問題となっていました。
緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド05

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 緑色で表示します。
スライド06

後で解説しますが、上顎左側の骨吸収 と 上顎洞の存在がこの後の治療を非常に難しくするのです。
初診時本当に大変な状態でした。
先にも書きましたようにグラグラが歯が多くありました。
患者様にはさまざまなお話をしました。
現在の歯周病の状態、
歯周病治療による改善の程度、
将来性、
治療期間、
インプラント治療について
等です。
その結果、以下の歯を抜歯することにしました。
スライド07

抜歯と判断した以外の歯は、徹底した歯周病治療 を行うことにしました。
このブログは、インプラントのブログですので、歯周病治療については省略します。
インプラント治療ですが、これが困難を極めました。
まず、上顎の左側についてです。
骨吸収が大きいことと、上顎洞の存在により、
残っている骨の高さは、本当に少ない状態でした。
スライド08

具体的な骨の高さは、
残っている歯の部位で約4ミリ、
その前後では1ミリもない状態でした。
スライド09

本当に大変な状態です。
通常、上顎にインプラントを行う場合、
最低限必要な骨の高さは、約10ミリです。
この高さ以下であると適切なインプラントが行えません。
今回は、1ミリ以下 と 
残っている部位(1カ所ですが…)でも4ミリです。
これでは、とてもインプラント治療が適切にできる状態ではありません。
困ったものです。
こうした骨吸収が高度に起こっている場合には、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) という治療法を行います。
しかし、この治療は、かなり大変です。
治療後の腫れ もかなり起こります。
患者様は、できるかぎり負担の少ない治療法をご希望されました。
そこで以下のような治療計画を立てました。
スライド10

この治療計画では、さまざまな治療法を併用し行うことが必要です。
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
ソケットリフト法
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
等です。
スライド11

以下は、上顎を抜歯した後です。
スライド12

ここで注目したいのが、上顎左側の抜歯した穴です。
『 穴 』です。
スライド13

この部分のみを拡大して見てしましょう。
スライド14


ここまでが前回の内容でした。
以下はその続きになります。

前回のブログの内容では、上顎の左側の抜歯した『 穴 』を見ていただきました。
この抜歯した穴をさらに見やすいように線で書いてみます。
スライド15

少しは分かりやすくなりましたか?
この抜歯した『 穴 』にさらに上顎洞を重ねてみましょう!
スライド16

さらに残っている骨の高さを書いてみましょう!
スライド17

残っている骨の高さがいかに少ないかが分かると思います。
ここに以下のようにインプラントを埋入するのです。
スライド18

GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
ソケットリフト法
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
といった方法を併用してようやくインプラントが埋入できるのです。
スライド19

以下のレントゲンはインプラント埋入前の診査時です。
スライド20

以下のレントゲンは上顎左側のインプラント治療が終了した状態です。
スライド21

この状態で下顎右側の奥歯を抜歯しました。
上顎左側の奥歯のインプラント治療でも非常に大変だったのですが、
下顎も骨吸収が大きかったのです。
ちなみに上顎は大変だったといっても 骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) は行わなかったので、患者様にとっては最小限の簡単な治療で済んだということです。
大変であったのは、治療を行う私のことです。
かなり神経を磨り減らすような治療です。
でもこれで患者様の負担が減ることができました。
これは、治療の大変さ ということだけでなく、
治療費用 も大幅に削減できること
治療期間 も大幅に短縮できたこと
が患者様にとって大きな利点となりました。
さて、話しは下顎の右側に戻ります。
骨吸収が本当にすごい状態でした。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド22

この下顎右側で問題なのは、骨吸収だけではありません。
下顎神経という神経の存在も大きな問題でした。
スライド23

骨吸収が非常に大きいため、骨吸収部の真下に下顎神経が見えている状態になっていました。
こうした場合、まず 骨吸収部位に骨を増大することが必要になります。
具体的には、骨移植を行い、GBR法(骨増大法) を行うことです。
そして、骨の増大が完了した時点でインプラントを埋入するのです。
これが、正当な治療方法です。
しかし、この時点で すでに上顎の治療にある程度の時間がかかっています。
そのため、さらに下顎右側の治療に時間をかけることは、長期的に噛めない期間が長くなってしまうことがありました。
ただし、こうしたことの最終判断は患者様ご本人がお決めになることですので、
現在の骨吸収 等を含めた状態、
今後の治療期間、
治療内容、
治療費、
将来的なリスク

あらゆることをご説明した上で治療方針を決定しました。
以下が最終的なプランになりました。
スライド24

骨吸収部位 と 下顎神経を避けて少し奥にインプラントを埋入する治療計画です。
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
を併用したプランです。
スライド25

以下はインプラント治療終了後7年の状態です。
スライド26

治療終了後の状態に
上下後の骨吸収 と
上顎洞、
下顎神経
を記入したのが以下のレントゲン写真です。
スライド27

今回の症例がいかに難しいケースであったことが分かるかと思います。

今回のケースは、解説することが多かったため、2回に分けて解説しました。

今回のケースでは、
治療期間 の短縮、
治療費用 の削減、
サイナスリフト法(上顎底挙上術) 等の大変な治療は避ける
といったことで治療プランを考えていきましたが、これは全ての症例で行うことではありません。
サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行ってインプラントを埋入することもありますし、
十分なGBR法(骨増大法) を行ってからインプラントを埋入することもあります。

全てのケースが全て同じ治療プランになることはありません。


次回のブログは7/26(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。


治療費
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。
被せ物は、
セラミックで 1歯126.000円(消費税込)、
ハイブリッドセラミックで 1歯84.000円(消費税込)、
金属製で 1歯58.800円(消費税込)
になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

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2010年7月19日

インプラント症例:61回目

7/19(月曜日)です。

始めに今週の休診のお知らせです。
7/21(水)、7/22(木)は休診とさせていただきます。

このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『61回目のインプラント症例』になります。

本日の症例は『難症例』になります。
本日はちょっと長い話しになります。
しかし、重度歯周病の方 で インプラント治療を考えられている方は
是非見ていただきたい内容です。

患者様は、非常に進行した重度歯周病の方でした。
上顎の前歯部から左側にかけては歯が欠損している部位が多数ありました。
また、下顎の右側も歯がグラグラしている状態でした。
そのため、左右の奥歯では噛めないため、
『どうにか噛める状態になりたい!』との思いで来院された方です。
前回のブログ や、
前々回のブログ では、
重度歯周病の患者様の症例を紹介しました。
重度歯周病の方のインプラント治療は非常に難しいのです。
その理由には、いくつかあります。
一つは、重度歯周病の患者様の場合、歯を支えている骨がすでにかなり吸収 しています。
インプラント治療は、骨の中にチタンでできたネジを埋め込む治療です。
そのため、骨の吸収が起こっている場合には治療を難しくします。
重度歯周病を放置している患者様の場合には、
抜歯後にインプラントを埋め込むこと自体が難しくなることがあります。
次に重度歯周病患者様の場合、
どの歯を抜歯し、
どの歯を残すのか?
という問題があります。
もちろん可能なかぎり抜歯せずに 残した方が良いのですが、
将来性が非常に低い歯を無理に残した場合には、逆にその後の治療を難しくすることになります。
例えば、歯が1歯欠損していたとします。
患者様は、その欠損部のみにインプラント治療を行い、
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との希望があったとします。
しかし、欠損部周囲のほとんどの歯がグラグラ(重度歯周病)であった場合、
無理に欠損部のみのインプラント治療を行っても
すぐに周囲の歯がダメになるたびに
新たにできた欠損にインプラントを埋め込むことが必要になります。
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治療に終わりがありません。
当然のことながら そのたびに治療費はどんどんとかかります。
どのような歯科治療もそうですが、
悪い歯や欠損部だけを見て治療を行うのではなく、
口腔内全体を見て治療計画を立てることが重要なのです。
また、歯周病を放置した状態で、インプラント治療を行っても
インプラント自体も歯周病のような状態になってしまいます。
これをインプラント周囲炎(インプラントの歯周病) と言います。
また、重度歯周病になるということは、簡単に言えば 
『歯磨きが十分にできていいない!』
ということです。
歯磨きが適切にできていないために 歯周病になったのです。
そうした方が、抜歯後にインプラント治療を行ったとしても
本当に適切に歯磨きができるか?
という問題があります。
多くの方は、インプラント治療前に歯周病についてご理解をされ、
徹底した歯周病治療を受けていただくため、
治療後には、適切な歯磨きを行っていただけます。
また、メインテナンス(定期検査) にもいらしていただいています。
しかし、これは100%の患者様に当てはまることではありません。
インプラント治療後も適切な歯磨きができなかったり、
メインテナンス(定期検査) に来院されない方もいらっしゃいます。
そのため、歯周病が再発してしまいます。
歯周病が再発すると インプラントにも感染を起こします。
結果的にインプラントもダメになってしまうのです。
こうしたことが起こることもあるため、
重度歯周病患者様の治療が非常に難しいのです。
今回ご説明していないことも、重度歯周病の方の治療の難しさは いっぱいあります。

前置きが長くなりましたが、本日の症例を開始します。
以下が初診時のレントゲン写真です。
かなり前のケースですので、レントゲンが見にくくてすみません。
昔のレントゲンは、現在のデジタルレントゲンではなく、
フィルムのレントゲンでしたので、劣化してしまいます。
スライド01

多くの歯がグラグラでした。
スライド02

このままであると見にくいので、
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド04

骨吸収が本当に進行しているのが分かるかと思います。
歯周病専門医 でなければ、ほとんどの歯を抜歯と診断されてもおかしくない症例です。
さらに上顎では、上顎洞 の存在が問題となっていました。
緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド05

これも さらに分かりやすくするために、上顎洞 緑色で表示します。
スライド06

後で解説しますが、上顎左側の骨吸収 と 上顎洞の存在がこの後の治療を非常に難しくするのです。
初診時本当に大変な状態でした。
先にも書きましたようにグラグラが歯が多くありました。
患者様にはさまざまなお話をしました。
現在の歯周病の状態、
歯周病治療による改善の程度、
将来性、
治療期間、
インプラント治療について
等です。
その結果、以下の歯を抜歯することにしました。
スライド07

抜歯と判断した以外の歯は、徹底した歯周病治療 を行うことにしました。
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インプラント治療ですが、これが困難を極めました。
まず、上顎の左側についてです。
骨吸収が大きいことと、上顎洞の存在により、
残っている骨の高さは、本当に少ない状態でした。
スライド08

具体的な骨の高さは、
残っている歯の部位で約4ミリ、
その前後では1ミリもない状態でした。
スライド09

本当に大変な状態です。
通常、上顎にインプラントを行う場合、
最低限必要な骨の高さは、約10ミリです。
この高さ以下であると適切なインプラントが行えません。
今回は、1ミリ以下 と 
残っている部位(1カ所ですが…)でも4ミリです。
これでは、とてもインプラント治療が適切にできる状態ではありません。
困ったものです。
こうした骨吸収が高度に起こっている場合には、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) という治療法を行います。
しかし、この治療は、かなり大変です。
治療後の腫れ もかなり起こります。
患者様は、できるかぎり負担の少ない治療法をご希望されました。
そこで以下のような治療計画を立てました。
スライド10

この治療計画では、さまざまな治療法を併用し行うことが必要です。
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
ソケットリフト法
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
等です。
スライド11

以下は、上顎を抜歯した後です。
スライド12

ここで注目したいのが、上顎左側の抜歯した穴です。
『 穴 』です。
スライド13

この部分のみを拡大して見てしましょう。
スライド14


今回の症例は、非常に奥が深い話し(長い話し)になりますので、
続きは次回(7/22:木)にしたいと思います。

次回のブログは7/22(木曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週(7/16〜18)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週末行ったインプラント手術の中から難しかった症例 と 比較的簡単であった症例を紹介します。
1症例目は、下顎の奥歯にインプラントを4本埋入したケースです。
骨吸収が著しかったことと 下顎の神経が非常に近かったために、短いインプラントを欠損の数分だけ埋入したケースです。
インプラントが短かったために インプラントの安定が悪くGBR法(骨増大法) も難しかったです。
2190_0005000

2症例目は、比較的簡単なケースでした。
上後に1本のインプラントを埋入しました。
同様にGBR法(骨増大法) を行いましたが、骨吸収はさほど大きくなかったため、その難易度は低いケースでした。
2057_0009000

同じGBR法(骨増大法) と言っても 骨吸収の程度によってその難易度は大きく変わってきます。
難易度が高ければ 高いほど 手術時間は長くかかります。
その結果、治療後の腫れ も起こる確立が高くなります。
骨吸収が大きくならないうちにインプラント治療を行うことが
重要なポイントです。
これらの症例もインプラントモニターですので、治療が完了しましたら
このブログでご紹介したいと思います。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、上顎は 約3〜4ヶ月後
       下顎は 約2〜3ヶ月後
  に型を取ります。

治療費
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
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現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
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2010年のオリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の
顧客満足度の高いインプラント歯科医院(神奈川県版) で当医院が総合2位になりました。
  ・オリコン 2010年度版 顧客満足度の高い インプラント歯科医院ランキング神奈川県版

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神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年7月15日

インプラント症例:60回目

7/15(木曜日)です。

今日は朝から外出していましてブログのアップが遅れました!

始めに来週の休診日(臨時休診)のお知らせです。
7/21(水)、7/22(木)は連休になります。


このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『60回目のインプラント症例』になります。
もうすでに60症例目です。
過去の症例もご覧になって下さい。
あなたと同じようなケースもきっとあるでしょう!

さて本日の症例は、『治療計画の難しさ』です。
治療計画というのは、口腔内だけでは考えられません。
虫歯がいっぱいあったり、
歯周病が進行していたり、
噛み合わせがズレていたり、
欠損数が多かったり
した場合には、治療計画が非常に複雑になります。
もちろん、治療期間、治療方法、治療費、患者様の体調、治療費対するご理解の程度…等に制限がなければ、理想的な治療方法があります。
しかし、現実問題として、
 忙しくて通院が難しい!
 痛みのある治療は嫌!
 体調が悪い!
 高額な治療費は無理!
といったさまざまな問題があり、『どこまで治療を行うか』ということは
患者様のご希望、口腔内の状態 等を考えた上で決定されます。

本日ご紹介する症例も悩むことが非常に多かったケースです。

それでは早速始めましょう。
以下が初診時のレントゲンです。
スライド01

グラグラしている歯が多くありました。
スライド02

虫歯!
歯周病!
歯がない部分がある!
噛み合わせのズレが起こっている!
等さまざまな問題があります。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド04

骨吸収が非常に大きいのが分かります。
多くの歯が初診時にすでにグラグラです。
指で触っても取れそうな歯も多くあります。
下顎右側の奥歯がないことからも 噛むことも困難になっています。
一番最初に問題となるのが、
『どの歯を抜歯するのか?』ということです。
スライド05

現実問題としては、ほとんどの歯は将来性が低く、抜歯の対象です。
スライド06

逆に治療が可能な歯は以下の歯です。
歯周病治療、虫歯の治療…等を行うことにより治療が可能な歯です。
スライド07

患者様のご希望としては、
『極力 抜歯しないで 歯を保存したい!』
とのご希望がありました。
治療を受ける患者様側としては、当然のことです。
私達歯科医師も極力歯を保存したいと考えています。
しかし、将来性を考えた場合、
保存する方が良いのか?
抜歯した方が良いのか?
等を考えなければいけません。
スライド08

今回の症例も
歯周病の状態、
虫歯の状態、
噛み合わせの状態、
患者様のご希望を考えて以下の歯を抜歯することにしました。
スライド09

保存が厳しい歯もありましたが、それらの歯は残す(保存する)ことにしました。
最終的な治療計画は以下のようになりました。
スライド10

それでは、この治療の妥当性について解説していきます。
まず、右側です。
抜歯後 右側奥歯は、上下後ともに欠損になります。
欠損した部位の治療方法としては、
1.インプラント
2.義歯(入れ歯)
になります。
患者様は、取り外し式の義歯(入れ歯)は嫌なため、固定式のインプラント治療を選択されました。
スライド11

右側の奥歯の治療方法はこれで決定です。
次に上顎の前歯部です。
これが大きな問題となるのです。
今回の治療計画では、上顎前歯部は、2歯のみを抜歯し、2本のインプラントを埋入する計画になっています。
しかし、問題なのはインプラントを埋入した両側の歯(天然歯)です。
この歯自体すでにグラグラしています。
将来性はあまり高いとはいえません。
スライド12

もし、上顎の前歯部に2本のインプラントを埋入した後で
その両側の歯がダメになった場合には、
さらに2本のインプラントの追加が必要になります。
スライド14

そのため、理想的な治療方法としては、
上顎前歯部の2歯のみを抜歯するのではなく、
将来性の低い残りの歯も抜歯して治療計画を立てることです。
具体的には上顎前歯部は、4歯とも抜歯です。
スライド15

そして、2本のインプラントを埋入し、
インプラントブリッジとする方法です。
スライド16

この治療方法のが、最終的な治療費の削減にもなります。
治療の繰り返しもありません。
理想的な治療方法です。
しかし、理想的な治療方法 と 患者様のご希望とは違います。
患者様には、将来的に起こる さまざまな ことをご説明しました。
その結果、患者様は、
『なんとか歯を残したい!』という強いご希望がありました。
これが最終決定です。
スライド17

どの治療方法が良いということではありません。
それぞれの利点、欠点を十分ご理解していただき、
最終的な治療方針が決定されるのです。
次に下顎左側です。
スライド18

今回の治療計画では、欠損部周囲の歯を削り、ブリッジという治療方針になりました。
しかし、理想的には、ブリッジではない方が良いでしょう。
下顎左側の奥歯の治療方法としては、
1.ブリッジ
2.義歯(入れ歯)
3.インプラント
になります。
スライド19

患者様は、取り外し式の義歯は嫌であったため、
ブリッジ もしくは インプラント となります。
理想的にはインプラント治療が良いでしょう。
この理由として、歯を削ることがないからです。
スライド20

しかし、インプラント治療の場合、費用の問題がどうしてもあります。
スライド21

今回、右側 や 上顎前歯部 にもインプラント治療を予定しています。
さらに下顎左側までインプラント治療となると これは大変です。
今回の治療で最優先となる治療は、右側です。
右側の奥歯できちんと噛むことが可能となることが
将来的に口腔内を維持するために重要なことなのです。
スライド22

さまざまなことを考えた結果、下顎左側の奥歯はブリッジで対応することにしました。
また、このブリッジも治療費を抑えることを考え、保険のブリッジにしました。
ブリッジは、残っている歯の数によって違いますが、
ほとんどのケースで保険が適応されます。
ただし、材質は限定されます。(保険で セラミック 等は使用できません)
下顎左側のブリッジの治療費は、約25.000円程度です。
(神経がある、ない、によっても違います)
以下がインプラント治療が終了した状態です。
スライド24


今回の症例のテーマは、『治療計画の難しさ』でした。



次回のブログは7/19(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週(7/13〜14)のインプラント手術報告

今週は比較的簡単なケースでさほど難しい手術はありませんでした。
ブログアップが遅れましたので、紹介はまた後日…

当医院の治療費
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。
被せ物は、
1歯58.800円(消費税込)〜
になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

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さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
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