最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラント症例報告の記事一覧
2010年5月27日

インプラント症例:49回目

5/27(木曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
今日も『49回目のインプラント症例』になります。

前回のブログでは、
『将来性を考えた治療計画によって最小の治療費で治療が可能となった!』
というテーマで
口腔内全体を考えて、将来性の低い歯を抜歯することで、
再治療を避けたり、
治療費を抑えたりすることが可能になる症例をご紹介しました。
特に神経のない歯が多い場合には、
将来性を考えた治療計画を立てることは重要なことです。

本日ご紹介する患者様は、神経のない歯が非常に多くあった方です。
そして、インプラント治療計画を立てる際に
将来性のない歯(将来性の低い歯)は 、抜歯して治療を行った方が 良いことを お話しましたが、
抜歯をご希望されないために 現時点で欠損している部位にインプラントを埋入して治療を進めましたが、インプラントの治療期間中に歯根破折 を起こしてしまった結果、治療計画を立てなおすことになった症例です。
この患者様は『歯ぎしり や くいしばり』が強いために
次々に神経のない歯が歯根破折 したのです。

本日のテーマは、
『神経のない歯は歯根破折のリスクが非常に高い!』です。

今までの歯根破折症例については以下をご覧になって下さい。

  1.5/24の歯根破折症例
  2.3/4の歯根破折症例
  3.2/25の歯根破折症例
  4.2/22の歯根破折症例
  5.2/11の歯根破折症例
  6.1/25の歯根破折症例
  7. 1/14の歯根破折症例
  8. 1/11の歯根破折症例
  9. 1/ 7の歯根破折症例


以下は、本日の患者様の初診時のレントゲンになります。
スライド01

右下の奥歯が欠損しており、噛めないとのことで来院されました。
スライド02

患者様に抜歯を行った時の状況 や 現在の口腔内の状態、歯周病の状態、噛み合わせの状態 等を考えると 患者様が歯を失った原因は、歯根破折 の可能性が高いことが考えられます。
残っている歯には、歯周病の問題もありませんでした。
スライド03

インプラント治療を行う場合、どうして歯を失ったのかの原因を考えることは非常に重要です。
こうしたことは、インプラントの治療計画を立てる上で重要になるのです。
今回の患者様の場合、
歯の噛む面が大きく削られていることと、
患者様自身も歯ぎしり を自覚されていることから
噛み合わせについての注意が必要であることが分かります。
単に歯が欠損している部位にインプラントを埋入しようとすると以下のような治療計画になります。
スライド04

通常、3歯欠損に対しては、2本のインプラントを埋入し、インプラント ブリッジ とすることがほとんどですが、今回の患者様の場合、歯ぎしり が強いことから3本のインプラントを埋入することになります。
それでは、本当に上記のようなインプラント治療計画で良いのでしょうか?
口腔内全体的なことを考えるとさまざまな問題があります。
一番問題なのは、神経がない歯が多いことです。
神経のない歯は以下の赤丸●になります。
スライド06

神経がない歯は 非常に脆く 通常の噛む力でも折れることがあります。
そのため、下顎右側奥歯の3歯欠損の手前の歯は、神経がないため歯根破折 のリスクが高いことをご説明しました。
そのため、将来的なことを考えれば、無理して残すより抜歯してインプラント治療計画を考えた方が良いことを患者様にご説明しました。
しかし、患者様は抜歯をご希望されないため、以下のような治療計画になりました。
スライド07

実際にインプラントを埋入した直後が以下のレントゲンになります。
スライド08

この後、インプラントと骨が結合するまで約2〜3ヶ月待ちます。
そして、型を取るのです。
しかし、問題が起こりました!!
埋入したインプラントの手前の天然歯が歯根破折 したのです。
治療開始前に患者様に神経のない歯のリスクについてご説明したことです。
スライド09

そのため、この歯根破折 を起こした歯は抜歯となりました。
インプラント治療終了後が以下になります。
スライド10

まだ、インプラントの型を取る前でよかったです。
これが、インプラントの型を取り、被せ物を装着して治療が終了した後に
手前の歯が歯根破折 した場合には、大変なことになっていました。
つまり、歯根破折 した歯を抜歯した後で
新たにインプラントを追加埋入する必要性があったのです。
再度インプラント治療を行うことが必要ですし、治療費もさらにかかります。
リスクの高い歯が存在する場合、将来的なことを考えて治療計画を立てることが必要なのです。
しかし、これで治療が終了したわけではありませんでした。
次々と歯根破折 が起こってきました。
スライド11

最初に起こったのは、下顎左側の奥歯の歯根破折 です。
スライド12

この部分のみを拡大してみます。
● 青丸が初診時です。
● 赤丸が歯根破折した直後のレントゲンです。
スライド13

見慣れないと分かりづらいですが、良くみると折れているのが分かります。

このように神経のない歯が次々に歯根破折 を起こす症例は非常に多くあります。
そのため、神経のない歯が存在する場合には、将来性を考えた治療計画が必要になってくるのです。

今回の症例の治療費は以下になります。
インプラント 1本 168.000円(消費税込)×3
被せ物 1歯 84.000円(消費税込)×4
合計:840.000円(消費税込)です。

治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
GBR法(骨増大法)
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


次回のブログは5/31(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週(5/25〜26)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

下顎の奥歯にストローマンインプラント(ITIインプラント) を1本埋入したケースです。
骨吸収が非常に大きく、インプラントを埋入するのに十分な骨が存在していなかったケースです。
そのため、インプラントを埋入すると同時にGBR法(骨増大法) を行いました。
このGBR法(骨増大法) はインプラント治療を行う方の多くに行う治療です。
特に最近来院される患者様の傾向として、悪い状態を長い間放置される方が多くいらっしゃいます。
本来であれば、どのような治療を行っても残せない(保存できない)悪い状態の歯は、早期に抜歯した方が良いのです。
本日の症例のテーマにもありました歯根破折 が典型的なケースです。
歯根破折 を放置すると骨吸収がどんどんと進行していきます。
骨吸収が起こると治療が大変になるだけでなく、インプラントができないこともあります。
放置して良いことはありません。


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現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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2010年5月24日

インプラント症例:48回目

5/24(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
今日も『48回目のインプラント症例』になります。
過去の症例もご覧下さい。
さまざまなケースを紹介してあります。
下にスクロールしてご覧になって下さい。

最近は非常に忙しい日々になっています。
昨日も朝から非常に混んでいて、待合室が人でいっぱいでびっくりでした。
歯科医師が1人休むと、その分が大変です。
もう一人歯科医師がいるとだいぶ楽なのですが…
忙しい分ブログを書く時間もなく、このブログを書いているのは 日付もとっくに変わっている深夜1時過ぎです。
眠い…

さて本日の症例のテーマは、
『将来性を考えた治療計画によって最小の治療費で治療が可能となった!』
です。
インプラント治療は、当然のことですが 歯が欠損している部位に行う治療です。
しかし、単に欠損部位にインプラントを埋入することだけを考えていると
将来的に大きな問題となることがあります。
口腔内全体で考えることが重要なことです。
残っている歯が将来的にどうなるのか?
ということです。

それでは 早速 症例のレントゲンを見ましょう。
以下が初診時のレントゲンです。
顎右側の奥歯が欠損しており、噛めない!』
顎右側の奥歯がグラグラしている!』
との問題で来院されました。
スライド01

右下の奥は2歯分欠損していました。
スライド02

右上もグラグラです。
スライド03

それでは、上顎のグラグラしている歯を抜歯して、下顎の右側とともにインプラントを行えば良いのでしょうか?
そうではありません。
口腔内全体の状況をきちんと検査して 状況を把握することが必要です。
この患者様で大きな問題は、神経がない歯が多いことです。
スライド04

このブログでも良く書いていますが、神経のない歯は非常に脆く、通常の噛む力でも折れてしまう確立が非常に高いのです。
歯根破折 です。
歯根破折 の怖さについてはこのブログで何度も解説してきました。
以前の歯根破折 症例は以下をご覧になって下さい。
  1.3/4の歯根破折症例
  2.2/25の歯根破折症例
  3.2/22の歯根破折症例
  4.2/11の歯根破折症例
  5.1/25の歯根破折症例
  6. 1/14の歯根破折症例
  7. 1/11の歯根破折症例
  8. 1/ 7の歯根破折症例
また、この症例は 下顎右側の欠損 と 上顎右側のグラグラしている歯 以外にも問題がありました。
下顎の右側の1歯が歯根破折 していたのです。
やはり神経のない歯は脆いです。
スライド05

そのため、抜歯が必要な部位は以下になります。
スライド06

それでは、上記の2歯を抜歯した場合の インプラント治療計画は どのようになるのでしょうか?
下顎が3歯欠損、上顎が1歯欠損になりますので、
以下のようなことになります。
スライド07

本当にこの計画で良いのでしょうか?
他の残っている歯の将来性はどうなのでしょうか?
もし、下顎のインプラント間にある歯がダメになったらどうなるのでしょうか?
下顎のインプラント間にある歯は 神経がない歯です。
スライド08

この歯がダメになると…
また、インプラントを追加することが必要になってしまいます。
スライド09

そのため、将来性を考えれば、先程のインプラント間にある歯は抜歯した方が良いのです。
スライド10

×印×印を抜歯すると最終的な治療計画は、以下のようになります。
スライド11

つまり、下顎の右側の奥は2本のインプラントでブリッジとすることが可能になるのです。
こうした方が最終的なインプラントの本数も少なくなります。
最小限のインプラントの本数で将来性の高い治療計画となったのです。
以下は、抜歯後です。
スライド12

そして、以下がインプラント治療終了後になります。
スライド13

このように口腔内全体の将来性を考えることにより、
インプラントの治療本数を減らすことが可能になります。
その結果、治療費も最小限に抑えることが可能になります。
また、何度も治療を繰り返すことがなくなります。
これが、将来性を考えた治療計画なのです。

特に神経のない歯が多い方の場合、
何度も治療を繰り返すことが良くあります。
毎年毎年歯科医院を受診し、治療の繰り返しを行っている方が多くいらっしゃいます。

将来性を考えた治療計画は本当に重要なのです。

今回のケースをインプラントモニター で行った場合の治療費ですが、
上顎の1歯欠損は、
インプラント 1本168.000円(消費税込)、
インプラントの被せ物が1歯84.000円(消費税込)ですので
上顎の治療費の合計は、252.000円(消費税込)になります。
下顎の4歯欠損の治療費の合計は、672.000円(消費税込)になります。

次回のブログは5/27(木曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週(5/21〜23)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、昨日 上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。
昨日の患者様も歯根破折 を起こした方でした。
以下は昨日の手術直後です。
スライド1

昨日手術が終わったばかりですので、治療が終了しましたら またこのブログでご紹介します。
使用したインプラントは、アンキロス インプラント が2本です。
骨吸収があったため、スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) GBR法(骨増大法) を併用しました。
麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります。


当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
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2010年5月20日

インプラント症例:47回目

5/20(木曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
今日も『47回目のインプラント症例』になります。

今までの症例の中にも さまざまな問題点を解決してインプラント治療を行ったケースがいっぱいありますので、是非以前のブログもご覧になって下さい。

最近のブログでは、上顎の奥歯にインプラントを埋入する際に骨吸収と上顎洞の存在により
インプラントが埋入できないケースをご紹介しました。
そこで5/10のブログ では、上顎洞を避けてインプラントの傾斜埋入 という方法を行うことによりインプラント治療を可能にした症例をご紹介しました。
また、その後の5/13のブログ では、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) しか治療方法がなかったので、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行い、インプラント治療を行った症例をご紹介しました。

本日ご紹介する症例は、上顎の奥歯に高度の骨吸収があったため、インプラント治療が不可能と言われたため、当医院に紹介されて来院された方です。
前の歯科医院では、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行わないとインプラント治療ができないと言われたので、
『骨移植を行わないでインプラント治療はできないものか?』
ということで当医院を受診されたのです。
本日の症例は、いつもとは少し違った結論に達したケースです。
具体的には、
インプラントの傾斜埋入
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
の両方を検討する結果になったのです。

それでは初診時のレントゲンから見てみましょう。
スライド01

初診時 上顎の右側の奥歯がグラグラするとのことでした。
スライド02

他歯科医院では、上顎右側の奥にインプラントを埋入することができないと 言われたとのことです。
このことは後で詳細を解説しますが、現在問題なのは、上顎右側のグラグラしている歯です。
グラグラしていた理由は、
奥の歯が虫歯が非常に進行していたためと
手前の歯は、歯根破折 を起こしていたためです。
スライド03

この歯は抜歯しか方法はありませんでした。
スライド04

以下が抜歯後です。
スライド05

ここで いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
緑線は上顎洞です。
上顎洞(緑線の上方)は空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド06

いつもこのブログをご覧になっていられる方は、もうこのレントゲンを見ると 骨吸収状態が分かっているかと思います。
少し分かりづらい方でも何症例か見るとだんだんとご理解しやすくなってきますので、是非以前のブログも下にスクロールすると 今までの症例がご覧になれます。
上顎洞の状態をもっと分かりやすくするために、上顎洞を緑色で表示したのが以下です。
スライド07

上顎の右側の奥歯では、骨吸収と上顎洞の存在により骨の高さがほとんどないことが分かるかと思います。
上顎右側の奥歯において 現時点で存在する骨の高さは、約1ミリです。
骨の高さが1ミリしか存在しなければ、インプラント治療は無理です。
患者様には、以前の歯科医院で言われたように この部位にインプラントを埋入するためには、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) しか治療法はないことをお話しました。
もし、奥までインプラントを埋入使用とすると どうしてもサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行うしかないのです。
スライド08

患者様も かなり悩んだようですが、
『やはり大変な治療は避けたい!』という最終的な判断のため、
最終的には以下のような治療計画になりました。
スライド09

この治療計画について解説します。
まず、患者様の最大のご要望の『大変な治療は避けたい!』
というご希望から上顎洞を避けてインプラントを埋入することにしました。
具体的には、上顎洞の手前にインプラントを斜めに埋入するインプラントの傾斜埋入 とインプラントの被せ物は、カンチレバー という方法で対応する計画です。
スライド10

これにより骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を避けることはできますが、奥2歯分には歯を作成することはできません。
スライド11

患者様はこの治療計画をご希望されたため、治療を開始しました。
以下は、上記の治療計画にそってインプラント治療が終了した後のレントゲン写真です。
スライド12

治療後のレントゲン写真に 骨吸収の状態上顎洞を表記したのが以下になります。
スライド13

上顎洞を避けて インプラントが埋入されているのが分かります。
いつもであれば、これで終了なのですが、
今回の症例は、これでは終わらなかったのです。
治療後、暫く経過観察してみましたが 患者様は、
『奥まで歯がないため、噛みにくい!!』とのご不満がありました。
スライド14

ここで治療は再度検討することが必要になりました。
現時点で 奥まで噛めるようになる方法としては、以下の治療法が考えられます。
1.義歯(入れ歯)を使用作成する
2.サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行いインプラントを埋入する
以上です。
患者様は、『義歯は嫌!』とのことでしたので、残る治療法はサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行いインプラントを埋入するしかありません。
スライド15

再度患者様には、サイナスリフト法(上顎底挙上術) についてご説明しました。
そして、骨移植さえ行えば 以下のようになることを再度ご説明しました。
スライド16

もちろん 今回のように後から治療を追加することは可能ですが、
状況によっては、後から治療を追加することがでいないケースもあります。
その理由として、
可能であれば、先に埋入したインプラントの被せ物と
サイナスリフト法 後に埋入したインプラントの被せ物を連結したい!
ということがあります。

奥の2歯分を単独で治療した場合、インプラントの安定のため、できるかぎり長いインプラントを埋入する必要性があります。
つまり、長いインプラントを埋入するために骨移植の量が多くなるのです。
骨移植の量が多くなればなるほど治療は大変になります。

今回治療の追加を行うかどうかは、患者様の最終的な判断にはなります。

私自身は 治療計画を立てる場合、
1.できる限り 治療費を抑える!、
2.できる限り 大変な治療を避ける!、
3.できる限り 治療期間を短くする!、
4.もちろん 予知性(将来性)が高くないといけません!
が大切なことであると考えています。

これは、もし 私が治療を受ける立場であった場合、
いくら良い治療であっても
1.支払える治療費には限界があるので、
  あまりにも高額であった場合には現実問題として治療ができない!、
2.大変な治療はもちろん嫌ですし、
  働いているかぎり あまりにも大変な治療を行うことは無理!、
3.頻繁に通院することも難しい!
からです。


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2010年5月17日

インプラント症例:46回目

5/17(月曜日)です。
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本日ご紹介する症例のテーマは、
『患者様に合わせた治療計画!』です。

インプラント治療を行う場合、さまざまなことを考慮して治療計画を立てます。
第一に口腔内の状態です。(当たり前ですが…)
 骨吸収の状態や、
 歯周病の状態、
 噛み合わせの状態、
 残っている歯の将来性、
等を考慮して 最も良い治療法(将来性の高い治療計画)を患者様に提示します。
その中で『残っている歯の将来性』というのは、治療計画を立てる上で重要なことになります。
例えば、以下のようなケースがあったとします。
前歯が1歯欠損している症例です。
患者様がインプラント治療をご希望される場合には
通常であれば、1本のインプラントを埋入することになります。
しかし、歯周病 や レントゲン 等の検査をしたところ
その両側(左右)の歯もダメな状態であったとします。
つまり、欠損部の両側の歯の将来性は非常に低いということです。
このような場合、現在欠損している部位に1本のインプラントを埋入すると
治療後にインプラントの両側の歯がダメになれば、
再度 歯がなくなった部位へのインプラント治療が必要になります。
つまり、先に行ったインプラントの両側の2歯にもインプラントを埋入する必要性があるのです。
結果的に3本のインプラントが必要になるのです。
このように現時点では歯はダメになっていないが、将来性が非常に低い歯があった場合、
無理して歯を残すのではなく、将来性を考えて 抜歯を選択することも一つの方法です。
つまり、上顎前歯部の1欠損のみに対しインプラント治療を行うのではなく、
その両側の歯を抜歯し、3歯欠損として 治療計画を立てることです。
3歯欠損であれば、2本のインプラントを埋入してブリッジとします。
こうすれば、2本のインプラントですむわけです。
治療費、再治療の大変さ
ということから考えれば、先を見据えて抜歯する方法も有効なことです。
歯がダメになるたびにインプラントを埋入するのであれば、
毎回、毎回 大変な思いをするだけでなく、治療費も大変になります。

私自身の基本的な考えとして、その場限りの治療計画を立てるのではなく、
『将来性を考えた治療計画』が重要と思っています。
そのため、患者様には今後起こることをふまえた治療計画を提示させていただいています。

しかし、当然のことながら 患者様のご希望が優先されることもあります。
本日ご紹介する症例は、そのようなケースです。

前置きが長くなってしまいましたが、以下が初診時です。
スライド01

まずこの患者様の大きなポイントとして
下顎の左右奥歯が欠損しています。
上顎の前歯も欠損しています。
欠損部位はそのままになっており、義歯(入れ歯)も使用していません。
当然これでは噛むこともできませんし、審美的にも問題があります。
また、残っている上顎の前歯はグラグラです。
指で触ってもすぐ取れそうなくらいです。
スライド02

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
骨がかなり吸収しているのが分かるかと思います。
スライド03

この後での治療計画で必要な上顎洞についても記載しておきましょう。
以下のレントゲンの緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド04

こうした 上顎洞 骨吸収の状態を先にご理解していただくと
この後の話しが分かりやすくなります。
スライド05

歯周病検査 等から以下の4歯は確実に抜歯するしか方法はありませんでした。
スライド06

それでは、他の歯はどうなのでしょうか?
将来的には大丈夫なのでしょうか?
そうではありません。
以下のレントゲン写真の黄色丸の部分は将来性が低い歯です。
スライド07

それでは黄色丸の歯は本当に抜歯しか方法はないのでしょうか?
残すことはできないのでしょうか?
スライド08

将来性がないからといって先程の黄色丸の歯を抜歯すると ほとんどの歯が抜歯の対象になってしまいます。
スライド09

本日の始めに解説したようにダメな歯は先に抜歯して治療計画を立てた方が
将来性が高い治療にはなります。
しかし、患者様のご希望、治療費の問題…等を考えての治療計画ということも重要です。
最終的な治療計画というのは決まっているものではありません。
さまざまなことを考慮して決定されるのです。
どの治療方法が一番ということではありません。
今回の症例においても
現在の問題点(骨吸収の程度、歯周病の進行程度、噛み合わせの問題…)を患者様にご説明し、
将来的にどのようなことが起こるのか?
等を患者様にご説明したところ
患者様のご希望は以下のようなことでした。
1.上顎の前歯部のグラグラしている歯は、噛むこともできないので抜歯を希望
2.抜歯後は、入れ歯は避けたい
3.上顎の前歯部は、インプラント治療を希望
4.ただし、骨移植を伴うような大変な治療は避けたい
5.可能なかぎり簡単な方法でインプラント治療を行いたい
6.その他の状態の悪い歯は 厳しいとは思うが、可能なかぎり残したい
7.下顎の奥歯についてはインプラント治療を行いたい気持ちはあるが、費用的に無理
8.まずは上顎の前歯部を優先させて治療を行いたい
ということでした。
現時点での骨吸収の状態 や 噛み合わせ 等を考えると
患者様のご希望を全て取り入れることは難しい状態でした。
スライド10

患者様のご希望(治療費、抜歯部位の希望…等)、
骨吸収の状態、
将来性
を考慮した結果、最終的な治療計画は以下のようになりました。
スライド11

入れ歯を使用しない方法としては、最小限の範囲の治療計画です。
上顎の前歯部の欠損は8歯分です。
8欠損に対し、4本のインプラントを埋入しブリッジとします。
ただし、問題なのは骨吸収の状態です。
先にご説明したように上顎は骨吸収が非常に大きい部位です。
特に上顎右側の奥の欠損部は、非常に問題ありました。
スライド05

上顎右側の奥歯にインプラントをい埋入するためには、骨移植を行う必要性があります。
サイナスリフト法(上顎底挙上術) です。
しかし、患者様は『大変な治療は避けたい!』というご希望が強かったため、骨がある程度存在する部位のみにインプラントを埋入する計画を立てたのです。
スライド12

上顎の右側はカンチレバー で対応し、
上顎の左側はソケットリフト法 で対応しました。
以下が治療後約4年の状態です。
スライド13

骨吸収をしている部位を避けてインプラントを埋入しているのが分かるかと思います。
スライド14

現在治療終了後、メインテナンス(定期検査) が4年程度行っていますが、トラブルなく経過しています。
今回の症例は100%の治療計画とは言えませんが、患者様のご希望の中で可能なかぎりの治療は達成できたと思います。
最小限の抜歯の範囲、
骨移植等の大変な治療を避けて最小限の治療、
最小限のインプラントの本数
最小限の治療費
等で治療を行っています。
患者様の治療結果の満足度は高いものです。
しかし、今後この状態を維持していくことが最も重要なことです。
幸い患者様はご協力度は高く必ずメインテナンス(定期検査) にいらしていただいています。

本日のテーマは『患者様に合わせた治療計画!』でした。
可能なかぎりご要望に合わせた治療計画を立てたいと考えています。


次回のブログは5/20(木曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。



今週(5/14〜16)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日行った手術をご紹介します。
GBR法(骨増大法)
PRP法
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
ソケットリフト法
等さまざまな治療法を駆使してインプラントを埋入しました。
スライド1

使用したインプラントはストローマンインプラント(ITIインプラント)
アンキロス インプラント です。
麻酔は静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。
インプラントモニター ですので、治療が終了しましたら再度このブログでご紹介したいと思います。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型取りを行います。

治療費
インプラントモニターですので1本168.000円(消費税込)になります。
この費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法 の費用、
PRP法
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
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これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
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2010年5月13日

インプラント症例:45回目

5/13(木曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
今日も『45回目のインプラント症例』になります。

前回のブログ(5/10) では、上顎の奥歯の上方に存在する上顎洞 という空洞が
抜歯を行うと下方に下がっていくことを症例を通して解説しました。
この上顎洞 の存在が上顎の奥歯にインプラントを埋入する際に 大きな問題となっているのです。

上顎の奥歯を抜歯し、長期的に欠損状態を放置している患者様の多くは、上顎洞 が下がってきており、インプラント治療を困難にしているのです。
今回で45症例目となりますが、その半分近くは上顎洞 が存在するために、インプラント治療が困難になった症例を紹介してきました。

骨吸収および上顎洞 の存在によりインプラントを埋め込むための骨の高さが少ない場合には、さまざまな方法を行ってインプラントを埋入します。

上顎の奥歯において 残っている骨の高さ10ミリ程度あれば、
インプラント治療にはまったく問題ありません。

上顎の奥歯において 5ミリ程度しか骨の高さがない場合には、
ソケットリフト法 という治療法で対応します。
ソケットリフト法 は患者様にとって負担の少ない治療法です。
そのため、手術に対する大変さは最小限に抑えられます。

しかし、上顎の奥歯において 3ミリ以下しか骨の高さが残っていない場合には、
サイナスリフト法(上顎底挙上術) という治療法を行いインプラントを埋入します。
この治療は大変です。
骨移植を伴うため、治療後の腫れ も大きく起こる治療です。
患者様のことを考えればできるだけ避けたい治療です。

また、骨の高さが非常に少なくても
骨移植をしないでインプラントを埋入しようとする方法もあります。
インプラントの埋入場所 や 埋入方法、ブリッジの対応等 さまざまな工夫をすることによって 骨の少ないのをカバーしようとする治療法です。
こうした方法には以下のような方法があります。
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
です。
このブログでもこうした方法はよく ご紹介しています。
(ご興味のある方は是非以前のブログをご覧になって下さい)
前回のブログでも 骨吸収 と 上顎洞が下がってきたため、
骨の高さが少なく なっていたケースでしたが、インプラントの傾斜埋入 で対応しました。

本日紹介するケースは、どうしてもサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行うしか方法がなかった症例です。
ただし、この症例に付け加えると 
始めは 大変なサイナスリフト法(上顎底挙上術) を避けたいと思っていたため、
骨移植を伴わない計画で治療を進めたのですが、
途中で奥まで歯を作成したいとのご希望があったため、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を追加した症例です。
かなり珍しいケースといってもいいでしょう。

以下が初診時になります。
上顎左側の奥歯がグラグラして噛めないとのことで来院されました。
スライド01

診査の結果、上顎左側の奥歯は、根の先まで骨吸収が進行している状態でした。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
緑線は上顎洞です。
上顎洞(緑線の上方)は空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド02

診査の結果、上顎左側の奥歯は抜歯(×印)となります。
スライド03

患者様には、抜歯後には骨吸収が著しく、
骨の高さが1〜2ミリ程度しか残らないとの説明をしました。
同部にインプラントを埋入する場合には、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) が必要であることを説明しました。
患者様は、
『骨移植までしてインプラントを埋入することは希望しない!』
との希望がありました。
しかし、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行わないということは、
奥には歯がないということです。
患者様も かなり悩んだようですが、以下のような治療計画になりました。
スライド04

まだある程度骨が残っている手前の部分のみにソケットリフト法 を行い、インプラントを1本のみ埋入する計画です。
以下が手前の部分にインプラントを1本埋入した直後です。
スライド05

このインプラントは、ソケットリフト法 を応用して埋入しました。
スライド06

その後、治療期間中は、以下のような仮歯を作成しました。
スライド07

この仮歯を作成した時点で患者様は、
『奥まで噛めない!』
とご不満を持っていました。
『なんとか奥まできちんと噛みたい!』
という気持ちが強くなっていったのです。
そこで、奥まで噛むためには、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行うしか方法がないことを再度お話しました。
最終的に患者様は、今後のことを考えて、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行うことを決意されました。
治療計画の変更です。
スライド08

しかし、この部位にインプラントを埋入するためには、どうしても骨移植が必要です。
以下のレントゲンの緑色の部分に骨を増大させることが必要です。
スライド09

以下がサイナスリフト法(上顎底挙上術) 後です。
スライド10

先に埋入したインプラントの後方が白っぽく見えると思います。
これが、移植した骨(人工骨とのミックス)です。
分かりやすくするために、サイナスリフト法(上顎底挙上術) 前後を線で書いてみましょう。
以下の緑線が治療の上顎洞の位置です。
黄色線が骨移植の上顎洞の位置です。
スライド11

骨が増大した範囲が以下です。
スライド12

これで奥にインプラントを埋入する準備ができました。
移植した骨が安定するまで約6ヶ月待ちます。
奥にインプラントを埋入したのが以下になります。
スライド13

今度は、奥のインプラントと骨が結合するまで さらに4ヶ月程度待つ必要性があります。
その間は、以下のような仮歯を使用します。
スライド14

以下は治療後のレントゲンです。
スライド15

以下のレントゲンは、治療の上顎洞 と 治療の上顎洞の位置の比較です。
緑線は、治療前の上顎洞です。
黄色線は、現在の上顎洞です。
サイナスリフト法(上顎底挙上術) によって大幅に骨の増大が可能になりました。
スライド16


本日の症例は、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行うことにより骨吸収が高度に起こっていた部位にインプラント治療が可能になりました。
この症例はサイナスリフト法(上顎底挙上術) 以外ではインプラントを行うことができないケースでした。

次回のブログは5/17(月曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

本日は話しが長くなってしまいましたので これで終了です。



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そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
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2010年5月10日

インプラント症例:44回目

5/10(月曜日)です。
ゴールデンウィーク中はこのブログもお休みしていましたので 久しぶりの症例報告になります。
今日も『インプラント症例 44回目』になります。
いつもこの症例報告では
骨吸収があったり、
歯周病で問題があったり、
前歯部の欠損であったり、
奥歯が欠損していたり、
歯が多数欠損していたり、
等 多くの問題に対して報告きました。

その中でもよく解説しているのは、上顎の奥歯の骨吸収についてです。
いつも このブログをご覧になっている方は、上顎の奥歯の上方に上顎洞 という空洞があるのをご存知かと思います。
以下のような症例です。
緑色の線より上方が上顎洞になります。
スライド06

以下のレントゲンは、
上顎洞(空洞部分)を緑色で表しています。
歯周病等で骨吸収した部位は赤色です。
現在残っている骨は、緑色赤色の間のみになるのです。
スライド07

緑色の部分は空洞ですので、このままでは空洞内部にインプラントを入れることはできません。
そのため、上顎の奥歯にインプラントを行う場合には、
骨の高さに制限ができてしまいます。
つまり、長いインプラントが埋入できないのです。

それではなぜこのようなことが起こるのでしょうか?

この上顎洞は、歯がなくなると下方に下がってきます。
実は、もともとこの上顎洞は、もっともっと上の方にあったのです。
上顎洞は、硬い骨のようなものではなく、布のようなものと思って下さい。
例えれば、ハンモックが垂れ下がっているようなものです。
そして、歯がそのハンモックを支えているのです。
歯が支柱になっているのです。
歯が抜けるということは、ハンモックの支えがなくなるのと同じです。
支えがなくなった布(上顎洞)は、重力にしたがって下がっていくのです。

本日の症例はそのようなことを中心にご紹介します。
以下が初診時です。(先程の参考症例とは違います)
患者様は、上顎右側の奥歯が欠存しており、噛めないとのことで来院されました。
スライド01

上顎右側が3歯分欠損しています。
スライド02

まず、右側上顎洞と骨吸収の状態を線で書いてみましょう。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
緑線は上顎洞です。
スライド03

さらに分かりやすくするために右側上顎洞緑色で塗りつぶしてみましょう。
この右側上顎洞は下方に下がってきたのです。
スライド04

それを分かりやすくするために左側上顎洞も一緒に表示してみましょう。
スライド05

右側の上顎洞左側の上顎洞では、その位置が違うのが分かるかと思います。
歯が欠存したために右側の上顎洞が下がってきたのです。
このように比較すると分かりやすいかと思います。
上顎が下がってくるのは、時間が経過すればするほど起こりやすくなってきます。
つまり、抜歯後はできるかぎり早急に対応しないとインプラント治療が難しくなるのです。
スライド06


それでは、この患者様の治療方法はどのように行ったら良いのでしょうか?
現在の状態のままでインプラントを行うと以下のようになります。
スライド07

上顎洞が下方に下がってしまったために短いインプラントしが埋入ができなくなります。
インプラントが安定するためには、可能なかぎり長いインプラントを埋め込むことが最も大切です。
そのための確実な方法は、上顎洞の中に骨の移植を行うことです。
この治療方法をサイナスリフト法(上顎底挙上術) と言います。
サイナスリフト法(上顎底挙上術) は、骨の増大を確実に行える治療方法です。
しかし、結構大変な治療にはなります。
移植する骨をどこかから採取することが必要になります。
一般的には、顎の尖端(顎先)や 下顎枝(下顎の奥歯のさらに後ろ側)から取ってきます。
取ってきた骨を粉砕して 人工の骨 と ミックスさせて上顎洞内部に入れるのです。
下顎から採取した骨 と 人工骨 のミックスしたものが骨になるまで 6ヶ月から1年程度待ちます。
そして、骨の増大が確認できたらインプラントを埋入することができるのです。
私自身もこのような治療法も行うことがありますが、できるかぎり避けたい治療です。
(比較するために 次回の症例報告ではサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行ったケースを紹介します)
その理由として治療を受ける患者様にとっては負担が大きいからです。
できるかぎり簡単で、
できるかぎり負担の少ない治療、
ということを行いたいと 考えています。
それは もし私自体がこのような治療を受ける立場であったとすれば
できるかぎり大変な治療は避けたいと思うからです。
サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行えば、骨の増大は確実に行えますが、
それに対する治療後の腫れが大きくなったり、
骨移植による治療費の負担があったり、
治療期間が長くなります。
患者様ご自身もそうした治療方法はご希望されませんでした。
そこで最終的な治療方法は以下のようになりました。
スライド09

上顎洞を避けてインプラントを斜めに埋入することにしました。
これをインプラントの傾斜埋入 と言います。
これにより、骨移植を避けることができました。
また、長いインプラントを埋入することも可能になりました。
長いインプラントを埋入することで インプラントの本数も最小限の2本で行うことが可能になりました。
以下がインプラントを埋入した直後です。
スライド10

このレントゲンに上顎洞の線を記入したのが、以下のレントゲンです。
上顎洞を避けてインプラントが埋入されているのが分かるかと思います。
スライド11

以下のレントゲンは治療終了時です。
スライド12


本日の症例を見ていただくと 歯を失うと上顎洞が下がってくることがお分かりになったと思います。
また、骨吸収と上顎洞が下がっているために、インプラントが埋入できないケースでも
工夫(インプラントの傾斜埋入 )をすることで大変な治療を避けることも可能になりますし、治療費の削減にもなりました。

難症例を簡単に治療する!
これも大切なことなのです。

次回のブログは5/13(木曜日)になります。
次回も皆さんに少しでもインプラント治療をご理解していただくためにさまざまな症例をご紹介していきたいと思います。
次回の症例は、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行ったケースです。
今回の治療のように骨移植しか治療方法がなかったからです。


ゴールデンウィーク前に行ったインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、先週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。
患者様は今回で2回目のインプラントでした。
前回は下顎の左側に2本のインプラントを埋入しました。
今回は上顎の右側でした。
このように2回に分けてインプラントを埋入することもあれば、
上下同時にインプラントを埋入することもあります。
1回で全て行う方法と2回に分けて行うことには それぞれ 利点と欠点があります。
まず、1回で治療を終了させことをの最大の利点として、
治療期間の短縮(治療回数の短縮)です。
『大変なことは1回で終了させたい!』という方も多くいらしゃいます。
次に左右に分けて2回で行う方法の利点としては、
例えば、右側のインプラント手術を行ったとします。
この場合、手術直後は まったく腫れなかったとしても
やはり右側で食事をしたりすることは多少でも不自由になります。
この場合、左側が食事の中心になることが一般的です。
それが、左右同時に手術を行うとどうしても噛む場所を確保できずに食事が不自由になることもあります。
そのため、
左右別々に行うか?
左右同時に行うか?
は、治療の大変さ や 患者様のご希望 等に合わせて決定されます。

初診時は、以下のような状態で来院されました。
スライド05

下顎の左側の奥歯がかなり以前から欠損していました。
そのため、食事のほとんどを右側で食べることになっていました。
ところが、少し前から上顎の左側の奥歯で噛むことができなくなってきました。
上顎左側が歯根破折 していたのです。
歯根破折 についてはこのブログでも良く紹介する内容です。
スライド06

歯根破折 している場合、抜歯となることがほとんどです。
スライド07

この歯を抜歯すると奥歯では噛めなくなるとの思いから
当医院を受診された患者様です。

また 診査の結果、さまざまな問題が起こっていました。
その一つが、噛み合わせのズレです。
下顎の右側の奥歯が欠損した状態で長期間放置してしまったため、
噛み合う上顎の歯が挺出してきたのです。
以下のレントゲンは、噛み合わせのズレを表示したものです。
青線は、正常な状態を表した状態です。
スライド08

以下の赤線は、現在の患者様の状態です。
スライド09

上顎の歯が挺出し、噛み合わせが斜めになっているのが分かるかと思います。
青線赤線を合わせたのが以下の写真です。
スライド10

『奥まできちんと噛みたい!』という患者様のご希望もあり、
下顎左側に2本のインプラントを埋入し、3歯分のブリッジ、
上顎右側も2本のインプラントを埋入し、3歯分のブリッジを行うことになりました。
治療(インプラント手術)は2回に分けて行う計画です。
先に下顎左側のインプラントを埋入し、
先日上顎の右側のインプラントを埋入しました。
その時のレントゲンが以下になります。
スライド1


下顎に使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) を2本です。
今回上顎に使用したインプラントは、アンキロス インプラント が2本です。

麻酔は、前回に続いて静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。
1回この麻酔で治療を行うと ほとんどの方が次の治療の際にも静脈内鎮静法 をご希望されます。
それだけ治療が楽だったということです。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントモニターですので、1本168.000円(消費税込)になります。
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミック(1歯84.000円:消費税込)の予定です。
つまり、最終的な治療費の合計は、
168.000円×2本+84.000円×3=588.000円(消費税込)になります。
これが治療費の全てです。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

 インプラントモニター募集(20%割引
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そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年4月29日

インプラント症例:43回目

4/29(木曜日)です。
今日も『インプラント症例の43回目』です。

今日の症例は『最小限の治療!』というテーマで進めていきたいと思います。
患者様は、上顎の左右奥歯が欠損している方です。
欠損部には、義歯(入れ歯)を使用していました。
しかし、入れ歯を維持するための金具がかかっている歯がグラグラしてきたため、
『将来的には全ての歯がなくなってしまう!』
とご心配になり来院されました。
患者様は、以前から入れ歯に違和感があり『インプラント治療を行いたい!』 とのご希望を持っていらっしゃいましたが、治療に対する不安 等もあり、義歯のままでいました。
しかし、今回 上顎左側の奥歯がグラグラしてきて痛みがあり、噛めない 
とのことからインプラント治療を決断されたそうです。

このブログでは、毎回さまざまなテーマでインプラント治療を行ったケースをご紹介しています。
現在、歯が欠損していてお困りの方にも当てはまるようなケースもあるかと思います。
過去のブログにさかのぼってご覧になって下さい。

さて、本日の症例に戻ります。
以下が初診時のレントゲン写真です。
スライド01

以下の写真が現在の状態です。
上顎の左右の奥歯は、義歯(入れ歯)を使用しています。
義歯の金具がかかっている上顎左側の歯がグラグラしているのです。
入れ歯は、落ちないように残っている歯に金具をかけて固定するものです。
そのため、金具がかかっている歯に負担がくわわりやすいのです。
スライド02

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

奥歯では骨吸収がかなり進行しているのが分かるかと思います。
診査の結果、上顎左側の指で触っても取れそうなグラグラの歯は、抜歯と診断しました。
スライド04

患者様の中には、グラグラしてすぐにでも取れそうな歯であっても
『自然に取れるまで 抜歯しないで そのままにしたい!』
とご希望される方もいらっしゃいます。
最終的には患者様のご希望になりますが、
今回その奥にインプラント治療を行うのであれば、
このグラグラしている歯は確実に抜歯になります。
その理由はいくつもあります。
まず、グラグラしている歯は感染しているため、
そのままにして奥にインプラントを埋入すると
インプラントにも感染がおよび インプラント自体もダメになってしまいます。

次にこのグラグラしている歯は、先程の骨吸収のレントゲン写真でも分かるように
骨吸収がかなり起こっています。
骨吸収が進行した状態で抜歯すると
インプラントを埋入すること自体が困難になったり、
骨吸収状態によっては、インプラントが不可能になったり、
骨吸収とともに起こる歯肉退縮の結果、審美的に大きく問題が残ったりします。
また、奥の欠損部にインプラント治療を行った後で、
このグラグラしている歯を抜歯した場合には、
さらにインプラントを追加埋入することが必要になるため、治療費もかさみます。

治療前に将来性をきちんと把握して治療計画を立てることが
歯科治療において非常に重要なのです。
現在、歯科的な問題で悩んでいるからこそ、このブログを見られている方が多いかと思います。
歯がダメになる前に適切な治療計画があれば、
問題は最小限に抑えることが可能になりますし、後から大変なことを避けることが可能になります。

話しはズレてしまいましたが、
上顎左側の一番奥の歯はグラグラしており、指で触っても取れそうな状態であったこともあり
患者様は この歯の抜歯を同意していただきました。

先程の骨吸収のレントゲン写真に上顎洞を記入したのが以下になります。
緑線は上顎洞です。
上顎洞(緑線の上方)は空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
また、骨吸収した部位は赤色になります。
現在残っている骨は、緑色赤色の間のみになるのです。
スライド06

それでは、この骨吸収の状態でインプラントを埋入するとすれば、
何本のインプラントが必要なのでしょうか?
左右2本づつ?
左右3本づつ?
骨吸収が大きいため、理想的には以下のように左右4本づつです。
スライド07

しかし、このインプラント計画であると 治療費も高額になってしまうため、
患者様は一番奥までは、インプラントを埋入しないことをご希望されました。
以下のような治療計画です。
スライド08

それでは『3歯欠損に対して3本のインプラントが必要なのか?』とうことですが、
そうではありません。
長いインプラントを埋入できれば、2本のインプラントでブリッジとすることが可能です。
以下のような方法です。
スライド09

もちろんブリッジにすることにより、治療費の削減にもなります。
次に問題となるのは、
『どこにインプラントを埋入するのか?』
ということです。
スライド10

上顎の右側の奥歯では、上顎洞 の存在から長いインプラントが埋入できません。
また、初診時グラグラしていた上顎左側の抜歯した歯では、骨吸収が高度に進行してしまっていたため、適切な状態ではありません。
以下のような状態だからです。
スライド11

骨が吸収している部位には、
GBR法(骨増大法) を行ったり、
上顎洞内部に骨移植を行うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を行えば、かなり長いインプラントを埋め込むことも可能です。
しかし、こうした治療法は、術後に腫れが大きく起こる確立が高い治療法です。
患者様も『大変な治療は避けたい!』とのご希望がありました。
そこで、インプラントを埋入する部位は、骨吸収の少ない部位にしました。
以下が最終的なインプラントの治療計画です。
スライド12


まず右側ですが、
一番奥の部分には 骨の高さが少ないため、
インプラントを埋入せず、手前2歯欠損にインプラントを埋め込みます。
そして、被せ物を3歯分作成する方法です。
こうした方法をカンチレバー と言います。
また、2本埋入する うちの 奥のインプラントは、
少しでも長いインプラントを埋入するためにソケットリフト法 を行う計画を立てました。

次に左側です。
骨吸収の大きい手前の欠損にはインプラントを埋入しないで
奥の2欠損にインプラントを行うことにしました。
また、奥の2歯欠損に対しては 少しでも長いインプラントを埋入するために、
ソケットリフト法 を行うことにしました。
それでも 一番奥の部分は、骨の高さが少ないために 少しでも長いインプラントを埋入するためにインプラントの傾斜埋入 も行う計画にしました。

今回のインプラント治療計画は、
治療の大変さ 術後の腫れ や 疼痛を少しでも避けるために
骨吸収が大きい部位にはインプラントを埋入せず、
ソケットリフト法
インプラントの傾斜埋入
カンチレバー
といった治療法を行うことで
費用的にも
治療の大変さ
最小限で行うことが可能になりました。
スライド13

以下が治療終了後です。
スライド14


使用したインプラントは、4本全てストローマンインプラント(ITIインプラント) です。

今回から上記のケースの治療費(インプラントモニターで行った場合 )も掲載します。
インプラントが1本 168.000円(消費税込)、
被せ物が1歯 84.000円(消費税込)です。
そのため 片側(左右別)の合計は、
168.000円×2本 + 84.000円×3歯分 = 588.000円(消費税込)
になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

次回のブログは5/10(月曜日)になります。
来週はゴールデンウィークのため、
5/3(月)、5/6(木)のブログはお休みさせていただきます。
診療も5/3(月)〜5/6(木)まで休診とさせていただきます。
緊急の場合には、メール(info@sugiyama-d.sakura.ne.jp)でご連絡下さい。



今週(4/27〜28)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日のインプラント手術は、骨吸収もさほどなく わりと簡単なケースでした。
下顎の奥歯に2本のストローマンインプラント(ITIインプラント) を埋入しました。
簡単な手術はいいですね。
あっと言う間に終わりました。
麻酔次回を除けば、約10分弱です。
ストローマンインプラント(ITIインプラント) は ほとんどの場合1回法 で行いますので後は、約2〜3ヶ月後に型を取るだけです。
このシンプルさがストローマンインプラント(ITIインプラント) の利点でもあります。




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現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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2010年4月26日

インプラント症例:42回目

4/26(月曜日)です。
今日も『インプラント症例の42回目』になります。

本日の症例の方は、上顎の左右奥歯が1歯づつ欠損している方です。
他歯科医院で抜歯され、奥歯で噛むことが不自由になったとのことで当医院を受診された患者様です。

本日の症例のテーマは、『歯がなくなった原因を考えることが重要!』です。
歯がなくなる原因(ダメになる原因)には、
1.虫歯
2.歯周病
3.歯根破折
4.噛み合わせの問題(外傷)
が考えられます。

そのため、インプラント治療を行う場合には、
『どうして歯を失ったのだろう?』
ということを考えれることが大切です。
例えば、歯周病 で歯を失った場合、インプラント治療前に徹底して歯周病治療を行うことが重要になりますし、インプラント治療後も歯周病のケアーをきちんとすることが重要になります。
また、歯ぎしり や くいしばり によって歯がダメになった場合には、インプラント治療を行っただけでは インプラント自体も噛む力によって問題が起こることもあります。

それでは 本日の患者様はどうでしょうか?
早速初診時のレントゲンを見てみましょう!
スライド1

以下のレントゲンの●:赤丸が欠損部位です。
スライド1

それでは 本日のテーマになりますが、歯がなくなった理由はどんなことなのでしょうか?
歯周病
歯周病ではありません!
インプラント治療を行う際には、必ず歯周病検査 を行います。
残っている歯には歯周病の問題はまったくありませんでした。
歯周病は、感染症 です。
そのため、現在残っている歯にまったく歯周病の問題がないため、
欠損している歯のみに歯周病が起こっていた とは考えにくいのです。
虫歯 でしょうか?
これも違います。
当医院に来院された時点では、すでに歯は欠損していましたが、患者様への問診から虫歯であったことはないことが確認されています。
そのため、歯根破折 も原因とは考えられません。
歯根破折 は、ほとんどの場合、神経がない歯に起こるためです。
もちろん口腔内を見るかぎり、虫歯は1本もないことからも 虫歯でダメになったことは考えにくいのです。
次に考えられることは、噛み合わせです。
歯ぎしり や くいしばり による外傷です。
今回は、レントゲン写真のみであるのでご説明が難しいですが、
口腔内を見ると 歯が大きく削られているのが分かりました。
この削られた跡は、歯ぎしり や くいしばり によるものです。
また、患者様の問診からも歯ぎしり や くいしばり の既往があることが分かりました。
そのため、噛み合わせに問題があって 歯がダメになった ということを考えて 治療計画を立てることになります。
歯が欠損した場合の治療方法には、
1.欠損部の両側の歯を削る固定式のブリッジ
2.取り外し式の義歯(入れ歯)
3.インプラント
が考えられます。

それぞれの治療方法を考えて行きましょう。
まず、ブリッジです。
スライド3

右側の欠損部の両側の歯は、まったく削られていない歯です。
患者様は、歯を削ることに抵抗がありました。
一般的なブリッジは、歯を全周約2ミリ程度削除します。
そして、歯を全体的に覆う被せ物を装着します。
しかし、歯をどうしても削りたくない方の場合には、歯の一部分のみを削除して行うブリッジもあります。
しかし、歯の一部分のみを削除するブリッジの場合、接着力が乏しいので
噛み合わせが強い方の場合、ブリッジごと取れてしまうことがあります。
こうしたことからもブリッジによる治療は選択しませんでした。

次に義歯(入れ歯)です。
スライド4

義歯は、歯を削ることはありません。
しかし、取り外し式であることもあり、患者様はご希望されませんでした。

次にインプラントです。
スライド5

インプラントは、固定式ですので、義歯のように取り外すことはありません。
また、ブリッジのように歯を削ることはありません。
この点から考えればインプラントが今回の治療の適応ということになります。
患者様ご自身もインプラント治療をご希望でした。
しかし、問題なのが 今回の歯がダメになった原因の『噛み合わせ』です。
歯ぎしり や くいしばり がある方にインプラントは適切なのでしょうか?
答えとしては、歯ぎしり や くいしばり が強い方にインプラントは適していません。
この理由は、以下を参考にして下さい。
      歯ぎしりはインプラントをダメにする!
ただし、患者様の
歯を削りたくない!
義歯は嫌!
ということも考慮に入れて、一定の基準が確保できれば 歯ぎしり や くいしばり のリスクを少なくできます。
一定の基準とは、以下のようなことです。

まず、歯ぎしり や くいしばり 防止のための『ナイトガード』と言われる マウスピースを就寝時に使用すること!

可能なかぎり長いインプラントを埋入すること!
短いインプラントの場合、噛む力に耐えきれないことがあるため、現状で極力長いインプラントを埋入することが有効です。

次にインプラントの被せ物の素材を注意する!
通常インプラントの被せ物は、セラミック等の瀬戸物を使用することが多いのですが、セラミック等は、破損することがあります。
特に歯ぎしり や くいしばり が強い方の場合、セラミックが欠けたり、割れたりすることがあります。
そのため、インプラントの被せ物は、金属製にしたり、被せ物の外側の見える部分は白くしても 噛む面を金属製にすることが 破損防止のために有効です。

こうしたこを考慮した上でインプラント治療を行うことになりました。
さてここで問題となったのが、長いインプラントを埋入することです。
インプラント埋入予定部は、若干ですが 骨の吸収等があり、
十分な長さのインプラントを埋入することが困難な状態でした。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
緑線は上顎洞です。
上顎洞(緑線の上方)は空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド2

以下のレントゲンは、骨吸収の状態をさらに分かりやすくするために
上顎洞(空洞部分)を緑色
骨吸収した部位を赤色であらわしたものです。
現在残っている骨は、緑色赤色の間のみになるのです。
スライド3

骨吸収があることと 上顎洞の位置からインプラントを埋め込むには、大きな問題がありませんが、今回の噛み合わせのことを考えると可能なかぎり長いインプラントを埋入したいところです。
そのため、上顎洞内部にも骨再生を行い、インプラントを埋入するソケットリフト法 を計画しました。
スライド4

以下は、インプラント手術直後です。
スライド6

以下のレントゲンは、インプラント治療終了時です。
スライド7

最終的な被せ物は、下顎と噛む面のみを金属製として、歯ぎしり や くいしばり による破損防止対策を行いました。

今後は、メインテナンス(定期検査) により 噛み合わせの変化による問題が起こっていないかをみていくことが重要になります。
歯は噛み合うことによりすり減っていきます。
例えば、靴を毎日履いていると、
人によっては 踵(かかと)がすり減る人もいれば、
つま先がすり減ったり、内側がすり減ったり、外側がすり減ったりします。
すり減った靴を使用していれば、さまざまな問題が起こることがあります。
口腔内も同じです。
歯は必ず すり減ります。
その結果、噛み合わせのバランスを壊すこともあります。
歯ぎしり や くいしばり が強い方は こうしたことが起こりやすいので、注意が必要です。

本日の症例のテーマは、『歯を失った原因を考えた治療計画が必要!』ということでした。

本日の歯周病ブログでは、噛み合わせ(歯ぎしり や くいしばり)による問題を図解しています。
是非ご覧になって下さい。
以下をクリック!
   4/26の歯周病ブログ


次回のブログは4/29(木曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。

今週(4/23〜25)のインプラント手術報告

今週末は、骨吸収がさほどないケースばかりでしたのでわりと楽で良かったです。
最近は、インプラントモニター が多いですね。
今日は話しがだいぶ長くなってしまったので、モニターの患者様の症例はまた後日報告します。

インプラントモニター の場合、1本168.000円(消費税込)になります。

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治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


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2010年4月22日

インプラント症例:41回目

4/22(木曜日)です。

本日もインプラント症例報告です。

最近、インプラントモニター の方が非常に多いので、かなりHPにアップする症例が増えてきたのですが、好評なので暫くは続けたいと思います。
中には、患者様ご自身が受けられた治療内容をこのブログで早く見てみたい! 
とご希望される方もいらっしゃるくらいです。

このインプラント症例報告も本日で41症例目なので、いつもこのブログを見られている方は、さまざまざまなケースをご覧になったかもしれません。
今日始めてこのブログを見られたり、まだ数症例しか見られていない方は、
是非過去のブログにさかのぼってご覧になって下さい。
*下にスクロールすれば10症例程度見られます!

さて本日の症例報告は、先日インプラントを埋入したばかりの患者様です。
良くあるケースであるため、多くの方に参考になると思ったので まだ治療は終わってはいませんが、紹介させていただきます。

インプラントの治療計画を立てる際に最も重要になるのが、骨の状態です。
具体的には、骨吸収がどれだけあるかがインプラントの治療計画を大きく左右します。
例えば、歯が4歯分欠損していたとします。
骨吸収がさほどなく、骨の幅や高さに問題がなければ、4歯欠損に対して2本のインプラントを埋入し、インプラント ブリッジ とします。
長いインプラントが骨の中に埋まれば 十分安定するため、2本で4歯分を支えることはまったく問題ありません。
しかし、骨吸収が大きければインプラントの本数を増やすことが必要な場合があります。
また、噛み合わせ等もインプラントの治療計画を立てる際には大きなポイントになります。
また、骨吸収があまりにも大きい場合には、骨吸収している部位にインプラントを埋入するために
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
GBR法(骨増大法) を行ってインプラントを埋入します。
しかし、これらの治療法は大変なことがあるため、極力大変な治療法を避けるために
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入 といった治療で対応することもあります。

今までの症例報告では、こうした技術的なことを中心として解説してきました。
しかし、本日の症例は技術的なことではなく、患者様のご希望であったり、将来的なことを考えて治療計画を立てたケースをご紹介します。

最初にご説明したように 治療の難易度としては最も簡単な症例です。
以下が初診時になります。
スライド01

下顎の左側の奥から2番目の歯が 他歯科医院でダメ(抜歯)と診断され、
どうにかならないのか?
ということで当医院を受診されました。
スライド02

この歯は 神経がない歯で、歯の真ん中から歯が分断(分離)している状態でした。
痛みはありませんでしたが、その手前の歯もないことから左側では噛めない状態でした。
他歯科医院で抜歯と診断された歯をどうにかしたいとのご希望 と
その手前の欠損部を治療したいとのご希望もありました。

それでは、下顎の奥から2番目の歯は、本当に抜歯するしかないのでしょうか?
スライド03

また、その手前の欠損部はどうしたら良いのでしょうか?
スライド04

それでは、他歯科医院での診断どおりに抜歯した場合には、どのような治療法が考えられるのでしょうか?
奥から2番目の歯を抜歯すると 2歯分が欠損になります。
こうした場合の治療方法には、3つ考えられます。

一つ目は、欠損部の両側の天然歯を削りブリッジとする方法です。
スライド05

ブリッジ の利点、欠点は以下です。
  利点
  ・固定式である
  ・義歯と比較すると違和感が非常に小さい
  ・多くの場合保険が適応される
  ・治療期間が比較的短い(状況により2回の治療回数)
  欠点
  ・歯を削ることが必要
  ・保険の場合、奥歯は金属製になってしまうため、審美的に問題が残る
  ・欠損部に加わる力を削った歯で補うため、土台となった歯に負担が加わりやすい
   特にブリッジとなる歯が神経がな場合にはトラブルが起こりやすい

次の方法として、義歯(入れ歯)があります。
スライド06

義歯(入れ歯) の利点、欠点は以下です。
  利点
  ・ブリッジのように治療のために欠損部の両側の歯を削る必要性がない
  ・比較的治療期間が短い
  ・保険が適応されるので、もっとも治療費が安い
  ・インプラントのように外科的治療がないので全身的に問題がある方に適している
  欠点
  ・違和感が非常に強い
  ・取り外し式である
  ・義歯を固定するのための金具がつくことがあり、審美的に問題がある
  ・顎の骨が吸収したりした場合には定期的に再製(修正)が必要

次の方法としてインプラントがあります。
スライド07

インプラントの利点、欠点は以下です。
  利点
  ・固定式なので違和感が少ない
  ・義歯と比較すると圧倒的に審美的回復が可能なケースがほとんど
  ・ブリッジのように歯を削らない
  ・残った天然歯に負担をかけない
  ・義歯と違い、ほとんど天然歯を同じような感覚で噛むことが可能
  欠点
  ・外科治療が必要
  ・保険が適応されないため、治療費が高額になる
  ・治療期間が長い
  ・骨吸収が高度に起こっていると治療が大変もしくはできないこともある

患者様は、今まで受けてきた治療は、
歯を削ったり、神経を取ったりする治療を繰り返すことでした。
歯を削る治療の問題点も経験してきました。
そのため、今回はインプラント治療を選択したいとのご希望がありましした。
しかし、『下顎の奥から2番目の歯を抜歯するのは、できるかぎり避けたい!』
とのご希望がありました。
もちろん 単に歯を抜きたくない との 強い希望もありましたが、
欠損が2歯分になってしまうと インプラントを行いたくても
『費用的に難しい!』 ことも現実問題としてあったからです。
そのため、下顎左側の奥から2番目の歯は保存することに決定しました。
現状で可能なかぎり治療を行い、保存して
もし、将来的に完全にダメになったら その時
再度インプラント治療を検討したい!
とのご希望がありました。
私としても その方が良いことをご説明しました。
もし、抜歯した後でインプラントを行うために治療費の問題があれば、
結果的にブリッジを選択する可能性が高いことがあります。
ブリッジの平均寿命はインプラントと比較すると圧倒的に短いものです。
以下は、インプラントと天然歯ブリッジがどれだけ保つかというデータです。
参考にされて下さい。
   インプラントとブリッジの予後についてのデータ
現時点で、これ以上 状態を悪化させないためにも 残っている天然歯を削らないことは、
非常に重要なことです。
そのため、下顎奥から2番目の歯は保存することになりました。
スライド08

以下が最終的な治療計画になりました。
スライド09

もちろん患者様によっては、将来性のない歯を残した結果 ダメになった場合に、
再度インプラント治療を行うことになるため、
2回 大変な治療を受けなければならないのであれば、
始めから抜歯して 治療を行いたい! というご希望があることもあります。
どちらの方法が良くて、どちらの方法が悪い ということではありません。
将来的に起こることをきちんとご理解していただいた上で決定することが重要なのです。
ただし、可能であれば避けたい治療は、天然歯を削るブリッジです。
削った天然歯は元に戻ることはないからです。

このような症例は、非常に多いのです。
治療費というのは、非常に大きな問題ですから
可能なかぎり費用を抑えることと 将来性を考えて 治療計画を立てることが重要です。

以下は、先日行った手術直後です。
スライド10

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) です。
骨吸収もほとんどなかったため、難しい治療ではありませんした。
ちなみにインプラントの奥の歯を残したことの利点は、別のところにもあります。
奥から2番目の歯に仮歯をつけて、その歯をインプラント部分にまで延長させることにより、インプラント治療期間中も歯がないことは1日もありません。
固定式の仮歯を使用できることも抜歯しないで歯を残した利点になります。
スライド11

この症例は、まだまだ先日手術が終了したばかりですので、終了したら再度ブログでご紹介します。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取ります。


当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


次回のブログは4/26(月曜日)になります。
次回も『インプラント症例』です。
明日からの週末もさまざまなインプラント手術がありますので、
ご紹介できる症例も多いかと思います。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2010年4月19日

インプラント症例:40回目

4/19(月曜日)です。
今日も『インプラント症例』です。
40回目になりました。

本日のテーマは、
1.噛み合わせの安定は非常に重要!
2.状況を悪化させないためには、早期の対応が大切!
3.神経がない歯が多い人は、上記の2つが特に重要!!
という内容です。

今回ご紹介する症例は、インプラント治療としては非常に簡単なケースです。
骨吸収もほとんどありませんでした。
いつもこのブログでご紹介する症例は、骨吸収が非常に進行しているため、
GBR法(骨増大法)
PRP法
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
ソケットリフト法
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
を行うようなケースがほとんどでした。
また、骨移植等の大変な治療を避けるために
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
といった治療法を行うようなケースも数多く紹介してきました。
しかし、このような難しいケースばかりではありません。
骨吸収もなく簡単に治療が行える症例もあります。

今回の治療の大きなポイントは、現在抱えている問題を最小限に抑えるためにインプラント治療を選択することが重要であった症例です。
今回のような症例は当てはまる方が多くいらっしゃるかと思います。

それでは初診時のレントゲンから見てみましょう。
スライド1

右下の奥歯と左下の奥歯の被せ物が取れてしまったため、
『奥歯で物が噛めない!』との問題から当医院を受診されました。
診査をすると被せ物が取れた歯は、虫歯が非常に深い状態でした。
スライド2

上顎の左側の奥歯も被せ物が取れている状態でした。
スライド3

これらの歯は神経がない歯です。
このブログでも良く書いていますが、神経のない歯は非常に脆く、通常の噛む力でも折れてしまう確立が非常に高いのです。
歯根破折 です。
以前の歯根破折 症例は以下をご覧になって下さい。
  1.3/4の歯根破折症例
  2.2/25の歯根破折症例
  3.2/22の歯根破折症例
  4.2/11の歯根破折症例
  5.1/25の歯根破折症例
  6. 1/14の歯根破折症例
  7. 1/11の歯根破折症例
  8. 1/ 7の歯根破折症例

さて話しは今回の症例に戻ります。
以下の青丸:●が神経がない歯です。
スライド4

治療計画としてまず、虫歯の深い歯は保存不可能であったため、抜歯としました。
スライド5

以下が抜歯後です。
スライド6

抜歯後は、下顎の左右の奥歯が欠損してます。
当然のことながらこの部分では噛めないことになります。
欠損部分で噛めないと 噛む力は他の歯へおよびます。
もし、今後もこの欠損した状態が続くと神経のない歯への負担が大きくなり歯根破折 を起こす可能性が高くなります。
歯根破折 によりまた新たに欠損が増えれば、さらに残った歯への負担が増します。
この時点で欠損部位を拡大させないことが重要なのです。
以下がインプラントの治療計画です。
スライド7

以下は、インプラント治療後です。
スライド9


ここで最初に解説した『本日のテーマ』をおさらいします。
本日のテーマは
1.噛み合わせの安定は非常に重要!
2.状況を悪化させないためには、早期の対応が大切!
3.神経がない歯が多い人は、上記の2つが特に重要!!
です。
今回の患者様は、下顎の左右奥歯が欠損したこの時点で
欠損部位にインプラント治療を行ったことが多きなポイントです。
欠損部にインプラントを埋入することにより、噛み合わせの安定が得られます。
これにより神経がない歯への負担を最小限にすることが可能になります。

簡単なケースでしたが、将来的なことを考えれば
インプラント治療は非常に有効な治療方法でした。


次回のブログは4/19(木曜日)になります。
次回も『インプラント症例』です。

今週(4/17〜19)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週末は、結構大変な症例が多かったです。
ソケットリフト法
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
PRP法
GBR法(骨増大法)
等さまざまな治療法を駆使してインプラント治療を行ったケースがほとんどでした。

その中では比較的簡単であった症例をご紹介します。
詳しい治療経過は、全ての治療が完了したら再度アップします。
以下がインプラント治療前です。
1487_0006000

以下は昨日のインプラント手術直後です。
1487_0007000


その他にも上顎に6本を埋入したケース等、大変な症例が多かったですね。
ほとんどの方がインプラントモニターでしたので、
また後日このブログでご紹介したいと思います。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。


治療費
治療費は、インプラントモニターでしたので
1本168.000円(消費税込)になります。
この中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、
治療経過のレントゲン撮影、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法 の費用、
PRP法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。

当医院では最初の治療計画時の費用以外は、追加費用は一切ありません。




 インプラントモニター募集(20%割引
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
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