最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラントの記事一覧
2007年7月16日

インプラント 歯周病 専門医のブログ: CT撮影の必要性(安心してインプラント治療を行うために)その4

昨日の台風は大船(病院は横浜市になります)ではさほど被害はありませんでした。

患者様も2〜3人のキャンセルのみでほとんどの方がいらしゃいましたので結構忙しい日でした。
私自身は1日中、インプラントの手術をしていましたので、
麻酔医と手術室にほとんどいました。

昨日は結構大変な治療でした。

午前中は 静脈内鎮静法を行い、上顎の左右にサイナスリフト法 を行い、同時にインプラントの埋入も行いました。
さらに部分的に骨の幅や高さが少ない場所にも骨を増大させる治療である GBR法も行いました。

午後も 静脈内鎮静法を行い、上顎に6本のインプラント埋入を行いました。
こちらも骨の幅と高さが少なかったため、インプラントと同時に ソケットリフト法 GBR法も行いました。

両方とも骨の状態が非常に悪く、治療としては難易度の高い手術でした。

このような話をしたのはこのところシリーズで書いていますCT撮影に関連していたからです。

骨の状態が悪く、難易度の高いインプラント治療の場合、『CT撮影』が必要です。
昨日の2症例も『CT撮影』を行い、事前に他の先生とインプラント埋入のシュミレーションを行い、いろいろと検討をしていました。

ただし、『CT撮影』は単に撮影して見るだけではその効果は発揮されません。
撮影したデータを処理することが必要です。
そこで今日の話はCTデータをコンピュータ処理する最先端インプラントシュミレーションソフトについて
書きたいと思います。

『コンピュータによる最先端インプラントシュミレーションソフト』

『CT撮影』はだいぶ前からあったもので、だいぶ前からインプラント治療の際にも使用されてきました。
しかし、実際に『CT撮影』したデータをインプラント治療のために処理するソフトはほとんどありませんでした。
2000年頃からそうした『CT撮影』したデータを処理する『インプラントシュミレーションソフト』のレベルが向上してきました。
2005年頃から臨床においても十分利用できる『インプラントシュミレーションソフト』ができてきました。
これはインプラントの普及とともに向上してきました。
その先駆けが当医院でも使用している『SimPlant(シンプラント)』という
インプラントシュミレーションソフトです。
この最先端インプラントシュミレーションソフトを使用するとさまざまなことができます。
例えば写真のように『顎の立体模型』を作製することも可能です。
写真の模型は下顎です。
下顎神経のモデル




模型自体を透明な樹脂で作製します。中に見える赤いものは神経です。
透明なことにより、神経の走行まではっきりと確認ができます。
この模型は原寸大ですので、担当歯科医師が、実際に治療前にシュミレーションでインプラントの埋入ができます。
あらかじめ患者様に行うインプラント治療を同じ条件でできるため、非常有効な検査です。
これ以上の検査はないと言っても良いでしょう。
患者様とまったく同じ状態が再現できるのですから

続きはまた明日!

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
2007年7月15日

インプラント 歯周病 専門医のブログ: CT撮影の必要性(安心してインプラント治療を行うために)その3

今朝はさほど雨は強くないですが、午後には台風が上陸するかもしれないということです。
大きな被害がでなければいいのですが…

昨日も台風の影響で雨が強かったのですが、多少のキャンセルはありましたが、かなり混んでいました。
今日は昨日より雨、風が強くなるようなので、来院予定の患者様は無理をされないでいただきたいと思います。

さて今日も続きの話です。
『CT撮影の必要性(安心してインプラント治療を行うために)その3』になります。
simplant画像総合




昨日は『CT撮影』により『立体的』で『輪切り』状態のレントゲン情報を得ることができることを書きました。
『CT撮影』ではインプラント治療においてさらに重要な情報を得ることができます。
その一つが『骨密度』です。
簡単に言えば、『骨の硬さ』です。
インプラントは骨に中にチタンでできたものを埋め込む治療です。
これは骨折した部位をチタンのプレートで固定するのと同じです。
骨には『硬い骨』と『柔らかい骨』があります。
『どちらの骨がインプラントに適しているか?』
ということは難しいことですが、
『硬い骨』と『柔らかい骨』のそれぞれの特徴をお話します。
基本的に『硬い骨』はインプラントにとっては良いことです。
それはインプラントの安定が良いからです。
良く患者様にお話する『例え』は
インプラントは家を建てるための基礎の『柱』で、骨は柱が立つ、『土』です。
やはり、硬いしっかりとした『土』の上に柱を打ち込みたいですよね。
基本的にはインプラントもそうです。
『CT撮影』ではこのような『骨密度』の情報を得ることができます。

インプラントを行う際には骨の硬さがインプラントの治癒を大きく左右します。
上顎の骨は多くの場合軟らかいことが多く、インプラントの安定には適しているとは言えません。
しかし、軟らかい骨の方が血液の循環が良いことが多く、治りとしては良いということになります。
一方下顎は骨の質としては硬く、インプラント埋入直後の安定は良いのですが、硬い骨は血液の循環が悪いことがあり、治癒としては良くない場合があります。
しかし、硬いといってもその差はあり、非常に硬い骨でなければ得に問題は起りません。
『CT撮影』ではこの骨の状態を1ミリ以下の範囲で評価することが可能になります。
これは通常のレントゲン撮影では絶対に得ることのできない情報です。
骨の状態が悪いインプラント治療を行う際には大変役立つ情報です。

それではまた明日!
台風がそれてくれればいいですね。

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2007年7月14日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:1. CT撮影の必要性(安心してインプラント治療を行うために)その2

5908a642.gif CT撮影の必要性(安心してインプラント治療を行うために):その2
SimPlantの導入(コンピュータによる最先端インプラントシュミレーションソフト)

昨日から始まったCTとインプラントシュミレーションソフトの話しです。
何回かに分けてこのシリーズの話をしたいと思います。

CTとは(Computed Tomography)の略で、レントゲン情報をコンピュータ処理し、撮影した部位を『立体的』や『輪切り』状態で見ることができる装置です。
『立体的』とは3D画像であり、
『輪切り』とは野菜等を薄くスライスするようなことです。
薄くとは ものすごく薄く撮影することができます。
約0.1ミリまでも薄くスライスできます。
インプラント治療においてはそこまで薄く撮影する必要性はありませんが、
0.5〜1.0ミリ程度まで薄くスライスした画像を使用しています。

また『CT撮影』は骨の情報以外にも『神経の位置』を確認することもできます。
特に下顎にインプラントを埋入する際にはこの情報は役立ちます。
安全にインプラント手術を行うためにはこの神経の位置を立体的に把握することは大切です。
骨の『高さ』や『幅』が十分ある場合には特に問題となることはありませんが、
骨の状態が悪い場合には『CT撮影』は必要です。

台風ですね。
大事にならなければいいのですが…

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2007年7月13日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:CT撮影の必要性

a623b636.JPGインプラント治療におけるCT撮影の必要性(安心してインプラント治療を行うために)

最近だいぶ梅雨らしくなってきましたね。
1日降り続いているとイヌの散歩にいけなくて残念ですが…

さて今日はインプラント治療におけるCT撮影の必要性についてです。
インプラント治療において大切なことはきちんとした診査を行うことです。
特に骨の『高さ』や『幅』が少ない場合には骨を増大させる GBR法 ソケットリフト法
サイナスリフト法 スプリットクレスト法等が必要になります。
こうした場合、どうしても通常のレントゲン診査だけでは骨の状態を詳細に知ることはできません。
通常のレントゲンとは専門用語で『オルソパントモグラフィー』や『デンタルレントゲン』と言われる撮影方法です。
こうしたレントゲンは最近ではデジタルレントゲンとなり、撮影被爆量も従来のレントゲンと比較してかなり少なくなっており、画像の鮮明度も高いものです。
ただし、こうしたレントゲンでもできないことがあります。
『オルソパントモグラフィー』や『デンタルレントゲン』は『平面』でしか、表すことはできません。
『平面』というのは私達が使用する『カメラ』と同じことです。
『カメラ』で撮影した写真はプリントしますが、もちろんそれは『平面』です。
『立体』ではありません。
骨の状態は『山』のようです。
つまり、凸凹しています。
山もあれば谷もあります。
骨も山のようにかなりの凹凸があります。
特に歯周病で抜歯した場合には骨はかなりの凹凸があります。
しかし、どんなに精度の良い『オルソパントモグラフィー』や『デンタルレントゲン』でも『平面』でしか表すことができないため、骨の吸収が多くあると考えられる場合にはどうしても診断が確実ではありません。

そこで模型のように『立体的』であり、また必要な部分が『輪切り』になっていれば、インプラント手術を行う際にはかなりの情報になります。
『CT撮影』は今までの通常のレントゲンでは診査できなかった状態を見れるものです。

明日もCT撮影についての続きになります。

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2007年7月12日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:静脈内鎮静法

静脈内鎮静法

さて今日は『麻酔』についてです。

『麻酔』は嫌なものですよね。
特に『インプラント』というと『手術』をしなければならない。
ということで、
『痛いのでは…』等不安があります。
そのためインプラント治療をためらう方もいらっしゃいます。

インプラントの治療はその埋入本数や骨の状態により治療(手術)時間がまったく違います。

骨の状態が良く、インプラント自体も1本であれば、手術時間は
麻酔時間を除くと、治療自体は約5分程度で終了します。
以外と短いと感じるかと思います。
しかし、同じ1本のインプラント埋入であっても骨が吸収しており、インプラントと同時に骨を再生させる治療(GBR法)を併用する場合には、さらに時間がかかります。
骨の再生治療(GBR法)の難易度にもよりますが、通常の埋入時間よりもプラス5〜15分程度です。
もし、4本のインプラントを埋入し、全てに骨の状態が悪かった場合(全てにGBR法を併用した場合)、40分程度かかることもあります。
40分は長いですよね。

このようにインプラントの埋入本数が多い場合や、治療時間が20分以上かかる場合、患者様自身が治療に対して不安を持っている場合には
治療中は寝ている状態で治療を行う麻酔を使用します。

今日のテーマの『静脈内鎮静法』という方法です。
この話はブログでよく書く内容ですが、患者様の質問で多い話ですので、
書きたいと思います。

静脈内鎮静法を行うと治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。

方法としては点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。麻酔が効くまで5〜10分程度です。
後はインプラント治療が終了するまで寝ている状態です。

欠点として麻酔が終了しても完全に切れるまで時間がかかります。
通常、静脈内鎮静法による麻酔は麻酔を終了すると5分程度で麻酔はきれます。
麻酔により目覚めた後はぐっすり寝て起きた状態に似ています。
すっきりとした状態です。
患者様によっては『ひさしぶりにぐっすり眠った』という方もいらっしゃる程です。
しかし、麻酔が効きやすい方はその後にも若干“ぼーと”することがまれですが、あります。
患者様により麻酔終了後、
1時間程度効いている場合もあります。
そのため、静脈内鎮静法を行った時には車やバイク、自転車での運転(帰宅)はできません。
できれば付き添いの方がいらしていただいた方がよろしいかと思います。
一度静脈内鎮静法でインプラント手術を行った患者様は
次にインプラントを行う時には
ほとんどの方がまた静脈内鎮静法による麻酔をご希望されます。

それだけ楽な麻酔方法だということです。

静脈内鎮静法は全身麻酔とは違い、呼吸が止まったりすることはなく、
非常に安全性が高い麻酔方法です。
麻酔に際してのご心配はいりません。
当院では麻酔医専門医が行います。

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2007年7月8日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:インプラント手術における骨の硬さ

今日はインプラント治療においてよくある質問です。
インプラント手術における骨の硬さです。

インプラント診査の際、患者さんに『私の骨は硬いのですか?』とか『骨粗鬆症ですか?』というような
骨の状態について聞かれることがあります。
インプラントの骨の硬さは『CT』というレントゲン撮影を行うとインプラントを埋入する部位の詳しい骨の硬さまでわかります。
もし、骨が柔らかいといったことが分かった場合や、インプラント埋入時に骨との安定が悪いだろうと思われた場合には治療方法を工夫していきます。

インプラトを行う際には骨の硬さがインプラントの治癒を大きく左右します。
上顎の骨は多くの場合軟らかいことが多く、インプラントの安定には適しているとは言えません。
しかし、軟らかい骨の方が血液の循環が良いことが多く、治りとしては良いということになります。
一方下顎は骨の質としては硬く、インプラント埋入直後の安定は良いのですが、硬い骨は血液の循環が悪いことがあり、治癒としては良くない場合があります。
しかし、硬いといってもその差はあり、非常に硬い骨でなければ得に問題は起りません。
毎年400本以上のインプラントを行っていますが、治癒がよくないであろうという非常に硬い骨は2〜3ケース程度です。
このように血液循環が良くない(出血が少ないということ)場合には埋入時に出血を多くさせてインプラント周囲に血液が行き渡るようにします。
そうすることにより対応します。

次に上顎の軟らかい骨についてです。
インプラントを埋入する際にはドリルのようなものでインプラントのホール(穴)を開けていきます。
当医院で使用しているI.T.Iインプラントは通常直径4.1mmというものを使用します。
直径4.1mmのインプラントを埋入するためにはドリルによるホール(穴)は直径3.5mmまで開けます。
3.5mmのホール(穴)に4.1mmのインプラントを埋入するためタイト(きつく)に埋入されるため安定します。
しかし、現実にはドリルでホール(穴)を形成する時に若干のブレがあると形成したホール(穴)は予定より大きくなることがあります。
得に上顎のように柔らかい骨の場合にはそのような傾向があります。
そのため軟らかい骨の場合にはドリルで形成する時に、3.5mmよりさらに小さい大きさまでしか形成せず、そのホール(穴)に4.1mmのインプラントのねじ込むように埋入します。
またもっと安定させるためにはドリルはほとんど使用せず、キリのようなものを使用し、骨の中央部にそのキリを刺し、上からたたいて穴を押し広げるようにします。
そしてインプラントを先程と同様にねじ込むように埋入します。

このような形で柔らかい骨や安定の良くない場合には対応しています。
また骨との結合期間を通常よりも長くすることも大切です。

今日はこれで終了です。
また明日。

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2007年6月27日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント:その5

抜歯即時インプラント:その5

今日はいつもより早い時間にブログを書いています。
朝7:00です。(いつもは朝9:00から書いています)

今日は私は診療しません。(病院は開いています)
と言いますのは『防火管理者資格取得講習会』を受講してくるからです。

病院を管理する者として消防法により資格を取得しなければならないそうです。
今日と明日の2日間、9:00〜17:00まで講習を受けなければなりません。

結構大変です。

さて今日も 抜歯即時インプラント の話です。

昨日のブログを見られていない方は是非 昨日(下)のブログをご覧になって下さい。

抜歯即時7,8








上の 写真7 は金属の“蓋”を取った状態です。
ちょっと見える金属の部分がインプラントの上の部分です。
“ 穴 ”が見えると思います。
この“ 穴 ”にインプラントの土台 を取り付けます。

上の写真8 がインプラントに土台を装着した状態です。
土台の材質はチタンでできています。

ネジでインプラント本体と固定します。

抜歯即時9,10










上の 写真9 と10 は型を取っているところです。
型の取り方にはいくつかの方法があります。
上の写真は『オクタシステムを使用したスナップオン法』という型の取り方です。
インプラントの型はこのような専用の型を取る器具を使用します。
通常、型を取った後約10日後に来院していただきます。
しかし、完成前に歯の形を見るために確認のため一度来院していただく場合があります。

インプラントの被せ物の種類には大きく分けて
『セラミック』と
『ハイブリッドセラミック』があります。
前歯部には審美的な『セラミック』がお勧めです。

抜歯即時11,12









上の 写真11 は最終的な被せ物を装着した状態です。
歯と歯の間に若干の隙間(黒い部分)がありますが、
これは被せ物装着後、1ヶ月程度で閉じてきます。

上の 写真12 はその時のレントゲン写真です。


この症例を2回に分けてお話してきました。
抜歯即時インプラント は患者様にとって負担が少ない治療法です。
縫合もしないことがあります。
しかし、全ての症例に行える治療ではありません。

適応されるかどうかは実際に検査をしてから判断することになります。

また明日から新しいテーマになります。

お楽しみに!


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2007年6月26日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント:その4

抜歯即時インプラント:その4

昨日まで 抜歯即時インプラント は患者様にとって 治療回数 や 麻酔回数 の負担が少なく、有益な治療であることを書いてきました。

今日も 抜歯即時インプラント の続きです。

今日は抜歯し、同日にインプラントを行うだけでなく、縫合をしない治療法を紹介します。

術前から 治療途中の状態、型を取るところから 被せ物を装着した後 の状態まで、全て写真で紹介します。

抜歯即時1,2本物











上の 写真1 は初診時の状態です。 前歯が折れているのがわかるかと思います。
さらにこの歯は虫歯となっており、歯を保存することはできない状態でした。
上の写真2 はその時のレントゲン写真です。

歯が折れた場合、基本的に抜歯となります。
歯が折れてしまった原因として神経がないことがあげられます。

神経のない歯はもろく通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に” 木 “に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木は たたいたり、蹴ったりしても 折れたりすることはありませんが、枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も 枯れた木 と同じような状態になります。
神経のない歯は 血液供給がなくなるため もろくなってしまうのです。

歯の根が破折してしまった場合、折れている場所にもよりますが、ほとんどの場合 抜歯となります。
ここで問題なのが、折れてしまった歯が何とかならないものだろうか と考え、抜歯をためらい、時間が経過してしまうことです。
破折したままの状態でいると 破折した部分から感染が起こり、周囲骨の吸収が起こります。
骨の吸収が大きく起こるとその後に インプラントを埋入する場合には 非常に不利な状態になります。
もし、歯根破折と診断された場合には早期に対処(抜歯となることが多い)する必要性があります。

さてここで症例に戻ります。

抜歯即時3、4本物








上の写真3は抜歯をした状態です。
もちろん抜歯したところは見たことはないと思います。
以外に出血はしていないと思います。
炎症が少ないからです。
炎症が多いと出血はもっとあります。
炎症とは歯周病の状態であったり、
先程書きましたように、歯が割れてから時間が経過し過ぎると炎症が起ります。
そうした場合には抜歯時には出血が多くなります。

上の写真4 は切開をせずそのままインプラントを埋入しているところです。



抜歯即時5,6









上の写真5 はインプラント埋入後、“蓋”をした状態です。
見える金属の“蓋”はインプラントではありません。
単にインプラントの上にある“蓋”です。
『縫合』はまったくしていません。

この後、インプラントと骨が結合(くっつくまで)両隣の歯と『仮歯』を接着材で固定します。
審美的に問題になることはありませんし、
金属の“蓋”も見えることはありません。
治療後の痛みには個人差がありますが、切開や縫合をしていないため、
通常のインプラント手術より痛みや腫れが生じる可能性は低いです。

上の写真6 はインプラント埋入後、3ヵ月の状態です。
『仮歯』を除去したところです。
インプラント埋入時にした“蓋”が見えます。
型を取る時にはこの“蓋”を外します。


今日はこれで終了です。
明日は型を取るところからです。



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2007年6月25日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント:その3

抜歯即時インプラント:その3

さて今日も抜歯即時インプラントの続きです。

今日始めてこのテーマを見られた方は昨日と一昨日のブログを先に御覧になって下さい。

抜歯即時6










上の写真は治療前のレントゲンです。
一番奥に以前にインプラントが行われています。
今回は奥から2番目の歯になります。

初診時に奥から2番目の歯に痛みがあり、診査結果、歯の根が割れていました。
治療回数の減少と治療期間の短縮を考え、抜歯をした直後にインプラントを埋入する計画を立てました。
またTEインプラントを使用することによりGBR法を行わない治療法を選択しました。


それでは次に実際の治療経過について解説します。
それが次の写真になります。

抜歯即時7












左の写真から 抜歯前の状態です『奥(下)から2番目の歯』

次に真ん中の写真です。 
抜歯直後にITI TEインプラントを埋入しました。

写真の一番右です。
インプラント埋入から2ヶ月の状態で、被せ物を完了した状態です。

抜歯即時8











上の写真は治療後の状態です。
奥から2番目が今回行った、抜歯即時インプラントになります。
すでに行ってあった一番奥のインプラントとは形態が違うのが分かるかと思います。


このように抜歯即時インプラントは条件さえ合えば、十分可能な方法です。

その条件とはインプラントを埋入する部位に対し、十分に骨の“ 幅 ”や“ 高 ”さが残っている状態であることが必要です。

なかなかこの条件が合うケースはありません。

つまり、抜歯するような歯ですから歯周病であったり、歯の根が割れていおり、そのため感染により、骨吸収が進行しているためです。

骨の状態に問題がなく、しかも、抜歯しなければならないということはさほどないからです。

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2007年6月24日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:抜歯即時インプラント:その2

抜歯即時インプラント:その2

昨日は抜歯即時インプラントについて書きました。

今日は抜歯即時インプラントを行うために問題となったことの解決方法についてです。

昨日は 抜歯と同時にインプラントを行う場合、抜歯部の穴の大きさとインプラントの太さ(幅)には違いが生じることを書きました。
通常抜歯部のほうが幅が大きいので、インプラントの周囲には隙間(ギャップ)ができてしまいます。
この隙間を埋めるために GBR法という特殊な方法が用いられることも書きました。
この治療法を用いるとインプラントと骨との隙間に骨を再生させることが可能になります。
しかし、インプラントとの隙間が大きかったり、インプラントの初期安定性が得られない場合には適応しづらいこともありました。
また GBR法は技術的に難しいことも多いため、抜歯と同時のインプラント埋入には限界がありました。

こうした問題を解決すべく、ITIは2003年にまったく新しいタイプの『ITI TE(R) インプラント』を開発しました。
この新しいインプラントは抜歯した部位への使用を目的として開発されたもので、抜歯部との隙間を最小にすべく、テーパー上の形態(下図)になっていることと、骨との安定をよくするためピッチ(ねじ山の間隔)があります。

それでは実際の写真を見ながら解説した方が分かりやすいと思います。

抜歯即時1












上の写真は左下一番奥の歯が割れてしまい、他歯科医院にて抜歯と診断された状態です。
当医院で診査したところ、やはり歯の根が割れていたため抜歯と診断しました。

治療期間を短縮するために、抜歯即時インプラントを計画しました。
ただし、この症例は7年前に行ったものであり、まだ抜歯即時インプラントが一般的ではない頃でした。


次の写真です。

抜歯即時2













上の写真は抜歯当日にインプラントを埋入した状態です。
しかし、もともとの歯の直径(幅)よりもインプラントの直径(幅)の方が小さいため、インプラントと骨との間に隙間ができています。
(インプラントの左側にある黒い隙間です)
この隙間を改善するために GBR法を行いました。
インプラントの左に見える小さな丸いものはGBR膜を固定するためのピンです。

抜歯即時3












上の写真はインプラント埋入後8週間の状態です。
抜歯時にあったインプラント周囲の骨の欠損には白く骨ができています。さらに数ヶ月するとこの白く再生した骨は周囲の骨と識別できないようになってきます。
GBR膜を固定していたピンは取除く必要性があります。
しかし、こうした治療法は技術的に難しいものです。
うまくいかない場合に骨ができないだけでなく、インプラントもダメになる可能性もあります。


この抜歯した『穴』とインプラントの直径の違いを解消すべく、新しいインプラントが開発されました。
それが下の図の ITI TE インプラントです。
インプラントの上の方が広くなっており、抜歯部とインプラントのギャップを解消するようにできています。

抜歯即時4










分かりやすく図で説明します。


抜歯即時5




















右上は『 従来の抜歯即時埋入法 』です。

インプラントの幅(直径)と歯(抜歯部)の直径には違いがあるため、インプラント周囲には骨との隙間が生じます。隙間が大きい場合にはGBR法の併用が必用です。

右の下がITI TEインプラントを使用した『新しい抜歯即時埋入法 』
インプラント上部の幅(直径)が広くなっているため、骨との隙間ができにくくなっています。


今日はここまでです。
この続きはまた明日解説したいと思います。

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