最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラントの記事一覧
2006年9月16日

GBR法(骨増大法)にかかる時間(期間)

GBR法(骨増大法)にかかる時間(期間)

インプラントを行うためにはしっかりとした骨が存在することが第一条件です。
しかし、歯周病の放置や歯を欠損のままにしていた等により骨が吸収し、いざインプラントを行おうとしても顎骨は痩せ細ってしまっていることが多いのが現状です。
いりいろな項目でも書いていますが、インプラントが長期的に安定するためには長く、太いインプラントが埋入されることが必要です。
そのためにはしっかりとした骨でないといけません。
骨の幅や高さなない場合には骨を増大させる治療(GBR法)が必要になってきます。
GBR法の詳細についてはHPインプラントの専門知識の骨再生法(GBR法)を参考にして下さい。
GBR法には大きく分けて2つの方法があります。
骨が大幅に吸収している場合にはあらかじめ骨を増大させる方法を行います。
吸収部に骨を移植し、周囲骨と一体化するまで待ちます。一般的にこの期間は3〜6ヶ月かかります。その後インプラントを埋入しますのでトータルの時間は非常にかかります。
それに対し、骨の吸収が少ない場合にはインプラントの埋入と同時にGBR法を行います。これは上記の方法とは異なり治療期間が短縮できます。
患者さんの負担も考えできるかぎりインプラントと同時での治療法を行いたいと思います。
またGBR法と同様に骨の高さを増す治療法が他にもあります。
詳細はHPの特殊なインプラント治療を参考にして下さい。
まず一つは『ソケットリフト法』と言われる治療法です。
これは上顎の奥歯に対して行う方法であり、骨の高さが少ない場合にインプラントと同時に行います。この治療法はインプラント埋入と同時にできるばかりでなく、骨の移植もしないため治療自体も簡単なもので患者さんに負担もかからない治療法です。
また骨の幅が少ない場合に行うのが『スプリットクレスト法』です。
骨の大幅の移植を伴わなず、インプラントと同時に行うことが多い治療法です。
主に上顎に対して行う方法です。
GBR法は骨の幅や高さを増大させるためには非常に有効な方法ですが、治療期間がかかり、治療自体も大変なものです。
ソケットリフト法やスプリットクレスト法はそうした欠点を解消できる治療法なのです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月14日

インプラントの最新治療:短いインプラントの使用

インプラントの最新治療:短いインプラントの使用

前回のブログでも説明しましたが、長いインプラントを使用することはインプラントの安定にとって良いことです。
しかし、骨が吸収してしまった結果、長いインプラントが埋入できないことがあります。
特に上顎においては骨の吸収が多く、長いインプラントを埋入するためには骨の移植(GBR法)や上顎洞挙上術(サイナスリフト法)等の骨増大手術を行う必要性があります。(GBR法、サイナスリフト法についてはHP参照)
しかし、こうした治療法は患者さんにとって大変な治療です。
一般的に長いインプラントを埋入することがインプラントの安定にとって非常に大切であるからです。
しかし最近短いインプラントを使用しても良好な成績が達成できるという報告がされています。
これを『ショートインプラント』と言います。
しかしこれは短いインプラントと長いインプラントとでは結果が一緒ということではありません。
骨の硬さや状態、噛み合わせの状態等一定の条件があれば可能な治療です。
ただしこうした治療法はまだ長期的な報告は少なく、私達一般臨床医がすぐに行える状況ではありません。
安全を考えれば、従来どうり骨の幅や高さが少ない部分には骨の増大治療が有効であると考えています。
この『ショートインプラント』については近いうちに症例としてHPにアップする予定です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年9月13日

インプラントの最新治療:インプラントの埋入本数の減少

今日は昨日のテーマと同様にインプラントの最新治療です。

インプラントの埋入本数の減少についてです。

歯の欠損数にたいして何本のインプラントが必要なのでしょう?
例えば3歯欠損している場所には何本のインプラントが必要になるのでしょうか? ある程度の長さのあるインプラントが埋入できれば2本で大丈夫です。
3歯欠損に対し2本のインプラントを埋入しブリッジとします。
しかし、メーカーや研究者、使用する歯科医師によりその考え方は違います。
歯のない数と同様のインプラントが必要であると主張する人もいます。
患者さんにとっては少ない数で本当に問題がないのであれば、その方が良いということになります。本数が少なければ治療費も安くなりますし、手術時間も短縮できます。
しかし、無理に使用本数を少なくしても失敗につながります。
ここで問題なのは正確に使用本数が決まっていないということです。
6歯分の欠損に対し、3本で良い場合もありますし、4本、5本ということもあります。
これは単純に歯の欠損数では決められないからです。
インプラントを支える骨の状態がまずあげられます。下顎の骨は比較的硬いことが多いのですが、上顎の骨は軟らかいのです。やはり軟らかい骨より硬い骨にインプラントを埋入した方が良いということになります。もし、同じ欠損数であれば硬い骨より軟らかい骨にインプラントを埋入した場合、軟らかい骨の方が埋入本数は多くなることがあります。インプラントの安定のためです。
この骨の硬さには個人差もあります。
次に使用するインプラントの長さにも影響があります。インプラントは短いものよりも長い方が安定が良いのです。もし6歯欠損にインプラントを埋入しようとした場合、長いインプラントと短いインプラントとではその安定は違います。長いインプラントであれば3本ですむかもしれません。短いインプラントしか埋入できない場合には4〜5本必要になるかもしれません。
ここで今回のタイトルであるインプラントの最新治療ですが、インプラントの使用本数が非常に少ない治療法が発表されています。
総義歯を使用している方がインプラントで固定式に使用とする場合、今までの考え方では6〜10本程度のインプラント埋入が必要でした。(先程説明したように骨の硬さ等により使用本数は違います)
ところが4本のインプラントでも問題なくできるというのです。
これはブロネマルクインプラントといわれるインプラントでは最も歴史のあるインプラントメーカーが発表した治療法です。
長いインプラントを三脚のように斜に埋入して安定をはかるものです。
またまだその歴史は数年と短いものですが、有効な方法とされています。
しかし、私達一般臨床家としてはもう少し臨床データが蓄積されてから使用したいものです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月12日

インプラント最新治療

現在のインプラント本体はほぼ完成しているといっていい状態です。
少しづつは進化していますが、現時点のインプラント体でも十分満足できる臨床結果となっています。
変わってきているのがその方法や考え方です。
例えば、抜歯即時インプラントがあります。
先日このブログでも書きましたが、現在一般的に行われるようになってきました。
数年前までは抜歯後一定の期間を待ちインプラントを埋入するのが普通でしたが、一定の条件さえあえば問題がないとされています。
また『即時荷重』という方法もここ数年行われるようになってきました。
10年ほど前はインプラントは埋入後、6ヶ月以上骨と結合するまで待っていました。その後型を取り、被せ物を装着していました。ところが数年程前からインプラントの表面性状の改良によりその期間が大幅に短縮されるようになってきました。今では上顎で3ヶ月程度、下顎で2ヶ月程度で骨と結合するようになりました。私自身もほとんどの症例でこの期間待ち型を取っています。
ところがさらに骨と結合するまで短い期間で大丈夫という発表もされ6週間という今まででは考えられないことも行われています。
『即時荷重』というのは究極の治療期間短縮です。インプラント埋入と同時に噛めるようになる治療法です。これも一定の条件さえあえば十分可能であることが多くの論文で明らかになっています。

治療期間の短縮は患者さんにとって非常に利益のある方法です。
しかし、実際には1日でインプラントと骨が結合するわけではありません。人間の身体が進化しているのではなく、条件さえあえば問題がでないというだけです。
全ての症例に適応される方法ではありません。

明日はインプラントの最新治療:インプラントの埋入本数の減少についてです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月10日

抜歯即時インプラント

今日も前回と同様に今回も患者さんからの質問で多いことのお話です。

抜歯即時インプラント

インプラントは時間のかかる治療です。
インプラントを埋入してから骨と結合するまで上顎で3ヶ月、下顎で2ヶ月待ちます。その後型ととり、1〜3歯程度であれば10日程度で被せ物は完成します。
しかし、インプラントを埋入するための骨の高さや幅がなかったり、骨の状態が悪い場合にはさらに時間がかかります。
また歯があった場合には抜歯してから歯肉が治癒するまで一般的に1〜3ヶ月程度お待ちいてからインプラントを埋入することになります。
そのため抜歯後のインプラントは非常に時間がかかることになります。
そうしたことを解消するために『抜歯即時インプラント』があります。
これば抜歯した当日にインプラントを埋入するため抜歯後の治癒を待たずに行えます。
患者さんにとっては同時にできるため治療期間の短縮になるだけでなく、1回の麻酔でできますので、負担も軽くなります。
しかし、抜歯即時インプラントは全ての症例に行える治療ではありません。
抜歯する歯の周囲の骨がきちんと残っている状態でないと行えません。
つまりインプラントは骨の中に埋入する治療だからです。歯周病等で歯の周囲骨が吸収してしまっている状態ではインプラントはきちんと行えません。
そうした場合には抜歯後、歯肉の安定と骨の成熟を待ち行う必要性があります。
抜歯即時インプラントは非常に有効な治療法ですが、全てのケースに対応できる治療法ではありません。
抜歯即時インプラントをご希望の場合には担当歯科医師と御相談なさって下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月9日

インプラントはどれくらいもつの?

本日も前回と同様にインプラントの質問で多いことをお話します

インプラントはどれくらいもつの?(インプラントの寿命)

インプラント自体の耐久年数というものは人間が生きているかぎりはダメになることはありません。
しかし、インプラント自体がダメになるのではなく、歯周病のような状態になるとインプラント周囲の骨は吸収を起こし、ダメになることもあります。
インプラントをしたからといってブラッシングをしないでいいかということにはなりません。
インプラント後も通常の歯と同様に丁寧なブラッシングが大切です。
特に歯周病がもともとあり、欠損部にインプラントを行った場合にはブラッシングは非常に重要になります。
初診時に重度歯周病であった人がインプラントを行った場合(歯周病の治療後にインプラントを行います)、将来的にインプラント自体も歯周病となる確立は歯周病でない患者さんと比較して非常に高いものです。
一度重度歯周病になった患者さんはブラッシング等に問題があることが多く、徹底したブラッシング指導を行っても継続して維持できない方がいらしゃるのも現状です。
丁寧なブラッシングとメインテナンスはかかせません。
当医院ではブラッシング状態を管理するため1年に1〜2回はメインテナンスにいらしてただくようお話をさせていただきます。
そのため1年に1回以上メインテナンスにいらしていただいた方にはもし、インプラント自体に問題があったり、被せ物がかけたりした場合に無償(10年補償)で再治療をさせていただいております。
またインプラントに行う被せ物ですが、これは一生もつということではありません。
毎日の食事により人工的な被せ物を必ず磨り減ってきます。(天然歯も同様に磨り減ってきます)
特に歯軋りがある方はこの磨り減る量は多くなります。
磨り減る量が大きくなると被せ物の内部にある金属が見えてきたり、かけたりすることがあります。
こうした場合には再製が必要になります。補償期間であれば治療費はかかりませんが、10年以上経過した場合には被せ物の治療費はかかってしまいます。
ただし、全ての患者さんが被せ物の再製が必要になることはありません。
ほとんどの患者さんは被せ物を再製することはありません。
多少磨り減ったとしてもかけたりせず、噛み合わせに問題を生じていない場合には再製は必要ありません。

話しをまとめますとインプラントは時間の経過とともに劣化するものではありません。
耐久年数があるわけではありません。
しかし、被せ物自体が磨り減った場合には再製する可能性はあります。
そして一番大切なことはブラッシングを毎日きちんと行うことです。
ただし、毎日のブラッシングで100%汚れを除去することは難しいことです。そこで定期検査(メインテナンス)にいらしていただきたいと思います。
メインテナンスでは歯周病の状態や、噛み合わせの状態、汚れの状態をチェックし、口腔内のクリーニングを行います。そうすることによりインプラントや天然歯は長く維持されるのです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年9月8日

インプラント治療中の痛み

今日も前回と同様にインプラントについての質問で多いことをお話します。

インプラント治療中の痛み

この痛みは患者さんんいとって最も不安なことだと思います。
もちろんインプラント治療は麻酔をして行うため痛みはありません。
麻酔は通常の虫歯の治療と同じ方法ですのでご心配されないで下さい。
治療中は振動があったりしますが、痛みとして感じることはありません。
しかし、治療に対して不安がある場合には笑気麻酔(詳細はHPの笑気麻酔を参照)
を使用したり、完全に寝ている状態(治療中のことは覚えていません)で行いたい場合には静脈内鎮静法(HPのインプラントの基礎知識の中の静脈内鎮静法を参照)を行えば治療中の不安はまったくありません。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月6日

インプラント治療期間中の仮歯について

今日は前回と同様に患者さんからの質問で多いことの話しです。

インプラント治療期間中の仮歯について

インプラントは時間がかかる治療です。通常インプラントと骨が結合(くっつく)するまで下顎で2ヶ月、上顎で3ヶ月かかります。
その後型ととることになります。
事前に抜歯が必要な場合には抜歯後歯肉が治癒するまで1〜2ヶ月程度お待ちになっていただきますし、骨の幅や高さが少ない場合には骨を増大させる治療法(GBR法)を行います(状態によって異なりますが、骨ができるまでおおよそ3ヶ月かかります)ので、トータルの治療期間はかなりかかることになります。
そのため最終的な歯が入るまでの期間は仮歯を使用していただくことになります。
仮歯とはプラスチックでできた固定式の仮歯もしくは取外し式の義歯になります。
例えば前歯が1歯欠損しているとします。この場合には欠損部にプラスチック性の人工歯をおき、両隣に接着剤で固定します。透明な接着剤で固定しますので、見た目に問題を生じることはありません。また固定式ですので、違和感もありません。
しかし、こうした固定法は両隣に歯が残っていないとできません。
固定する歯がない場合には義歯(入れ歯)になります。
義歯の場合には違和感がある場合があります。また治療直後には義歯の使用制限があります。
これはインプラント手術を行った当日から2週間程度はまだ傷口があります。またインプラントと骨がくっつくまでの期間(特に始めの1ヶ月程度)にインプラントに無理な力が加わることはあまり良いことではありません。
手術直後に義歯を使用すると義歯がインプラントを圧迫してしまいます。そのため手術から2週間程度は、食事や外出される時以外には義歯の使用をできるかぎり控えていただきます。この期間は患者さんにとって御不自由だと思いますが、無理をしてはいけません。

固定式にするか義歯にするかは状態によって違いますので治療計画時に担当歯科医師が説明致します。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月5日

インプラント治療にかかる時間

今回から数回に分けて患者さんからの質問で多いことをお話します。

今日はインプラント治療にかかる時間です。

治療(手術)時間ですが、本数や骨の状態によりまったく変わります。
骨の状態に問題がなければ麻酔時間(麻酔時間はインプラントの本数により異なります。1本分の麻酔で約5分程度です)を除けば埋入時間は1本で約5〜6分程度です。
埋入後、傷口の処置や術後のお話がかかります。

1〜2本であれば、15分程度です。
3〜4本で30分程度です。

ただし、骨の状態が悪い場合には骨を増大させる治療(GBR法)を併用しますので、プラス10分程度(1部位につき)かかります。GBR法についての詳細はHPを参考にして下さい。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月2日

総入れ歯の方の顎骨変化

総入れ歯(総義歯)をされている患者さんは経験されているのでわかるかと思いますが、入れ歯を作っても何年(早い人は数カ月)かすると合わなくなり、義歯がカタカタしてきます。
これは顎の骨が吸収してくるために起ることです。
顎の骨は刺激(力)が加わらないと吸収していきます。
歯がある時には噛む力が歯を通して顎の骨に直接加わります。(歯の根が顎骨に埋まっているからです)しかし、歯がないと噛む力は直接骨には伝わらず、入れ歯を介して歯肉に伝わるだけになります。
この骨吸収は個人差はありますが、必ず起ることです。
特に、合わない義歯を使用していると骨吸収は大きくなります。
総義歯をされている方は痛みや問題がなくても半年から1年に1回程度は義歯の調整をされた方が良いでしょう。
顎骨の吸収が進むたびに入れ歯は合いにくくなります。
総入れ歯で食事が満足に取れない方は多くいらしゃいます。

インプラントを総義歯に利用することにより、義歯の安定をはかることができ、骨の吸収も防ぐことができます。
治療方法としてインプラントを2〜4本埋入します。インプラントと骨が結合した後インプラントにアタッチメントという義歯とつなぐ金具を装着します。
義歯とアタッチメントは強固に固定されますので、義歯が食事中に外れたりすることはありません。
また上顎この方法を取り入れると義歯の大きさを小さくするとこができるため上顎の口蓋部分を取除くことができます。
また噛む力はインプラントから直接顎骨に伝わりますので骨の吸収を防ぐこともできます。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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