最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラントの記事一覧
2006年9月10日

抜歯即時インプラント

今日も前回と同様に今回も患者さんからの質問で多いことのお話です。

抜歯即時インプラント

インプラントは時間のかかる治療です。
インプラントを埋入してから骨と結合するまで上顎で3ヶ月、下顎で2ヶ月待ちます。その後型ととり、1〜3歯程度であれば10日程度で被せ物は完成します。
しかし、インプラントを埋入するための骨の高さや幅がなかったり、骨の状態が悪い場合にはさらに時間がかかります。
また歯があった場合には抜歯してから歯肉が治癒するまで一般的に1〜3ヶ月程度お待ちいてからインプラントを埋入することになります。
そのため抜歯後のインプラントは非常に時間がかかることになります。
そうしたことを解消するために『抜歯即時インプラント』があります。
これば抜歯した当日にインプラントを埋入するため抜歯後の治癒を待たずに行えます。
患者さんにとっては同時にできるため治療期間の短縮になるだけでなく、1回の麻酔でできますので、負担も軽くなります。
しかし、抜歯即時インプラントは全ての症例に行える治療ではありません。
抜歯する歯の周囲の骨がきちんと残っている状態でないと行えません。
つまりインプラントは骨の中に埋入する治療だからです。歯周病等で歯の周囲骨が吸収してしまっている状態ではインプラントはきちんと行えません。
そうした場合には抜歯後、歯肉の安定と骨の成熟を待ち行う必要性があります。
抜歯即時インプラントは非常に有効な治療法ですが、全てのケースに対応できる治療法ではありません。
抜歯即時インプラントをご希望の場合には担当歯科医師と御相談なさって下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月9日

インプラントはどれくらいもつの?

本日も前回と同様にインプラントの質問で多いことをお話します

インプラントはどれくらいもつの?(インプラントの寿命)

インプラント自体の耐久年数というものは人間が生きているかぎりはダメになることはありません。
しかし、インプラント自体がダメになるのではなく、歯周病のような状態になるとインプラント周囲の骨は吸収を起こし、ダメになることもあります。
インプラントをしたからといってブラッシングをしないでいいかということにはなりません。
インプラント後も通常の歯と同様に丁寧なブラッシングが大切です。
特に歯周病がもともとあり、欠損部にインプラントを行った場合にはブラッシングは非常に重要になります。
初診時に重度歯周病であった人がインプラントを行った場合(歯周病の治療後にインプラントを行います)、将来的にインプラント自体も歯周病となる確立は歯周病でない患者さんと比較して非常に高いものです。
一度重度歯周病になった患者さんはブラッシング等に問題があることが多く、徹底したブラッシング指導を行っても継続して維持できない方がいらしゃるのも現状です。
丁寧なブラッシングとメインテナンスはかかせません。
当医院ではブラッシング状態を管理するため1年に1〜2回はメインテナンスにいらしてただくようお話をさせていただきます。
そのため1年に1回以上メインテナンスにいらしていただいた方にはもし、インプラント自体に問題があったり、被せ物がかけたりした場合に無償(10年補償)で再治療をさせていただいております。
またインプラントに行う被せ物ですが、これは一生もつということではありません。
毎日の食事により人工的な被せ物を必ず磨り減ってきます。(天然歯も同様に磨り減ってきます)
特に歯軋りがある方はこの磨り減る量は多くなります。
磨り減る量が大きくなると被せ物の内部にある金属が見えてきたり、かけたりすることがあります。
こうした場合には再製が必要になります。補償期間であれば治療費はかかりませんが、10年以上経過した場合には被せ物の治療費はかかってしまいます。
ただし、全ての患者さんが被せ物の再製が必要になることはありません。
ほとんどの患者さんは被せ物を再製することはありません。
多少磨り減ったとしてもかけたりせず、噛み合わせに問題を生じていない場合には再製は必要ありません。

話しをまとめますとインプラントは時間の経過とともに劣化するものではありません。
耐久年数があるわけではありません。
しかし、被せ物自体が磨り減った場合には再製する可能性はあります。
そして一番大切なことはブラッシングを毎日きちんと行うことです。
ただし、毎日のブラッシングで100%汚れを除去することは難しいことです。そこで定期検査(メインテナンス)にいらしていただきたいと思います。
メインテナンスでは歯周病の状態や、噛み合わせの状態、汚れの状態をチェックし、口腔内のクリーニングを行います。そうすることによりインプラントや天然歯は長く維持されるのです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年9月8日

インプラント治療中の痛み

今日も前回と同様にインプラントについての質問で多いことをお話します。

インプラント治療中の痛み

この痛みは患者さんんいとって最も不安なことだと思います。
もちろんインプラント治療は麻酔をして行うため痛みはありません。
麻酔は通常の虫歯の治療と同じ方法ですのでご心配されないで下さい。
治療中は振動があったりしますが、痛みとして感じることはありません。
しかし、治療に対して不安がある場合には笑気麻酔(詳細はHPの笑気麻酔を参照)
を使用したり、完全に寝ている状態(治療中のことは覚えていません)で行いたい場合には静脈内鎮静法(HPのインプラントの基礎知識の中の静脈内鎮静法を参照)を行えば治療中の不安はまったくありません。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月6日

インプラント治療期間中の仮歯について

今日は前回と同様に患者さんからの質問で多いことの話しです。

インプラント治療期間中の仮歯について

インプラントは時間がかかる治療です。通常インプラントと骨が結合(くっつく)するまで下顎で2ヶ月、上顎で3ヶ月かかります。
その後型ととることになります。
事前に抜歯が必要な場合には抜歯後歯肉が治癒するまで1〜2ヶ月程度お待ちになっていただきますし、骨の幅や高さが少ない場合には骨を増大させる治療法(GBR法)を行います(状態によって異なりますが、骨ができるまでおおよそ3ヶ月かかります)ので、トータルの治療期間はかなりかかることになります。
そのため最終的な歯が入るまでの期間は仮歯を使用していただくことになります。
仮歯とはプラスチックでできた固定式の仮歯もしくは取外し式の義歯になります。
例えば前歯が1歯欠損しているとします。この場合には欠損部にプラスチック性の人工歯をおき、両隣に接着剤で固定します。透明な接着剤で固定しますので、見た目に問題を生じることはありません。また固定式ですので、違和感もありません。
しかし、こうした固定法は両隣に歯が残っていないとできません。
固定する歯がない場合には義歯(入れ歯)になります。
義歯の場合には違和感がある場合があります。また治療直後には義歯の使用制限があります。
これはインプラント手術を行った当日から2週間程度はまだ傷口があります。またインプラントと骨がくっつくまでの期間(特に始めの1ヶ月程度)にインプラントに無理な力が加わることはあまり良いことではありません。
手術直後に義歯を使用すると義歯がインプラントを圧迫してしまいます。そのため手術から2週間程度は、食事や外出される時以外には義歯の使用をできるかぎり控えていただきます。この期間は患者さんにとって御不自由だと思いますが、無理をしてはいけません。

固定式にするか義歯にするかは状態によって違いますので治療計画時に担当歯科医師が説明致します。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月5日

インプラント治療にかかる時間

今回から数回に分けて患者さんからの質問で多いことをお話します。

今日はインプラント治療にかかる時間です。

治療(手術)時間ですが、本数や骨の状態によりまったく変わります。
骨の状態に問題がなければ麻酔時間(麻酔時間はインプラントの本数により異なります。1本分の麻酔で約5分程度です)を除けば埋入時間は1本で約5〜6分程度です。
埋入後、傷口の処置や術後のお話がかかります。

1〜2本であれば、15分程度です。
3〜4本で30分程度です。

ただし、骨の状態が悪い場合には骨を増大させる治療(GBR法)を併用しますので、プラス10分程度(1部位につき)かかります。GBR法についての詳細はHPを参考にして下さい。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月2日

総入れ歯の方の顎骨変化

総入れ歯(総義歯)をされている患者さんは経験されているのでわかるかと思いますが、入れ歯を作っても何年(早い人は数カ月)かすると合わなくなり、義歯がカタカタしてきます。
これは顎の骨が吸収してくるために起ることです。
顎の骨は刺激(力)が加わらないと吸収していきます。
歯がある時には噛む力が歯を通して顎の骨に直接加わります。(歯の根が顎骨に埋まっているからです)しかし、歯がないと噛む力は直接骨には伝わらず、入れ歯を介して歯肉に伝わるだけになります。
この骨吸収は個人差はありますが、必ず起ることです。
特に、合わない義歯を使用していると骨吸収は大きくなります。
総義歯をされている方は痛みや問題がなくても半年から1年に1回程度は義歯の調整をされた方が良いでしょう。
顎骨の吸収が進むたびに入れ歯は合いにくくなります。
総入れ歯で食事が満足に取れない方は多くいらしゃいます。

インプラントを総義歯に利用することにより、義歯の安定をはかることができ、骨の吸収も防ぐことができます。
治療方法としてインプラントを2〜4本埋入します。インプラントと骨が結合した後インプラントにアタッチメントという義歯とつなぐ金具を装着します。
義歯とアタッチメントは強固に固定されますので、義歯が食事中に外れたりすることはありません。
また上顎この方法を取り入れると義歯の大きさを小さくするとこができるため上顎の口蓋部分を取除くことができます。
また噛む力はインプラントから直接顎骨に伝わりますので骨の吸収を防ぐこともできます。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月1日

インプラント治療後のメインテナンス

インプラント治療後のメインテナンスは非常に重要なことです。
メインテナンスでは歯周病の状態の検査やブラッシングの状況(汚れの付着状況)、噛み合わせの状態等を検査します。
ずっと良い状態でいるためにはどうしても定期管理が必要です。
これはインプラントだけに言えることではなく、インプラントをしていない方でも定期管理は大切なことです。
虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、ならないように管理をすることが大切です。
しかし、徹底的に管理をしていっても重度の歯周病患者さんのうち1〜2割程度の方は状態が悪化することがあります。
毎日ブラッシングをしているつもりでも100%ブラッシングすることは困難なことです。
そのため少しブラッシング状況が悪くなると歯周病は悪化します。
重度歯周病の患者さんの管理は難しいのが現状です。
しかし、メインテナンスを受けないでいると状況が悪化した場合、骨の吸収が進み、抜歯にいたることがあります。
そうなる前に治療が必要なのです。
治療にかける時間は大変なものです。同じ時間をかけるのであれば歯やインプラントを保存するために時間をかけた方がよりいいのは当然のことです。
適切なメインテナンス期間は個人差はありますが、3ヶ月程度です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月30日

インプラントと自家歯牙移植の比較

今日はインプラントと自家歯牙移植の比較についてお話したいと思います。

自家歯牙移植の詳細についてはHPを参考にして下さい。

まず自家歯牙移植ですが、御自身の歯を使用しますので、移植する歯(ほとんどのケースで親知らずを使用します)が存在しないと適応できません。
また移植する歯が虫歯や歯周病になっていないことが条件になります。
そして一般的には移植する場所(歯がない場所)は抜歯をまだしていないか抜歯してから1ヶ月程度の状態が良いとされています。
すでに歯がない状態が長く続いた場所には適しません。
また歯の大きさの関係から前歯に奥歯を移植することもできません。
つまり移植はその適応が非常に限られてきます。

またインプラントと比較して移植した歯はもちろん天然歯ですので、虫歯になることもありますし、移植した歯は神経がなくなりますので移植後に歯自体が割れたりする危険性があります。

このような話しをすると『移植よりインプラントがいい』ということになりますが、そうでない場合もあります。移植した歯にはインプラントにはない『歯根膜』というものが存在します。
『歯根膜』とは歯の周りに存在するクッションのような存在です。
このクッションがあるために歯は若干動きます。動くことにより噛む力を直接受け止めることなく分散させることができるのです。
つまり噛む力に対する防御機能です。
それに対し、インプラントにはこの歯根膜が存在しないため噛む力が直接インプラントにかかります。
インプラントをだめにする原因の一つがこの噛む力です。
移植が適応されるケースはインプラントより少ないですが、条件さえあえば移植も非常に良い治療法になります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年8月29日

インプラント治療後の歯肉の退縮

インプラント治療後、何年かすると歯肉が退縮してきて、被せ物と歯肉の間に隙間ができてくることがあります。
これにはいくつかの原因があります。
まず加齢によることが考えられます。これは期間の経過による生理的なものであり、隙間はどんどんと開いてくるものではありません。
ある程度はしかたがない現象です。もちろん患者さん全員に起ることではなく、個人差はあります。
次に病的なことによる歯肉の退縮です。
これはインプラントが歯周病のような状態になってしまった結果起ることです。
この場合には放置しておくと問題があります。早急に対応が必要です。
このようにインプラント周囲に隙間ができてくることがあればそれがどのような原因で起ったのかを診断することが大切になります。
そのためには定期検査が大切になってきます。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月27日

インプラントのリスクファクター:噛み合わせ

今日はインプラントのリスクファクターの3回目です。
噛み合わせの問題についてお話します。
インプラントと噛み合わせは大きなかかわりをもっています。
それではどんな噛み合わせが問題があるのでしょう?

インプラントにとって歯軋やくいしばりは大きな問題です。
天然歯は噛むと若干動きます。これは『歯根膜』というクッションのようなものが歯の根の周りに存在するためです。このようなクッションが存在する理由ですが、噛む力は非常に強いものです。
特に就寝時にはかなり噛みしめる方がいらしゃいます。
いわゆる『歯ぎしり』と言われるものです。『歯ぎしり』はどんな方でも大抵します。ギリギリと音として聞こえる方もいれば、そうでない方もいらしゃいます。
この『歯ぎしり』の力は強く、『歯根膜』という歯の根のクッションがないと歯はダメージを受けてしまいます。
いわゆる『打撲』のような状態です。
『歯根膜』があるために歯は噛んだ時に上下、左右に動くのです。
この動くというのが重要なのです。
しかし、インプラントは骨と完全に結合しているため動きません。
クッションがないため噛んだ力は直接インプラントに加わってしまいます。
こうした問題が起らないようにインプラントの被せ物を行う時に調整を行いますが、歯軋やくいしばりに対応することはできません。
そのため、歯軋やくいしばりがある方は就寝時にナイトガード(マウスピースのような物)を装着していただきます。
インプラントの長期的な安定のためにはとても重要なことです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

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