最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラントの記事一覧
2006年8月26日

インプラントのリスクファクター:喫煙

今日は前回に引き続きインプラントのリスクファクターについてお話します。
前回はインプラントと全身疾患(糖尿病)について話しました。
今回はインプラントと喫煙の関係についてお話します。

喫煙者はインプラント治療にとってリスクが高い患者さんです。
特に1日1箱以上吸われている方は非常にリスクが高いと思って下さい。
1日20本以上喫煙されている方は吸わない方と比較してインプラント後に問題(ダメ)になる確立は3倍以上になります。
インプラントを長もちさせるためには是非とも禁煙していただきたと思います。
しかし、どうしても禁煙できない方はせめてインプラント手術前後の2週間は吸わないでいただきたいと思います。
手術直後に喫煙しますと傷口に直接影響を及ぼしますので危険です。

次回はインプラントのリスクファクター(噛み合わせ)についてお話したいと思います。
この噛み合わせはインプラント治療にとって最も重要なことになります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月25日

インプラント治療を困難にする因子

今日はインプラント治療を困難にする因子についてお話します。
インプラント治療を困難にするものとして全身疾患では糖尿病があげられます。
糖尿病は国民病とも言われる程かかっている方が多い病気です。
初期では自覚症状がないため放置されているケースも多く見られます。
インプラント治療においては糖尿病はコントロールされていれば問題はありませんが、コントロールされていない状態ではインプラントを行うことはできません。
現在内科で定期的に検査を行っている方であれば状態はわかりますが、先程話しましたように初期では自覚症状がないため自覚症状が少なく、インプラント治療を行うに際し、患者さんご本人は健康と思っていても問題があることがあります。
インプラント治療を行う際には問診で全身状態をお聞きしますが、もし御心配の場合には当医院で糖尿病の検査も行います。
コントロールされていない状態であるとインプラント手術後の傷口の治癒反応は悪く、感染の可能性も高くなります。またインプラントと骨が結合しないということもでてきます。
注意が必要です。
次回もインプラントのリスクファクターについてお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月23日

インプラント治療におけるGBR法:昨日の続き

今日は昨日の続きでGBR法についてお話します。

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。今後のことを考えれば確実な選択といえます。
次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。
当医院ではこうしたGBR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収する膜:Tiuuse GuideTM メンブレンで、もう一つは吸収しない膜:
GORE-TEXメンブレンです。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので 治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、 大幅に骨を再生させることはできません。
GORE-TEX メンブレンは吸収しないため後から取り出す必要性がありますが、GBR 法の多くはこの膜を使用します。 GORE-TEX メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、 縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
どちらの膜を使用するかは適応症があり、その状態によって異なります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター


2006年8月22日

インプラント治療におけるGBR法

今日もインプラント治療を希望されて来院された患者さんが3名いらしゃいました。
みなさん歯周病の放置による骨吸収が認められた状態でした。
前回のブログにも書きましたが、骨の吸収が起るとインプラントを行うのに非常に大変になります。骨の増大(再生)させる治療法が必要になります。
それがGBR法と言われる治療法です。
今日はGBR法で使用する移植材についてお話します。

GBR法というと骨がない部分に骨を再生させる治療法ですが、その主体となるものが自家骨です。簡単に言えば骨がない部分にご自身の骨を移植するということです。
移植した骨がそのままくっつくのではありません。
移植した骨(この場合は砕かれた細かい骨です)自体はなくなってしまいます。
移植した骨や既存の周囲骨から出て来る骨の元になる細胞が移植した骨をすみかとして繁殖を起こします。
骨の元となる細胞はやはり骨の中が住みやすいのです。もちろん移植した骨の中にもそうした骨になる細胞は含まれています。
それではこうした骨をどこから採取してくるかということですが、ほとんどがインプラントを埋入した手術部位からです。
インプラント周囲の骨から“かんな”のようなもので削り(そぎおとす)取ってきたり、“ノミ”のようなもので骨を叩いて砕き使用します。
なんか大工さんのようですね。
恐い感じがするかもしれませんが、そんなことはありません。
骨を採取すること自体は1分もかかりません。もちろん痛いこともありません。
また採取してくる骨自体もインプラントと同時のGBRであればさほどの量はいりません。
そうですね多くのケースで“みみかき”3〜4杯程度です。
それでもたらない場合には人工の骨を使用します。
人工骨についてはHPを参考にして下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月20日

インプラントの患者さん

お盆やすみも明け新規の患者さんも増えています。
特にインプラント治療を希望されて来院される方が多いのですが、そのうちの半数の患者さんは歯周病を放置したままの状態であったため抜歯となった方です。

問題なのは歯周病を放置しておいたために歯の周囲の骨が吸収してしまったことです。
歯周病等がある場合にはきちんと治療をしないと骨はどんどんとなくなってしまいます。
また歯周病の治療をしても保存が厳しい歯はできる限り早めに抜歯しないと状態はどんどんと悪化してしまいます。
患者さんの多くは歯周病が進行した歯であってもできる限り抜歯したくないと思っています。しかし、歯周病の治療をするのであれば別ですが、歯周病の治療をしないでそのままにすることはもっとも危険なことです。最終的に歯を抜歯することになった時に次の治療の選択範囲が限られてしまうか、できない、または治療が困難になるといったことが起ります。
インプラントを選択する場合でも骨がないということは治療自体も困難になってしまうのです。
早めの診査と治療が大切です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年7月4日

今日のインプラント:さまざまな治療の組み合わせ

今日の午前中は上顎に5本のインプラント埋入がありました。
1本は抜歯即時インプラントでしたが、他は長い間欠損状態が続いていたため骨の吸収が大きかった症例です。
このブログでも何度か書きましたが、顎の骨に力が加わらないと骨は痩せていきます。
歯がある状態であれば噛むことにより歯の根から骨に力がおよび顎の骨は活性化されます。
またインプラントであっても顎の骨に力が及ぶため骨は活性化されます。
しかし、歯が状態が続くと個人差はありますが、必ず吸収を起こします。
こうなるとインプラント手術は困難となります。
午前中の症例は骨吸収のため骨の幅が狭いところで3mm程度しかありませんでした。
適切にインプラントを埋入するためには最低骨幅は6mmはないといけません。
そのためインプラントの埋入と同じに骨の幅を増大させる方法としてスプリットクレスト法を行いました。また大幅に骨の吸収がある部位にはGBR法を行いました。
それと抜歯即時インプラントも行いました。
なかなかいろいろな治療の組み合わせです。
大変は大変な治療ですが、実際にはこのようにさまざまな治療を組合せることにより治療を行うことが多いのが現状です。
そのためには術前の診断が非常に大切になってきます。
あらかじめどのような状態になっているのかをわかっていないと手術の準備もできませんし、手術自体もスムーズにいきません。
術前診査が適切にできていればどこにどの程度の長さのインプラントを埋入すれば良いのか?
GBR法はどのように行った方が良いのか?スプリットクレスト法等の治療は必要か? がはっきりしtえきます。
行う治療がわかれば治療前に実際にコンピューター上や模型を使用してシュミレーションを行います。
準備ができていれば手術時間も短縮でき、患者さんの負担も軽くなります。

午後もインプラント手術がありますので報告します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年6月27日

インプラントが歯周病?

今日のインプラント手術は以前他の歯科医院でインプラントがすでにしてあった患者さんです。
インプラントに歯周病細菌が感染して除去しなければならない状態でした。
インプラントを除去し、新たにインプラントを埋入するという治療を行いました。
インプラントであっても手入れが上手くいかなかったり、インプラント周囲の天然歯が歯周病のため天然歯の歯周病細菌が感染したりして起ります。
このようにならないためにもインプラント治療後は徹底したブラッシングと定期管理が大切になります。
また歯周病がある場合には歯周病の治療を徹底して行ってからでないとインプラントをしても歯周病細菌が感染してしまいます。
歯が無い部分に単にインプラントを行えば良いということではありません。
インプラントを希望される患者さんには歯周病が原因で歯を抜歯されたケースがあります。
歯周病になるということはブラッシングが十分できていないということになります。
何年、何十年もそうした状態があったわけですから歯のない部分のみにインプラントをしてもインプラントも歯周病になる可能性がありますし、残っている天然歯もダメになります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年6月25日

インプラント治療が恐い方

インプラント治療をするにあたり、痛いのではないのか?等の御心配はだれしもあります。
特に手術と聞くと『治療はしたいが、恐いから…』と言った理由でインプラント治療を断念する患者さんもいらしゃいます。
痛みに関して言えば麻酔を行いますので特に心配はいりません。
麻酔も特別なものではなく、歯を削ったり、抜歯をしたりする麻酔と同じです。麻酔の量も抜歯の時より若干多い程度です。
ただし、痛みはありませんが、歯を削る時のように振動はあります。
また虫歯の治療であればだいたい予想できますが、インプラントとなると始めての治療であり、どんな治療なんだろうという心配はあるかもしれません。
そうした患者さんには“静脈内鎮静法”という麻酔方法があります。(詳細は『寝ている間に治療が終了します』を参考にして下さい)
この静脈内鎮静法で治療を行った患者さんはみなさん楽だったと言っています。
ほとんどの方は寝ている間に治療が終了するからです。
インプラントはしたいが、恐い、心配という方は是非“静脈内鎮静法”で行ってみて下さい。
本当に楽に治療ができます。
ただし、この麻酔方法は時間がかかります。通常の歯肉のみに行う麻酔であれば3〜4分程度で麻酔が効きます(インプラント1〜2本程度の場合)が、“静脈内鎮静法”の場合、準備等も合わせ、20分程度の時間がかかります。
また個人差はありますが、治療終了後も麻酔が暫く効いている方もいらしゃいます。
その場合には30〜60分程度休んでいただくことになります。それと“静脈内鎮静法”を行った場合にはお車での来院はされないで下さい。できれば付き添いの方がいらしていただけたらと思います。
“静脈内鎮静法”は時間はかかりますが、患者さんにとっては非常に楽な麻酔方法です。
当医院では麻酔専門医が行いますので御心配はいりません。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年6月24日

インプラントの相談

本日もインプラントの相談にいらした患者さんがいました。
『本日も』というのはメールも含めてインプラント相談という方は毎日のようにいらしゃいます。
ほとんどの方は当医院にいらしゃる前にいくつもの歯科医院にて相談をされたりしています。
本当に悩んで、迷ったあげく、インターネットを見たり、紹介されたりして当医院にいらしゃいます。
まだインプラント治療が始まっていなければ良いのですが、インプラントのみ埋入し、被せ物を当医院で行いたいとか、インプラント治療は終了したが、残っている天然歯が歯周病のため治療をしてほしい。などなどいろいろなパターンがあります。
一番困るのは欠損部位にインプラントを行っただけで、他の天然歯の治療(歯周病の治療等)はまったくなされない状態だったため問題が起ったケースです。
天然歯が歯周病であったためにインプラントに感染したり、埋入したインプラントの隣の天然歯が歯周病でダメになったりした場合には患者さんの歯科医療に対する不信感は大きいもので、当医院にいらした時にはすでに不信感だらけの状態です。
こちらとしても説明が非常にしずらいものです。
インプラント治療は治療費もかかりますし、治療も大変であり、治療期間もかかります。
その結果、上手くいかなかったりすれば患者さんとの信頼関係は崩れていきます。
そうしたことにならないためにも治療前に十分治療の計画や将来性、他の歯の状態、治療費等を十分納得された上で治療を開始されることが大切です。
そのためには一ケ所の歯科医院のみで診査を受けるのでなく、いくつかの歯科医院で相談をされることが重要です。
これはセカンドオピニオンというものです。(詳細は6/13日にインプラントの基礎知識にアップしました)
ここではセカンドオピニオンについて簡単に説明します。
セカンド・オピニオンとは、一度どちらかの医院で診断を受けられたが、治療方針についてよく判らなかったとか、他に治療の選択方法がないのか? 等迷っていたり、困っている事について、一度かかった医院とは別の医院にて意見を聞いたり必要であれば診査をすることです。
つまりセカンド・オピニオンとは別の医院にてすぐ治療を行うことではなく、治療方針等について意見を求めることなのです。
インプラント治療は物を買うこととは違います。患者さん御自身の身体のことですから十分納得されて治療を受けられて下さい。
そのためにはセカンドオピニオンを十分に活用されることが大切であると思います。

今日は下顎に2本のインプラント埋入とGBR法(骨増大法)がありました。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年5月31日

今日のインプラント

今日のインプラントは下顎に2本のインプラント埋入でした。
とくに難しい症例ではありませんでした。
しかし、義歯を使用しているためその後のケアーが重要になります。
今日はこの義歯をしている方のインプラント手術後の注意事項についてお話します。

インプラントの手術後に起るトラブルとしてインプラントに無理な力が加わることがあげられます。
インプラント埋入後は骨と結合するまでできるかぎり安静(触れないで)にしておきます。
これば手や足を骨折した時にギブスをし、暫くの間動かないようにして安静を図るのと同じようなことです。
しかし、手や足の骨折と違い、インプラント治療では固定したり、完全に安静にすることは困難なことです。手術を行った当日から食事はしなければなりませんし、完全に安静ということは難しいことです。
特にインプラント手術部位に義歯を使用されている場合にはさらに大変です。インプラントを埋入した上に義歯が触れることになるからです。
初期段階におけるインプラント手術後の失敗原因の多くはこうした義歯による圧迫によりインプラントに負担がかかることです。
そのため手術部位に義歯を使用している場合には手術後インプラントと義歯が直接触れないようにインプラントが当たる部分の義歯の内面を削除します。
そうすることにより義歯の当たりを軽減します。
しかし実際には義歯の内面に食物が挟まったりし、完全には安静にさせることは困難です。
そのためできる限り1〜2週間程度は義歯の使用は控えていただきます。
そのためインプラント治療部位に義歯をされている患者さんの場合、手術後に不自由になることが予想されるため、あらかじめ問題が起らないような日程を計画することが大切です。

明日(木曜日)は定休日のため休診です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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