最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラントの記事一覧
2006年9月2日

総入れ歯の方の顎骨変化

総入れ歯(総義歯)をされている患者さんは経験されているのでわかるかと思いますが、入れ歯を作っても何年(早い人は数カ月)かすると合わなくなり、義歯がカタカタしてきます。
これは顎の骨が吸収してくるために起ることです。
顎の骨は刺激(力)が加わらないと吸収していきます。
歯がある時には噛む力が歯を通して顎の骨に直接加わります。(歯の根が顎骨に埋まっているからです)しかし、歯がないと噛む力は直接骨には伝わらず、入れ歯を介して歯肉に伝わるだけになります。
この骨吸収は個人差はありますが、必ず起ることです。
特に、合わない義歯を使用していると骨吸収は大きくなります。
総義歯をされている方は痛みや問題がなくても半年から1年に1回程度は義歯の調整をされた方が良いでしょう。
顎骨の吸収が進むたびに入れ歯は合いにくくなります。
総入れ歯で食事が満足に取れない方は多くいらしゃいます。

インプラントを総義歯に利用することにより、義歯の安定をはかることができ、骨の吸収も防ぐことができます。
治療方法としてインプラントを2〜4本埋入します。インプラントと骨が結合した後インプラントにアタッチメントという義歯とつなぐ金具を装着します。
義歯とアタッチメントは強固に固定されますので、義歯が食事中に外れたりすることはありません。
また上顎この方法を取り入れると義歯の大きさを小さくするとこができるため上顎の口蓋部分を取除くことができます。
また噛む力はインプラントから直接顎骨に伝わりますので骨の吸収を防ぐこともできます。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月1日

インプラント治療後のメインテナンス

インプラント治療後のメインテナンスは非常に重要なことです。
メインテナンスでは歯周病の状態の検査やブラッシングの状況(汚れの付着状況)、噛み合わせの状態等を検査します。
ずっと良い状態でいるためにはどうしても定期管理が必要です。
これはインプラントだけに言えることではなく、インプラントをしていない方でも定期管理は大切なことです。
虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、ならないように管理をすることが大切です。
しかし、徹底的に管理をしていっても重度の歯周病患者さんのうち1〜2割程度の方は状態が悪化することがあります。
毎日ブラッシングをしているつもりでも100%ブラッシングすることは困難なことです。
そのため少しブラッシング状況が悪くなると歯周病は悪化します。
重度歯周病の患者さんの管理は難しいのが現状です。
しかし、メインテナンスを受けないでいると状況が悪化した場合、骨の吸収が進み、抜歯にいたることがあります。
そうなる前に治療が必要なのです。
治療にかける時間は大変なものです。同じ時間をかけるのであれば歯やインプラントを保存するために時間をかけた方がよりいいのは当然のことです。
適切なメインテナンス期間は個人差はありますが、3ヶ月程度です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月30日

インプラントと自家歯牙移植の比較

今日はインプラントと自家歯牙移植の比較についてお話したいと思います。

自家歯牙移植の詳細についてはHPを参考にして下さい。

まず自家歯牙移植ですが、御自身の歯を使用しますので、移植する歯(ほとんどのケースで親知らずを使用します)が存在しないと適応できません。
また移植する歯が虫歯や歯周病になっていないことが条件になります。
そして一般的には移植する場所(歯がない場所)は抜歯をまだしていないか抜歯してから1ヶ月程度の状態が良いとされています。
すでに歯がない状態が長く続いた場所には適しません。
また歯の大きさの関係から前歯に奥歯を移植することもできません。
つまり移植はその適応が非常に限られてきます。

またインプラントと比較して移植した歯はもちろん天然歯ですので、虫歯になることもありますし、移植した歯は神経がなくなりますので移植後に歯自体が割れたりする危険性があります。

このような話しをすると『移植よりインプラントがいい』ということになりますが、そうでない場合もあります。移植した歯にはインプラントにはない『歯根膜』というものが存在します。
『歯根膜』とは歯の周りに存在するクッションのような存在です。
このクッションがあるために歯は若干動きます。動くことにより噛む力を直接受け止めることなく分散させることができるのです。
つまり噛む力に対する防御機能です。
それに対し、インプラントにはこの歯根膜が存在しないため噛む力が直接インプラントにかかります。
インプラントをだめにする原因の一つがこの噛む力です。
移植が適応されるケースはインプラントより少ないですが、条件さえあえば移植も非常に良い治療法になります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年8月29日

インプラント治療後の歯肉の退縮

インプラント治療後、何年かすると歯肉が退縮してきて、被せ物と歯肉の間に隙間ができてくることがあります。
これにはいくつかの原因があります。
まず加齢によることが考えられます。これは期間の経過による生理的なものであり、隙間はどんどんと開いてくるものではありません。
ある程度はしかたがない現象です。もちろん患者さん全員に起ることではなく、個人差はあります。
次に病的なことによる歯肉の退縮です。
これはインプラントが歯周病のような状態になってしまった結果起ることです。
この場合には放置しておくと問題があります。早急に対応が必要です。
このようにインプラント周囲に隙間ができてくることがあればそれがどのような原因で起ったのかを診断することが大切になります。
そのためには定期検査が大切になってきます。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月27日

インプラントのリスクファクター:噛み合わせ

今日はインプラントのリスクファクターの3回目です。
噛み合わせの問題についてお話します。
インプラントと噛み合わせは大きなかかわりをもっています。
それではどんな噛み合わせが問題があるのでしょう?

インプラントにとって歯軋やくいしばりは大きな問題です。
天然歯は噛むと若干動きます。これは『歯根膜』というクッションのようなものが歯の根の周りに存在するためです。このようなクッションが存在する理由ですが、噛む力は非常に強いものです。
特に就寝時にはかなり噛みしめる方がいらしゃいます。
いわゆる『歯ぎしり』と言われるものです。『歯ぎしり』はどんな方でも大抵します。ギリギリと音として聞こえる方もいれば、そうでない方もいらしゃいます。
この『歯ぎしり』の力は強く、『歯根膜』という歯の根のクッションがないと歯はダメージを受けてしまいます。
いわゆる『打撲』のような状態です。
『歯根膜』があるために歯は噛んだ時に上下、左右に動くのです。
この動くというのが重要なのです。
しかし、インプラントは骨と完全に結合しているため動きません。
クッションがないため噛んだ力は直接インプラントに加わってしまいます。
こうした問題が起らないようにインプラントの被せ物を行う時に調整を行いますが、歯軋やくいしばりに対応することはできません。
そのため、歯軋やくいしばりがある方は就寝時にナイトガード(マウスピースのような物)を装着していただきます。
インプラントの長期的な安定のためにはとても重要なことです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年8月26日

インプラントのリスクファクター:喫煙

今日は前回に引き続きインプラントのリスクファクターについてお話します。
前回はインプラントと全身疾患(糖尿病)について話しました。
今回はインプラントと喫煙の関係についてお話します。

喫煙者はインプラント治療にとってリスクが高い患者さんです。
特に1日1箱以上吸われている方は非常にリスクが高いと思って下さい。
1日20本以上喫煙されている方は吸わない方と比較してインプラント後に問題(ダメ)になる確立は3倍以上になります。
インプラントを長もちさせるためには是非とも禁煙していただきたと思います。
しかし、どうしても禁煙できない方はせめてインプラント手術前後の2週間は吸わないでいただきたいと思います。
手術直後に喫煙しますと傷口に直接影響を及ぼしますので危険です。

次回はインプラントのリスクファクター(噛み合わせ)についてお話したいと思います。
この噛み合わせはインプラント治療にとって最も重要なことになります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月25日

インプラント治療を困難にする因子

今日はインプラント治療を困難にする因子についてお話します。
インプラント治療を困難にするものとして全身疾患では糖尿病があげられます。
糖尿病は国民病とも言われる程かかっている方が多い病気です。
初期では自覚症状がないため放置されているケースも多く見られます。
インプラント治療においては糖尿病はコントロールされていれば問題はありませんが、コントロールされていない状態ではインプラントを行うことはできません。
現在内科で定期的に検査を行っている方であれば状態はわかりますが、先程話しましたように初期では自覚症状がないため自覚症状が少なく、インプラント治療を行うに際し、患者さんご本人は健康と思っていても問題があることがあります。
インプラント治療を行う際には問診で全身状態をお聞きしますが、もし御心配の場合には当医院で糖尿病の検査も行います。
コントロールされていない状態であるとインプラント手術後の傷口の治癒反応は悪く、感染の可能性も高くなります。またインプラントと骨が結合しないということもでてきます。
注意が必要です。
次回もインプラントのリスクファクターについてお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月23日

インプラント治療におけるGBR法:昨日の続き

今日は昨日の続きでGBR法についてお話します。

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。今後のことを考えれば確実な選択といえます。
次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。
当医院ではこうしたGBR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収する膜:Tiuuse GuideTM メンブレンで、もう一つは吸収しない膜:
GORE-TEXメンブレンです。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので 治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、 大幅に骨を再生させることはできません。
GORE-TEX メンブレンは吸収しないため後から取り出す必要性がありますが、GBR 法の多くはこの膜を使用します。 GORE-TEX メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、 縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
どちらの膜を使用するかは適応症があり、その状態によって異なります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター


2006年8月22日

インプラント治療におけるGBR法

今日もインプラント治療を希望されて来院された患者さんが3名いらしゃいました。
みなさん歯周病の放置による骨吸収が認められた状態でした。
前回のブログにも書きましたが、骨の吸収が起るとインプラントを行うのに非常に大変になります。骨の増大(再生)させる治療法が必要になります。
それがGBR法と言われる治療法です。
今日はGBR法で使用する移植材についてお話します。

GBR法というと骨がない部分に骨を再生させる治療法ですが、その主体となるものが自家骨です。簡単に言えば骨がない部分にご自身の骨を移植するということです。
移植した骨がそのままくっつくのではありません。
移植した骨(この場合は砕かれた細かい骨です)自体はなくなってしまいます。
移植した骨や既存の周囲骨から出て来る骨の元になる細胞が移植した骨をすみかとして繁殖を起こします。
骨の元となる細胞はやはり骨の中が住みやすいのです。もちろん移植した骨の中にもそうした骨になる細胞は含まれています。
それではこうした骨をどこから採取してくるかということですが、ほとんどがインプラントを埋入した手術部位からです。
インプラント周囲の骨から“かんな”のようなもので削り(そぎおとす)取ってきたり、“ノミ”のようなもので骨を叩いて砕き使用します。
なんか大工さんのようですね。
恐い感じがするかもしれませんが、そんなことはありません。
骨を採取すること自体は1分もかかりません。もちろん痛いこともありません。
また採取してくる骨自体もインプラントと同時のGBRであればさほどの量はいりません。
そうですね多くのケースで“みみかき”3〜4杯程度です。
それでもたらない場合には人工の骨を使用します。
人工骨についてはHPを参考にして下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月20日

インプラントの患者さん

お盆やすみも明け新規の患者さんも増えています。
特にインプラント治療を希望されて来院される方が多いのですが、そのうちの半数の患者さんは歯周病を放置したままの状態であったため抜歯となった方です。

問題なのは歯周病を放置しておいたために歯の周囲の骨が吸収してしまったことです。
歯周病等がある場合にはきちんと治療をしないと骨はどんどんとなくなってしまいます。
また歯周病の治療をしても保存が厳しい歯はできる限り早めに抜歯しないと状態はどんどんと悪化してしまいます。
患者さんの多くは歯周病が進行した歯であってもできる限り抜歯したくないと思っています。しかし、歯周病の治療をするのであれば別ですが、歯周病の治療をしないでそのままにすることはもっとも危険なことです。最終的に歯を抜歯することになった時に次の治療の選択範囲が限られてしまうか、できない、または治療が困難になるといったことが起ります。
インプラントを選択する場合でも骨がないということは治療自体も困難になってしまうのです。
早めの診査と治療が大切です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
最近の投稿
カテゴリ
アーカイブ

PAGE TOP