最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: インプラントの記事一覧
2005年7月4日

今日のインプラント:日記はさひぶりです

今日は上顎に2本ソケットリフト法によるインプラント埋入です。
ソケットリフト法についてはよくこの日記で記載していますので、今回は省略させていただきます。詳細はホームページを見られて下さい。

今日はインプラントの被せ物についてお話します。

インプラントの被せ物は大きく分けて
1 セラミック
2 ハイブリッドセラミック
3 金属

の3種類があります。
それぞれ、利点欠点があります。

セラミックとハイブリッドセラミックの違いですが、素材に違いがあります。セラミックというものは陶材でできており、審美的に非常に優れています。変色する可能性はありません。しかし、非常に硬いため対合歯(噛み合う歯)が天然歯の場合には天然歯が削れてしまう可能性があります。
次にハイブリッドセラミックですが、素材はレジンと言われるプラスティックと陶材とを混ぜて作られています。これはセラミックの欠点である硬さを改善するために新しくできた素材です。天然歯と同等の硬さをもっています。しかし、レジン(プラスティック)が含まれているため変色を若干起こす可能性があります。可能性というのはどれだけお茶やコーヒー等の着色性のあるものを服用するとか、タバコを吸うとか、歯ブラシの程度に左右されますが、若干は変色を起こすかもしれません。また汚れ(食物)等はハイブリッドセラミックの方が付着しやすいです。審美性を考えれば、セラミックの方が良いかと思います。
奥歯であればハイブリッドセラミックも良い方法かと思います。
また金属ですが、色調を考えなければ一番良い材料です。


インプラントの杉山歯科医院
2005年6月28日

今日のインプラント

今日は夜に上顎前歯部のインプラント埋入があります。

    抜歯後早期にインプラント埋入

上顎の前歯部は審美的に非常に重要な部位なので、適応基準さえ問題なければ抜歯即時もしくは抜歯後早期にインプラントを行うことは非常に有効な治療です。
というのは抜歯を行うと時間の経過とともに、歯を支えていた骨は吸収を始めます。
2ヶ月程度すると頬側の骨は薄い場合には1/3程度吸収してしまいます。そのため抜歯後歯肉が安定してからインプラントを行おうとするとインプラントを埋入するための骨の幅や高さは減少してしまい、適切にインプラントが埋入できなくなる場合があります。

もし骨が減少した状態でインプラントを行う場合にはインプラントと同時に骨を増大する方法(GBR法:インプラントの特殊な治療を参考にして下さい)やあらかじめGBR法を行ってからインプラントを埋入することになります。
通常のインプラントを行うよりも若干大変な治療になりますし、あらかじめGBR法を行うことになれば治療の期間も長くかかります。
そのため条件さえ合えば、抜歯即時もしくは早期にインプラントを行えば、骨の吸収を起こす期間もなくなります。
大変有効な治療法です。
しかし、この治療を行うには事前の検査が重要です。適応症を間違えると上手くいきません。


インプラントの杉山歯科医院

2005年6月27日

インプラント埋入当日に仮歯は入る?:暑いですね。

猛暑でね。
こう暑いとキャンセルもだいぶ多くなってきています。

今日のテーマは『インプラント埋入当日に仮歯は入る?』です。

       インプラント当日に仮歯
 
 いろいろなホームページを見ていると『インプラント手術を行った当日に歯が入り、噛めます』といったことが書かれています。
これは本当なのでしょうか?
答えは可能です。
ただし、さまざまな条件があります。
1 骨の幅、高さがしっかりしている。
2 ある程度長いインプラントが埋入できる
3 強く噛合わない場所もしくは噛み合わせに悪い影響を及ぼさ
  ない場所
等です。
このような一定の基準が満たされればインプラント埋入当日に仮歯を行うことは可能です。

通常インプラントと骨が結合(くっつく)までには2ヶ月程度の治癒期間がかかります。
ただし、上記のような条件がそろえば、手術当日にインプラントから直接仮歯を着けることができるのです。

しかし、このような条件がなくても審美的に問題が生じないよいにできます。
例えば前歯のような場合、歯がないわけにはいきませんので、必ず仮の歯を作製します。
インプラントから直接仮歯が着けられなくても、両隣に接着剤のようなもので仮歯を固定したりして審美的に問題が生じないようにします。しかしこの場合には強くは噛めません。

条件さえそろえばインプラント埋入当日に噛むこともできます。


インプラントの杉山歯科医院
2005年6月24日

今日のインプラント:午後2件

今日の午後は2件のインプラントです。
1件は上顎の臼歯に2本のインプラント埋入です。
上顎の骨の高さがないため、ソケットリフト法を併用してインプラントの埋入を行いました。

   上顎において骨の高さがない場合について

 インプラントを行うにあたりインプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。
実際には上顎においてはインプラントを行うための骨が不足していることの方が多く、 60〜70%の方は骨の増大なくしてインプラントを行うことは不可能です。
以下に上顎の骨の解剖学的な構造について解説します。

          上顎洞とは?
  
 上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、鼻柱骨により左右に分かれています。この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。


これから夜には上下顎同時に3本の埋入手術があります。
当医院では夜(19:00〜)でもインプラントの手術を行っています。
仕事をされている方はどうしても時間がなく、インプラントを行いたいと思っていても難しいことがあります。
ご希望の10:00〜20:00の間であればご希望の時間帯で行えます。




歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法:P.R.P法 2005-06-22
 歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法
今日はインプラント治療後の治癒促進をしたり、骨の再生を促進させるPRP法について説明します。

    PRP(Platelet Rich Plasma) : 多血小板血漿

 PRP とは血液中の血小板を濃縮した血漿のことであり、近年、PRP が歯肉の治療や骨の増殖を促進する物質であることが、多くの研究※により解明されてきています。
(※ Saltz ら1991、Anitua 1999、Kassolis 2000)
この治癒に必要な成分が凝縮されたPRP を歯周病やインプラント治療に応用することにより早期の回復が期待できます。また治癒が早いことにより治療後の不快感や疼痛を最小限に押さえることもできます。
今までの骨の増大をはかるような治療と最も異なることは患者さん個人の生体治癒能力を利用するため、治癒反応が非常によいということです。

治療方法は術前に簡単な採血を行うだけです。
採血した血液を遠心分離(Heraevs社製のLabofuga300を使用)することにより、骨の増大や歯肉の治癒を促進する物質(PRP) のみを抽出します。
その抽出した物質(PRP) をインプラントや歯周病の治療に応用します。



インプラントの杉山歯科医院
2005年6月22日

歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法:P.R.P法

歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法
今日はインプラント治療後の治癒促進をしたり、骨の再生を促進させるPRP法について説明します。

    PRP(Platelet Rich Plasma) : 多血小板血漿

PRP とは血液中の血小板を濃縮した血漿のことであり、近年、PRP が歯肉の治療や骨の増殖を促進する物質であることが、多くの研究※により解明されてきています。
(※ Saltz ら1991、Anitua 1999、Kassolis 2000)
この治癒に必要な成分が凝縮されたPRP を歯周病やインプラント治療に応用することにより早期の回復が期待できます。また治癒が早いことにより治療後の不快感や疼痛を最小限に押さえることもできます。
今までの骨の増大をはかるような治療と最も異なることは患者さん個人の生体治癒能力を利用するため、治癒反応が非常によいということです。

治療方法は術前に簡単な採血を行うだけです。
採血した血液を遠心分離(Heraevs社製のLabofuga300を使用)することにより、骨の増大や歯肉の治癒を促進する物質(PRP) のみを抽出します。
その抽出した物質(PRP) をインプラントや歯周病の治療に応用します。

インプラントの杉山歯科医院
2005年6月17日

今日のインプラント:午前(インプラント埋入)と午後(GBR法)1件とインプラント1件


今日の午前中は下顎に2本のインプラント埋入がありました。
2本のうち1本は若干短いインプラントでした。
そのため最終的な被せ物は2本を連結する予定です。
このように短いインプラントしか埋入できない場合には以下のように考えます。
また午後は骨の増大治療であるGBR法とソケットリフト法があります。それ以外にも外科処置が2件と今日は一日中手術です。


     短いインプラントしか埋入できない場合

 インプラントを成功に導くためにはしっかりした骨の中にできる限り長く太いインプラントを埋入する必要性があります。 さまざまな項でも話していますが、骨の高さがなく、骨が薄い方が多いのが現状です。 それでは短く、細いインプラントしか埋入できない場合はどうすれば良いのでしょうか? 短いインプラントしか埋入できない場合には大きく分けて次の2つの治療法が考えられます。

1 噛み合わせが安定していて複数のインプラントが埋入できる場
 合にはインプラントの被せも物自体を連結することにより安定
 をはかります。
2 噛み合わせがあまりよくなく歯ぎしり等が強い方、 インプラ
 ントが1本のみしか行わない場合(複数のインプラントの場合
 も)は短いインプラントでは安定が得られないと診断し、 骨の
 高さや幅を増大させるような治療法( GBR法、 ソケットリフト
 法、 サイナスリフト法、リッジエクスパンジョン法等)を行い
 ます。

結局無理な治療を行っても将来的にダメになってしまってはいけませんので、確実な治療法を選択します。 ただし、患者さんにとっては治療回数、期間は少なく、 痛みもない方法で行いたいという希望は当然ありますので、 安全で苦痛がない方法を行うことを考えていきたいと思います。




インプラントの杉山歯科医院
2005年6月15日

今日のインプラント:NHKでインプラント特集

今日の午前中は下顎に2本のインプラント埋入手術がありました。
午後は上顎にスプリットクレストという特殊な方法でインプラントを行う予定でしたが、患者さんが風邪のため中止となりました。
インプラント手術はやはり体調が良い時に行いたいものです。
無理をせず体調がすぐれない時には別の日に行うことが賢明です。

       スプリットクレスト法とは?

 スプリットクレスト法とはインプラントを埋入する際に骨の高さはあるが、 幅が少ない(薄い)場合に行う治療法です。
骨頂にノミのような器具を用いて溝を形成し、楔(くさび)効果によって骨を横に押し広げる方法です。
麻酔後、一番小さいノミを骨頂部に入れるところから始めます。
徐々にノミの厚みを大きくしていきます。
骨は横に押し広げられ、骨幅が広がります。(楔効果)若干の振動はありますが、痛みはありません。


            お知らせ

今日の午後8:30〜8:45にNHK教育テレビの『きょうの健康』でインプラントの特集があります。
御興味のある方は見られて下さい。
また本日見る時間がない方は再放送が翌週の午後1:05〜1:20にあります。
おそらく曜日は同じ水曜日だと思いますが、確認して下さい。
また明日の同じ時間には『40代からのデンタルケア』という特集があります。



インプラントの杉山歯科医院
2005年6月13日

今日のインプラント

GBR法
今日はインプラントを行うにあたり、骨がないため骨を増大させるGBR法(Guided Bone Regeneration technique)があります。


 インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。今後のことを考えれば確実な選択といえます。
次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。
当医院ではこうしたGBR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収する膜:Tiuuse GuideTM メンブレンで、もう一つは吸収しない膜:
GORE-TEXメンブレンです。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので 治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、 大幅に骨を再生させることはできません。
GORE-TEX メンブレンは吸収しないため後から取り出す必要性がありますが、GBR 法の多くはこの膜を使用します。 GORE-TEX メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、 縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
どちらの膜を使用するかは適応症があり、その状態によって異なります。


インプラントの杉山歯科医院
2005年6月11日

今日のインプラント

今日は下顎の奥歯にインプラント埋入手術があります。
骨の幅や高さも十分にあり、非常に楽な手術です。
下顎の奥歯はわりと骨の条件が良いことが多く、状態さえ良ければインプラントを1本埋入する時間は3〜5分程度です。
よく患者さんに手術時間の話しを聞かれますが、なかなか難しい質問です。骨の状態が良い場合には3本程度であれば10分程度です。しかし、同時に骨の増大手術を行ったり、ソケットリフト法等の特殊な治療を加えて行った場合にはその状態により治療時間はかなり差があります。

ホームページをアップしました。
『最新の治療は良い治療?』
『インプラント治療はどこでする?』
の2つです。

今年の後半は学会発表等がいくつも重なり、今は毎日資料集めに眠れぬ日々を過ごしています。
学会発表や講演等のセミナーの発表は結構大変なことで、1つの発表を行うためには資料の整理やプレゼンテーション用のスライド作製に数カ月かかります。
いつもそうした作業を行っているたびにつらいので嫌になってきますが、こうした機会があるからこそ一つのテーマに短時間で集中して勉強ができます。
このようなノルマを無理にでもしないと毎日集中して勉強をし続けるのは難しいことです。


インプラントの杉山歯科医院

2005年6月8日

今日のインプラント

今日の午前中は下顎に4本のインプラント埋入手術が、午後は上顎に3本のインプラント埋入手術があります。

午前中の下顎のインプラントは得に大きな問題はありませんが、午後の上顎のインプラントは骨の高さが非常に少ないためソケットリフト法を行います。
ソケットリフト法についてはこの日記で何度も記載きていますが、始めて日記を見る方やおわかりにならない方はホームページのインプラントの特殊な治療を参考にして下さい。
以前は骨の高さがない場合にはインプラントを行うのが非常に困難なことでしたが、今ではわりと簡単に行うことができ、患者さにとっても楽な治療法になりました。
上顎にインプラントを行う場合には本日の症例のように骨の高さが少なく、困難な場合があります。
これは上顎洞という存在があるからです。
本日はこの上顎洞について説明します。

          上顎洞とは?

上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、鼻柱骨により左右に分かれています。この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。


インプラントの杉山歯科医院
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