最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: 歯周病の記事一覧
2004年11月8日

前回解説したGBR法についての詳細

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。

一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。
まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。
この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。
今後のことを考えれば確実な選択といえます。

次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。

インプラントの杉山歯科医院

2004年11月1日

日本歯科医学会と日本デンタルショー

10月29(金)、30(土)、31(日)の3日間、パシフィコ横浜で日本歯科医学会と日本デンタルショーが開催されました。
学会はみなさんなんとなく分かるかと思いますが、デンタルショーというのは歯科で使用する材料等を展示するものです。
しかしこれが非常に大きい規模です。こうした展示は良くありますが、今回のデンタルショーは4年に1回の日本最大規模です。
他の展示等でパシフィコ横浜の展示ホールというところに行ったことがある方もいらしゃるかと思いますが、非常に広い場所です。歯科材料の展示を見るだけでも1日では見きれないほどです。
今日は1日歩き回り疲れました。
そのようなことで本日は治療の話しはお休みです。また明日から再開します。



インプラントの杉山歯科医院
2004年10月14日

歯周病専門医

 医療の広告というものは規制があり、患者さんが知りたい内容であっても広告することができないことが多くありました。
インターネットの広告は規制がないため、色々な情報を患者さんにお知らせすることができますが、インターネットを利用されない患者さんにとっては情報を得ることができないことが多くあります。
情報公開が進む現在では、看板や雑誌等でも医療広告の規制はどんどんと緩和されています。
その一つとして平成16年10月5日(厚生労働省認可)から歯周病の専門医の広告を行えることになりました。
歯周病認定医は全国でも非常に少なく(歯科医師全体の1%以下と言われています)、歯周病で悩んでいる患者さんにとっては専門医を探すことが大変らくになりました。
当医院でも歯周病専門医は2名在籍(常勤)しています。

インプラントの杉山歯科医院


2004年10月14日

歯周病専門医:2

昨日の続きです。
歯周病専門医は日本歯周病学会が認定する唯一の専門医です。この歯周病専門医を取得するのは簡単なものではありません。そのため全国の歯科医師の中で取得している先生は1%以下なのです。
単に学会に所属していれば取得できるということではなく、学会発表、論文といった学術的なことだけではなく、臨床の成果を提出したり、発表したりして、試験に合格しなければなりません。
しかし、歯周病専門医の資格を持っていないからといって歯周病の治療ができないということではありません。
また歯周病の専門医の資格を取得していない先生でも歯周病の治療をしっかり行っている先生もいます。
しかし、歯周病の治療を行いたいと思っている患者さんにとってはどこで治療したら良いかがわからないというのが現状でした。
10月5日から歯周病専門医が広告できるようになったので、患者さんは医院看板等で専門医を探すことができるようになり、非常に便利になりました。
まだまだ少ない歯周病専門医ですが、今後、がんばって資格を取得する先生も増えていくと思います。
ただし、この歯周病専門医を取得するためには最低でも6年の研修期間が必要になりますので、歯周病専門医の看板等が多くの歯科医院で見られるようになるにはまだまだ時間が必要です。
また日本歯周病学会では専門医を一般には公表(もしかしたら公表するのかもしれません)していません。

インプラントの杉山歯科医院


2004年10月11日

学会発表

台風も去り、ようやく連休日和になりました。
遊びに出かけたいところですが、この連休は学会発表等の資料作りです。
11月には研究会の発表、12月には講演会の発表、年明けには学会発表が3つあり、この連休からの何ヶ月間の休日は発表資料を作るために休みはありません。
大変なことは大変ですが、こうした学会発表があるからこそ集中的に勉強ができるのです。目的がないとなかなか効率良く勉強はできません。
また数年前までは学会発表は「スライド」で発表していたものですが、現在、多くの学会や研究会ではコンピューターから直接プロジェクターをとおして発表するようになってきました。
スライドを作る手間はなくなりましたが、コンピュータだと色々と凝ったこと(動画等)を作成する手間(みんな凝っているので…)が増えてきているので、本題とは違う(ちょっとそれた)作業が増え、逆に時間がかかってしまいます。コンピュータが普及するようになり便利になったんだかどうだか分からないことがあります。
さて、発表資料を作りますか!
また最近、インターネットの相談メールが非常に増えてきており、通常は次ぎの日に回答の返信をしているのですが、なかなかできなくなっています。メール相談をされた方、申し訳ありませんが、場合によって返信は3日程度かかる場合があります。
できる限り早く返信しますのでお待ちになって下さい。

インプラントの杉山歯科医院


2004年10月5日

カルシウムの話し:総合

カルシウムの話しを数回に分けて話してきました。
まだ続きはありますが、日記としてのカルシウムの話しは前回で終了です。
御興味のある方は現在までのまとめと続きをインプラントのページにアップしましたので御覧になって下さい。

インプラントの杉山歯科医院


2004年10月4日

カルシウムの続きです

カルシウムの続きです。今日のタイトルは

『カルシウムは血圧を下げる作用がある』です。
 
 高血圧は代表的な成人病(生活習慣病)であり、
死亡率の高い狭心症や脳卒中などの原因になります
。その原因は遺伝的なものと食塩摂取量が関係して
いると言われていますが、近年カルシウムに降圧作
用効果があるとわかってきています。カルシウムに
よる降圧効果は除々に現れ、降圧剤のように急激に
血圧を下げることがないため安心だといわれていま
す。

インプラントの杉山歯科医院


2004年10月2日

カルシウムの続き:カルシウムと成人病との関係

          今回のテーマは
  『カルシウムが不足すると動脈硬化になる!』です。
 
 血管は必要に応じて伸び縮みし、血液の流れる量を調整しています。動脈硬化はこの血管が硬くなって柔軟性を失い、伸び縮みできなくなる状態です。
進行すると血管が狭くなり、血液が流れにくくなってしまいます。勢いよく流れてくる血液が、硬く脆くなった血管に当たり、血管が破裂したり、血液の流れを食い止めて血管の一部が突き出して風船のように膨らむことがあります。これが動脈瘤です。
硬くなった血管の多くはカルシウムとコレステロールが多く含まれています。カルシウムがコレステロ
ールを血管の壁に付着させる役割をしているためです。
こうしたことは血液中のカルシウムイオンが不足したため、骨から溶け出してきたものです。

インプラントの杉山歯科医院


2004年9月28日

カルシウムの続き

数日間休んでいたカルシウムの話しの続きです。
本日のタイトルは『カルシウムは吸収しずらい!』です。

 最初の項でカルシウムは吸収が難しいミネラルであるを話しました。魚の骨を食べても人間の身体はその全てを吸収する能力を持っていません。
豆腐、ほうれん草、わかめ、ひじき等はカルシウム吸収率が低く、摂取したカルシウムのうち約17%しか体内に吸収されません。カルシウム含有が高いと考えられている魚(ししゃも、あじの開き、しらす干し)も吸収率は30%程度です。もっともカルシウム吸収が高いヨーグルト、プロセスチーズでもカルシウム吸収率は50%です。

インプラントの杉山歯科医院

2004年9月27日

研修会の案内:歯科医師、歯科衛生士対象

=再建治療研究所主催公開セミナー in千葉= のお知らせ

「歯科医師・歯科衛生士のチーム医療の観点から 
 歯周病のリスクファクターを考える」

 歯周病における歯周組織の破壊や疾患の進行において、様々なリスクファクターが関与すると考えられる。特に残存歯の状態や歯列不正に伴う咬合崩壊を呈した症例へ対応する場合、リスクファクターとしての要素が増大する傾向にある。これを解決するには、はじめに基本治療と併行しながら症例ごとのリスクファクターの分析と対応が必要となる。しかしながら、現状において診断や治療の両面から考えた場合、多くのリスクファクターが関与する上に症例ごとの個体差が大きいことなどから、明確な治療のためのガイドラインやエビデンスの確立は困難である。
そこで、本講演では歯周病のリスクファクターについてさまざまな方向から多角的に問題提起を行い、臨床における治療上の問題点を再度確認しながら、歯科医師・歯科衛生士を交えシンポジウム形式で検討を加える事とします。
多数のご参加をお待ちしております。

日時:2004年12月12日(日)午前9時〜午後4時30分

場所:ぱるるプラザCHIBA6F 千葉市中央区富士見町1‐3‐2
   JR千葉駅前 東口より徒歩3分(Tel 043−202−0800)

参加費:歯科医師 1万円 歯科衛生士・助手・学生 5千円

お振込先 千葉銀行 穴川特別出張所(普)3189153 
         文教通り歯科クリニック
お振込み時には、貴医院名と個人名を併記してください。また、お振込みの控をもって領収書とさせて頂きます。(なお、お申し込み後のご返金は致しかねますので、ご了承ください)

 プログラム(講演予定者)
・ 全身疾患と歯周病の関連−歯周治療で考えるべき事、
 やるべき事       (横浜市開業 吉野敏明)
・ ハイリスク患者とは?抗菌療法は必要か?
             (千葉市開業 三辺正人)
・歯周病治療における咬合性外傷の考え方と対応
             (鹿児島市開業 児玉利朗)   
・歯周病患者に対するインプラント治療はリスクか?
              (東京都開業 杉山貴志)
・討論

申し込み先:文教通り歯科クリニック
     (千葉市稲毛区穴川2−4−1)
      ?043-285-2560 Fax043-285-2560
   
      杉山歯科医院(東京都大田区蒲田5−40−7)
      ?033-730-4051 Fax033-730-4051
      
*下記申し込み用紙をFaxにてお送りください

後援・協賛 株式会社モリタ、テルモ株式会社、株式会社高研
      有限会社医学情報社  

          参加申込書     
 2004 12月12日 再建治療研究所主催公開セミナー      
 お名前          
 歯科医院名
 診療所または勤務先ご住所     
 電話番号
 
インプラントの杉山歯科医院



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