最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: 歯周病の記事一覧
2007年6月6日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:チームアプローチによる歯科治療:5

チームアプローチによる歯科治療:5

さて今日も『チームアプローチによる歯科治療』の続きです。
前回まで、歯周病治療における歯科衛生士の役割は大きく、
中程度の歯周病であれば歯科衛生士が主導となって治療は進んでいくことを書きました。

また優秀な歯科衛生士とそうではない歯科衛生士では技術力には差があることも書きました。

今日は歯周病治療が終了した後に行われる『メインテナンス』の話しです。
メインテナンスの内容はこのブログでも何度か話しましたので ここでは
メインテナンスの中でも中心的な治療である『PMTC』について話しします。

メインテナンスにおける『PMTC』は非常に大切なことであり、この『PMTC』が治療後の歯周病の状態を 維持できるかどうかを 左右すると言っても過言ではありません。

『PMTC』とは『 Professional Mechanical Tooth Cleaning』の略で、
歯科医師や歯科衛生士のように特別に訓練を受けた専門家が
器具やペースト(フッ素入り歯面清掃剤)を用いて
歯面および歯周ポケット内部に存在している
『バイオフィルム』を機械的に除去することを言います。

ここでまた難しい言葉がでてきましたね。
『バイオフィルム』です。

今日はこの『バイオフィルム』についてお話しします。

『バイオフィルム』とは
『細菌などが集まってできたヌルヌル、ネバネバした塊』のことです。
そう言ってもピンとこないと思いますので、私達が生活する上で存在する『バイオフィルム』の話しをします。
台所や風呂場の清掃を少ししないでいるとそこは、
“ ヌルヌル ”としてきます。
その“ ヌルヌル ”を除去しようと思っても、
塩素系の薬剤等を使用しない限り、
ブラシのみではなかなか取除くことは困難であると思います。
この除去しづらい“ ヌルヌル ”が『バイオフィルム』です。

歯の表面や歯周ポケット内部にも同様のこの『バイオフィルム』が形成されます。
『バイオフィルム』の内部には複数の『細菌』が生息しています。
『バイオフィルム』という家の中で複数の『細菌』が共同生活をしていると思って下さい。
問題なのは『バイオフィルム』は薬剤や殺菌剤などの外敵から身を守るためにバリアとして働いていることです。
かなりの高濃度の薬剤でもない限り、
内部の細菌を殺すことは困難です。

ではどうしたら『バイオフィルム』内部の細菌を除去できるのでしょうか? 

答えは簡単です。
歯ブラシやフロス等で機械的にこすり、除去することです。
しかし、歯ブラシだけで完全に『バイオフィルム』を除去することはできないと言われています。
特に歯周ポケットの内部には歯ブラシは届きませんので『バイオフィルム』の内部の細菌を除去することはできません。
歯周病を治すには単に消毒だけしたり、
その部分に薬を入れるだけではなく、
この『バイオフィルム』を専門的に除去していく必要性があります。

トレーニングされた『歯科衛生士』はこうした『バイオフィルム』を的確に取り除くことができます。

このような『歯科衛生士』がいるからこそ歯周病治療が行えるのです。

今日の『チームアプローチによる歯科治療』はこれで終了です。
明日もこの続きで
『バイオフィルム』の具体的な取り除き方についてお話しします。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

2007年5月15日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:メインテナンス

今日は歯周病や虫歯、インプラント治療後のメインテナンスについてお話したいと思います。

メインテナンスは大切です。
歯周病を例にとりますと
一度 歯周病になったということはなにか問題があったということになります。
その原因と解決すべく、治療を行いますが、
一番の原因であるプラークコントロール(歯ブラシの状態)が悪くなってくると
歯周病は再発します。

ほとんどの患者様は歯周病治療開始時や治療終了直後はプラークコントロールは非常に良いものです。

しかし、時間の経過とともに少しずつ悪くなっていくものです。

歯ブラシ(プラークコントロール)が問題ない状態でずーっといられる方は3〜4割程度です。

そのためプラークコントロールが悪い方は歯周病が悪化していきます。
またいくら歯ブラシをがんばっても、100%のブラッシングを行うことは困難なことです。

またメインテナンスにいらしていただくことにより
『またがんばって歯ブラシをしなければ…』とか
『ここの部分が磨けていなかった…』等
モチベーションにもつながります。

人間ずーっと完璧でいるのは難しいものです。

時々定期検査を受けることにより、維持できることもあります。

またこうした定期検査はご自身で『何ヶ月に1回行こう!』と
思っていてもなかなかうまくいきません。

そのため当医院では何ヶ月先のメインテナンスの日程をあらかじめ予約していただいております。

確実でなくともかまいません。

『この曜日のこの時間帯ならばだいたい問題ない』というような日程を予約していただきます。

そうすると予約していただいた日時の1週間前に病院からメインテナンスのお知らせハガキを送らせていただいております。

もし、ハガキが来た段階で来院が無理そうであればキャンセルしていただいてかまいません。

でも、こうした日程をあらかじめ決めていくことは定期検査に行くきっかけになりますので非常に有効です。

せっかく行ったインプラントや歯周病治療が悪くならないためにもできるかぎりがんばっていらしていただきたいと思っています。



メインテナンスは以下のように進めていきます。

1.歯周病検査
 ○歯周ポケットの検査(歯周病の進行参照)
 ○歯周病菌の検査
 (再発部位が多い場合初診と同様に行うことがあります)
 ○レントゲン撮影
 (毎回ではありませんが、23年に1回は行った方が良いでしょう)
 ○口腔内写真
 (初診時に撮影をした状態と比較をし、歯肉の状態や噛み合わせ、被せ物 
 の状態等を比較することにより問題点を見ます:必ず行うものではあり
 ません。)
 ○噛み合わせの検査
 (噛み合わせも問題が起こっていないかを確認します。もともと噛み合わ
 せに問題があった方はとくに重要です)
 
 上記のような診査を行うことにより問題点を発見します。

2.口腔内清掃の指導
 これは非常に大切なことです。
 歯周病治療開始直後は非常に良く歯ブラシを行っているものですが、時間の
 経過とともにおろそかになっていくものです。
 またご自身では磨けているように思えても磨き残しがある場合もあり、その
 ままにしていると必ず悪化します。
 問題点を指導し、再度歯ブラシに対する意識の向上をはかることを目的とし
 ています。メインテナンスにおいて非常に重要な部分です。

3.プロフェッショナル・トゥース・クリーニング
 病院で行う、専門的な歯の清掃のことです。
 始めに歯石の除去を行います。次に歯石の除去後は歯の表面はざらざらにな
 っているため歯の面をつるつるに磨きます。
 この過程が非常に大切です。歯の表面をつるつるに磨くことにより汚れをつ
 きにくくします。
 またポケットが再発している部分には再度歯肉の下の炎症物質の除去を行い、
 再発傾向が高い部位にはポケット内部に薬を入れます。

4.予防措置
 虫歯のリスクが高い方は虫歯予防薬であるフッ素を塗り込み予防処置を行い
 ます。虫歯のリスク検査を行い、リスクが高かった方は再度虫歯のリスク検
 査を行う場合もあります。

5.処置時間
 歯の数や口腔内の状態にもよりますが、30分60分程度です。

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2007年5月14日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:GTR法

fc7ebc06.jpg今日は朝から出かける用事があったため、ブログは昼過ぎになってしまいました。
いつもは朝の診療開始前に書いています。
このブログももう3年程になります。
最近は毎日書いています。
始めた頃はなにを書いていいやらわからない状態でしたが、
毎日、毎日書いていると結構なれてくるもので、
意外に“ネタ”には困らなくなってきます。

ブログ“ネタ”は日々の診療の中で患者様からご質問を受けたり、
メールでのご質問等から考えています。
患者様の一番知りたいことを書くことが大切であると考えています。

今日は歯周病を主訴として来院された患者様からの多い質問をご紹介したいと思います。
歯周病とは簡単に説明しますと歯を支えている骨が吸収してしまう病気です。
歯を支えている骨が吸収すると歯は『グラグラ』してきます。
そしてそのうち歯は抜けてしまいます。

今日は歯周病で失った骨を再生させる治療法であるGTR法について話したいと思います。

GTR法とは Guided Tissue Regeneration technique の頭文字をとったもので
日本語で歯周組織再生誘導法と言います。

GTR法は1982年、S.Nymanらにより発表された歯周病治療の新しい方法です。
これは歯の周りに必要な組織を再生させて、歯の支持構造をできるかぎり元の状態に戻すという方法です。

歯周病により失った骨や歯肉繊維は
その原因であるプラークや、汚染組織を除去すれば再生しようとします。
しかし、原因を除去した後、そのままであると治ってほしい骨や歯肉繊維が再生する前に”別の組織”がそこに入り込み、 治ってくれません。

そこで原因の除去後に”別の組織”が入り込まないように歯肉の下に”特殊な膜”を置きます。
上のある写真のような状態です。

そうすることにより”膜”の下に必要な骨や歯肉繊維が再生します。

GTR法の開発当初は歯肉の下に置いたこの”膜”は溶けない材料であったため、再度”膜”を取り出す必要がありました。
現在は”吸収する膜”が開発されたため1回の診療にて行うことができるようになりました。
当医院で使用している”吸収する膜”はコラーゲンでできており、
現在鹿児島で開業している児玉利朗先生をはじめとする再生治療研究所 のメンバーにて研究、開発されたもので、再生治療研究所のメンバーである私もその研究を行ってきました。
私の大学病院時代の研究のメインはこのコラーゲン膜を応用したGBR法でした。

歯周病により失った骨や歯肉繊維を再生させる方法それがGTR法です。

ただし、このGTR法は“魔法”の治療法ではありません。
どんな状態でも骨は元の状態に回復できるわけではありません。

歯周病が進行してしまうとGTR法の効果はありません。

歯周病対策の一番の方法は早期の検査と治療です。

それではまた明日。

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2007年5月12日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:日本歯周病学会


先週はゴールデンウィークだっため、土曜日は休みでした。
そのため今日は非常に混んでいます。
4人のドクターがフル回転です。
さあー このブログが書き終わったらすぐ診療が開始です。
がんばろー!

今日は日本歯周病学会について書きます。

来週の金曜日(5/18)、土曜日(5/19)は日本歯周病学会です。
私は大学の歯周病科に6年在籍していたこともあり、大学を卒業した直後から所属している学会です。
この日本歯周病学会で、歯周病の専門医を取得しました。

学会ですので、臨床的なことよりは基礎的なことが多いのです。
基礎的とは顕微鏡で見るような世界です。

歯周病専門医でもまったく分からないことも多くあります。
学会発表している多くの先生は顕微鏡のようなものを毎日見ているような研究者ですから…

まあ私も同じように顕微鏡をよく覗いていました。

大学病院の外来診療が終わると夜は研究者でした。
それも毎日、毎日真夜中まで…
結構大変な毎日でした。
もう同じことはできません。
体力的にきついです。

それではこの顕微鏡ばかり見ているような学会に出席してなにが役立つのはということですが、
それなりに勉強になります。
特に開業していると最新の情報が入りにくくなっています。
学会で会ういろいろな先生との会話も大切な情報源です。
刺激にもなります。

当医院では歯科医師だけでなく、他のスタッフも参加します。
歯科衛生士です。
当医院の歯科衛生士は歯周病の専門歯科衛生士の資格を取得するために現在勉強をしているので今回の学会もやる気満々です。

がんばって勉強してきてもらいたいです。

自分のところの歯科衛生士だから言うわけではありませんが、よく勉強しています。
時間があれば本を読んだり、患者様のデータをまとめています。

院長室にも昼休みや診療終了後に
『これはどんな意味ですか?』
というような質問によく来ます。

やる気がある仲間同士はどんどんと向上していくものです。

新しい知識を得ることも学会の大切なことですが、
学会でいろいろな人に会うことも大切なことなのです。

どの学会がすごい(偉い)ということではありません。

学会に出席したり、発表することは大切なことです。
もちろん単に学会に参加すれば良いということではありません。
しかし、まったく学会に参加していない開業医の先生はどうかと思います。
少なくとも自分自身の時間を削って勉強する意欲は必要なことです。

それではまた明日。

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2007年5月9日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

6d2aa037.JPG今日もいい天気ですね。

さて今日は口腔内の細菌のお話をしたいと思います。

口の中には多くの細菌(微生物)が存在します。
特に柔らかい食べ物は歯に付着しやすいので口腔内に停滞しやすいのです。

こうした食べ物のかす(細菌)は歯周病、虫歯、口臭の原因になるだけではなく、
さまざまな問題を引き起こします。

口腔内で生存する細菌(微生物)は喉(のど)の奥(咽頭:いんとう)へと侵入します。

通常、多少の細菌は咽頭部へと侵入しても大きな問題を起こすことはありません。
しかし、脳梗塞などの病気でのどに麻痺があったりすると、食事の際にむせたりします。
この時に細菌(微生物)が気管に侵入(流れ込む)するのです。

気管に侵入した細菌は肺炎を起こす可能性があります。
これを『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』と言います。
高齢者の誤嚥性肺炎は危険なことで、死亡することもあります。

高齢者になるとどうしても口腔内の清掃が十分できないことがあります。
特に高齢者ご自身でブラッシングができない場合もあります。
寝たきり等の場合です。
そうした場合には歯科訪問診療を頼むと良いでしょう。
どこで歯科訪問診療を行っているかわかならい場合には
インターネットで地域と歯科訪問診療と入力して検索してみて下さい。
それでも見つからない場合には市役所等に問い合わせてみて下さい。
また訪問介護をされている場合にはケアーマネージャーさんに聞いてみるといいでしょう。

最近、介護施設ではさまざまなことを高齢者に行ってもらっています。
例えば女性はお化粧をします。
介護施設の中でです。
お化粧をすることには精神的にも良いことでぼけの防止にもなります。
またご自身の身なりを考えることも大切な老化防止です。
刺激になるのです。

口腔清掃も簡単にするだけではなく、高齢者こそ徹底して行うことが大切です。
もちろん先程書きました誤嚥性肺炎の予防にもなります。
また口腔内をきれいに清掃することは気持ちがいいことで、歯肉の粘膜にも刺激が伝わり、機能の低下防止にも役立つのです。

またこうしたブラッシングの習慣は若いころからの延長です。
今の段階でブラッシングができないのに、高齢者になってからきちんとできるかというと難しいものです。

それではまた明日。
明日からもまた歯科のさまざまな情報をお届けします。


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2007年5月7日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:糖尿病と歯周病の関係

540cc809.jpg今日は月曜日ですので休診日です。

昨日のインプラント手術は1回に9本のインプラント埋入でした。
麻酔医が 静脈内鎮静法で麻酔を行い、治療を開始しました。

麻酔の前後や義歯の調整等には多少の時間はかかりましたが、手術時間は骨の幅も思ったよりは問題は少なかったため大幅なGBR法にならなかったため、30分程度で終了しました。

9本のインプラント埋入であれば早い方です。

今日腫れてなければいいのですが…


さて今日のテーマは歯周病と糖尿病の関係です。(またインプラントとの関係についても…)

現在、糖尿病の人はどんどんと増えており、糖尿病の予備軍も合わせると4に1人とまで言われています。
そして糖尿病と歯周病にも大きな関係があります。


歯周病と糖尿病の関係については以下の2つが考えられます。

1 糖尿病の人は感染に対する抵抗力が低下しています。
  そのため歯周病が悪化しやすい状況にあります。
  つまり糖尿病の人は歯周病になりやすいということです。

2 歯周病の原因菌が糖の代謝に影響を及ぼし、
  血糖値のコントロールが悪くなります。
  歯周病が悪化すると血糖値が上がるということです。


私は歯周病専門医ですから当医院に来院される方の多くは歯周病です。
特に重度の歯周病の患者様がほとんどです。

つまり一般歯科では治療が難しいと診断され、紹介や患者様ご自身が調べられて来院されるケースが多いからです。

歯周病の原因として一般的に考えられているのは
歯周病細菌 、噛み合わせ です。

しかし、当医院に来院される重度歯周病患者様の場合、全身的に問題を有していることが多くあります。
その一つに糖尿病があります。
糖尿病と歯周病、インプラントの関係については多くの論文学的報告がされており、
先程の1と2については歯周病専門医にとっては歯周病治療を行う際には注意事項の一般的な指標になっています。

実際に血糖値が高い患者様は歯周病は非常に治りずらいのです。
しかし、徹底して歯周病治療を行うことにより歯周病が改善するだけでなく、
血糖値の減少も起ってきます。

もちろん血糖値の減少は、どこで起った(食事療法、運動療法、ストレスの解放、薬物療法等)のかは
さまざまな因子があるため正確にはわかりませんが、
今まで続けてきた治療では血糖値の減少はある程度までしか抑えられなかった患者様が
歯周病治療後に血糖値が下がってきたということは良く経験します。

現在、糖尿病の患者様は是非歯科医院で歯周病の精密検査をされた方が良いと思います。
特に糖尿病が悪化すると歯周病の治療は大変になりますので、十分なケアーが必要です。


それではまた明日。


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2007年5月1日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:犬も歯周病に!

11d65dcd.JPGゴールデンウィーク中ですが、みなさんは休みなのでしょうか?

当医院は今日(5/1:火)と明日(5/2:水)は診療です。

今日から5月ですね。
早いものです。
ちょっと前に今年が始まったと思ったらもう半分近くになってしまうのですね。

さて今日は始めての話題です。

犬の歯周病についてです。

犬も歯周病になります。
人間とまったく同じです。

犬は本来人間が食べているような食物は食べないため、歯周病はさほどありませんでした。
しかし、ペットとして飼われるようになってからその食生活がだいぶ変わってきています。

甘いもの、歯にべったり付着する柔らかい食品等です。

こうした食品は歯周病の原因になります。

もちろん犬も歯周病になれば歯肉が腫れ、痛みを伴い、しだいに歯はグラグラし、抜けていきます。
歯石も付着します。
まったく人間と同じです。

違うところは痛みを伝えられないということです。

歯が抜けた犬は食事が困難になるため寿命も短くなります。

歯に付着しないような食品を多く与えていればまだそうではありませんが、人間と同じような食べ物を与えている方は要注意です。

私自身も犬を2頭飼っていますが、毎日かかさず歯ブラシをしています。

2頭とも生後3ヶ月からブラッシングをしていますのでさほど嫌がりません。

食べることは生き物にとって大切なことです。
そして食べるためにはきちんとした歯が必要なのです。

現在、歯がグラグラする、歯肉から出血がある等の歯周病の症状がある方は早期に歯周病の検査をされた方が良いでしょう。
また欠損部位がある方は歯を作製した方がいいでしょう。
歯がないよりは義歯でも、ブリッジでも、インプラントでも良いです。
どんな治療が適しているかは担当歯科医師と相談されて下さい。

それでは今日はこれで終了です。

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2007年4月27日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:インプラントと歯周病の関係

今日はいい天気ですね。

さて今日はしばらくお話してきました歯科保険制度ではなく、インプラントと歯周病についてお話します。

このインプラントと歯周病の関係は HPの中でもまたこのブログでも何度も書いてきました。

それほど大切なのです。

歯がなくなる原因として歯周病は大きな割合をしめています。

インプラント治療を希望される患者様はもちろん歯がないわけです。

歯周病でなくなった可能性も十分考えられます。

そのためインプラントの検査と同時に歯周病の検査も必要になってきます。

もし、歯周病に問題があればまず歯周病の治療を優先して行う必要性があります。

歯周病が存在する状態でインプラントを行うとインプラントに歯周病細菌が感染します。

まず徹底した歯周病治療が必要です。

ただし、歯周病治療をすればどんな歯でも完治(治る)するかというとそうではありません。

歯周病の治療をしても効果がない状態の歯や、

歯周病の治療が全くできない状態の歯まであります。

つまり抜歯しなければならないということです。

私は歯周病の専門医でもあるため、多くの患者様はどんな進行して状態でも治せると期待をもっていらしゃいます。

しかし、歯周病専門医といえどどのような状態(歯周病が重度に進行した状態)でも必ず抜歯せず、歯を残せるわけではありません。

逆に言えば、どんな進行した状態でも残すことができるのであれば、歯がない人はいないことになります。

歯周病の治療の一つの目的として歯周病細菌の除去があげられます。

歯周病細菌を除去することにより歯周病の進行を防ぐのです。

しかし、あまりにも細菌の感染が大きい場合には感染原因を完全に取り除くことは不可能になります。

もし、歯周病細菌を全て取り除くようにするならば、

抜歯しかありません。

抜歯すれは歯の周囲の感染はなくなります。

歯がなくなるわけですから…

話はちょっとズレましたが、歯周病は進行しすぎてしまうと治療は困難になるといいことです。

また歯科医院にて歯周病で抜歯と診断さえた場合で、どうしても抜歯が嫌でそのまま放置される患者様も多くいらしゃいます。

非常に危険なことです。

歯周病は放置しておいても完治することはありません。

また歯周病を放置すると必ず周囲の歯にまで感染をします。

感染をした結果、

なんでもなかった他の歯までもが歯周病細菌に感染し、ダメになってしまいます。

また歯周病が進行するということは

歯の周囲の骨が吸収していくことですので、

最終的に抜歯となった後の治療が大変になります。

義歯をされる場合には義歯の安定が悪くなります。

インプラントを選択する場合には骨の吸収のためインプラント治療を困難にしたり、

場合によりできなくなったりします。

歯周病と診断された場合にはそのまま放置せず、きちんと治療をすることが大切です。

それではまた明日。

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2007年4月19日

日本の歯科レベル:大船駅北口歯科インプラントセンター

af4d4c5f.JPGここしばらく続けている医療の話シリーズでは日本の歯科保険医療にはさまざまな制限があることをお話してきました。
歯科医師が診療に十分な時間をかけられないというのも現状です。
それでは日本の歯科レベルは世界から比べるとどうなのでしょうか?
レベルは高い?
低い?
世界的にみてこれだけ保険医療が充実している国はあまりないでしょう。
医療が受けられない国が多いのも現状です。
ただし、考えていかなければならないのは日本の経済レベルと医療の質です。
日本の同等の経済レベルをもっている国との比較になります。
いわゆる先進国の医療と考えて下さい。

先進国において日本の歯科レベルは決して低いものではありません。
ただし、予防は非常に遅れています。
ものすごく遅れているといってもいいでしょう。

日本国民は健康保健法によりほとんどの方が医療を受けることができます。
病院の数も充実しています。
しかし、予防(ここでは歯科の予防)においては非常に遅れているのです。
それは健康保険上、予防というのはあまり重要視されていないからです。
近年では若干ではありますが、予防という概念が保険に組み込まれていますが、基本的にはありません。

例えば虫歯予防です。
日本の医療は虫歯になったり、歯肉が腫れたり、入れ歯がすると歯科医院に行きます。
当たり前ですね。
しかし、他の先進国では予防のために歯科医院におくことは普通なことです。
最近は日本でも予防のために歯科医院に通院される方も増えてきましたが、まだまだです。

当医院ではメインテナンスというかたちで3〜6ヶ月(問題がなければ1年に1回)に1回の間隔で多くの方に来院していただいております。
予約に関しても『3ヶ月先にいらして下さい。』
ということではなく、だいぶ先になりますが、実際に予約をとっていただきます。
だいたいこの曜日のこの時間帯であれば可能という日にとっていただいております。
そして当医院からはその予約日の1週間前にハガキでメインテナンスの通知を行います。
もちろんその時に都合が合わない場合にはキャンセルしていただいてかまいません。
あらかじめメインテナンスの予約をとっていただくことにより予防のために歯科医院に行くことの動機になります。
痛み等がないとなかなか定期的には行きにくいものです。

話は戻りますが、予防のために歯科医院に通院することが海外では一般的なのに対し、日本では患者様も歯科医師側も予防という概念が低かったのです。

明日は日本の歯科予防の現状についてお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年4月13日

歯周病について:15:大船駅北口歯科インプラントセンター

d8ae2c2a.JPGだいぶ暖かくなってきましたね。
さんぽ日和です。
昨日は休診でしたので江ノ島を散歩しました。
江ノ島はお気に入りの場所なので週に1回はいきます。
ただ散歩するだけですが…

それでは今日は2週間にわたりお話してきました歯周病の最終回です。


歯周病について:15

前回はメインテナンスの重要性について研究論文を紹介しながらお話をしました。
今回はメインテナンスで行う内容についてです。
メインテナンスは以下のように進めていきます。

1.歯周病検査
 ○歯周ポケットの検査(歯周病の進行参照)
 ○歯周病菌の検査
  (再発部位が多い場合初診と同様に行うことがあります)
 ○レントゲン撮影
  (毎回ではありませんが、2〜3年に1回は行った方が良いでしょう)
 ○口腔内写真
  (初診時に撮影をした状態と比較をし、歯肉の状態や噛み合わせ、被せ物 
   の状態等を比較することにより問題点を見ます:必ず行うものではあり
   ません。)
 ○噛み合わせの検査
  (噛み合わせも問題が起こっていないかを確認します。
   もともと噛み合わせに問題があった方はとくに重要です)
   
 上記のような診査を行うことにより問題点を発見します。

2.口腔内清掃の指導
 これは非常に大切なことです。
 歯周病治療開始直後は非常に良く歯ブラシを行っているものですが、時間の
 経過とともにおろそかになっていくものです。
 またご自身では磨けているように思えても磨き残しがある場合もあり、その
 ままにしていると必ず悪化します。
 問題点を指導し、再度歯ブラシに対する意識の向上をはかることを目的とし
 ています
 メインテナンスにおいて非常に重要な部分です。

3.プロフェッショナル・トゥース・クリーニング
 病院で行う、専門的な歯の清掃のことです。
 始めに歯石の除去を行います。
 次に歯石の除去後は歯の表面はざらざらにな
 っているため歯の面をつるつるに磨きます。
 この過程が非常に大切です。
 歯の表面をつるつるに磨くことにより汚れをつ
 きにくくします。
 またポケットが再発している部分には再度歯肉の下の炎症物質の除去を行い、
 再発傾向が高い部位にはポケット内部に薬を入れます。

4.予防措置
 虫歯のリスクが高い方は虫歯予防薬であるフッ素を塗り込み予防処置を行い
 ます。虫歯のリスク検査を行い、リスクが高かった方は再度虫歯のリスク検
 査を行う場合もあります。

5.処置時間
 歯の数や口腔内の状態にもよりますが、30分〜60分程度です。

次回は新しいテーマになります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

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