最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: 歯科の記事一覧
2007年4月7日

歯周病について:9:大船駅北口歯科インプラントセンター

c9b70606.JPG今日は土曜日です。
毎週、土曜日と日曜日は混んでいます。
みなさん休みですからね。
通院しやすいのでしょう。
以前東京で開業していた頃には日曜日は診療していませんでしたが、多くの患者様のご希望があり、大船駅北口歯科インプラントセンターでは休日の診療を行うようになりました。
そのため平日では来られなかった患者様が来られるようになり、好評です。

それでは今日の話です。

歯周病について:9

前回は歯周病の細菌除去療法であるルートプレーニング法の後に歯周ポケットの再検査を行いまだ問題が残る部位に対して歯周外科処置を行うことをお話ししました。
今回は歯周外科処置の中も骨や歯周組織の再生に重点をおいた歯周組織再生治療GTR法についてお話します。
GTR法とは歯周組織再生誘導法と言い、英語ではGuided Tissue Regeneration techniqueと書きます。
この頭文字をとってGTR法と言います。

GTR法は1982年にS.Nymanらにより発表された歯周病治療の新しい方法です。
これは歯の周りに必要な組織を再生させて、歯の支持構造をできるかぎり元の状態に戻すという方法です。
わかりずらいと思いますのでもう少しくだけてお話します。
基本的に骨は一生涯作られ続けていくものです。
例えば腕を骨折したとします。ギブスをし、暫く安静(固定)しておくと骨はくっつきます。
通常は年齢に関係なくこの現象は起ります。
つまり骨を治す(作る)細胞は一生涯起るのです。
しかし、この骨の再生スピードは非常に遅いものです。
骨折が2〜3日で治る(くっつく)ことはありません。
数カ月かかります。
骨の治りは遅いのです。
それに対し皮膚や口腔粘膜の治りは非常に早いものです。
指を切ったとします。
身体に大きな異常がない人は通常傷口は数日で治ります。
感染等や重度糖尿病等の全身疾患がなければ一般的に皮膚や口腔粘膜の治りは早いものです。
この骨と口腔粘膜の治りの速度の違いが歯周病が治癒するのに大きくかかわってきます。
明日はこの続きです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

2007年4月6日

歯周病について:8:大船駅北口歯科インプラントセンター

ca26ccdd.JPG今日は手術が多い日です。
インプラントの手術が4件、歯周病の手術が1件です。
がんばりましょう。

それでは前回の続きです。
歯周病について:8

前回は歯周病治療の第一段階である『歯周病細菌除去療法』である『ルートプレーニング』についてお話ししました。

今日はその後の段階の治療についてお話します。

ルートプレーニング後、約1ヶ月程度治りを待ちます。
そして歯周病の初診時に行った検査(歯周病ポケット検査)を再度行います。
この歯周病シリーズでは検査についてお話してませんでしたが、お解りにならない方はHP歯周病の治療を参考にして下さい。
ルートプレーニングを行うと初診時にポケットが6mm以下の部位は一般的にこの治療で治ることがほとんどです。(歯周病にはさまざまな状態があり、また治癒にも個人差もあります)
しかし、初診時に7mm以上であったり骨の吸収状態によってはルートプレーニングでも完全には治りません。
基本的にルートプレーニングは初期から中程度に対する治療です。
ルートプレーニング後の再検査を『歯周病の再評価』と言います。
この再評価の結果、まだ問題が残っている部位に対しては歯周外科治療という段階に入ります。
外科処置と聞くと恐い感じがするかもしれませんが、治療はルートプレーニングでは取りきれなかった感染物質の除去を徹底して行うことです。
得に御心配されることではありません。
この時に骨の吸収が認められる部分は骨を再生させる再生療法を併用することもあります。

明日は歯周病の治療の中でも失った骨を再生させる治療法である。
GTR法やエムドゲイン法についてお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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2007年4月5日

歯周病について:7:大船駅北口歯科インプラントセンター

c2ec8418.JPG歯周病について:7

 今日も歯周病についてです。
昨日は歯周病の最終的な結末として歯が抜け落ちるという話しをしました。
また骨が吸収してしまうとその後の治療が困難になってしまうこともお話しました。

今日も歯周病の治療についてお話します。

歯周病細菌が歯肉の中に侵入し、歯の根の内部にまで侵入することをこの歯周病シリーズの中でお話しました。
また歯周病細菌がいっぱい生存している汚れは歯根の表面にべったりとこびりつていることもお話しました。
そうした汚れた歯周病細菌を取除くことが歯周病治療の第一歩です。
当医院ではこの治療を患者さんに『歯周病細菌除去療法』とお話しします。
単に『汚れを取りましょう』とか『歯石を取除きましょう』という言い方はしません。
それは歯周病とは歯周病細菌による感染であることをご理解していただきたいからです。
そのため歯石を取るのではなく歯周病細菌を取除くといった意味を含めてお話します。
『歯周病細菌除去療法』は専門用語で『ルートプレーニング』と言います。
先程説明しましたように歯の根にへばりついた歯石や根の根の内部にまで侵入した歯周病細菌を取除く治療です。
具体的な治療方法は『キュレット』という器具を歯肉の中に挿入していきます。
この器具の写真はHPの歯周病の治療の中にありますので参考にして下さい。
その際にそのままキュレットを挿入すると痛みがありますので麻酔をします。
麻酔は痛みがないように行います(この麻酔方法はHP:左にある“歯の話し”の中の“笑気麻酔”を参考にして下さい)。
麻酔後、キュレットを用いて歯石を除去し、歯の根の中にまで感染を起こしている根面の滑沢化を行います。

明日はこの続きです。

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2007年4月4日

歯周病について:6:大船駅北口歯科インプラントセンター

67050aa1.JPG歯周病について:6

 昨日は歯周病が進行した最終段階として骨の吸収が起ることをお話しました。
また骨が吸収してしまった結果、歯は自然に脱落(抜け落ちる)してしまいます。
問題なのは骨が吸収してしまった後です。
骨が吸収した結果、後の治療が困難になります。
抜け落ちた歯の周囲の歯にも影響は及んでいます。
暫くすると周囲の歯も歯周病が悪化し、ダメになってしまいます。
義歯を作製しようとしても支える骨がないため義歯も合わなくなってしまします。
またインプラントをしようと思っても骨が吸収してしまった結果、できないもしくは、できても骨を増大させる治療が必要になり大変なことになります。
いいことはありません。
歯周炎になってしまった場合、早期に治療を開始するか、治療が困難な場合には抜歯をすることが必要です。治療しないまま放置したり、完全にダメな状態で抜歯しないでいた場合には問題は大きくなってしまいます。

歯周病は早期に発見できればできるほど治る確率は高くなりますし、後に問題を生じさせません。

早期発見、期治療です。

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2007年4月3日

歯周病のついて:5:大船駅北口歯科インプラントセンター

9f09efe7.JPG歯周病のついて:5

 昨日は歯周病細菌がポケットの深いとことに侵入してきた結果、生体と戦い、膿みとなることをお話しました。
今日はさらに進んだ状態です。
汚れとともに歯周病細菌はさらに深いところに進みます。
今度は歯を支えている骨にまで達することになります。
骨は侵入してきた歯周病細菌により感染しないように自らの骨を吸収させて歯周病細菌から遠ざかろうとします。
これが骨の吸収です。
ついに歯周病の最終段階まできました。
恐ろしい結果です。
この段階で汚れとともに侵入してきた歯周病細菌を取除かないと骨の吸収はさらに進みます。
骨はどんどんと吸収してきます。
歯はグラグラとします。
現在、歯がぐらぐらとしている方は歯周病の末期に入っていると思って下さい。
治療が行われないと歯は自然に取れてしまいます。
歯がなくなった状態というのは骨が吸収してしまった後ですからその後の治療が非常に厳しいものになります。
この続きはまた明日。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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2007年4月2日

歯周病のついて:4

2d8d8372.JPG歯周病のついて:4

今日も歯周病の話しです。
昨日は歯周ポケット内部に侵入した歯周病細菌が歯と歯肉をつないでいるシャーピー線維というものを破壊し、さらに内部に侵入していくお話をしました。
また汚れの塊である歯肉縁下歯石は歯の根にべったりとへばりつき根の内部にも細菌が侵入していくことをお話しました。
今日はその続きになります。
歯周ポケット内部にどんどん侵入した汚れと歯周病細菌に対して身体は戦うことになります。
『歯周病について:2』でお話した好中球や白血球といった血液の成分です。
歯周病細菌と戦うために多くの血液成分が集まってきます。
そして歯周病細菌とたたかうのです。
戦った結果、相打ちで死んでしまった死骸が『膿み』なのです。
膿みが出ているということは歯周ポケット内部で細菌が繁殖をし、シャーピー線維を破壊し、根の内部にも侵入し、身体(血液の成分)と戦っているということです。
良い状態ではありません。
歯周病はかなり進行しています。
歯周ポケットは5mm以上にはなっています。
出血もあるかもしれません。
現在、膿みがでている状態の方は早急に検査をし、治療が必要です。
明日もこの続きです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年4月1日

歯周病のついて:3

6c5fa4d4.JPG昨日と今日(3/31、4/1)は勉強会のため院長は休みです。
病院は通常どうり診療しています。
今日はこれから勉強会に出るところです。
いつもよりちょと早めの朝7:20です。(終わるのは夜になります)
勉強会の会場は浅草です。(大船からですとちょっと遠い…)
がんばろう。

それでは今日は昨日と同様に歯周病についてです。

歯周病のついて:3

昨日は歯周ポケット内部に侵入してきた汚れ(歯周病細菌)を退治しようと血液の成分である好中球が集まり、戦うとういう話しをしました。
今日はその続きです。
歯と歯肉はシャーピー線維と言われるものでくっついています。
この線維は歯と歯肉をしっかりと結んでいるものです。
歯肉の内部に侵入してきた歯周病細菌はこの線維を破壊します。
シャーピー線維が破壊されると歯周ポケットはさらに深くなっていきます。
この時、腫れもでてきている状態です。
内部に侵入してきた歯周病細菌は汚れの塊です。
この汚れの塊は歯の根にべったりとへばりつきます。
この歯の根にくっついた歯周病細菌の塊である汚れを『歯肉縁下歯石』と言います。
歯肉縁下歯石の内部に生存する歯周病細菌は歯の根の中にも侵入していきます。
また後日お話しします歯周炎の治療の一つがこの歯の根に付着した汚れの塊の除去です。
この歯肉縁下歯石は取除くのが非常に大変です。
歯肉の深い中に存在しますのでもちろん歯ブラシでは取れません。
こうなると歯周病専門の治療が必要になってきます。
早い段階で歯肉縁下歯石を除去できれば大きな問題にはなりませんが、歯周ポケットの深い部分に侵入すると中々取除くのは困難になります。
また歯を支えている骨まで溶かしてしまうのです。
現在歯肉が腫れている、出血があるという方はすでに歯周病になっているのでできるかぎり早期に治療を開始する必要性があります。
どの程度進行しているかは歯周ポケット検査とレントゲン撮影を行えばわかります。
歯周ポケット検査で深さが5mm以上あればすでに歯周病です。

また明日もこの続きです。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月31日

歯周病のついて:2

0500b30d.JPG歯周病のついて:2

 今日も昨日の続きです。
昨日は歯と歯肉の境目についた汚れは内部にどんどんと侵入し、内部で増殖するという話しをしました。
またその汚れは嫌気性細菌と呼ばれる歯周病細菌であることもお話しました。
今日はその歯周病細菌がさらに内部に侵入した後に起ることをお話しします。
歯周病細菌がさらに内部に侵入すると身体の内部からこうした細菌をやっつけようと好中球や白血球と言いわれる血液の成分が集まってきます。
毛細血管と言われる細い血管を歯周病細菌をやっつけようといっぱい集まってくるのです。
血液が大量にあつまるわけですから見た目には赤く見えます。
これが炎症です。
歯肉が赤く腫れぼったく見える現象です。
歯肉が赤く腫れていたら歯周ポケット内部ではこのようなことが起っていると思って下さい。
また出血があるということは生体内部(ポケット内部)で集まってきた好中球が歯周病細菌と戦っているということです。
出血がある時はすでに身体の中で戦いが起っているのです。
この腫れるのが本当に初期の段階であれば徹底した歯ブラシを行い、簡単な治療(歯石を除去する等)を行えば歯周炎は治ります。
しかし、歯周病細菌がさらに内部に侵入してくると問題が起ります。
明日はこの続きです。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月30日

歯周病ついて:1

d2327510.JPG歯周病ついて:1
歯周病は歯科において非常に大きなテーマです。
歯がなくなる原因で一番多いのがこの歯周病です。
またインプラントとの関連性も深いものです。
今回からのテーマは以前にブログでも紹介しました内容ですが、誰もがかかる可能性が高い疾患であり、歯科治療においても重要なことですので今回から約2週間にかけて歯周病の全容をお話したいと思います。
毎日読んでも2週間ですから結構長い話です。
でも全て読んでいただけるとかなり歯周病のことがわかってきます。
是非どうぞ。

それでは歯周病(歯周炎)についての話しの開始です。
歯周炎の診断方法として歯周ポケット検査というものがあります。
もともと歯と歯肉はくっついていなく、わずかな隙間(深さ)が存在します。
その隙間(深さ)のことを『歯肉溝』といいます。
歯周炎ない健康な状態の歯肉はこの歯肉溝(歯肉溝の深さ)が1〜2mm程度です。
歯周炎の成立ちはこの歯と歯肉の境目に汚れがつくことから始まります。
歯ブラシが100%できればこの境目についた汚れは完全にとれるわけですが、実際には完全にこの汚れを取ることは難しいものです。
取り残した汚れ(内部に歯周病細菌がひそんでいます)はこの溝の内部にどんどんと侵入していきます。
多少この内部に汚れ(歯周病細菌)が侵入しても生体は汚れ(歯周病細菌)を排除する働きがあります。
まず歯肉溝から体液が流れ出し、侵入した汚れ(歯周病細菌)を洗い流してくれます。
この液体を『歯肉溝侵出液』と言います。
多少の汚れ(歯周病細菌)はこうした液体で洗い流されますが、大量の汚れ(歯周病細菌)はそうはいきません。歯肉溝侵出液の洗い流す力を越え、更に内部に侵入しています。
汚れ(歯周病細菌)は外よりも歯肉の内部の方が住みやすいので歯肉の内部で歯周病細菌は増殖していきます。
歯肉の内部で増殖するような歯周病細菌を専門用語で『嫌気性細菌』と言います。
『嫌気性細菌』は酸素があるところを嫌います。酸素がとどかない深い歯肉溝内部でどんどんと繁殖していきます。
悪者ですから暗いところが好きなんですね。
『嫌気性細菌』が入り込んだ深い歯肉溝(病的な歯肉溝)を『歯周ポケット『と言います。
溝の深さは3mm以上になっています。
歯周病になるためにはこの歯周ポケットの内部でさまざまなことが起ります。
明日は歯周ポケット内部で起るさまざまなドラマについてお話します。

以前ブログで紹介しました『活性酸素』 その1 その2 その3 その4をアップしました。
かなり難しい話ですが、ご興味のある方はどうぞ御覧になって下さい。

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2007年3月28日

歯周病は抜歯した方がいい?

歯周病は抜歯した方がいい?

インプラント治療を希望される方の多くは歯周病で抜歯された方です。
こうした方はインプラント治療が非常に難しくなります。
それは歯周病により骨吸収が進行し、インプラントを埋入するための骨がなくなっているからです。
歯周病であり、なおかつインプラントを希望される方の多くはこのように骨の吸収が進行しており、まったく問題なくインプラントができる方は少ないのが現状です。
また歯周病の検査を行った結果、重度歯周病と診断された歯を抜歯した方が良いのか?徹底して治療して保存した方が良いのか?という判断は難しいことです。
それは治療を行う私達側からみれば、治療を行っても保存することは難しいと判断しても、患者さんからみればなんとしてでも保存したいということがあります。
このような場合、無理に保存することにより骨の吸収は進行していくので、抜歯した方が良いことを強く勧めますが、患者さんによってはそれでも保存を希望することがあります。
歯周病は痛みを強く伴うことがないため自覚症状がないのが現状です。診査の結果ダメであれば無理矢理保存することは危険です。とくに将来的にインプラントを希望される場合には早期に抜歯が望ましいと思います。

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