最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: 歯科の記事一覧
2007年3月16日

老化:12

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前回は『活性酸素』が起こす病気として
『動脈硬化』や『糖尿病』についてお話しました。
今回は『ガン』についてお話します。

今回まで『活性酸素』が起こすさまざまな病気についてお話してきました。
病気の中で最も気になるのが日本人の死亡病気で一番多いもの
そう『ガン』です。
食生活や喫煙、環境により増えた極悪な『活性酸素』 『酸化』により『細胞のDNA』を攻撃し傷つけてしまいます。
『活性酸素』がマシンガンで『DNA』を撃ちまくるのです。
あの『極悪活性酸素4兄弟』です。
傷ついてしまった『DNA』は自分自身を治そうとします。
なにもしていないのにかわいそうですよね。
しかし、『極悪活性酸素4兄弟』のしつこい攻撃により致命的なダメージをおうことになります。
ダメージを受けた『細胞のDNA』はそのショックから性格が歪んでしまいます。
その結果、凶暴性の強い『細胞』 に変化してしまいます。
『突然変異の細胞』 が生まれるのです。
この『突然変異の細胞』 の名前を
『ガン細胞』と言います。
ついに取り返しのつかないことになってしまいました。
『テロメア』のところでも話しましたように『ガン細胞』は死なない細胞です。
そのためどんどんと増えていきます。
町中が凶暴性の強い『ガン細胞』でいっぱいです。
おそろしいことです。
ゆっくり散歩もできません。
『ガン細胞』はわがもの顔で町を歩き回ります。
『ガンの転移』です。
目があったものにすぐ攻撃します。
悪いやつです。
どんどんと攻撃を受けた『臓器』 はダメージを受けます。
そしてついに…
『ガン細胞』が国中を支配してしまいます。
こうならないためにも『極悪活性酸素4兄弟』が増えないことが大切です。

次回は『極悪活性酸素4兄弟』から体を守ってくれる人(物質)です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター



2007年3月15日

老化:11

cbf6f4cd.JPG前回は『活性酸素』が起る原因についてお話しました。
食品添加物、喫煙、お酒、ストレス、環境、紫外線等により『活性酸素』は起ります。

またおさらいですが、『活性酸素』とは
生体内の細胞を『酸化』させることにより細胞の正常機能を狂わせることです。
細胞がその正常機能が行えなくなった結果、体に異常を引き起こすのです。
動脈硬化、糖尿病、ガン です。
『極悪活性酸素4兄弟』の話でした。

今回は『活性酸素』が引き起こす病気についてお話します。
ここで気になると『活性酸素』『病気』について少し詳しくお話します。
ちょっと難しいですが…
まずは『動脈硬化』 です。
怖いですよね。
突然倒れたりします。
血液中の脂質の中には、コレステロールを多く含む『悪玉コレステロール』というものが存在します。
『悪玉コレステロール』は増えすぎると血管の内側に入り込みます。
『悪玉コレステロール』『活性酸素』によって酸化されると『変性悪玉コレステロール』となります。
そうすると『変性悪玉コレステロール』を異物とみなしたマクロファージが『活性酸素』を放射します。
先の話をしたマクロファージがマシンガンで『変性悪玉コレステロール』撃つようなものです。
変性悪玉コレステロール』を取り込んだマクロファージは脂肪分タップリの泡沫細胞となり、血管壁の内側にたまるため血管が狭くなってしまうのです。
ちょっと難しかったですね。
難しいのは次でやめときます。
次に『糖尿病』『活性酸素』の関係です。
まず『糖尿病』とはすい臓から分泌される インシュリン というホルモンの働きが悪くなることで起る病気です。
インシュリン を産出するすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞は『活性酸素』の攻撃に弱いのです。
『活性酸素』に攻撃されてダメージを受け、インシュリン の分泌が減ってしまうのです。
ですから『コレステロール』が高い人や『糖尿病』の人は『活性酸素』が増えるような生活をしてはいけません。
先程説明した食生活(バランスの良い食事やカロリー制限だけでなく食品添加物も)、喫煙、多量の飲酒、ストレスです。
また毎日続ける適度な運動も大切なことです。

次回は『活性酸素』が起こす問題で最も重要なことの一つである『ガン』についてお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月14日

老化:10

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前回は『活性酸素』は生体内の細胞を『酸化』させることにより細胞の正常機能を狂わせ動脈硬化、糖尿病、ガンや皮膚のシミやしわと言った病気を引き起こすことをお話しました。
また。
悪いやつです。
これが『活性酸素』の怖いところです。

今回はなぜ『活性酸素』が生じるのかをお話したいと思います。
それでは『活性酸素』はもともとこんな悪いやつだったのでしょうか?
本当は良いやつなのでは?
『活性酸素』がぐれて(極悪になったのには)しまったのには原因があります。
人間だってもともと悪い人はいないですよね(?)
なにか問題があったのかもしれません。
『活性酸素』の生い立ちをお話します。
まず『活性酸素』が悪になったのにはその食生活に問題がありました。
『食品添加物』でした。
『食品添加物』は体内に吸収された後、肝臓で解毒されますが、この過程で『活性酸素』が発生します。そして肝臓を攻撃、肝機能障害などの原因になります。
今『食育』ということが大切であると言われています。
小さい頃から『食』について学ばせることが大切であるということです。
ちょっと話はずれちゃいまいたが…
次にお酒、タバコです。
不良になる2大要素ですよね。
小さい頃はそんなことに憧れるものです。
アルコールは体内に吸収されると異物として肝臓で解毒され、『活性酸素』が発生します。
ただし、お酒がダメということではありません。飲み過ぎはダメです。
また喫煙ですが、肺にタールやニコチンが入ると、体内の免疫システムがはたらいて、肺に『活性酸素』を吹きかけて攻撃しようとし、肺の組織をどんどん破壊してしまいます。
喫煙は絶対にダメです。
次にストレスです。
ストレスを感じると体内で副腎皮質ホルモンが分泌されます。『活性酸素』はホルモンが分泌される過程、分解される過程で発生します。
ストレスは何事にも悪いのです。
次に環境の悪さです。
都会のように空気が汚染されているところです。これは先程のタバコと同じです。
次に急な運動です。
急激に激しい運動をすると通常よりも多量の酸素を取り込むことになります。
また必要なエネルギーも一気に増えるため『活性酸素』が増えやすくなります。
そのため継続して行うことが必要ですし、年齢をとってから運動を始める場合にはあまり激しい運動ではなくウォーキングのような軽い運動が良いとされています。
それ以外には紫外線もそうです。
シミやソバカス、しわ『活性酸素』が原因になっているのです。
日にあたりすぎるのも問題ですね。

極悪『活性酸素』4兄弟はもともと悪いやつではなかったのです。
グレてしまったのには、悪い食生活、喫煙、ストレス、紫外線等いろいろあったのです。
逆を言えば、そうしたことをしなければ極悪にはならなかったのでは?

次回は『極悪活性酸素4兄弟』が起こす病気についてお話します。
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2007年3月13日

老化:9

d4be9b76.JPG老化:9
前回は『酸素』は『酸化』することをお話しました。
(酸化は金属が錆びたり、火が燃えるということです)
そして『酸化』の結果できたのが『活性酸素』でした。
この『活性酸素』が体に問題を起こすのです。

今回はこの『活性酸素』についてもう少し詳しくお話します。
『活性酸素』は生体内の細胞を『酸化』させることにより細胞の正常機能を狂わせます。
これが動脈硬化、糖尿病、ガンや皮膚のシミやしわと言った病気を引き起こします。
悪いやつですね。
こんなやついなければ良いのですが…
でも『活性酸素』にもちょっと良いとこもあるのです。
『活性酸素』の悪いことばかり言ってはかわいそうなので良いこともお話します。
『活性酸素』は生体に入ってきた細菌をやっつける手助けをします。
通常、生体内にばい菌(細菌)が侵入してくると白血球やマクロファージ
(聞いたことがあるかもしれません)といった血液の成分が戦いを始めます。
『活性酸素』はその時の白血球やマクロファージの武器なのです。
白血球やマクロファージがマシンガン(活性酸素)を持って細菌と戦っていると思って下さい。
マシンガンは強力な武器です。
どんどんと細菌を攻撃します。
しかし、問題なのはその命中率です。
あまり命中率がよくないのです。
そのためばい菌(細菌)を倒すだけでなく、正常な体まで撃ってしまうこともあります。
良いやつなんだか悪いやつなんだかわかりません。
ちなみに『膿み』は生体に侵入してきた敵であるばい菌(細菌)と戦った白血球等の死骸です。
歯肉が腫れる方がいらしゃると思います。
歯肉が腫れる時に『膿み』が出ます。
これは戦いが終わった後で白血球等の死骸が出てきているのです。
歯肉が腫れている方は体の中で大変なことが起っているのですよ。

次回はなぜ『活性酸素』が生じるのかをお話したいと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター


2007年3月12日

老化:8

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前回は『活性酸素』の話をする前に『酸素』についてお話しました。
『酸素』は『酸化』するというお話でした。
おさらいです。(前回と同じ内容をちょっとお話します)
『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質のことです。
『酸素』の核には『電子』というものがあります。
『電子』は『酸素』の核の周りをぐるぐると回っているのです。
その時に『電子』はいつも2個で一緒にいたいと思っています。
仲が良いカップルみたいなものです。
全ての『電子』がうまくカップルになれるかというとそうではありません。
うまくカップルになれない『電子』もいるのです。
『酸素』の『カップルになれなかった電子』はストーカーみたいなもので、非常にひつこいやつです。
カップルになれないと思ったら強引に他の電子を誘うのです。
誘うというより無理矢理奪ってしまうと言った方が良いでしょう。
先程『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質と書きましたが、
『酸素の電子』はカップルになれないと思ったら他の『電子』を奪ってしまう悪いやつです。
強引な『ナンパ』ですね。
強引に『ナンパ』した状態を『酸化』と言います。
そう言えば『酸化(さんか)』と『ナンパ』どことなく似ています。
そして『酸化』(ナンパ?)の結果できたのが『活性酸素』です。
ここまでが前回の内容です。
ちょっと長いおさらいでした。

おれでは今回の本題です。
『活性酸素』の極悪物語の始まりです。
『活性酸素』は4人兄弟です。
4人兄弟の名前は
1 スーパーオキシド
2 ヒドロキシラジカル
3 過酸化水素
4 一重項 酸素
です。
もちろん名前は覚えることはありません。
『活性酸素』には4種類あったと思っていただければ OKです。
『活性酸素4兄弟』の詳しい話は専門家ではないので簡単にお話します。

1 スーパーオキシド
  最もポピュラーな活性酸素です。
  (どこにでもいるような不良です)
2 ヒドロキシラジカル
  活性酸素の中で最も反応性が強く、酸化力も強い。脂質、糖質、タンパク
  質など近くにあるあらゆる化合物と反応してしまう。
  (誰でも近くにいる人をすぐナンパする極悪なやつです)
3 過酸化水素
  酸化力は大きくありません。しかし、わずかなきっかけで2つに別れ、
  狂暴なヒドロキシラジカルになってしまいます。
  (見た目は普通ですが、ちょっとしたことで切れやすい性格で極悪になっ
   てしまいます)
4 一重項 酸素
  酸化力が強い。
  紫外線によって皮下組織でよく発生します。
  (紫外線の強い昼間にナンパするやつです。夏によくナンパします)
難しいことはさておいて『活性酸素』にはナンパをよくする4兄弟がいて、
普通のやつから極悪のやつまでいるということです。

今回はおさらいと難しい話でした。
次回『活性酸素』が体に及ぼす影響について分かりやすい例でお話したいと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月11日

老化:7

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 前回から新しいテーマ『活性酸素』について始めました。
そしてまず『酸素』についてから始めました。
本来、『酸素』を好まない『嫌気性生物』が存在しましたが、『酸素』はエネルギー効率が高いためどんどんと『酸素』を利用する『好気性生物』が増えていったということでした。

それでは今回はもうちょっと『酸素』についてお話します。
『酸素』の化学式覚えていますか?
化学式? と言うと難しい感じですが、多くの人が知っていると思います。
『O2』です。
ちなみに水の化学式もご存知ですよね。
『H2O』です。
過酸化水素は?(傷の消毒用で泡が出るやつです。オキシドールとも言います)
『H2O2』です。
これだけ知っていれば大丈夫です。
今後も十分ついていけます。
『酸素』の特徴を科学的にお話すると他の物質に結びついて『酸化』させやすいことです。
『酸化』を簡単にお話すると『火が燃えること』です。
ものが燃えるということはその物質が『酸素』と結びついて起る現象です。
金属がさびるのも『酸化』です。
『酸素』と結びつくことにより起った現象です。
ここからちょっと難しくなります。
『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質のことです。
『酸素』の核には『電子』というものがあります。
『電子』は『酸素』の核の周りをぐるぐると回っているのです。
その時に『電子』はいつも2個で一緒にいたいと思っています。
仲が良いカップルみたいなものです。
全ての『電子』がうまくカップルになれるかというとそうではありません。
うまくカップルになれない『電子』もいるのです。
『酸素』の『カップルになれなかった電子』はストーカーみたいなもので、非常にひつこいやつです。
カップルになれないと思ったら強引に他の電子を誘うのです。
誘うというより無理矢理奪ってしまうと言った方が良いでしょう。
先程『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質と書きましたが、
『酸素の電子』はカップルになれないと思ったら他の『電子』を奪ってしまう悪いやつです。
強引な『ナンパ』ですね。
強引に『ナンパ』した状態を『酸化』と言います。
そう言えば『酸化(さんか)』と『ナンパ』どことなく似ています。
そして『酸化』(ナンパ?)の結果できたのが『活性酸素』です。
ようやく今回のテーマである主役の名前がでてきました。
『酸素』は『酸化』(ナンパ?)という強引なことをしますが、この『活性酸素』はもっと強引なやつなのです。
それはすごい悪いやつではないのか?
悪いやつだから体に問題があるのか?
実際には『活性酸素』は全てにおいて悪いやつ(極悪人)ではありません。
ちょっといい点もあります。
次回は『活性酸素』の極悪ぶりをお話しします。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月9日

老化:5

4177d563.JPG老化:5

前回は『クローン羊のドリーちゃん』と『テロメア』との関係でした。
『ドリーちゃん』は6歳の親羊から遺伝子を提供されていたため生まれながらに6歳の短い『テロメア』を持っていました。
そのため老化が早かったという話でした。
そして最後に意味深な話で終わりました。
『不老不死』…
こんなことは現実的に可能なのでしょうか?
年齢とともに『染色体』の末端に存在する『テロメア』の長さはどんどんと短くなります。
最終的に細胞は分裂できなくなり活動を停止します。
これが『老化』であることはこのシリーズで何度も話してきました。
それでは『テロメア』が短くなることを防止させることができれば『細胞の老化』は防げるのではないでしょうか?
『テロメア』の長さをコントロールする物質があります。
『テロメアーゼ』という酵素です。
これは分裂により短くなった『テロメア』を長い状態にできます。
それはすごい
『不老不死』も夢ではない。
実際に『テロメアーゼ』という酵素は『ある細胞』から発見されています。
その『ある細胞』は無限に細胞分裂をします。
死なない細胞です。
す、すごい…そんな細胞があるなんて
ますます『不老不死』も夢ではない。
その細胞の名前は…
『ガン細胞』です。
『テロメア』の正常機能を欠いた染色体は不安定になります。
分解を起したり、染色体の末端同士の融合が起ります。
このような『染色体』の不安定が『発ガンの原因』になります。
同じことの繰り返しですが、『老化』とは年齢とともに『染色体』の末端に存在する『テロメア』の長さはどんどんと短くなり、最終的に細胞は分裂できなくなり活動を停止することです。
『老化』は悪いことではなく、細胞分裂を停止することで細胞の不安定化を阻止し、発ガンなどから細胞を守る働きであるとも考えられています。
世の中なかなかうまくはいかないものです。
ただし、生殖細胞には特別な機構が備わっています。テロメアを伸張させる酵素を持ち、どんなに分裂してもテロメアは短縮しません。
生殖は種の保存に欠かせないものだからです。

『テロメア』のその性質を利用して『抗ガン剤』の開発が行われている。
つまり『テロメア』の長さを伸展させる『テロメアーゼ』の機能を阻害することで『ガン細胞』が無限に細胞分裂するのを防ぐ試みです。(機能阻害型テロメアーゼ)
それ以外にもテロメラーゼのアンチセンスRNAの導入も行われているこれは副作用が軽減でき期待されている治療法です。

ちょっと難しかったですね。

次回は『テロメア』は終了して『老化』に戻ります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月8日

老化:4

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このシリーズの2回目では『生命の設計図』ともされる『DNA』は細胞の中の
『染色体』に存在することをお話しました。
また3回目ではその『染色体』の末端部には『テロメア』が存在し、細胞分裂を繰り返すたびに『テロメア』の長さが短くなることをお話しました。
そして『テロメア』の長さがどんどんと短くなると細胞は分裂できなくなり最終的には活動を停止します。この状態が『老化』です。
ヒトでは約50回の細胞分裂をすることをお話しました。

今回は『クローン羊のドリーちゃん』と『テロメア』との関係です。
『クローン羊のドリーちゃん』を覚えていますか?
羊の細胞から生まれた新しい生命です。
1997年頃だったと思います。
当時ニュースでかなり報道されておりさまざまな議論がありました。
ドリーちゃんと同様な操作によりクローン人間も誕生するのでは?
とも報道されており、倫理的な問題も指摘されていました。

『クローン羊のドリーちゃん』ですが『細胞核』を提供した親羊と同じ遺伝子を持っています。
『クローン』ですから…
気になるのはこの『細胞核』を提供した親羊は6歳だったということです。
もちろん6歳になる親羊の『テロメア』は生まれたての羊より短いのです。
つまり『クローン羊のドリーちゃん』は生まれながらに6歳の長さの『テロメア』しかなかったということです。
羊の平均寿命は約15年と言われています。
『クローン羊のドリーちゃん』は生まれてすぐ6歳(人間で言うと生まれた時にすでに30歳ぐらいですかね)ですので、平均的に生きたとすれば9歳が寿命ということになります。
実際には6歳で病気のため安楽死となりました。ただし、4歳頃(人間で50歳くらいでしょうか)から高齢羊に特徴的な関節炎を発症していたらしいです。
うーん『テロメア』難しい名前だが興味深い話ですね。
ここまでがんばって読んできた方はちょっと面白くなってきましたね。
それでは次はもう少し興味がある話になると思います。
『テロメア』は年齢とともに短くなることをお話しました。『テロメア』が短くなることが『老化現象』と関係している可能性もお話しました。
それではこの『テロメア』を長くすることはできるのでしょうか?
『テロメア』を長くする方法があれば『細胞』は死なないということになるのでしょうか?
『細胞』が死なない?
それでは『不老不死』は現実のものに… なる?
この続きは次回

現在『インプラントの基礎知識』で多くの文面が表示されないということが起っています。
患者さんには大変ご迷惑をおかけしています。

また新しい試みとして映像で見る歯科情報をアップしました。
まだまだ始めたばかりですが、今後は治療中の映像等さまざまな情報を動画配信する予定です。
ご興味のある方は下記をクリックして下さい。
映像で見る歯科情報

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター




2007年3月7日

老化:3

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さて前回は『DNA』についてお話しました。
ヒトは『細胞』からできていてその中には『細胞核』があり『細胞核』の中には『染色体』があります。
そして『染色体』を構成しているのが『DNA』でした。
『DNA』は『生命の設計図』とも言われ、さまざまな情報が集まっているところです。
今回はこの『DNA』と『テロメア』の関係についてです。
『テロメア』についてちょっと戻ります。
おさらいです。
今回のテーマである『老化』ですが、『人間の細胞』は約50回程度分裂を繰り返した後、分裂を停止し死んでしまいます。これを発見した人の名前をとり『ヘイフリック限界』と言います。
また動物ではこの細胞分裂の回数と寿命が関連するということも分かってきました。
その原因の一つが『テロメア』と関係があるとされています。
そして『テロメア』を知ることが『老化』を知ることにつながります。
それでは本題です。
『テロメア』とは『染色体の末端部』にある構造です。細胞分裂による『染色体』の複製や安定化に必要な特殊な構造を持っています。
染色体の末端部にある『テロメア』の長さは、細胞分裂を繰り返すごとに短縮されていき、ある程度短くなったところでその細胞は活動を停止します。
この『テロメア』の長さが寿命に関わってくるとされています。
『細胞分裂』が行われなくなった状態が『老化』です。
では『細胞分裂』に制限(細胞が活動を停止する)があるというのはなぜでしょう?
先にも話しましたが、『DNA(染色体)』は『生命の設計図(情報源)』と言われています。
この情報源である『DNA(染色体)』は紫外線や放射線により壊される可能性があります。通常は破壊された部分を修復する機構がありますが、修復しきれないほどの損傷を受けると異常な遺伝子が伝えられることになってしまいます。
異常な遺伝子が伝えられると困ってしまいますよね。
そのため細胞は分裂する回数を制限しています。
さきほど話しました『ヘイフリック限界』のことです。
その機構が『テロメア』であり、『DNA(染色体)』が複製(細胞分裂)される度に短くなって最終的には複製(細胞分裂)が出来ないようになります。
『テロメア』 難しい話ですが、なんとなくわかってきたと思います。
あまり難しい話ばかりだと退屈になりますので、次は聞いたことがある話をしたいと思います。
『クローン羊のドリーちゃん』の話です。
次回はこの『クローン羊のドリーちゃん』と『テロメア』との関係をお話したいと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター


2007年3月6日

老化:2

d847e988.JPG老化:2

さて新しいテーマが始まり第2回目です。
『テロメア』についてです。
まず聞いたことがある言葉で分かりやすいところから始めたいと思います。
『DNA』です。
『DNA』という言葉は聞いたことがあると思います。
『DNA』の正式名称は『deoxyribonucleic acid:デオキシリボ核酸』と言います。
まあ正式名称まで覚える必要はありません。
『DNA』のみでOKです。
『DNA』ってなに? という方には聞いたことがある例でお話ししたいと思います。戦争等で生き別れた親子が再開をしたとします。本当の親子であるかどうかを検査するために『DNA検査』なるものを行います。
犯罪捜査でも『DNA検査』が行われます。
こうしたことは一般の方でもニュース等で聞いたことがあると思います。
もう少し詳しく『DNA』についてお話します。
『DNA』はワトソンとクリックによりその構造が解明されました。
1962年にノーベル賞を受賞しています。それくらいすごい発見なのです。
ヒトは『細胞』からできています。そしてその『細胞』の中を見てみますと
『細胞核』というものがあります。
『細胞核』? 聞いたことがあるかもしれません。
さらにその『細胞核』の中には『染色体』というものがあります。
これもなんとなく聞いたことがあるかもしれません。
ヒトの『細胞核』の中には23対(46本)の『染色体』があります。
その『染色体』の中にあるのが『DNA』なのです。
『DNA』は細長い糸のようなもので『染色体』の中に折りたたまれて入っています。
ちなみに『動物の細胞』の大きさは約1000分の5ミリメートルです。
ものすごく小さいですね。
その『細胞』の中にある『細胞核』さらにその中にある『染色体』さらにその中にある『DNA』ですからさぞかし小さいと思いますよね。
でも細長い糸のような『DNA』をまっすぐに伸ばしてみるとなんと2メートルにもなります。
びっくりです。相当細くて折りたたんであるのでしょう。
(私は研究者ではありませんから学校の本でしかみたことがありませんが…)
また話がずれてしまいました。
ブログはだいたい朝の寝起き状態で書いているもので
話は戻ります。
『DNA』とは細胞の中にある情報源です。
心臓や血管といった臓器に関する情報、髪の毛の色や質、生命にかかわる全てです。
『DNA』は『生命の設計図』とも言われます。
よく『DNA』イコール『遺伝情報』とも思われがちですが、『遺伝情報』は『DNA』の約1.5%程度しかありません。
これ以上深く話をしていると専門職の授業になってしまいますのでこの辺で『DNA』の話は終わりにして『テロメア』に戻りましょう。
なんとなく『DNA』についてはわかってきたいと思います。
次回は『DNA』と『テロメア』の関わりについてです。

こうしたことを知っているからといって歯科治療を受けるにあたりなにか得なことがあるわけではありませんが、こんな機会でもないと知らない話ですので
次回もどうぞ見て下さい。

また現在HPにトラブルがおきていましてそれぞれのページが途中までしか表示されていないということがおきています。
現在調査中です。
大変ご迷惑をおかけしています。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター




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