最新インプラント症例ブログ

カテゴリー: 歯科の記事一覧
2007年6月30日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯が割れないための方法(ファイバーコアによるボンディング接着システム):その3

昨日は『抜随』について書きました。

今日は『抜随』後の治療になります。
『コア』です。

神経を取ると言うことは 歯を削るということです。
そのため歯を削った部分を“埋め”て、その後 被せ物を行うことになります。

その時に削った部分を埋め、歯を補強するための ものが『コア』になります。

下の写真が『コア』になります。

コア






この『コア』はあくまでも『土台』であり、被せ物の『歯』ではありません。
『被せ物の歯』はこの『コア』を装着した後に型を取り、
最終的に装着します。
『コア』はあくまでも『土台』です。
その素材には一般的に
1 金属コア
2  ファイバーコア
があります。
以前はほとんどが金属コアでした。

左側が『金属コア』で
右側が『ファイバーコア』になります。

このコアは『抜随』の治療後に型を取り作製する方法が一般的です。
(ケースによっては型を取らずに直接『コア』を作製する方法もあります)

型を取り完成した『コア』を歯に接着材にて付けます。
* このテーマである『ファイバーコア』の接着方法(ボンディング接着システム)については後日説明します。

『歯根破折』が起る原因として
今まで一般的に行ってきた『金属コア』に問題があります。

それでは明日は『金属コア』を使用するとなぜ『歯根破折』するのか?
という話を書きたいと思います。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
2007年6月29日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯が割れないための方法(ファイバーコアによるボンディング接着システム):その2

歯が割れないための方法(ファイバーコアによるボンディング接着システム):その2

さて今日も 昨日から始まった 歯が割れないための方法(ファイバーコアによるボンディング接着システム)の続きです。
神経のない歯は折れたり、割れたりする可能性があるため できるかぎり、神経を取らない方が良いことを書きました。

今日は神経を取る治療『抜随』についてお話します。

虫歯の治療で歯医者さんに行った時に、「虫歯が深いから神経を取りましょう!」といわれた経験はありませんか?
なぜ神経を取らなければならないのでしょう?
また神経は取っても大丈夫なのでしょうか?

昨日も書きましたように 答えとしては、できるかぎり神経は取らないにこしたことはありません。
神経を取った歯は 神経がある歯にくらべて問題が起こる可能性が高く、
また 神経を取った歯がもし、虫歯になったとしても 痛みを感じないため虫歯が進行しても気がつきません。
そのため かぶせもの等が脱落して 初めて気づくことが多く、そのときには
抜歯しなければならないことが多いのです。
昨日から書いています『歯根破折』もそうです。
神経を取ると問題が発生することは非常に多いのです。

ちなみに 神経を取ると圧倒的に治療の期間も長くなります。
しかし、神経を取らなければならないことも多くあります。
虫歯を取っている時に 虫歯と神経が完全にぶつかってしまった状態の場合は神経を取らなければなりません。
この状態は下記の図のようなC3の状態です。
この状態にならないためには 早期発見 早期治療しかありません。
しかし、虫歯が神経に近いだけの状態であれば保存は可能です。

虫歯のレベル







『抜随』はできるかぎり避けたいものです。
しかし、残念ながら『抜随』になった場合には下記のような治療を行います。

抜随1









上図の説明をします。
治療はまず、歯の上から穴をあけ、リーマーという針金のような器具を用いて根の中にある神経を取り除きます。
次に神経は根の先まで複雑に入り込んでいるので根の先まで確実に神経を取るために歯の根の長さを測定します。
これは上図のように根の中にリーマーを入れ、根の先に到達したかどうかの確認のレントゲンを取ることで長さを測定することができます。
またレントゲン撮影以外にも長さを計測する『器械』があります。
ここまでが、『抜随』当日の治療です。
次の図は『抜随』後の治療内容になります。

抜随2









『抜随』を行なった次の来院時に 痛みがなければ 神経が通っていた根の中に樹脂を入れ 根管を封鎖します。
この時 リーマーで測定した長さと同じ長さの樹脂を根管に入れます。
後はかぶせ物の治療を行います。
神経の治療はその状態によって違いますが、通常は2回で終了します。

さて今日は『抜随』について書きました。
なんとなく『抜随』がどのようなことかわかってきたと思います。

それでは明日は『抜随』が終わった後の治療である『コア』についてです。
この『コア』をいかに行うかが『歯根破折』を防止することにつながります。

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2007年6月28日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯が割れないための方法(ファイバーコアによるボンディング接着システム)

歯が割れないための方法(ファイバーコアによるボンディング接着システム)

今日は木曜日ですので、病院は休診です。

しかし、昨日も話しましたように、消防署が行う防火管理者の講習会が朝から夕方まであります。


さて、今日から新しいテーマになります。
歯科医院で『歯(歯の根)が割れていますので抜歯しましょう!』と言われた方には大切な話です。
是非御覧になっていただきたい内容です。

『ファイバーコア』を使用した『ボンディング接着システム』は 歯根破折(歯の根が折れること)が起らないための新しい治療法です。

まず、歯根破折について説明したいと思います。
歯(歯の根)が割れた(折れた)場合には“ 抜歯 ”する必要性があり、その後の治療として 『インプラント』を希望される患者様が多くいらしゃいます。

その理由として 天然歯を傷つけなく、違和感がない治療として『インプラント』が優れているからです。
『インプラント』以外の治療方法としては『ブリッジ』と『義歯』が考えられます。
『ブリッジ』は固定式であり、装着後に違和感はありませんが、
欠損部(抜歯部)の両サイドの歯を削る必要性があります。
歯を削ると歯自体が脆くなる傾向があります。
特に神経のない歯は突然、折れてしまうことがあります。
歯が折れて“ 抜歯 ”となったことを経験された患者様の多くは、
次の治療を選択する場合、天然歯を削る『ブリッジ』よりも、『インプラント』を選択されます。

話は戻りますが、なぜ歯が割れるのでしょうか?

ホームページのさまざまなところ や この ブログ(つい この前も書きましたが…)でも書いてありますが、大切なことなので また話をしたいと思います。

『歯根破折』の原因の多くは神経がない歯で起こります。
神経のない歯はもろく通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時“ 木 ”に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした“ 木 ”はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、“枯れた木”は折れる可能性があります。
神経を取った歯も“枯れた木”と同じような状態になります。
神経のない歯は 血液供給がなくなるため 脆くなってしまうのです。

ここで問題なのが、折れてしまった歯が何とかならないものだろうかと考え、“抜歯”をためらい、時間が経過してしまうことです。
破折したままの状態でいると 破折した部分から感染が起こり、
周囲骨の 吸収 が起こります。
骨の吸収 が大きく起こると その後に『インプラント』を埋入する場合には 非常に不利な状態になります。
もし、『歯根破折』と診断された場合には 早期に対処(“抜歯”となることが多い)する必要性があります。

歯はできるかぎり削らないことが大切であり、神経を取らないことも大切です。

*ただし、虫歯があったり、虫歯が神経まで達していた場合には歯を削ったり、
 場合により 神経を取る治療が必要になります。

今日はこのブログで良く書いてある内容で いつも見ていられる方には知っていることだったと思います。

これからすぐ出かけなければ、ならないので今日はこれで終了です。
明日はこの続きになります。

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2007年6月15日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯科治療を中断する原因:4

歯科治療を中断する原因:4


歯科治療の中でも歯周病治療の終わりはないと思って下さい。

『終わりがない?』

なぜかと言いますと歯周病は再発率が高い疾患だからです。
100%完治ということは無理な疾患だからです。

例えば、高血圧や糖尿病であった場合、
一度、治療をすれば、二度と高血圧や糖尿病にならないということではありません。
日々の食生活や運動、ストレス等が関係してきます。
食生活が乱れたりすれば、また病状はすぐに悪化してきます。

歯周病もそうです。

昨日、歯周病の原因として
『汚れの付着』と『噛み合わせ』があることをお話しました。

そして毎食のブラッシングが歯周病再発防止のためには大切であることをお話しました。

特に歯周病患者様の場合、健康な方の何倍もの時間をかけて丁寧にブラッシングを行う必要性があります。
このブラッシングを毎食、完璧に行い続けることは大変なことです。

歯周病治療後のメインテナンスを長く続けていると、若干は場所により、歯周病が再発することがあります。

ずーっと 良い状態を維持し続けることは大変なことです。

そのためにメインテナンスがあるのです。

もし、歯周病が再発したとしても定期的に診ていれば、悪化しない状態のうちに発見できますし、
メインテナンスで行う、歯科衛生士のクリーニング(PMTC)は汚れの付着を防止します。
また定期的に検査に来院することにより、患者様ご自身の歯周病治療に対する意識の向上にもつながります。

メインテナンスを受けると、
『また明日からがんばってブラッシングをしなければ…』というように
気持ちも改まってきます。

なににせよ、歯周病の患者様は治療後も定期検査(メインテナンス)を受けることが大切です。

またメインテナンスでは『噛み合わせ』を検査することも大切です。

歯周病の原因には『汚れの付着』と『噛み合わせ』があることをお話しました。
『噛み合わせ』は歯周病に対し、非常に重要なことです。
『噛み合わせ』の内容を全て説明するにはちょっと難しいところもありますので、歯周病と噛み合わせの代表的なお話をしたいと思います。

毎日、噛み続けていると、歯は必ずすり減ります(削れます)。
天然歯も削れれば、金属の被せ物もすり減ります。
セラミックのような被せ物のすり減ります。
しかし、上記の全て 硬さが違うため、すり減り方も違ってきます。
均等にすり減ってくれれば良いのですが、
右で良く噛む人、左で良く噛む人(噛む癖がある方です)、
『歯ぎしり』や『くいしばり』をする人、
奥歯のみかみ合っており、前歯がかまないような噛み合わせの人、
それ以外にも歯並びに問題がある人 等
噛み合わせにはさまざまなことがあります。

特に『歯ぎしり』や『くいしばり』は歯周病にとって問題となることがあります。

歯周病治療と同時に『歯ぎしり』や『くいしばり』から歯を保護するための治療が必要になってきますし、
定期的に噛み合わせの“ズレ”が起っていないか検査することが大切です。

歯は毎日使用していますので、どんな方でも必ずすり減ります。
例えば、靴でも、長く使用しているとすり減ります。
右のみすり減ったり、左のみ、かかとが良くすり減ったりと人さまざまです。

靴のすり減り方が大きい場合、そのまま使用していると足が疲労したり、体のゆがみを起こしたりすることもあります。

口腔内も同じです。
すり減り方が大きかったり、一定の部分のみすり減ったり、
『歯ぎしり』や『くいしばり』による歯へのストレスが大きい場合には
問題を生じます。

靴であれば、見れば、どこがすり減ったりしているか分かります。
しかし、口腔内のすり減り方を見極めることはまず無理でしょう。

そたため、定期的に噛み合せのチェックは必要になります。

また靴は大きくすり減ったりすれば、新しく交換できますが、
歯は新しく交換することはもちろんできません。

歯周病の患者様は特に注意が必要です。
歯周病になると歯を支えている骨が吸収します。
骨の支えが少なくなると “ グラグラ ”してきます。
こうなると通常の噛む力には耐えることができなくなってきます。

本来、歯が骨の中にしっかり埋まっており、“ グラグラ ”と動かない状態であれば、噛む力に耐えられるのですが、
“ グラグラ ”と動く状態では通常の噛む力でも歯にダメージが加わってしまいます。
また実際に“ グラグラ ”していなくても
歯周病により骨がある程度吸収してしまっている状態では通常の噛む力でも
ダメージが加わってしまう可能性があります。

加わる力のコントロールを行い、噛み合わせのズレがないかのチェックが大切になります。

今日はだらだらと長くなってしまいましたが、続きはまた明日。


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2007年6月14日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯科治療を中断する原因:3

歯科治療を中断する原因:3

今日は木曜日ですので、休診です。
6月はいろいろな締め切りがありますので、忙しい毎日です。
ブログを書く時間がちょと遅れました。
(いつもは朝9:00頃に書いていますが…)


さて今日も『歯科治療を中断する原因』についてです。

昨日の最後に『歯周病治療において大切なこと』を5つ書きました。

その中で3番目にありました『ブラッシングを正しく毎食後行うこと』について話したいと思います。

歯周病になる原因には大きく分けて2つあります。

まず一つ目は『汚れの付着』です。
二つ目は『噛み合わせ』です。

今日は『汚れの付着』について話したいと思います。

簡単に言えば、
『毎食がんばって歯ブラシしましょう』ということなのですが…
これが難しいのです。
特に『 “正しい”ブラッシング 』は難しいものです。
みなさん歯ブラシは毎食行っていると思いますが、
“正しく”できているかと言えば、
ほとんどの方は磨き残しがあるものです。
そのため、歯周病治療の前には『歯科衛生士』による歯ブラシの指導をさせていただいています。
『歯科衛生士』は毎日、歯周病患者様の口腔清掃指導を行っていますので、口腔内を見れば、どこが苦手で、どのように指導すれば良いかがわかります。
そして患者様個人に合わせた指導を行います。

患者様の中にはこのブラッシング指導を受けるのは面倒だと思われる方もいらっしゃいます。
『毎日歯ブラシはきちんとしているから…』
と思われています。
しかし、100%歯ブラシができる方はいません。
どこか苦手な場所(磨き残し)があります。
この苦手な場所が問題なのです。
歯ブラシが苦手な場所(歯ブラシが届いていない場所)はだいたいいつも決まっています。
そのためそうした場所から歯周病は進行していきます。
多いのが『奥歯』や『歯の内側』です。
歯ブラシが届きにくいですからね。

基本的に歯ブラシが十分できていないために
歯周病になっているのですから
『毎食、歯ブラシをしているから…大丈夫…』

『毎日、歯ブラシをしていたのに…なぜ歯周病になったのでしょうか…』
というような理由には無理があります。

人間ですから100%ブラッシングを行うことは無理です。

人によれば、歯ブラシを全然しなくても歯周病にならない人もいます。
だからといって歯ブラシをしなくていいということではありません。

例えば、タバコを1日1箱以上吸っていても100歳まで健康でいる人もいれば、
タバコを吸わない人でも『肺ガン』になる人にいます。
だからといってタバコを吸っていいということではありません。

糖尿病や高血圧等の病気がある人はそれだけでリスクが高いのですから
悪化させるようなタバコは絶対にいけません。

同じように歯周病の方は 通常の方 よりリスクは高いのですから
徹底したブラッシングが必要です。

歯周病でない人が1回、5分ブラッシングしたとすれば、
歯周病の方は“その倍以上の時間をかけて”ブラッシングしなければなりません。

またその状態をずっと維持しなければならないのですから…
大変です。

しかし、歯がなくなって噛めない方がもっと大変ですよ!

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2007年6月13日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯科治療を中断する原因:2

歯科治療を中断する原因:2

さて昨日から始まった新しいシリーズ『歯科治療を中断する原因』
を今日もお話したいと思います。

昨日は 歯周病治療を中断してしまう患者様の共通点
としては以下のことを書きました。

おさらいです。
歯周病治療を中断する原因は
1 自覚症状がないから。
2 初期の治療により出血等の症状が改善したから。
3 仕事等が忙しく、通院する時間がない。
4 治療に対する痛み等があったから。
5 治療の必要性はわかっていてもなかなか行動に移せない。
6 一度予約をキャンセルしてしまったために通院しにくくなった。
7 治療に対する理解が得られなかった
でした。

歯科治療は時間もかかり大変なことですが、
がんばって通院していただきたいと思います。

またもし、一度治療を中断してもまた時間ができましたら再度治療を開始されることをお勧めします。

一度歯周病治療を中断した患者さんが再度来院した場合、
ほとんどの患者さんが悪化しています。
これは一度治療を中断すると 再度治療を受けるまでに ある程度の期間(時間)が経っていることがほとんどであり、
治療に対する積極性が劣るため ブラッシング自体も不足になっている
場合がほとんどで、
再度検査を行うと 必ずといっていいほど 検査結果は悪化しています。一度治療を中断したとしてもあきらめず、再度治療を行う行動力をもって下さい。

歯周病は放置すると必ず悪化します。
悪化した結果、歯はなくなってしまいます。

当院はインプラントセンターですので、毎日 インプラントの手術があります。
多い日では1日 3〜4件という日もあります。

それだけ歯が欠損して 困っている患者様が多いということです。

そして歯が欠損している原因の多くは『歯周病』です。

『もっと早く治療していれば…』
と多くの患者様は言います。

また一度 歯周病の治療を開始したが、その後中断され、再度 来院した際には悪化しており、抜歯となることもあります。
『本当は初診時のまま治療を行っていれば、治ったのに…』
と思われることもあります。

もったいないと言えば、もったないことです。
しかたがないと言ってしまえば、それまでです。

忙しい毎日の中で歯科治療に時間をかけるのは大変かもしれません。

しかし、歯周病が悪化すればもっともっと治療には時間がかかりますし、
歯も失うことになります。

以下に歯周病治療において大切なことを列挙します。

1. 歯周病に対する正しい知識を理解すること
2. 現在の歯周病の進行程度および治療内容を把握すること
3. ブラッシングを正しく毎食後行うこと
4. 根気強く治療を行うこと
5. 定期検査(メインテナンス)を必ず受けること

この中でまず重要になってくるのが、1.と2. の 歯周病治療に対する理解です。

まず、歯周病治療を受けるにあたり、徹底した歯周病の検査を行い、
歯科医師(できれば歯周病専門医)から説明された または 渡された『歯周病の治療計画』をよく読み 理解することが大切です。

治療方法、治療期間、治療費、将来性、といった計画書です。

こうしたことを事前にきちんとご理解されることが歯周病治療を断念せず、続けられる第一歩です。

どんな治療を行うのか?
治療期間はどれくらいかかるのか?
治療費は?
といったことが分らなければ、治療を続けることが難しくなります。

歯周病治療を開始する際にはまず、こうした治療計画書をご理解することが大切です。

今日はこれで終わりです。
また明日もこの続きです。

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2007年6月12日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯科治療を中断する原因:1

歯科治療を中断する原因:1

今日から新しいテーマになります。
『歯科治療を中断する原因』です。

当医院に来院される患者様のほとんどが、インプラント治療と歯周病治療を希望(90%以上)されています。

その中でインプラント治療のみが必要な患者様 のほとんどは治療を無事完了し、その後のメインテナンスもほとんどいらしゃってます。

しかし、歯周病の治療のみを希望されて来院される患者様の何割かは
歯周病治療の途中で 治療を中断してしまうことがあります。
また歯周病のメインテナンスに関してはさらに多いのが現状です。

歯周病治療が無事終了してもその後のメインテナンスになると最初の1〜2年は来院される患者様が多いですが、
それ以上になるとメインテナンスに来院しなくなる方は増えます。
(メインテナンスをきちんと受ける方法については後日このシリーズの中で話ます)

それでは まず第一点として
インプラントの治療を希望された患者様と
歯周病の治療を希望された患者様
にはどのような違いがあるのでしょうか?

考えられることとして

1. インプラント治療は費用がかかるため、その後のケアーに不安があり、
  もし再治療になった場合のことを考えると大変であると考えている。

2. 当医院においてはインプラント治療には保証期間があり、保証に際し、
  1年に1回はメインテナンスに来院していただくことが条件になっているため。
  (保証期間内であれば、メインテナンスを受けていただければ もし問題が生じた場合には、
   再治療は完全無料となっています)

3. 歯周病治療のほとんどは健康保険が適応されています。
  (もちろん当医院においても歯周病治療は保険適応です)
  しかし、日本の保険診療には、当医院(インプラント治療に関して)で設定している上記(2.)の
  ような保証というものは設定されていません。
  そのためメインテナンスを行わなくても再発すれば、また歯周病治療を行うという考え方を持ってい
  る患者様もいらしゃいます。
  また保険上、数年前までメインテナンスという概念自体もありませんでした。
  (日本の健康保険上、保険診療の中で歯科医院が独自に保証を設定することは禁止されています)

4. 先程と同じようになりますが、歯周病は再発すれば、『また治療を行えば良い…』という考えを持っ
  ている患者様もいらしゃいます。
  歯周病をあまり深刻に考えていなかたり、
  歯周病は保険でできるから…また問題が起れば、治療すればいい…
  という考え方です。

5. 初診時の状態にもよりますが、インプラント治療を希望されているという
  ことは一度 歯がなくなって困ったという経験をしているため、
  もし、インプラントがダメになったら再度 元の困っていた状態に戻るの
  ではないかという不安がある。

6. これも上記のように初診時の状態にもより違いますが、
  元々 歯が全てある状態で歯周病治療を受けた場合、歯がないことを経験していないため、
  歯がないことの不自由さを実際には経験していないため、
  その本当の大変さがわかっていないこともあります。

上記以外にもいっぱい理由はあるかと思います。

インプラント、歯周病、虫歯、義歯、どのような歯科治療であれ、治療後のメインテナンスは大切ですからね。
是非 受けていただきたいものです。

第二点目は歯周病治療の患者様に焦点を絞り、
治療を中断してしまう原因の詳細を具体的に考えていきましょう。

こうした原因を考えることにより、よりよい治療はなにかということが分かってきます。

歯周病治療を中断してしまう患者様の具体的な共通点としては以下の
ことがあげられます。

1 自覚症状がないから。
2 初期の治療により出血等の症状が改善したから。
3 仕事等が忙しく、通院する時間がない。
4 治療に対する痛み等があったから。
5 治療の必要性はわかっていてもなかなか行動に移せない。
6 一度予約をキャンセルしてしまったために通院しにくくなった。
7 治療に対する理解が得られなかった

治療中断はダメだとわかってはいますが、なかなか続けるのは難しいですね。

今日はこれで終了です。
明日は上記の7つについてさらに考えていきたいと思います。


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2007年6月11日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:チームアプローチによる歯科治療:10

チームアプローチによる歯科治療:10

さてチームアプローチによる歯科治療も今日が最終回です。

今日は若い歯科医師の話です。

もちろん若い歯科医師の基準はありませんが、
だいたい、卒業後5〜6年程度(10年以下でもいいかもしれません)
であろうと考えられます。

歯科医療は歯科医師1人で全てを行うことには無理があります。

このシリーズで何度も書きましたように 歯科治療には大変時間がかかります。
口腔内全体的な治療であれば、
1人の患者様に対し、2〜3時間かかることもあります。
また一度の何本ものインプラントを埋入するなどの 大きな手術であれば、同様に時間がかかります。

治療自体も『質』を追求すればどうしても 時間がかかります。
私自身、1日に診療できる患者様の人数は 5〜6人が限界です。

しかし、この人数ですと 治療を希望されて来院される患者様を 全て診察することはできなくなってしまいます。

全ての治療を私一人では行えません。

そこで私自身が どうしても行わなければならないこと、
例えば、インプラント手術や 難しい外科手術( サイナスリフト法 GBR法)、噛み合わせの難しい症例、
歯周病の骨再生治療( GTR法、エムドゲイン法)等です。
また治療計画も最終的には私自身がたてる必要性があります。

これもこのシリーズで書いてきましたが、治療計画にかかる時間は
1日最低でも2〜3時間はかかります。
多い日ですと4〜5時間なんていう日もあります。
診療以外に行うことはいっぱいあります。

そのため、全ての治療を私、1人が行うのは物理的に無理になります。
患者様の予約も取れません。

そのため、私以外の歯科医師が 十分行える範囲の治療は 行ってもらいます。
例えば、歯周病の初期段階の治療である
歯周病細菌除去療法( ルートプレーニング)です。
これもこのシリーズで書きましたが、歯科衛生士や若い先生が行う治療範囲です。
実際には私より“うまい”と思います。

歯科衛生士では最低7年のキャリアがありますから…

そうしたトレーニングされた、歯科医師と歯科衛生の協力があってこそ
患者様をお待たせせず、通院回数をできるかぎり少なく、
また治療期間をできるかぎり短く といった治療が可能になります。
効率の良い治療は結果的に良い治療になります。

全てのスタッフに感謝をしなければなりません。

おいしいレストランでも 1人の料理人が掃除から具材の買い出し、皮むき等の料理の下処理、後片付け、配膳、会計等 全てをまかなうことはできません。
どんな一流の料理人でも…

優秀なスタッフがそろっているからこそ、『質』を求めた歯科治療が可能となるのです。

これで『チームアプローチによる歯科治療』は終了です。
明日からまた新しいテーマになります。

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2007年6月10日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:チームアプローチによる歯科治療:9


チームアプローチによる歯科治療:9

今日は日曜日ですので通常診療になります。
日曜日しか来院できないという患者様にとって
『便利になった』という意見が多くあります。

さて 昨日は『日本の歯科技工士』はえらい!
という話をしました。

作製する『スピード、技術』を考えると“ 世界一 ”と言っても過言ではありません。
日本人はもともと器用ですし、まじめで 働き者ですから…

しかし、この『歯科技工士』は 人によりものすごく差があります。
歯医者より“ うまい ”、“ 下手 ”がはっきりとしています(笑)。

私自身も『うまい歯科技工士』を探すのに苦労しました。

特に保険診療で作製する被せ物をいかにうまく作製することができる
『歯科技工士』を探すのは困難です。

これは昨日お話したように
日本の被せ物の単価は低いからです。
昨日、アメリカで被せ物の治療を行った場合、
1歯分の治療費(セラミック)は約10万円かかることを話しました。
日本において保険診療で行った場合には
1つの被せ物で患者様が支払う治療費は約2000〜3000円
(前歯で5000円)程です。
これは保険の3割負担ですので、実際の費用は約1万〜1万5000円になります。

日本の治療費は約1/10近くになります。
歯科医院からの下請けとなる『歯科技工士』はさらにコストを抑えて作製しなければなりません。

例えば、アメリカでハンバーガーを1個 300円で販売していたとします。
同じものを日本で販売すると30円になります。
30円のハンバーガーですから、数を売らないと利益はでません。

被せ物を作製してる『歯科技工士』は大変です。
被せ物を数多く作製しなければなりませんし、その精度も求められます。

大変な職業です。

こうした『歯科技工士』の協力があってこそ
歯科診療が行えるのです。

私達 歯科医師も大学時代に『被せ物(クラウン、ブジッリ、前歯の被せ物等)』の作製する授業(実習)があります。

始めて被せ物(クラウン)を作製する時には1個作製するのに1週間近くかかったことを覚えています。
(1個の被せ物を作製する過程はいっぱいあり、数日に分けて行う必要がある行程もあります)

こうした被せ物を『歯科技工士』は1日に何十個も作製するのですから
大変です。

またこの『歯科技工士』の業界も経営的に厳しい時代で、
過酷な労働時間になっています。

私達 歯科医師もできるかぎり『歯科技工士』に協力できるようがんばっていきたいと思います。

歯科治療は歯科医師だけではできませんから…

治療は『歯科医師』と『歯科技工士』のチームアプローチです。

今日は短い話ですが、これで終了です。
これから手術の準備がありますので…

午前中は静脈内鎮静法という麻酔を行い、上顎に6本のインプラントを埋入します。
ソケットリフト法と骨増大法(GBR法)を併用します。

午後も同様に静脈内鎮静法という麻酔を行いインプラント手術です。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。


2007年6月9日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:チームアプローチによる歯科治療:8

1e70ee59.JPGチームアプローチによる歯科治療:8

このところ『歯科衛生士』について書いてきまきました。

今日は『歯科技工士』について話します。

『歯科技工士』は本当に大変な仕事です。
先日『歯科衛生士』の仕事で『ルートプレーニング』は技術力が必要で、
『職人技』な作業であることを書きました。

『歯科技工士』はそんなものではありません。
『職人技の塊』のような仕事です。

ものすごく大変ですし、技術の差が非常に激しい職業です。

みなさんのお口の中にある被せ物は『歯科技工士』が作製しています。
当たり前ですが、すべて『オーダーメイド』です。

ちなみに『被せ物』は専門用語で『クラウン』や『ブリッジ』と言われるものです。
もちろん『義歯』も全て オーダーメイド です。

歯科を受診し、被せ物を着ける ということは簡単なように思われるかもしれませんが、この『被せ物』を作製するのはものすごく大変です。

日本では 保険診療 で ほとんどの被せ物を装着することができますが、
世界中を見てみると ほとんどの国で 歯科の 被せ物 は保険がききません。
これほど 歯科で の被せ物が充実している国は他にはありません。

では なぜ 他の国では保険で行えないのか?
簡単に言いますと、
『被せ物』を作製するのはものすごく時間がかかるのです。
そのため、『歯科技工士』が1日で作製する被せ物の数には限界があります。
1つの『被せ物』を作製するのに何日もかかることもよくあります。
完全フルオーダーメイドですから…

お口全体の被せ物を作製する場合などは、
完成までに1ヶ月以上かかることもあります。

そんなに大変なものであれば、当然1個あたりの単価は高いものです。
何度も書きますが、完全フルオーダーメイドですから…

アメリカでは1つの被せ物で患者様が支払う治療費は
約10万円程(セラミック冠で)です。
(正確には部位によって違います)

もし、この『被せ物』が保険診療であれば、保険の財政は厳しいものです。
あまりにも単価が高いですから…

日本ではどうでしょう。
部位によっても違いますが、
1つの被せ物で患者様が支払う治療費は約2000〜3000円程です。

ものすごい差がありますね。

そのため『歯科技工士』は大変です。
本来ならば、1つの『被せ物』を作製するのに十分時間をかけ、作製したいところです。
しかし、保険の制度により、単価は決められています。
『被せ物』の単価が低いのです。

海外の『歯科技工士』が得る『被せ物』1個あたりの単価と比較して
日本の『歯科技工士』が得る『被せ物』1個あたりの単価は
何分の一、何十分の一でしょう。

そのため利益を得るためには、
1日に何個、何十個という『被せ物』を作製しなければならないのです。

そのため『被せ物』を作製する際には“ スピード ”が重要視されます。
時には『精度』よりです。

なにせ『数』が勝負ですから…

この話は以前書いた ブログ で『良い歯医者の見つけ方』がありましたが、
世界中で一般的に歯科医師が1日で診察する人数と比較して
日本の歯科医師が診療する人数は何倍も多いのが現状です。

昔は1日に100人も診察することが当たり前のような時代もありました。

以前ブログで書きましたように
きちんとした治療を行うためには1日、10人程度の人数が限界と思われます。

治療の『質』を追求するとそれが限界です。

話はそれてしまいましたが、『歯科技工士』も同じです。
『質』を追求した『被せ物』を作製しようとすると
どうしても時間がかかります。
しかし、日本の歯科医療制度として時間をかけて『被せ物』を作製すると
完全に『赤字』です。

ですから『赤字』にならないためには『スピード』が大切です。
日本の『歯科技工士』は『技術』、『スピード』を考えると
世界一といても過言ではありません。

言い方を変えれば、『日本の歯科技工士』は器用だということです。

また別の良い方をすればその技術力があまりにも評価されていないため、
恵まれていない職業といってもいいと思います。

しかし、現実問題として日本の歯科医療の中ではこの技術力に卓越している
『歯科技工士』がいなければなりたたないのです。

『歯科医師』と『歯科技工士』、 患者様を治すためにはなくてはならない
パートナーです。

まさに『チームアプローチによる歯科治療』の典型です。

それでは今日はこれで終了です。
土曜日は最も混んでいる曜日なので、
4人のドクターでフル回転です。

明日も『歯科医師と歯科技工士のチームアプローチによる歯科治療』になります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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