最新インプラント症例ブログ

2005年9月9日

今日のインプラント

今日は下顎に奥歯に1本のインプラント埋入です。
骨の幅、高さともにまったく問題がなかったため短時間で終了しました。麻酔を除けば埋入だけでは3分程度で終了です。
難しい症例では1本でも30分以上かかることがあります。


インプラントの杉山歯科医院
2005年9月7日

今日のインプラント

今日のインプラント手術は非常に軟らかい骨でした。
軟らかい骨はインプラントにとって影響を及ぼします。

今日はインプラントと骨の硬さについてお話します。

インプラントを行う際には骨の硬さがインプラントの治癒を大きく左右します。
上顎の骨は多くの場合軟らかいことが多く、インプラントの安定には適しているとは言えません。しかし、軟らかい骨の方が血液の循環が良いことが多く、治りとしては良いということになります。
一方下顎は骨の質としては硬く、インプラント埋入直後の安定は良いのですが、硬い骨は血液の循環が悪いことがあり、治癒としては良くない場合があります。
しかし、硬いといってもその差はあり、非常に硬い骨でなければ得に問題は起りません。
当医院で2004年度は400本以上のインプラントがありましたが、治癒がよくないであろうという非常に硬い骨は2〜3ケース程度です。このように血液循環が良くない(出血が少ないということ)場合には埋入時に出血を多くさせてインプラント周囲に血液が行き渡るようにします。
そうすることにより対応します。
次に上顎の軟らかい骨についてです。
インプラントを埋入する際にはドリルのようなものでインプラントのホール(穴)を開けていきます。
当医院で使用しているI.T.Iインプラントは通常直径4.1mmというものを使用します。直径4.1mmのインプラントを埋入するためにはドリルによるホール(穴)は直径3.5mmまで開けます。
3.5mmのホール(穴)に4.1mmのインプラントを埋入するためタイト(きつく)に埋入されるため安定します。
しかし、現実にはドリルでホール(穴)を形成する時に若干のブレがあると形成したホール(穴)は予定より大きくなることがあります。
得に上顎のように柔らかい骨の場合にはそのような傾向があります。
そのため軟らかい骨の場合にはドリルで形成する時に、3.5mmよりさらに小さい大きさまでしか形成せず、そのホール(穴)に4.1mmのインプラントのねじ込むように埋入します。
またもっと安定させるためにはドリルはほとんど使用せず、キリのようなものを使用し、骨の中央部にそのキリを刺し、上からたたいて穴を押し広げるようにします。
そしてインプラントを先程と同様にねじ込むように埋入します。



インプラントの杉山歯科医院
2005年9月6日

今日のインプラント

今日のインプラントは上顎の前歯部です。
おそらく歯根破折のため他歯科医院にて抜歯となったケースです。
歯の根が破折した場合にはできるだけ早期に抜歯しないといけません。
このケースは早期に抜歯しなかったため歯の周囲ぼ骨が吸収していまい、インプラントを単に埋入することができず、インプラント埋入と同時に骨の再生療法(GBR法)を行いました。
GBR法を行うと通常のインプラント手術より3倍程度時間がかかることがあります。そうなると患者さんは治療時間が長く大変ですし、腫れる可能性も高くなります。

以下にはなぜ歯根破折すると抜歯しなければならないのかを説明します。
歯の根が割れると残すことはできません。
抜歯しか方法はないのです。しかし、痛みがなければ患者さんはなんとかその歯を抜歯しないで保存したいと思う方が多くいます。しかし、それは非常に危険なことです。
なぜかといいますと、割れた部分から血液等が入り込み、中で細菌が繁殖してしまいます。細菌が繁殖すると膿みとなり歯の根を支えている骨を吸収させてしまします。
骨が吸収すると抜歯後にインプラントをしようとしても骨がないためインプラントをすることが困難になります。
歯の根が折れたらそのままにしておかないことが大切です。



インプラントの杉山歯科医院
2005年9月5日

今日のインプラント

久々の日記です。
今日は2件のインプラント手術がありました。
1件は下顎に埋入です。奥歯3歯欠損していたケースです。
一番奥に骨の吸収が大きかったために手前に2本埋入し、カンチレバーというブリッジにする予定です。
カンチレバーについてはホームページに詳細がありますので参考にして下さい。

また午後は下顎に2本の埋入です。
無歯顎のため義歯を安定させるためのインプラントです。
義歯にはなりますが、インプラントと義歯が完全に固定されますので、義歯が動いたり、食事や会話中に外れたりすることはありません。
2〜4本のインプラントを埋入し、義歯の固定源として利用します。
義歯にはアタッチメントという留め金のようなものを組込みます。
インプラントと義歯に埋込こんだアタッチメントにて義歯が落ちないようにします。

このようにアタッチメントを使用すると上顎の義歯では上蓋のプラスチックの部分を取除くことができ(場合によりできないこもあります)義歯の安定が得られるだけでなく、装着感も向上します。



インプラントの杉山歯科医院
2005年8月27日

今日のインプラント

今日は午前1件、午後1件のインプラント手術があります。
午後は8本同時埋入です。
そのため患者さんにとっては時間もかかり、大変なこともあります。8本といっても単に埋入するだけであれば40分程度で終了しますが、骨が部分的に少なくなっていることが予想されるため骨の増大術(GBR法)も必要になってきます。
そのため場合によってはさらに時間がかかることが予想されます。
そうした場合にはさらに患者さんの負担がかかるため、静脈内鎮静法という麻酔を行います。
この麻酔方法を使用すると完全に無痛で治療が行えることができます。
また患者さんご自身はほとんど眠ったような状態になりますので、1時間や2時間の治療が数十分しかかっかっていないように感じられます。緊張感も痛みもなく非常に楽な方法です。

以下静脈内鎮静法の説明です。

静脈内鎮静法とは、点滴法により精神安定剤を静脈内に投与する方法です。
鎮静されている患者さんは安らかな気持ちになり、さらに処置時の痛みなど
の不快な記憶も和らげられ、ストレスを軽減した円滑な診療が受けられます。




インプラントの杉山歯科医院
2005年8月26日

今日のインプラント

今日は午後に2件のインプラント手術がありました。
1件は上顎に6本の同時埋入です。
6本というと患者さんにとっては大変な治療ですが、骨の幅、高さともに問題がなかったため、非常に簡単に短い時間でできました。麻酔の時間を除けば約30分程度です。
6本埋入で30分の手術時間はかなり短い方です。
これも骨の幅や高さがあったためです。
このような状態であればいつもいいのですが…



インプラントの杉山歯科医院
2005年8月20日

今日のインプラントとGBRについて

前回の続きです。
GBR法(詳細はホームページ参照)には膜といわれる材料を使用します。膜は歯肉と骨の間に設置し、歯肉が落ち込まないようにします。(膜は骨と歯肉の間のテントのようなものと思って下さい)その膜の材料には自然に溶けてなくなる吸収性膜と溶けずにに後から取り出す。非吸収性膜があります。
それぞれ利点と欠点があります。明日はこの膜材料の違いについてお話します。
今日は1件のインプラント手術がありました。
インプラント手術件数は日々どんどんと増えてきています。
インプラントの認知度は高くなってきているのですね。

インプラントの杉山歯科医院

2005年8月20日

今日のインプラント 2005-08-20

今日は午前中に1件のインプラント手術、午後に骨の増大法(GBR法)があります。
GBR法の中でも事前に骨の増大のみを行い、骨が再生してからインプラントを行う方法です。
本日はこの治療法にについて説明します。

まずGBR法について昨日解説しましたのでステージドアプローチについて説明します。

       ステージドアプローチとは?

 今日の患者さんは初診時に重度歯周病のため(骨の吸収がかなり進行していました)抜歯した部位に対し、抜歯後に骨を増大させるためにGBR法を行います。これが昨日解説したGBR法です。

これから約3ヶ月間骨ができるのを待ちます。
3ヶ月後にレントゲン等の診査を行い、骨ができているのを確認後インプラントの埋入になります。

骨の幅や高さが十分ない場合、インプラントを埋入すると同時にGBR法を行う場合もありますが、骨の吸収量が多い場合にはあらかじめ骨を増大させておきます。
このように術前に骨を増大させる方法をGBR法の中でも『ステージドアプローチ』といいます。それに対しインプラント埋入と同時に行うGBR法を『サイマルテイニアスアプローチ』と言います。
骨がない場合には時間はかかりますが、『ステージドアプローチ』で骨を増大させた方が無難な治療法です。

骨がなくなるとインプラントを行うのに不利となりますので、早めの対応が重要です。



インプラントの杉山歯科医院
2005年8月19日

今日のインプラント

今日は午前1件、午後1件のインプラント手術があります。
午前中は上顎の前歯部です。
歯がダメになった理由は歯の根が割れてしまったためです。
歯の根が割れると残すことはできません。
抜歯しか方法はないのです。しかし、痛みがなければ患者さんはなんとかその歯を抜歯しないで保存したいと思う方が多くいます。しかし、それは非常に危険なことです。
なぜかといいますと、割れた部分から血液等が入り込み、中で細菌が繁殖してしまいます。細菌が繁殖すると膿みとなり歯の根を支えている骨を吸収させてしまします。
骨が吸収すると抜歯後にインプラントをしようとしても骨がないためインプラントをすることが困難になります。
歯の根が折れたらそのままにしておかないことが大切です。
話しは本日の治療にもどりますが、今日の症例も歯根が破折したから時間がたってしまっていたため骨の吸収が始まっていました。ただし、さほど放置期間は長くなかったため骨の吸収がさほどではありませんでした。
そのためインプラントの埋入と同時に骨の再生療法(GBR法)を行いました。

今日は骨再生療法(GBR法)について説明します。
インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、 そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。 適切な状態で植立してこそインプラントの長期安定が望めるのです。
GBR 法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
術式としては2つの方法があります。一つはインプラントを植立する前に骨の増大をはかる方法です。 これはインプラントの前準備としてのGBR 法です。まず、歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。 状態によって異なりますが、4〜8ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。 その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。 そこで初めてインプラントの植立を行います。この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅が ない人などはこのGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。無理な状態でインプラントを 行ったとしても長期的な安定は期待できません。今後のことを考えれば確実な選択といえます。
次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これはインプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。 インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。3〜6ヶ月後に膜を除去し、 後は上部構造を作製するだけです。
当医院ではこうしたGBR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収する膜:Tiuuse GuideTM メンブレンで、もう一つは吸収しない膜:
GORE-TEXメンブレンです。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので 治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、 大幅に骨を再生させることはできません。
GORE-TEX メンブレンは吸収しないため後から取り出す必要性がありますが、GBR 法の多くはこの膜を使用します。 GORE-TEX メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、 縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
どちらの膜を使用するかは適応症があり、その状態によって異なります。



インプラントの杉山歯科医院
2005年8月18日

歯周病とインプラント

 インプラントを希望される方の多くは歯周病でダメになった方です。今日はそうした方の話しをします。

歯周病が進行すると骨が吸収し、インプラントを埋入するための骨がなくなってしまいます。
歯周病であり、なおかつインプラントを希望される方の多くはこのように骨の吸収が進行しており、まったく問題なくインプラントができる方は少ないのが現状です。
また歯周病の検査を行った結果、重度歯周病と診断された歯を抜歯した方が良いのか?徹底して治療して保存した方が良いのか?という判断は難しいことです。
それは治療を行う私達側からみれば、治療を行っても保存することは難しいと判断しても、患者さんからみればなんとしてでも保存したいということがあります。
このような場合、無理に保存することにより骨の吸収は進行していくので、抜歯した方が良いことを強く勧めますが、患者さんによってはそれでも保存を希望することがあります。
歯周病は痛みを強く伴うことがないため自覚症状がないのが現状です。診査の結果ダメであれば無理矢理保存することは危険です。とくに将来的にインプラントを希望される場合には早期に抜歯が望ましいと思います。
歯肉から出血がある、歯がぐらぐらする、歯科医院にて歯周病と言われた等思い当たることがあれば早期に歯周病の精密検査をされた方が良いでしょう。



インプラントの杉山歯科医院
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