最新インプラント症例ブログ

2005年1月23日

上顎のインプラントの話:昨日の続き

今日は休診ですので、昨日のインプラント埋入時の骨質の話しの続きをします。
昨日は骨には軟らかい骨と硬い骨があり、下顎の多くは硬い骨であることをお話しました。
今日は上顎の骨質についてです。
インプラントを埋入する際にはインプラントの直径より若干狭い穴をあけます。
例えば私が使用しているI.T.Tインプラントでは一般的に直径4.1mmのものを使用します。そのためには3.5mmの穴を開けます。少し小さめの穴に埋入することにより、きつく固定されることになります。
これが緩くなるとインプラントは安定しないことになります。
この穴を開けるためには専用の規格されたドリルで行うのが通常の方法です。
しかし、上顎の骨は軟らかいためあまりドリルを使用しないことがあります。3.5mmより細いドリルまで使用し、それ以上はドリルを使用しないで、キリのような円柱状の器具を骨に開けた小さな穴に入れ、叩いて穴を押し広げるといった方法をします。
骨は削らないため、横に押し広げられます。そのため骨は圧迫され、密になります。
つまり骨は凝縮され、硬くなるということです。
この方法に使用する円柱状の道具を『オステオトーム』と言います。そしてこの方法は『オステオトームを使用して骨質を改善する』ということになります。
2回にわたりインプラントの骨質と埋入の方法について話をしてきました。
また詳細はホームページにアップしたいと思います。

インプラントの杉山歯科医院
2005年1月22日

今日のインプラント:午後

今日の午後は1件のインプラント手術がありました。
下顎のインプラントでした。

今日はインプラントの骨質について話したいと思います。

インプラントを行う際には骨の硬さがインプラントの治癒を大きく左右します。
上顎の骨は多くの場合軟らかいことが多く、インプラントの安定には適しているとは言えません。しかし、軟らかい骨の方が血液の循環が良いことが多く、治りとしては良いこともあります。
下顎の骨質は硬く、インプラント埋入直後の安定は良いのですが、硬い骨は血液の循環が悪いことがあり、治癒としては良くない場合があります。
しかし、硬いといってもその差はあり、非常に硬い骨でなければ得に問題は起りません。
当医院でも昨年は400本程度のインプラントがありましたが、治癒がよくないであろうという非常に硬い骨は2〜3ケース程度です。このように血液循環が良くない(出血が少ないということ)場合には埋入時に出血を多くさせてインプラント周囲に血液が行き渡るようにします。
そうすることにより対応するのです。
上顎の軟らかい骨の対応についてはまた明日に解説します。


インプラントの杉山歯科医院


2005年1月22日

今日のインプラント:午前中

今日の午前中は下顎に3本のインプラント埋入がありました。
上顎はすでに6本のインプラントが埋入してあります。
先に上顎を行ったのは上顎は骨とインプラントが結合するために3ヶ月(個人差はあります)の期間がかかります。
しかし、下顎は2ヶ月の期間で骨と結合します。
そのため上顎を先に行った方が全体的な治療期間が短くなります。
またそれ以外にも歯周病の治療や虫歯の治療、噛み合わせの治療等きちんとした治療計画がないと治療期間が長くなるだけでなく、治療自体もうまくいかなくなることがあります。
そのため当医院ではインプラント治療を始める前に治療の順序や方法等を決めた治療計画書をお渡ししています。
治療を計画書はなくてはならないものなのです。
午後もインプラント手術があります。


インプラントの杉山歯科医院


2005年1月21日

今日のインプラントと吸収のお話し

今日は下顎の3歯欠損に対し2本のインプラントの埋入を行いました。
骨の吸収状態にもよりますが、通常欠損全てに(3本)インプラントを埋入する必要性はありません。骨の状態が良ければ2本のインプラントを埋入し、ブリッジという方法をとります。


今日は骨の吸収について話しをします。
不適切な義歯の使用や歯が抜けたままにしていると顎の骨は吸収してきます。
骨は機能圧(噛むカ)が加えられることによりその高さや幅は維持されます。
歯周病に問題がなく歯がきちんとあれば顎骨の吸収はほとんどありません。しかし、抜歯を行うと個人差はありますが、必ず顎骨は吸収していきます。
現在義歯をしている方はわかると思いますが、義歯を作成しても数年経つと顎骨が吸収するために合わなくなっていきます。数年おきに顎骨が吸収した分を裏打ちしたり、再製したりする必要性があります。
歯のない部分にインプラントを行うことによりインプラントから顎骨に機能圧(噛む力)が加えられるため顎骨が吸収するのを防止します。

インプラントの杉山歯科医院
2005年1月19日

今日の午後のインプラント

午後の患者さんは初診時に重度歯周病のため(骨の吸収がかなり進行していました)抜歯した部位に対し、抜歯後に骨を増大させるためにGBR法を行いました。
それから約4ヶ月後の今日インプラントを埋入しました。
骨は非常に良く再生しており、インプラントを行うにはまったく問題がない状態まで回復していました。

骨の幅や高さが十分ない場合、インプラントを埋入すると同時にGBR法を行う場合もありますが、骨の吸収量が多い場合にはあらかじめ骨を増大させておきます。
このように術前に骨を増大させる方法をGBR法の中でも『ステージドアプローチ』といいます。それに対しインプラント埋入と同時に行うGBR法を『サイマルテイニアスアプローチ』と言います。
骨がない場合には時間はかかりますが、『ステージドアプローチ』で骨を増大させた方が無難な治療法です。




今日の午前中のインプラント 2005-01-19
今日の午前中は上顎に1本のインプラントがありました。
ソケットリフト法とGBR法を組み合わせた治療です。
午後はまた1件のインプラント手術があります。

ホームページの更新ですが、来月ある講演の発表をまとめており、遅れています。すみません。
早急にアップしますのでお待ち下さい。
更新内容は以下のとうりです。
1.インプラント失敗の原因と症例
2.インプラントの手術中のビデオ撮影の公開
  その他です。




昨日のインプラント 2005-01-19
昨日は抜歯即時インプラントでした。
前歯のような審美性が重要視される部位は非常に有効な方法です。
インプラントはどうしても骨と結合する期間がかかります(通常上顎は3ヶ月、下顎は2ヶ月程度)ので、前歯のような部位はできるかぎり早期に治療を終了できることは重要なことです。
そのためには抜歯して歯肉が治り、インプラントを行うよりも抜歯と同時に行うことの方が期間的には有利です。
詳細は抜歯即時インプラントを参考にして下さい。



インプラントの杉山歯科医院
2005年1月15日

今日のインプラント

毎年、1月の前半は虫歯等の一般治療で混んでいるため、インプラントの手術はあまりありません。
来週からインプラント手術が始まります。
来週は7件のインプラント手術を予定しています。
安全にそして確実に行いたいと思います。

当医院には治療を見学に来る先生がいます。
今週の水曜日にはいつも見学に来ている先生以外に新しく2人の先生がいらっしゃいました。
1人は埼玉で開業をしている先生です。もう1人は東京医科歯科大学インプラント・口腔再生医学の先生です。
非常に勉強熱心な先生で、診療終了後に食実をしながら診療の話しを色々していましたが、話しはとどまることなく、夜中の2時まで診療のディスカッションをしていました。
次の日はちょっとつらかったですが、医療に対して熱意いが伝わってきて良い刺激になりました。
多くの先生と話しをすることは非常に為になることです。
得に情熱をもって治療をされている先生からは治療の知識を得るだけでなく、医療人としての生き方を学ぶことも多くあります。

インプラントの杉山歯科医院



2005年1月8日

今日のインプラント

今日は今年始めてのインプラントでした。
下顎に2本のインプラントでした。
1本はインプラントを埋入するための骨幅がなかったために埋入と同時のGBR(骨の増大法)法を行いました。
インプラントの直径(ITIインプラント)は細いものから3.3mm,4.1mm,4.8mmとなっています。通常は4.1mmの直径のインプラントを使用します。4.1mmのインプラントを埋入するためには骨の幅は約6mmないと確実にはできません。つまりインプラントの周囲には約1mmの骨幅が残っていないとダメだということです。

今回のように骨幅が狭い(骨幅は約4mmでした)場合、インプラント(4.1mmのインプラント使用)を埋入するとネジ山が露出していまったり、安定が悪かったりします。そのような場合には骨を増大させることが必要となります。

私が毎日インプラントを行う中でこのようなGBR法を併用しないことの方が少ないのです。


インプラントの杉山歯科医院


2005年1月7日

今日のインプラント

今日は今後のホームページのインプラントの内容についてです。
近いうちにインプラントの手術中のビデオを公開します。
直接手術を行っている口腔内を見るわけではありませんが、手術中の風景を見られるようになります。

インターネットでインプラントについて検索するとさまざまな情報が得られます。しかし、いくら知識を得ても実際にどのように治療(手術)をするかが想像できないため不安であるという質問をよく受けていました。
そこで実際の手術の周囲状況をビデオで撮影したものを見ていただきたいと思います。
ビデオの時間(手術時間)は約7分です。少し長いかもしれませんが、最後の手術後の注意事項の話以外は編集せずに(ノーカット)で撮影してあります。
編集しないことで、実際にどれくらい時間がかかるのか等をそのまま見ていただけると思います。

近日公開します。


インプラントの杉山歯科医院
2005年1月5日

今年最初の日記です。

今年最初の日記です。
明日6日(木曜日)から診療を開始します。
昨年の年末は学会等の発表が重なり、ホームページの更新があまりできませんでしたが、今年はどんどんと最新の情報を掲載していきたいと思います。
最初は『抜歯即時症例』および、『インプラントの失敗症例』インプラントの特殊な治療『スプリットクレスト法』そして始めての試みである『インプラントの手術ビデオ』を準じアップしていきます。
得に他のホームページではほとんど掲載がない、インプラントの失敗がなぜ起きたのか?等の話しやインプラントを受けられた患者さんの実体験、インプラント治療の最前線、裏話等を取り入れたいと思っています。
日本のインプラントに関する拠点となれるように正確な情報を伝えていけるホームページにしていきたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。


インプラントの杉山歯科医院
2004年12月25日

今日のインプラント

今年も後数日となりました。
本年度はインプラントも約400本程度と昨年と比較してかなり増えました。
インプラントを希望される患者さんが多くいらしゃることを実感した1年でした。
インプラントの術式、材質もさらに改良されてきており、患者さんにとってより良い治療法となってきています。
あとは治療費の問題だけであるかと思います。インプラントの治療費はメーカーの器材の費用が安くならないので、現段階では難しいかと思いますが、将来的にはインプラントの価格も若干は安くなるかと思います。
私達、治療を行う側としては、より安全、正確に行うことが大切であり、日々進歩する歯科医学をいかに早く正確に取り入れ、患者さんにとって利益につながるように努力していきたいと思います。
最近、学会等の発表で忙しく、ホームページの更新を行っていませんでしたが、現在更新の作業をしていますのでお待ちになって下さい。
内容は『抜歯即時インプラント』と『インプラント失敗症例』です。得にインプラントの失敗症例についてはほとんどのホームページに記載していないものです。
実際にインプラントがダメになり、当医院に紹介で来院された症例を紹介します。どこが原因でダメになったのか?どのように治療すれば良かったのか?等 解説を加えながら原因を探っていきたいと思います。
この失敗症例は今後もそのような症例があれば追加していきます。
御興味のある方は是非御覧になって下さい。数日中にアップしたいと思います。
インプラントの杉山歯科医院
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