最新インプラント症例ブログ

2005年3月23日

今日のインプラント:1回法と2回法

 インプラントの手術方法(1回法と2回法の違い)

 インプラントの手術方法には1回法と2回法があります。その名のとおり、1回の手術を必要とする場合と2回の手術を必要とする場合の2つの方法があります。様々なホームページで1回法が良い、2回法が良いといった意見がありますが、本当のところはどうなのでしょうか?

先に結論から話しますが、どちらの治療法が良いということではありません。もともとインプラントは1950年にスエーデンの化学者ペル・イングウァール・ブローネマルク博士によって発見されたもので、その当時は2回法でした。このインプラントシステムはブロネマルクインプラントと言い、最も歴史のあるインプラントであり、研究や臨床報告も非常に多数あり、現在でも最も信頼性のあるインプラントの一つです。その後2回法の欠点を補うべくスイスから1回法のインプラントが開発されました。これがI.T.Iインプラントです。現在日本において30種類以上のインプラントが使用されていますが、 I.T.Iインプラントはその中で最も研究報告が多く、優れたインプラントと言えるものです。
つまり、1回法、2回法というものはもともとはインプラントの開発コンセプトの違いから生じたものです。現在のインプラントの多くはブロネマルク、I.T.Iを模範して作られたものです。
当医院ではI.T.Iインプラントを使用しています。その理由は顎の小さい日本人には適しているインプラントであることと、歴史的な背景(研究成果)、臨床成績に非常に優れたものであること、治療期間が短いことがあげられます。
その他のインプラントがダメということではありません。私達歯科医師自信も使用するインプラントを選択するためには色々な条件のもとに選択をしていきます。インプラント自体の器具の料金もその選択肢にはいります。安いインプラントであれば治療費自体も安くできます。(医療以外では当たり前ですが)しかし、体(骨)の中に埋め込む医療器具ですから先程説明した信頼(研究と臨床の使用期間からの実績)がなにより重要になってきます。その信頼を見極めるには、『そのインプラントがどのような経緯で基礎研究がなされてきたのか?』 『臨床において世界中でどの程度使用されているのか?』 『臨床使用年数はどれくらいで、問題は起きているのか?』 『正確な判断ができる臨床機関での成功率はどれくらいであるのか?』から判断します。
話しは長くなりましたが、まず歯科医師自身がどのインプラントを使用(選択)するかによって1回法か2回法かが決まります。


インプラントの杉山歯科医院
2005年3月22日

今日のインプラント:上顎洞の位置

歯の上のピンクの部分が上顎洞です。
左の図が骨が存在する状態で、右が骨が存在しない状態です。

050322_1



インプラントの杉山歯科医院
2005年3月22日

今日のインプラント:上顎洞の位置

今日は1件のインプラント手術がありました。
上顎洞までの高さがほとんどなうため、インプラント埋入が非常に困難なケースでした。

上顎洞についてはインプラントの特殊な治療にも記載してありますが、下記に簡単に説明します。

         骨の高さがない場合について
インプラントを行うにあたりインプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、そのままの状態でインプラントを行うと成功率は非常に低くなります。
実際には上顎においてはインプラントを行うための骨が不足していることの方が多く、 60〜70%の方は骨の増大なくしてインプラントを行うことは不可能です。
以下に上顎の骨の解剖学的な構造と特殊なインプラント治療についてお話します。

           上顎洞とは?
上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
この空洞は頬骨の奥に存在し、鼻腔へとつながっていて、鼻柱骨により左右に分かれています。この上顎洞の働きは完全にはわかっていません。
多くの場合、歯が存在するとこの上顎洞と上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、歯周病等で骨が吸収してしまうと上顎と上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。
下の図を参考にして下ださい



インプラントの杉山歯科医院

2005年3月19日

ビデオ解説:新しい試み

ホームページをアップしました。
新しい試みで、ビデオを使用して治療の解説をします。
第1回目はインプラント治療のビデオです。
ぜひ見て下さい。


インプラントの杉山歯科医院
2005年3月18日

今日のインプラント

今日の午前中は上顎に2本下顎に2本同時にインプラント埋入鵜がありました。
両方とも欠損は4歯分です。4歯分の欠損があっても全て(4本)にインプラントを埋入する必要性はありません。骨の状態が良ければ2本、骨の高さや幅の条件が悪ければ3本のインプラントを埋入し、ブリッジという方法をとります。
2本か3本かはレントゲン診査等を行わないと正確なことはわかりませんが、一般的には4歯欠損には2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。

インプラントの埋入本数が少なくて済むということは費用的にかなり変わってきます。
しかしどんな場合でも4歯欠損は2本のインプラントということではありません。骨の高さが少ない場合には短いインプラントしか埋入できませんので維持安定が悪くなります。
そのような時にはインプラントの本数を増やします。




インプラントの杉山歯科医院
2005年3月16日

今日のインプラント

今日は上顎の前歯部のインプラントでした。
インプラント埋入と同時に骨を増大させるGBR法を行いました。
現在インプラントを行うと同時のGBR法は一般的な治療法になってきており、多くのケースではGBR法なしではインプラントは行えない状態です。
私が大学を卒業した頃はGBR法はまだまだ一般歯科医師が手がけている治療ではなく、一部の先生のみで行われていた方法で、術式も確立されておらず、安易にインプラントに精通していない先生が行うと失敗するような治療法でした。
しかし、現在ではインプラントを行っている先生の多くがこのGBR法を手がけています。
医療の技術の進歩は早いものです。
GBR法についての詳細はホームページを参考にして下さい。




インプラントの杉山歯科医院
2005年3月15日

今日のインプラント

今日の午前中は1件(2本埋入)のインプラント手術がありました。得に難しい手術ではありませんでした。
午後は一度に6本の埋入があります。
同時に多数のインプラントを埋入する場合、ケースにもよりますが、骨の高さや幅が存在しない場合にはソケットリフト(特殊な治療法を参考にして下さい)や骨の増大法(GBR法)を併用して行うと治療時間も長くなり、患者さんにとっては苦痛な場合にあります。そうした場合にはリラックスさせる薬や笑気麻酔(笑気麻酔の項を参照)を併用して行います。
通常の歯肉のみに行う麻酔と比較して気分的にリラックスして行えます。


インプラントの杉山歯科医院
2005年3月14日

今日のインプラント

今日のインプラントは上顎に2本のインプラントでした。
ソケットリフト法という治療を併用して行いました。

この日記はインプラントの手術を中心として書いていますが、インプラントの場合難しいのは手術だけではありません。
補綴(ほてつ)と言われる被せ物も大変な作業です。
型を取るのも通常の虫歯等で型を取るのとは違い、時間がかかります。
そしてなにより一番大変なのは被せ物を作製する歯科技工士さんです。
型を取って作る物はもちろん1人1人オーダーメイドですから時間もかかりますし、精神的にも緊迫するものです。
もし完成した被せ物が合わなかったら大変ですから
歯科技工士さんには日々感謝です。




インプラントの杉山歯科医院
2005年3月12日

今日のインプラント

今日は上顎の4歯欠損に対し、2本のインプラントを埋入し、ブリッジとするための手術を行いました。
骨の残存する量(高さ、幅)は何年に1人りいるかいないかという十分な骨量でした。
12mm(通常では最も長いインプラントです)のインプラントを埋入してもまだまだ骨の高さがあるくらいでした。
十分すぎるくらいの骨量なので、噛み合わせとブラッシングさえ注意していれば予後は非常に良い状態です。
歯周病等で骨が吸収しないうちにインプラントを行うことは非常に有益なことです。


インプラントの杉山歯科医院


2005年3月11日

今日のインプラント

今日は上顎にインプラントの埋入がありました。
骨の幅や高さにも問題はなく非常に楽な治療でした。
明日のインプラントも難易度は高くない症例です。
このような治療ばかりですといいのですが…


インプラントの杉山歯科医院
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