最新インプラント症例ブログ

2014年2月6日

最新インプラント症例:208回目

『208回目のインプラント症例』になります。

さて本日の症例は、『治療計画の難しさ』です。
治療計画というのは、口腔内だけでは考えられません。
虫歯がいっぱいあったり、
歯周病が進行していたり、
噛み合わせがズレていたり、
欠損数が多かったり
した場合には、治療計画が非常に複雑になります。
もちろん、治療期間、治療方法、治療費、患者様の体調、治療費対するご理解の程度…等に制限がなければ、理想的な治療方法があります。
しかし、現実問題として、
 忙しくて通院が難しい!
 痛みのある治療は嫌!
 体調が悪い!
 高額な治療費は無理!
といったさまざまな問題があり、『どこまで治療を行うか』ということは
患者様のご希望、口腔内の状態 等を考えた上で決定されます。

本日ご紹介する症例も悩むことが非常に多かったケースです。

それでは早速始めましょう。
以下が初診時のレントゲンです。
スライド01

グラグラしている歯が多くありました。
スライド02

虫歯!
歯周病!
歯がない部分がある!
噛み合わせのズレが起こっている!
等さまざまな問題があります。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド04

骨吸収が非常に大きいのが分かります。
多くの歯が初診時にすでにグラグラです。
指で触っても取れそうな歯も多くあります。
下顎右側の奥歯がないことからも 噛むことも困難になっています。
一番最初に問題となるのが、
『どの歯を抜歯するのか?』ということです。
スライド05

現実問題としては、ほとんどの歯は将来性が低く、抜歯の対象です。
スライド06

逆に治療が可能な歯は以下の歯です。
歯周病治療、虫歯の治療…等を行うことにより治療が可能な歯です。
スライド07

患者様のご希望としては、
『極力 抜歯しないで 歯を保存したい!』
とのご希望がありました。
治療を受ける患者様側としては、当然のことです。
私達歯科医師も極力歯を保存したいと考えています。
しかし、将来性を考えた場合、
保存する方が良いのか?
抜歯した方が良いのか?
等を考えなければいけません。
スライド08

今回の症例も
歯周病の状態、
虫歯の状態、
噛み合わせの状態、
患者様のご希望を考えて以下の歯を抜歯することにしました。
スライド09

保存が厳しい歯もありましたが、それらの歯は残す(保存する)ことにしました。
最終的な治療計画は以下のようになりました。
スライド10

それでは、この治療の妥当性について解説していきます。
まず、右側です。
抜歯後 右側奥歯は、上下後ともに欠損になります。
欠損した部位の治療方法としては、
1.インプラント
2.義歯(入れ歯)
になります。
患者様は、取り外し式の義歯(入れ歯)は嫌なため、固定式のインプラント治療を選択されました。
スライド11

右側の奥歯の治療方法はこれで決定です。
次に上顎の前歯部です。
これが大きな問題となるのです。
今回の治療計画では、上顎前歯部は、2歯のみを抜歯し、2本のインプラントを埋入する計画になっています。
しかし、問題なのはインプラントを埋入した両側の歯(天然歯)です。
この歯自体すでにグラグラしています。
将来性はあまり高いとはいえません。
スライド12

もし、上顎の前歯部に2本のインプラントを埋入した後で
その両側の歯がダメになった場合には、
さらに2本のインプラントの追加が必要になります。
スライド14

そのため、理想的な治療方法としては、
上顎前歯部の2歯のみを抜歯するのではなく、
将来性の低い残りの歯も抜歯して治療計画を立てることです。
具体的には上顎前歯部は、4歯とも抜歯です。
スライド15

そして、2本のインプラントを埋入し、
インプラントブリッジとする方法です。
スライド16

この治療方法のが、最終的な治療費の削減にもなります。
治療の繰り返しもありません。
理想的な治療方法です。
しかし、理想的な治療方法 と 患者様のご希望とは違います。
患者様には、将来的に起こる さまざまな ことをご説明しました。
その結果、患者様は、
『なんとか歯を残したい!』という強いご希望がありました。
これが最終決定です。
スライド17

どの治療方法が良いということではありません。
それぞれの利点、欠点を十分ご理解していただき、
最終的な治療方針が決定されるのです。
次に下顎左側です。
スライド18

今回の治療計画では、欠損部周囲の歯を削り、ブリッジという治療方針になりました。
しかし、理想的には、ブリッジではない方が良いでしょう。
下顎左側の奥歯の治療方法としては、
1.ブリッジ
2.義歯(入れ歯)
3.インプラント
になります。
スライド19

患者様は、取り外し式の義歯は嫌であったため、
ブリッジ もしくは インプラント となります。
理想的にはインプラント治療が良いでしょう。
この理由として、歯を削ることがないからです。
スライド20

しかし、インプラント治療の場合、費用の問題がどうしてもあります。
スライド21

今回、右側 や 上顎前歯部 にもインプラント治療を予定しています。
さらに下顎左側までインプラント治療となると これは大変です。
今回の治療で最優先となる治療は、右側です。
右側の奥歯できちんと噛むことが可能となることが
将来的に口腔内を維持するために重要なことなのです。
スライド22

さまざまなことを考えた結果、下顎左側の奥歯はブリッジで対応することにしました。
また、このブリッジも治療費を抑えることを考え、保険のブリッジにしました。
ブリッジは、残っている歯の数によって違いますが、
ほとんどのケースで保険が適応されます。
ただし、材質は限定されます。(保険で セラミック 等は使用できません)
下顎左側のブリッジの治療費は、約25.000円程度です。
(神経がある、ない、によっても違います)
以下がインプラント治療が終了した状態です。
スライド24


今回の症例のテーマは、『治療計画の難しさ』でした。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2014年2月3日

診療相談ページが故障中です!

ブログの更新が遅れてすみません。
現在ホームページのリニューアルで忙しく、
ブログの更新ができずにいます。

また、現在 診療相談(https://www.sugiyama-dental.com/inquire.html)が機能しなくなっています。
どこに問題があるのかを現在調査中です。

ご利用される方には大変ご迷惑をおかけします。

いろいろなことがあり、大変です。

他にも 先日から3日間、メールが使用できなくなり大変でした。
ようやく復旧しましたが、
新しくアカウントを入れ直したため、過去のデータが消えてしまいました。
大変ショックです。

パソコン機器関連 や ネットは時々ありますね。
今までも何度もPCが壊れて大変な目にあいました。

PC破損からデータを守るために
外付きのハードディスクにデータを移行していたのですが、
ちょっと前からそのハードディスクにも問題があって…

問題が重なることはありますね。

気を取り直してリニューアルを進めます!!

2014年1月16日

最新インプラント症例:207回目

2014年 1月16日(木曜日)です。
この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。
『207回目のインプラント症例』になります。

本日の症例(再アップケース)は、骨吸収が非常に大きかったケースです。
最近は、本当に骨吸収が大きい患者様が多くいらっしゃいます。

骨吸収が大きくなるとインプラント治療は本当に大変になります。
また、治療費にも影響をしてきます。

歯が多数欠損していても 骨吸収が少ない場合には、
使用するインプラントの本数が少なくてすみます。

例えば、歯が4歯欠損しているとします。
骨の高さ や 幅 に大きな問題がなければ、
長いインプラントを埋め込むことが可能となりますので、
少ないインプラントの本数でも安定性は良いのです。

そのため、4歯欠損でも2本のインプラントで4歯分の被せ物を作製する
インプラントブリッジという方法が可能となります。

以下は、本日の症例ではありませんが、
インプラントブリッジの参考として見ていただきましょう!

以下の症例は、上顎に7歯欠損ありますが、
4本のインプラントで7歯分を支えるインプラントブリッジとなっています。
スライド32


次のケースです。
以下の症例は、下顎左側の奥歯が4歯欠損しています。
2本のインプラントを埋入し、4歯分の被せ物を行なう
インプラントブリッジとなっています。
スライド16


以下の症例は上顎前歯部が7歯分欠損しています。
4本のインプラントを埋入し、7歯分の被せ物を行う
インプラントブリッジとしました。
スライド19


次の症例は、下顎左右に3歯づつの欠損があります。
左右ともに2本のインプラントを埋入し、3歯分の被せ物を作製する
インプラントブリッジとしました。
右側は、インプラントブリッジの中でもカンチレバー という方法で対応しました。
スライド20


次にの症例もインプラントブリッジで対応したケースです。
上顎の奥歯の部分には骨吸収が大きいため、
骨の高さの少ない部分にはインプラント埋入を避けて、
インプラントの傾斜埋入 という方法でブリッジ対応しました。
スライド23



このようにインプラント治療は全ての欠損に対して、
インプラントを埋め込む必要性はありません。
骨吸収がさほど少なければ、インプラント治療も簡単になるだけでなく、
治療費削減にもなるのです。

それでは、本日の症例になります。
患者様は、上顎のブリッジ(天然歯同士のブリッジ)がグラグラして噛めないとのことで
来院されました。
以下が初診時のレントゲンです。
スライド01

奥歯が欠損していることもあり、上顎前歯部のブリッジには、
噛む力の負担が強く起こっており、グラグラな状態でした。
スライド02

グラグラな理由は、ブリッジの土台となっている歯が虫歯だからです。
スライド03

上顎の歯は、全て神経がない歯です。
このブログでも何度も神経のない歯のリスクについて説明してきました。

始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に”木”に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。

下顎も欠損が多くあります。
スライド04


上顎の歯は残せる状態ではありませんでした。
全て抜歯となります。
スライド05


以下は、抜歯後です。
スライド06


抜歯後の治療方針として、
患者様は、
義歯は避けたいので インプラント治療をご希望されました。
それでは、どのような治療方法になるのでしょうか?

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
スライド08


さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
非常に骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
スライド09


さらに問題なのは、奥歯の骨吸収です。
これが大変な状態でした。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド11


上顎の左右の奥歯は、骨の高さがまったくない状態です。
スライド12


このままでは、奥歯にインプラントを埋め込むことは不可能です。
どうしたら良いのでしょうか?
スライド13


このような場合には、上顎の奥歯の上顎洞の中に骨を移植することが必要になります。
サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
スライド14


このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行なえば、奥歯にインプラントを埋め込むことが可能となります。
スライド15


しかし、このサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は、かなり大変な治療です。
特に今回のケースでは、左右側とも行なう必要性がありますし、
移植する骨の量もかなり多くなります。
そのため、治療を受けられる患者様には、大変な治療と言えます。
また、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行なうと
治療費もそれなりに多くかかります。

患者様に治療(サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) )に対する説明を行なったところ、
「大変な治療は避けたい!」
とのご希望がありましたので、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行なわない治療方針を考えることにしました。
スライド16


そこで奥歯には、インプラント治療を行なわないで
前歯部を中心としてインプラント治療を行なうことにしました。
スライド18


最終的なインプラント計画は、以下のようになりました。
スライド19



それでもインプラント治療には、困難を極めました。
前歯部も骨吸収が非常に大きく、骨の幅は、平均して約2〜3ミリ程度しか存在しない状態でした。
以下は、インプラントを埋入した後です。
骨吸収が少なければ、長いインプラントを埋入することが可能です。
そうすれば、インプラントの埋入本数も少なくすることが可能となります。
しかし、今回のようなケースではある程度の数のインプラントが必要となります。
スライド20

インプラント手術も 以下のような さまざなま治療方法を駆使して行ないました。
ソケットリフト法
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
PRP法
等です。

以下は、インプラント治療が終了した状態です。
スライド21

使用したインプラントは、
アンキロス インプラント
ストローマンインプラント(ITIインプラント)
です。

骨吸収が大きくならなう状態でインプラント治療を行なうことは、
治療費の削減にもなりますし、
治療自体も楽に行なえます。

現在インプラント治療を考えられている方は、
病状が悪化する前に治療を開始することが本当に大切です。


治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜
になります。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


歯科衛生士募集
正社員、アルバイトの歯科衛生士を募集しています。
給与(時給) や勤務時間 等の詳細は以下の診療相談からご連絡下さい。
          歯科衛生求人相談
無記名でOKです。
アルバイトは週1日からでもOKです。
正社員の場合、週休3日 もしくは 週休2日を選択可能です。
年齢制限はありません。
件名に「正社員 もしくは アルバイト 相談」と記入して送信していただくただけでOKです。
詳細を記載した書面を至急返信致します。




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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

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 さい。
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2014年1月9日

最新インプラント症例:206回目

2014年 1月 9日(木曜日)です。
この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。
『206回目のインプラント症例』になります。

歯科衛生士募集
正社員、アルバイトの歯科衛生士を募集しています。
給与(時給) や勤務時間 等の詳細は以下の診療相談からご連絡下さい。
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年齢制限はありません。
件名に「正社員 もしくは アルバイト 相談」と記入して送信していただくただけでOKです。
詳細を記載した書面を至急返信致します。




本日の症例は、骨増大治療(GBR法)を行なったケースです。

インプラント治療をご希望されて来院される患者様の中には、
悪い状態を長く放置してしまった結果、
インプラント治療を困難にしてしまうことがあります。

具体的には
歯周病
歯根破折
歯が欠損したままの状態で長期間経過した
等があります。

歯周病は、病状が進行すると 歯を支えている骨が吸収する 病気です。
支えている骨の吸収が進行すると 歯がグラグラ してきて 抜けてしまいます。
もちろん、歯周病が進行しないうちに 適切に治療を行えば、
歯周病の進行を停止させることが可能です。

歯周病の治療とは、
ルートプレーニング
フラップ オペレーション
GTR法
エムドゲイン法
といった治療です。

しかし、こうした治療にも限界があります。
あまりにも骨吸収が進行してしまった場合には、
私のような歯周病専門医 であっても治すことは不可能です。

抜歯になります。
全ての歯周病を治すこはできないのです。

しかし、患者様にとって抜歯は可能なかぎり避けたいものです。
そのため、完全に抜歯しか方法がない状態でも 抜歯をご希望されない方は、
多くいらっしゃいます。

これが、大きな問題なのです。

こうしたことを患者様に 以下のように 他の例でご説明することがあります。

お腹が痛くて内科を受診したとします。
診査の結果、病名が ガン(癌)と診断されたとします。
しかも、ガンは、かなり進行していたのです。
もっと早い段階でガンが発見されていれば、
抗ガン剤 や 放射線治療で治ることが可能だったのですが、
ガンが進行してしまっている現状では、
ガンの部分を切除するしか治療方法はなかったとします。

もし、切除しないと ガンは、他の臓器にも転移してしまうからです。
ガンが転移した結果、生死にも関わってくるのです。
そのため、外科処置によってガンを切除する方法を選択するのです。

歯周病も同じです。

歯周病は感染症 ですので、治療を行っても治らない歯を放置すると
必ず 他の歯に感染してしまいます。
つまり、さらに多くの歯を失ってしまうのです。
歯周病は、感染症 であることをしっかりと認識することが
歯周病治療を行うための第一歩なのです。

しかし、100%治療ができない歯であっても
どうしても抜歯を希望されない方がいらっしゃいます。

その結果、さらに多くの歯を失うことになるだけでなく、
骨吸収が進行することにより、
歯が抜け落ちた後の治療が困難(不可能)になってしまうことが多いのです。

歯根破折でも同様のことが起こります。

骨吸収の進行は、抜歯後のインプラント治療において
重要な問題なのです。

本日ご紹介する症例も
骨吸収を長期に渡り放置してしまった結果、
インプラント治療を困難にしたケースです。

前置きが長くなりましたが 今日の症例を見てみましょう!

以下は初診時です。
スライド01

下顎左側の奥歯の被せ物が取れてしまったが、そのまま放置してしまい、
骨吸収が起こってしまっています。
スライド02

いつもこのブログを読まれている方は、もうご存知のことと思いますが、
骨吸収を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

スライド04

手前の歯も歯根破折しています。
スライド05

これらの歯は、当然抜歯となります。
抜歯が遅すぎた状態です。
スライド06


抜歯後、約3ヶ月待ちインプラント治療の開始となります。
骨吸収が大きいため、一番奥の部分ではインプラントをそのまま埋入することは不可能です。
インプラント埋入と同時に骨の増大治療が必要となります。
骨増大治療法とは、GBR法 のことです。
確かにGBR法 を行なえば、骨の増大が可能となります。

当院を受診される患者様の中にも
「骨吸収していてもGBR法を行なえば、大丈夫だろう!」
というような 考えを持ち来院される方も多くいらっしゃいます。

しかし、GBR法 は魔法の治療ではありません。
GBR法(骨再生治療)には限界 があるのです。
また、こうした治療を行なうと
治療後の腫れが起こる確立も高くなります。

もちろんGBR法 を行なえば、必ず腫れるわけではありません。
骨吸収が大きければ、大きい程GBR法 も複雑になりますので、
腫れたり、痛みを伴ったりする確立が高くなります。

そのため、できるかぎり骨吸収を少なくすることが
治療後の大変さを 少なくすることになります。

痛かったり、腫れたりすることは もちろん嫌ですよね。

以下がインプラント治療計画です。
スライド08

一番奥の部分のインプラント周囲には、ほとんど骨が存在しないことが分かります。
スライド09

以下がインプラント手術後の状態です。
スライド10

インプラント周囲に骨ができるまで暫く待ちます。
約3ヶ月です。

以下は、インプラント治療が終了した後のレントゲンです。
スライド11

骨吸収が起こらないうちに抜歯することが大切なのです。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
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治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2013年12月19日

最新インプラント症例:205回目(2013年最後のブログ)

2013年12月19日(木曜日)です。
この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。

2013年 最後のインプラント症例ブログです。

年末年始の休診案内です
2013年12月30日(月)〜
2014年 1月 6日(月)まで
休診とさせていただきます


休診中の緊急連絡は、以下からメールでご連絡下さい。
   メールによる年末年始の緊急連絡先


また 休診中の予約は、以下のインターネットオンライン予約をご利用下さい。
    インターネットオンライン予約



消費税についてのお知らせ
来年の4月に消費税のアップ(増税)がありますが、
もちろんインプラント治療も消費税の対象となります。
そのため、11月頃から
「消費税アップ前にインプラント治療を行いたい!」
という方が非常に多く来院されます。

当然のことながら同じ治療を行うのであれば、
安く治療を受けたいと考えられているのは当然のことです。

ここで注意しなければいけないのが、
インプラント治療は、1日や2日で終了する治療ではないということです。
最短でも2〜3ヶ月はかかります。

患者様の中には、
4月から消費税がアップするのだから
3月の終わり頃にインプラント治療を行いたい
と考えられている方もいらっしゃるようです。

インプラント治療を行う前に他の治療を完了させておかなければならない治療もあります。
例えば、歯周病です。
インプラント治療前には必ず歯周病の検査を行います。
この理由として、歯周病の状態のままでインプラント手術を行うと
インプラントにも歯周病細菌が感染することにもなりますし、
適切な治療計画自体が立てられないからです。

そのため、
現在 歯周病であったり、
噛み合わせに問題があったり、
虫歯 等の問題が大きくあった場合には、
口腔内全体をみて治療計画を立てることが必要になります。

歯周病治療に数ヶ月かかることもあります。

そのため、実際にインプラント治療を行うまでに数ヶ月の期間が経過してしまうこともあるのです。

3月の終わりにインプラント治療を行おうと思っても
インプラント以外の治療に数ヶ月かかり、
インプラントの手術は、8月以降なんてこともあります。

インプラント治療をご希望されていても
すぐにインプラント治療が開始されるわけではないのです。

きちんと計画を立てることが重要です。

そのため、インプラント治療を考えれられている方は、
お早めに歯科医院を受診し、
今後の治療計画についてご相談されて下さい。

おそらく インプラント治療を手がけられている多くの歯科医院では
3月までにインプラント治療を完了することを
ご希望されている患者様が非常に多く来院されていると思います。
そのため、インプラント治療の予約自体も取りにくくなっていることと考えられます。

早めの対応が必要です。

また、現在歯科医院に通院されている方は、
担当医に相談されて下さい。


さて本日のテーマになります。
『205回目のインプラント症例』になります。

このブログでは、何回も神経がない歯が歯根破折 を起こしたケースを紹介してきました。
神経のない歯は本当にリスクが高いです。

本日の症例(再アップケース)は、上顎の奥歯で骨吸収を高度に起こしたケースです。
上顎の奥歯は骨吸収が大きく起こりやすい部位であり、
上顎の奥歯が欠損している方にインプラント治療を行おうと思っても十分な骨の高さがないことがほとんどであり、難症例の部位となっています。
本日の症例も上顎の奥歯で骨吸収が起こっていたケースを紹介します。
本日の症例のポイントとなる言葉はソケットリフト法 です。

本日の症例の話しを紹介する前に 骨吸収 と 上顎洞 という話しからしたいと思います。
これが分からないと今回の症例をご理解するのは難しいのです。

上顎の奥歯の上方には『上顎洞』という空洞があります。
上顎の奥歯の上に存在する骨の空洞になっている部分のことです。
多くの場合、歯が存在すると この上顎洞 と 上顎の骨の距離は一定の幅がありますが、
歯周病等で骨が吸収してしまうと 上顎 と 上顎洞との距離が薄くなってしまいます。
その結果インプラントを行えないことがあります。
以下は、上顎洞の図です。
p_img_01


A 歯がある状態で上顎洞までの距離があり、十分な骨の高さがある。

B 歯を失った後でも上顎洞までの距離があり、十分な骨高さがある。
  インプラントを行うのに問題はない。

C 歯周病等で骨が吸収してしまったために上顎洞までの距離がなくなり、
  インプラントを行うのに十分な骨の高さがない。
  上顎にインプラントを希望する患者さんの多くは(60%以上)このような状態である。
  このように歯を抜いた場所は年々やせて、場合によっては1〜2mm程度の幅しかない方も
 います。

Cの状態が骨吸収上顎洞の関係により骨の高さが少ない状態であると思って下さい。

本日はこのことが分からないと先に進めませんので、
まずこの点を図を参照にしながらご理解下さい。

以下は初診時のレントゲンです。
スライド01

スライド02

スライド03

上顎右側の奥から 3番目 と 4番目 の2歯分が欠損しています。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド04

今回のケースでは骨吸収はさほどありません。
問題なのは上顎洞です。
以下の緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
スライド05

骨吸収の状態と
上顎洞の状態を合わせたのが以下のレントゲンです。
残っている骨の高さ(残存骨量)を見てみましょう!
スライド06

さらに分かりやすくするために、丸の部位を拡大して見ましょう!
スライド07

赤線が骨吸収した位置で
緑線が上顎洞です。
実際に骨の高さを計測してのが以下になります。
スライド08

欠損部の手前の骨の高さが約8ミリ
欠損部の奥の骨の高さが 約6ミリです。
骨吸収が大きい場合には、高さが1〜3ミリ程度の場合もあります。
そうした状態と比較すれば、6〜8ミリの骨の高さが残っているのはまだ良い方です。
しかし、上顎の奥歯にインプラントを埋入するためには 十分な高さとは言えません。
上顎の奥歯に適切な長さのインプラントを埋め込むためには、
10ミリ以上の長さのインプラントが必要です。
現在の残っている骨の高さは約6〜8ミリということは、
2〜4ミリの骨の高さが不足していることになります。
そこで行う治療がソケットリフト法 です。

上顎洞は、硬い骨ではありません。
分かりやすく説明すると
少し硬い布が垂れ下がっている状態
と思って下さい。
しかし、この布は破れやすいのです。
それではソケットリフト法 の具体的な治療方法について解説します。
骨の高さが少ない状態で 無理に長いインプラントを埋入しようとすると
上顎洞を突き破ってしまいます。
そして、上顎洞の粘膜が破れてしまいます。
p_img_04

そこで、以下のように治療を行います。
図1:
上顎洞の手前 1ミリまで骨に穴を開けます。
この1ミリ手前までというのが重要なポイントです。

図2:
開けた穴に 人工骨 を入れます。
人工骨の種類については今回省略しますが、
当医院で使用しているのはβーTCPという完全な人工で精製された骨です。
安全性が非常に高い材質です。
この人工骨を穴に入れた状態で、下から(穴を開けた骨の入口から)
棒状のオステオトームと言われる器具でたたきます。
この時 患者様には、コンコン とたたかれている感じがあります。
人工骨(βーTCP)を入れてたたき、
上顎洞の中に人工骨(βーTCP)を入れていきます。
この作業を何回か繰り返します。
そうすると上顎洞の中に少しずつ人工骨(βーTCP)が入り込みます。

図3:
結果的にインプラントを埋入するための骨の高さが確保されます。
p_img_05

ここまでがソケットリフト法 の術式です。

以下がソケットリフト法 によりインプラントを埋入した直後です。
スライド09

白丸の部位を拡大して見てみましょう!
スライド10

以下は、インプラント埋入直後です。
スライド11

黄色線がソケットリフト法 によって押し上げられた上顎洞です。
本来の上顎洞の位置と比較してみましょう!
スライド13

スライド14

黄色エリアが今回のソケットリフト法 によって押し上げられた部分です。
この黄色部分には人工骨(βーTCP)が入っているのです。
今回の症例では、ソケットリフト法 としてはさほど難しいケースではありません。
以下は 治療前 と 治療後 の比較です。
スライド15

スライド16

以下は被せ物を装着した治療後です。
スライド17


ソケットリフト法 は、上顎洞までの高さが少ない場合に、比較的簡単に長いインプラントを埋め込むことができる治療法です。
しかし、どのような場合でもこの治療法が可能はわけではありません。
本当に適応な状態であるのかは、歯科医師に聞いて下さい。




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(手術費用20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


      インプラント無料相談
現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
      インプラント無料相談

オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

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 基本的に、当日に回答させていただきます。

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欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2013年12月5日

最新インプラント症例:204回目

2013年12月 5日(木曜日)です。
この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。
『204回目のインプラント症例』になります。


診療時間変更のお知らせ
12月15日(日)は、15:30までの診療となります。
お間違えないように!

年末年始の休診案内です
2013年12月30日(月)〜
2014年 1月 6日(月)まで
休診とさせていただきます



消費税についてのお知らせ
来年の4月に消費税のアップ(増税)がありますが、
もちろんインプラント治療も消費税の対象となります。
そのため、11月頃から
「消費税アップ前にインプラント治療を行いたい!」
という方が非常に多く来院されます。

当然のことながら同じ治療を行うのであれば、
安く治療を受けたいと考えられているのは当然のことです。

ここで注意しなければいけないのが、
インプラント治療は、1日や2日で終了する治療ではないということです。
最短でも2〜3ヶ月はかかります。

患者様の中には、
4月から消費税がアップするのだから
3月の終わり頃にインプラント治療を行いたい
と考えられている方もいらっしゃるようです。

インプラント治療を行う前に他の治療を完了させておかなければならない治療もあります。
例えば、歯周病です。
インプラント治療前には必ず歯周病の検査を行います。
この理由として、歯周病の状態のままでインプラント手術を行うと
インプラントにも歯周病細菌が感染することにもなりますし、
適切な治療計画自体が立てられないからです。

そのため、
現在 歯周病であったり、
噛み合わせに問題があったり、
虫歯 等の問題が大きくあった場合には、
口腔内全体をみて治療計画を立てることが必要になります。

歯周病治療に数ヶ月かかることもあります。

そのため、実際にインプラント治療を行うまでに数ヶ月の期間が経過してしまうこともあるのです。

3月の終わりにインプラント治療を行おうと思っても
インプラント以外の治療に数ヶ月かかり、
インプラントの手術は、8月以降なんてこともあります。

インプラント治療をご希望されていても
すぐにインプラント治療が開始されるわけではないのです。

きちんと計画を立てることが重要です。

そのため、インプラント治療を考えれられている方は、
お早めに歯科医院を受診し、
今後の治療計画についてご相談されて下さい。

おそらく インプラント治療を手がけられている多くの歯科医院では
3月までにインプラント治療を完了することを
ご希望されている患者様が非常に多く来院されていると思います。
そのため、インプラント治療の予約自体も取りにくくなっていることと考えられます。

早めの対応が必要です。

また、現在歯科医院に通院されている方は、
担当医に相談されて下さい。

特に12月は、どこの歯科医院も混んでいることが多いので、
早めの受診が必要です。

当医院においても12月の予約は、
ほとんど埋まっており、
インターネット予約 では、ほとんど空きがない状態です。
(12月6日 11:00の時点で12月のインターネット予約は あと1人のみです)




このところ忙しくインプラント症例も再アップすることが多くなっています。
本日の症例も再アップのケースです。
本日の症例は、多くの問題を抱えていたが、一度に全てを行うことが不可能だったために、
6年程度の歳月をかけて少しずつ治療を繰り返していったケースです。

このような治療方法は、現実問題としてあり得ます。
本来 一番良い方法は、悪いところは最初の段階で全て治療することです。
悪い状態を放置すると病状は悪化してしまいます。
例えば、歯周病 を放置すると歯を支えている骨が吸収してしまいます。
このような場合には、骨が吸収しないうちに抜歯した方が 後の治療が楽にできます。
また、歯周病 を放置すると 歯周病細菌が他の歯へも感染 します。
その結果、本来健康であった歯もダメになってしまうのです。
歯周病の治療 を行っても治らない歯は、抜歯になるのです。
また、このブログでも良く解説する歯根破折 も放置すると骨吸収を起こします。
歯根破折 を起こした場合には、早期に抜歯が必要です。

今回の症例も歯周病 歯根破折 を起こしていたため、結果的に多くの歯を抜歯することになったケースです。
また後でも解説しますが、神経のない歯が非常に多い方です。
神経がない歯は非常にリスクが高いものです。

それでは、初診時のレントゲンから見てみましょう。
スライド01

初診時 上顎前歯部の被せ物が脱離を起こし来院されました。
診査の結果、上顎前歯部が歯根破折 していました。
スライド02

この歯は抜歯となります。
スライド1

抜歯後の治療方針として、
1.両側の歯を削りブリッジ
2.インプラント
3.義歯(入れ歯)
が考えられます。
しかし、歯根破折した歯の 右側の歯は、神経がない歯です。
(後で神経がない歯を全て図示します)
神経がない歯は、非常に脆いのです。
そのため、今回歯根破折 してしまったのです。
その神経がない歯を ブリッジとして使用するのは、非常にリスクがあります。
このことを患者様にご説明したことろ
インプラント治療をご希望されました。
ブリッジの予後についてのデータは以下を参考にして下さい。
   天然歯ブリッジの予後についてのデータ
ただし、問題はこの歯根破折 を起こした歯だけではありませんでした。
多くの問題を抱えていたのです。
まず、神経がない歯が多いのです。
以下のレントゲンの青丸が神経がない歯です。
スライド04

ほとんどの歯が神経がないのです。

これ以外にも歯周病等で骨吸収が起こっていた部位もありました。

以下のレントゲン写真は上顎前歯部のインプラント治療が終了した状態です。
ここでもう一つの問題が生じました。
上顎右側の奥歯のブリッジが取れてきたのです。
原因は、一番奥の歯が歯周病による骨吸収が起こっていたために、噛む力に耐えきれず、手前の歯に大きな負担が加わり、手前の歯は歯根破折してしまったのです。
先にも説明したように元々神経のない歯が多く、リスクを抱えていたため、今回の歯根破折という結果につながったのです。
その時のレントゲンが以下になります。
スライド05

上顎右側の2歯は、抜歯になりました。
スライド06

抜歯後の治療方針として、義歯もお勧めしました。
この理由として、下顎の右側奥歯も状態としては 良くありませんでした。
将来的には、下顎右側奥歯も抜歯となる可能性が非常に高いのです。
今回 上顎右側奥歯にインプラント治療を行ったとしても 将来的に噛む下顎の歯がなくなる確立が高いのです。

このようなこともご説明し、可能であれば 現時点で 下顎右側の奥歯も抜歯し、右側の上下顎を同時にインプラント治療を行った方が良いことを説明しました。
しかし、患者様は 一度に多くの歯を失うことをご希望されませんでした。
『下顎右側の奥歯は、ダメなのは分かっているが もう暫く使用していたい!』
とのご希望がありました。
そのため、この時点では上顎の右側奥歯にインプラントを埋入するだけの治療計画になりました。
(歯科医師の立場からすれば、右側の上下顎は、一度に治療を行いたいのですが…)
しかし、ここでまた問題があったのです。
同部は骨吸収が起こっており、多くの問題を抱えていました。
いつものように骨吸収の状態を分かりやすくするために骨吸収の状態を線で書いたのが以下になります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
骨が吸収してしまったのが分かるかと思います。
緑線は上顎洞です。
上顎洞(緑線の上方)は空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド07

以下のレントゲンは、骨吸収の状態と上顎洞をさらに分かりやすくあらわしたものです。
スライド08

緑色の部分が上顎洞です。
赤色が骨吸収の部分です。
緑色の部分は空洞ですので、骨が存在するのは、
赤色との間だけになります。
奥歯の部分では骨吸収が大きいため、骨の高さがほとんどないのが分かるかと思います。
この骨吸収がある部分にインプラントを埋入するためにソケットリフト法 を応用した治療計画を立てました。
スライド1

以下のレントゲンが上顎右側のインプラント治療後です。
スライド10

これで上顎の治療は終了しましたが、下顎にはまだ問題が残っています。
特に下顎の右側奥歯は、この時点ですでに歯がグラグラしている状態でした。
しかし、患者様は抜歯を希望しませんでした。
(困ったものです。私としては、状況が悪化しないうちになんとか抜歯したかったのですが…)

この状態で数年が経過しました。
下顎右側の奥歯がグラグラして噛めないため、左側で噛むことが多くなりました。
そしたこともあり、下顎の左側の奥歯にも問題が生じました。
歯根破折 です。
下顎右側の奥歯は、歯周病等により骨吸収がかなり進行していました。
(予想していたとはいえ 大変なことになってしまいました…)
スライド11

下顎左側奥歯は、神経がない歯です。
しかも奥歯の欠損を補うために、手前の2歯を固定し、奥に1歯分を付け足しています。
これもブリッジと言います。
こうした方法は、明らかにダメになる治療方法です。
先程もありましたように神経がない歯をブリッジとすることは無理があるのです。
こうなることはある程度予想された結果です。
今回は、下顎の奥歯は 左右とも抜歯に同意していただきました。
そして、下顎の左右奥歯ともにインプラント治療となりました。
以下のレントゲンが治療終了後です。
スライド12

初診から6年以上の歳月をかけて一応の治療終了となりました。
もちろん、初診時に全ての問題がある歯を治療していれば、おそらく半年程度で治療は終了していたでしょう。
しかし、現実的には今回の症例のように何回かに分けて(ある程度の年月をかけて)治療を行うこともあります。
そのため、将来的にどのような問題が起こる可能性があるのかをきちんと見極めて治療計画を立てることが大切なのです。

私達歯科医師も論文や本 等から学ぶだけでなく、患者様から多くのことを学ぶことがあります。
患者様にあった治療方法というのがあるのです。

治療費
インプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) ×1本
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜 ×1歯分
1欠損分の合計 273.000円(消費税込)
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になりますので、
1欠損分の合計 241.500円(消費税込)
になります。



当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(手術費用20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2013年11月21日

最新インプラント症例:203回目

2013年 11月 21日(木曜日)です。

休診案内です
12月1日(日)は口臭関連学術講演参加のため休診となります

年末年始の休診案内です
2013年12月30日(月)〜
2014年 1月 6日(月)まで
休診とさせていただきます



この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。
『203回目のインプラント症例』になります。


本日ご紹介する症例(再アップケース)は、
「治療計画の変更!」
というテーマで解説します。

インプラント治療を行なう場合には、細かく治療計画を立てます。
当医院ですでにインプラント治療を受けられた方は、ご存知のことと思いますが、
「インプラント治療計画書」
という30〜40ページ程度の書面をお渡ししています。
その中には、
患者様ご自身のレントゲン上に記載されたインプラントシュミレーション、
骨吸収等の診断、
他の歯の状態、
噛み合わせ や 歯周病等の状態、
治療費、
具体的な治療スケジュール(日程)、
保証期間、
被せ物の素材の種類や特徴、
インプラント治療の問題点、リスク、
骨増大法(GBR)等の具体的な治療方法、

患者様に合わせた 内容が記載されています。
そうした「治療計画」に合わせて治療を進めていきますので
治療計画どおりに進まないというケースは、ほとんどありません。
しかし、時々治療計画を変更することもあります。
本日はそのような症例をご紹介します。

以下が初診時のレントゲン写真です。
スライド01

多くの歯が欠損しているのが分かるかと思います。
被せ物が次々に取れていき、抜歯を繰り返しており、
噛む場所がなくなってしまったとのことで紹介を受けて来院された方です。
スライド02

このままでは、食べることも 会話にも支障がきてしまっているので
なんとかしたいと考え、インプラント治療をご希望されて来院されました。
上顎は、半固定式義歯(コーヌスタイプ義歯)でした。
スライド03


半固定式義歯とは、義歯(入れ歯)は、義歯なのですが、
歯(ご自身の天然歯)に特殊な装置を付けて、義歯を固定するタイプの入れ歯です。
通常の義歯よりは、かなり安定も良いです。
しかし、義歯を固定する歯自体がダメになれば、使用はできません。
また、半固定式義歯は、非常に高額な治療になるため、
歯自体が長期的に保つ状態でなければ、なかなか将来性の低い治療(半固定式義歯)と言えます。
この患者様は、半固定式義歯を支えている歯が神経がない歯であり、
その歯が大きく虫歯になってしまっている状態でした。
歯が大きく虫歯になってしまったために半固定式義歯を支えることができずに
ダメになってしまったのです。
この患者様の口腔内を見ると
ほとんどが神経がない歯です。
以下の赤丸()が神経がない歯です。
スライド1

下顎前歯部の3歯以外は、全て神経がない歯でした。

神経のない歯についてはこのブログでもよく紹介してきました。
始めてこのブログを読まれる方のために
簡単に神経のない歯について解説します。

神経がない歯は どれくらい保つのか?(神経がない歯の生存率)

神経がない歯の生存率は、神経がある歯と比較すると圧倒的に低いのが現状です。
神経がない歯の生存率についての研究論文は多くありますが、
約5〜30年と言われています。
しかし、神経を取った後に 1年も経過しないうちにダメ(抜歯)となるケースもあります。
神経のない歯の生存率が約5〜30年ということは、
20歳で神経を取った人は、25歳〜50歳程度で歯がダメ(抜歯)になる確立が高いということです。
それだけ神経のない歯の将来性は低いのです。
30年以上保つこともありますが、非常に稀なケースと言えます。

また、神経がない歯に
被せ物(セラミック、金属冠) や 差し歯、ブリッジを行った場合、
その被せ物は約7〜8年でトラブルが起こると言われています。

以下は、神経がない歯の代表的なトラブルです。

1.歯根破折を起こす!
まず、歯根破折(歯の根が折れる、亀裂が入る)です。
このブログでも良く解説する話しです。
神経のない歯はもろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

こうした状態を患者さんに説明する際に ” 木 ” に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるため もろくなってしまうのです。
歯(根)が折れた場合には、基本的に抜歯となります。

2.虫歯になりやすい!
次に 神経がない歯は、虫歯になりやすく、虫歯の進行速度も早いのです。
神経を取った歯は、ほとんどの場合 金属製 や セラミック等の被せ物(差し歯)を行います。
こうした被せ物には、ほんのわずかですが つなぎ目(隙間:すきま)が存在しています。
段差といってもいいでしょう。
この つなぎ目 に汚れが溜まりやすく、歯磨きが適切にできないと
被せ物の隙間から虫歯細菌が侵入し、虫歯となってしまいます。
また、神経のない歯は、虫歯になってもしみる等の痛みが起らないため、
気が付かないうちに進行しやすいのです。

3.根の先に膿みが溜まる!
次に 神経がない歯は、根の先に膿みが溜まることがあります。
この膿みが大きくなると 腫れたり、痛みが起こったりします。
本来、歯の中にある神経は、無菌的な状態ですが、
神経を取る際に歯に穴を開けた瞬間に 外部(大気中)の細菌が神経の穴に入ってしまいます。
外部からの感染を100%防ぐことは不可能なことです。
また、歯の根(神経が通ってる根)は、非常に複雑な形態をしており、
メインの神経以外にも 細い神経(血管)が無数に存在します。
例えると 木の根っこにも 無数の細い根が存在するのと同じです。
そのため、全ての神経を取り除くこと自体 難しいのです。
残った細い血管が腐ったりすると 膿みとなることもあります。
根の先に膿みが溜まった場合には、膿みを取り除く治療(感染根管治療)を行いますが、
再発率が高いのです。
根の先に膿みが溜まっているような状態(感染根管)では、
根自体が感染しているため消毒だけでは細菌を100%取り除くことは不可能です。
特にレントゲン上で膿みの陰が大きかったり、何度も腫れを繰り返しているような状態の場合には、
再発するリスクが高いことが 多くの論文からも明らかになっています。(再感染根管治療
以下は、さまざまな論文から得られた神経の治療の成績です。
  • 感染根管治療80%程度の成功率
   (50〜90%程度の成功率の論文報告が多い)
  • 再感染根管治療60%程度の成功率
   (50〜80%程度の成功率の論文報告が多い)
これらの論文から 根の先に膿みが溜まっているような状態で治療を行った場合(再感染根管治療)には、10人に治療を行えば 4人は膿み(腫れ)が再発するということです。

話しを今回の症例に戻しましょう!

今回の患者様の状況を見てみると
歯周病の問題は、下顎前歯部にはあるが、他の部位にはさほどありません。
そして、ほとんどの歯が神経がありません。
現在は、神経を取った歯が、
虫歯になったり、歯根破折しています。
口腔内の清掃状態(歯磨きの状態)もあまり良くありません。
虫歯に対しては、非常にリスクが高い口腔内(生活習慣)と言えます。

このような患者様に対して、半固定式の義歯を作製した場合には、
やはり今回のような結果になって当然なのです。
そのため、そうしたリスクを十分考えた上で治療計画を立てることが重要となります。
スライド04

下顎も歯周病や虫歯 等 問題は大きくあります。
スライド05

患者様は、食事ができない状態にまでなっていました。
スライド06

以下の×印の歯は抜歯が必要です。
スライド07

しかし、これらの歯を抜歯すると かなり多くの歯が欠損することになります。
上顎は12歯分がなくなります。
本来、上顎には14歯の歯が存在するわけですから
2歯しか残らないということは 当然のことながら きちんと噛むことができません。
スライド08

この全ての欠損部にインプラント治療を行なうとなると
かなり大変な治療になります。

また、骨吸収の状態にも問題はありました。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
スライド10


患者様のご希望は、以下のようなことでした。

ご希望1: 可能なかぎり義歯(入れ歯)は避けたい!
ご希望2: 将来性の高い治療を希望!
ご希望3: 何度も治療の繰り返しをするのは嫌!
ご希望4: 治療期間はかかってもしっかりと治療を行ないたい!
ご希望5: 治療費についてはある程度かかるのはしかたがないが、可能なかぎり治療費は抑えたい!

というような内容でした。
そのため、以下の点に考慮して1回目の治療計画の説明を行ないました。

ポイント1: 
義歯はできるかぎり避けたいが、全ての欠損をインプラント治療で固定式となると
どうしても高額になってしまうため、
下顎の左右の欠損部に対しては、インプラントで固定式のブリッジとし、
上顎に関しては、2〜3本のみのインプラントを埋入し、義歯を固定するための 
装置を組み込む方法とする。
これは、現在上顎が半固定式の義歯を使用されているということを考慮しています。

ポイント2: 
上顎は、左側の2歯を除いて抜歯となるが、その残した2歯自体も将来性は低いので
無理して残すと その歯がダメ(抜歯)となった場合には、再度治療を行なう必要性があり、
将来性のある治療とはならず、さらに再治療費のことも考えると
無理して歯を残すよりは、将来性が低い歯は抜歯して治療計画を立てる。

こうしたことを考慮した治療計画が以下です。

下顎右側については、
4歯欠損に対して、2本のインプラントを埋入し、4歯分の被せ物を作製する。

下顎左側については、
5歯欠損に対して、3本のインプラントを埋入し、5歯分の被せ物を作製する。

という方法です。
最小限のインプラント埋入です。
もちろんのことながら 1本のインプラントで4歯を支えることはできませんので…
これが治療費が最小限のプランということになります。
もちろんブリッジですから 固定式です。
これで、患者様のご希望である
治療費を抑えたい!
義歯を避けたい!
ということを達成することが可能です。
スライド11

今回は、話しが長くなるため、詳細は避けますが、
インプラントを埋め込む部位は、骨吸収等を考慮して選択しました。

次に上顎です。
上顎については、
義歯を避けたい!
というご希望があったため、複数本のインプラントを埋入し、
ブリッジの計画も説明しましたが、
どうしても治療費が高額になるため、以下のような治療プランを提示しました。
アタッチメント義歯です。
スライド13

アタッチメント義歯とは、最小限のインプラントを埋入し、
入れ歯を固定するための装置を組み込む方法です。
このアタッチメントにより、入れ歯は強固に固定されますので、
通常の義歯(入れ歯)より、
食事 や 会話の際 に動いたり、
落ちてきたり
することが格段に低くなります。
また、状況にもよりますが、義歯の大きさも小さくすることが可能です。

以下は、アタッチメント義歯の参考症例(今回の症例ではありません)です。
下顎の前歯部に数本の歯が残っていましたが、
グラグラで指でも取れそうな状態です。
そのため、2本のインプラントを埋入し、義歯を固定するためのアタッチメントを付けました。
スライド14

義歯を固定するためのインプラント治療方法には、
上記の方法以外にも2本のインプラントをバーで支える方法もあります。
スライド15

バーの方が安定は良いですが、
コストは、上記の方が格段に治療費を抑えられます。

今回の方法は、先のアタッチメントという方法で対応することになりました。
治療費の削減がポイントとして大きかったからです。
本来このようなケースの場合には、
まず抜歯を行ない、その後インプラントの埋入となります。
しかし、現状で抜歯してしまうと
現在の半固定式の義歯が使用不可能となってしまいますので、
とりあえず抜歯しないでインプラントを埋入することになりました。
治療を行なう側としては、抜歯したいのが本音です。
しかし、治療期間中の患者様の生活習慣に支障をかけないことも大切なことです。
スライド17

ただし、最終的には抜歯します。
また、将来性も考え、現状では100%抜歯と判断しない歯も抜歯します。
これは、将来性を考えた上です。
今回無理に歯を残しても 近い将来に抜歯となった場合には、
その時点で再度義歯を新しく作成することが必要になります。
インプラントを利用した義歯は、保険が効きませんので
義歯自体も自費診療となります。
近い将来には、再度自費での義歯の作製が必要となる可能性が高いのです。
将来性の高い治療を希望!
何度も治療の繰り返しをするのは嫌!
ということを考慮すれば、やはり上顎は全て抜歯とした方が懸命です。
スライド18

治療は、先に下顎から行ないました。
その後上顎に3本のインプラントを埋入しました。
スライド19

上顎の残っている歯は、この時点ではまだそのままです。
現在の義歯が使用できるようにするためです。
スライド20

以下のレントゲンは、
下顎のインプラントに被せ物を装着した状態です(ブリッジ)。
上顎は、残っている歯全て抜歯した直後にアタッチメント義歯としました。
これにより噛めない日がないようにしました。
スライド21

患者様は、今までにないくらい噛めるようになり、
大変喜ばれました。
本来は、これでインプラント治療は終了のはずでしたが…
噛めるようになるとさらにがでてくるものです。
「上も義歯ではない状態になりませんか?」
というご希望をお持ちになるようになりました。
もっと もっと噛めるようになりたいことと
義歯を避けられたらもっと快適になるのではないのか
というご希望がどんどんと強くなっていったのです。
スライド22

この時点で再度治療計画を立て直すことになりました。
スライド23

インプラントブリッジです。
しかし、ここで
「治療費は最小限にしたい!」
というご希望もありましたので、
3本の追加インプラントのみで対応することにしました。
以下のような治療計画です。
スライド24


今回は話しが非常に長くなってしまいましたので、
詳細は省略しますが、治療が長くなってしまったこともあり、
先に埋入したインプラントの感染が起こった部位がでてきたため、
再度位置を変えて埋入した部位もありました。
以下は、上顎のインプラントブリッジの治療が終了した状態です。
スライド25


基本的に治療計画が変更されることがほとんどありませんが、
患者様のご希望等により
今回の治療のように変更することも稀にはあります。
患者様のご希望をできるかぎり考えていくことは大切なことです。


治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
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 基本的に、当日に回答させていただきます。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2013年11月14日

最新インプラント症例:202回目

2013年11月14日(木曜日)です。
この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。
『202回目のインプラント症例』になります。

始めに年末年始の休診案内です

2013年12月30日(月)〜
2014年 1月 6日(月)まで
休診とさせていただきます



インプラントは、骨の中にチタンのネジで埋める治療法です。
そのため、骨がしっかりしていることが重要です。
骨の高さ や 幅 がしっかりしていれば、インプラント治療はさほど難しいことはありません。
例えてお話すると
ネジ を打ち付ける とします。
の太さ(幅)が10センチあったとします。
10センチの幅(太さ)のに 
幅(太さ)3センチネジを打ち付けることは簡単なことです。
ネジの幅より の幅の方が大きいからです。
当然ですよね。
しかし、の太さが1センチであった場合は どうでしょうか?
1センチの幅(太さ)の3センチの太さのネジを打ち付けることは可能でしょうか?
無理ですよね。
木の幅より ネジの太さの方が大きいのですから…
当然です。

インプラントの場合も同じです。
一般的なインプラントの太さ(直径)は 約4ミリあります。
太さ4ミリのインプラントを埋め込むために 必要な骨の幅は約6ミリです。
インプラントの直径より 骨幅の方が太くないといけません。
しかし、現実問題として6ミリ以上も骨の幅が存在しているケースの方が少ないのです。
骨幅が1ミリとか 2ミリしか 存在しないケースもあります。
このような場合、骨の幅を増大(再生)させる治療法を行うことが必要になります。
骨を増大(再生)させる治療法には以下の方法があります。
1. GBR法(骨増大法)
2. スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
3. OAM(大口式)インプラントシステム
また、補助的な方法としてPRP法 という治療法も併用します。

また、骨の幅だけではありません。
骨の高さも非常に重要です。
骨の中に埋め込んだインプラントが安定するためには、
可能なかぎり長いインプラントを埋め込むことが重要です。
短いインプラントでは安定が悪いため、ダメになりやすいのです。

例えば、木 に ネジ を打ち付けるとします。
長さ10センチのネジを打ち付けるのと
長さ2センチのネジを打ち付けるのでは、
当然のことながら長い10センチのネジの方が安定することはお分かりのことと思います。
もっと言えば、20センチの長さのネジの方がより安定が良いですし、
長さ1センチしかないネジであれば、すぐ取れてしまうかもしれません。

インプラントも短いインプラントであれば、噛む力に耐えきれないのです。
可能なかぎり長いインプラントを埋め込んだ方がより安定が良いのは当然のことなのです。

しかし、現実問題として、骨吸収がある方の方が多く
適切な長さのインプラントが埋め込めないのも事実です。
特に上顎の奥歯においては、骨の高さが 1ミリ とか 2ミリ しかないこともあります。
こうした場合には、以下の方法を行います。
1. ソケットリフト法
2. サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)
です。

しかし、骨の幅を増大させたり、骨の高さを増大させる治療法は決して簡単な治療法ではありません。
骨吸収が大きければ 大きい程 治療が大変になります。

骨吸収が起きていなければ、インプラント治療は簡単に行えるのです。
しかし、私の経験上、骨吸収が起こっている方の割合は 半数以上です。
多くの方に骨吸収が起こっているといってもいいでしょう。
もちろん骨吸収の程度には差はありませすが、まったく骨吸収が起こっていない方が少ないのです。

可能であれば、骨を増大させるような治療法は避けたいものです。

前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する症例(再アップケース)は、GBR法(骨増大法) を避けるために工夫したケースです。

以下が初診時です。
下顎の左側の歯が抜けてしまって噛めないとのことで来院されました。
スライド01

下顎左側の奥歯が2歯分欠損していました。
スライド02

また、他にも問題がありました。
下顎左側の奥歯の残っている歯も折れていました。
歯根破折 です。
スライド03

このブログでよく解説しますが、
神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
こうした状態を患者さんに説明する時に ” 木 ” に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした木はたたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、
枯れた木は折れる可能性があります。
神経を取った歯も 枯れた木と同じような状態になります。
神経のない歯は血液供給がなくなるためもろくなってしまうのです。
歯根破折 した場合には基本的に抜歯になります。
スライド04

抜歯すると下顎左側の奥歯は、3歯欠損になってしまいます。
このような場合の治療方法として、
1.インプラント
2.義歯(入れ歯)
が考えられます。
患者様は、インプラント治療をご希望されました。
しかし ここで問題がありました。
骨吸収があったのです。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
スライド05

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表します。
スライド06

特に一番奥では、骨吸収が非常に大きいのが分かるかと思います。
また、さらに問題がありました。
下顎神経の存在です。
下の顎の中には、太い神経の管があります。
この下顎神経位置には、個人差があり、
顎の下の方にある方もいらっしゃいますが、
かなり上方に位置している場合もあります。
今回の患者様は、上方に位置していました。
スライド07

このレントゲンからみても 一番奥にインプラントを埋入するには、難しいことが考えられます。

通常、インプラント治療を前提として抜歯した場合には、抜歯直後に抜歯した穴ができるかぎり 早く骨で埋まるような治療法を行います。
単に抜歯しただけでは、穴は埋まりにくいのです。
抜歯した穴に骨が再生しやすい行う治療法をソケットプリザベーション法 と言います。
このソケットプリザベーション法 を行うかどうかが今後のインプラント治療に大きく影響するのです。
今回の症例では、下顎の一番奥の歯は、他歯科医院で抜歯されました。
おそらくソケットプリザベーション法 は行っていないと考えられます。
スライド08

後で比較しますが、手前の歯根破折 した歯を抜歯した時には、当医院でソケットプリザベーション法 を行っています。
後で見ると分かると思いますが、この部位の骨の再生の方が圧倒的に良いのです。

下顎左側の歯根破折 した歯を抜歯した直後が以下のレントゲンになります。
スライド09

もちろんソケットプリザベーション法 を行いました。
スライド10

以下が抜歯後3ヶ月です。
他歯科医院で抜歯した一番奥の歯と
当医院で後から抜歯した手前の部分では、骨の再生が大きく違うのが分かるかと思います。
奥の方はまだ抜歯した凹みがありますが、
手前の方は骨が平坦に治っているのが分かると思います。
スライド11

このレントゲンでは分からないのですが、
一番奥の部位は、骨の幅が非常に狭いのです。
これは、抜歯前の状態も悪かったのかもしれませんが、
ソケットプリザベーション法 を行っていなかったのも骨の回復が悪いことの一つになります。

それでは、こうした場合、どこにインプラントを埋入するのでしょうか?
歯が3歯欠損している場合、以下のように欠損の両側に1本づつの合計2本の埋入する方法が一般的です。
スライド12

しかし、この症例では、骨吸収があるため、
骨の高さ と 骨の幅 が少ないため、適切なインプラント埋入で難しかったのです。
スライド13


今回のテーマは、始めにお話しましたように「できるかぎり 患者様の負担を少なくするための治療法」です。
患者様は、毎日お仕事をされている方です。
腫れが大きく起こるような治療法はできるかぎり避けたいものです。
そのため、少しでも治療による負担を少なくするために、
骨吸収の大きい部位を避ける治療法を選択しました。
それが、カンチレバー という治療方法です。
以下のような方法です。
スライド14

骨幅が比較的ある部位にインプラントを埋め込むことにより
より楽な治療法になるのです。
以下がインプラント治療が終了した後のレントゲンです。
スライド15

最後に 今回のインプラント治療とは関係ありませんが、
この患者様は、神経がない歯が非常に多いのが問題です。
最初にも書きましたが、神経のない歯は もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。
歯根破折 です。
今後も注意してみていかないといけません。
スライド16


本日のテーマは、「できるかぎり 患者様の負担を少なくするための治療法」でした。

治療費
インプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。



当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
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治療計画以上の追加費用はありません。
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これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
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ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
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  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2013年11月7日

最新インプラント症例:201回目

2013年11月 7日(木曜日)です。

始めに年末年始の休診案内です

2013年12月30日(月)〜
2014年 1月 6日(月)まで
休診とさせていただきます



この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。
『201回目のインプラント症例』になります。

久しぶりの「インプラント症例ブログ」です。
このところ非常に忙しくアップする時間がほとんどありませんでした。

まだまだ忙しい日々が続いているのですが、
そろそろアップしないと…
ということで再開致します。

いつもこのブログでご紹介する症例は、骨吸収が起こっているケースがほとんどで
GBR法(骨増大法) ソケットリフト法 サイナスリフト法(上顎底挙上術) 等を行ってインプラントを埋め込むことが多いのです。

このブログは、特別なケースや難しいケースをご紹介することが多いのですが、
骨吸収もなく、比較的簡単な症例も多くあります。
あまりこのブログではご紹介しないだけです。

本日ご紹介する症例(再アップケース)は、簡単な症例です。
最も良くあるケースです。

しかし、欠損のままにしておくと 今後大きな問題が起こりやすい症例です。
それでは早速見てみましょう。

以下のレントゲンは初診時になります。
スライド1

下顎の左右奥歯(2歯づつの合計4歯欠損)が欠損しています。

スライド2

このような症例は非常に多く存在します。

多くの場合、奥歯が欠損すると以下のようなパターンで病状は進行していきます。
1.奥歯が欠損する!
2.義歯を作成するが 違和感が強く使用できない!
3.そのまま欠損を放置する!
4.噛む場所が限定されるため、残っている奥歯に負担がかかる!
5.奥歯で噛めない分、前歯に負担がかかる!
6.歯並びが悪くなる!
7.上顎が欠損すると噛み合う下顎が、下顎が欠損すると噛み合う上顎が挺出する!

このようなことが起こると
残っている歯が歯周病であった場合、急速に歯周病が進行します。

残っている歯が神経がない歯であった場合、加重負担により歯根破折 を起こします。

特に歯根破折 は大きな問題です。

歯根破折 を起こした歯は、基本的に抜歯です。

奥歯が欠損することにより、前歯に負担が加わり、前歯が歯根破折 を起こす症例は良く経験することです。

それでは 本日の症例に戻りましょう。
以下の赤丸:●は、神経がない歯です。
スライド3


神経がない歯が多いですね。
このまま奥歯が欠損していると 上顎の前歯部に負担が加わり、上顎の前歯部の赤丸:●の歯は歯根破折 を起こしてくる可能性が高いのです。


スライド4


患者様のご希望としては、
『義歯(入れ歯)は嫌なので、固定式のインプラントにしたい!』
『他の歯は大きな治療はせず、このままにしたい!』
とのご希望がありました。

そこで、以下のような治療計画になりました。
スライド5

骨吸収もほとんどないため、単にインプラントを埋入するだけです。
非常にシンプルな治療計画です。

以下がインプラント治療が終了した直後です。
スライド6

治療期間は、約3ヶ月です。
インプラントを埋入(手術後)後、骨とインプラントが結合(くっつく)まで約2〜3ヶ月かかるためです。

非常に簡単な症例ですが、奥歯をきちんと噛めるようにすることで
この患者様の将来性は格段に向上します。

治療費
インプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  168.000円(消費税込) 
被せ物(白い歯) 1歯  105.000円(消費税込)〜
になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 73.500円(消費税込)になります。



当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
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オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

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欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2013年10月24日

今月のブログは休みです

2013年10月24日(木曜日)です。
この最新インプラント症例ブログは毎週木曜日にアップしています。

今週と来週は、「最新インプラント症例ブログ」は休みです。

11月から病院のリニューアルするのですが、
その準備で忙しいので、今週と来週のブログは休みとなります。
リニューアルといっても  内装ではなく、ソフト面なので
見た目は変わりませんが…

歯周病専門サイトブログ(現在は金属アレルギー特集中) のみアップし、
他のブログも今月(10月)は休みとなります。





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