最新インプラント症例ブログ

2014年12月4日

最新インプラント症例:225回目

2014年12月4日(木曜日)です。

始めにいくつかお知らせがあります。

スタッフ募集(アルバイト / パート)
詳細は、以下をご覧になって下さい。
    求人情報


今週末(12月7日:日曜日)は
大阪での ほんだ歯科 口臭研修会のため、休診となります。
また、土曜日の診療は16:00までとなります。


年末年始休診案内

始めに年末年始の休診案内です。
12月30日(火曜日)〜1月5日(月曜日)まで休診となります。



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。

『225回目のインプラント症例』になります。

さて本日の症例は、『治療計画の難しさ』です。

治療計画というのは、口腔内だけでは考えられません。

虫歯がいっぱいあったり、
歯周病が進行していたり、
噛み合わせがズレていたり、
欠損数が多かったり
した場合には、治療計画が非常に複雑になります。

もちろん、
治療期間、
治療方法、
治療費、
患者様の体調、
治療費対するご理解の程度…等に制限がなければ、
理想的な治療方法があります。

しかし、現実問題として、
 忙しくて通院が難しい!
 痛みのある治療は嫌!
 体調が悪い!
 高額な治療費は無理!
といったさまざまな問題があり、
『どこまで治療を行うか』ということは
患者様のご希望、口腔内の状態 等を考えた上で決定されます。

本日ご紹介する症例も悩むことが非常に多かったケース(再アップ)です。

それでは早速始めましょう。

以下が初診時のレントゲンです。
スライド01

グラグラしている歯が多くありました。

スライド02


虫歯!
歯周病!
歯がない部分がある!
噛み合わせのズレが起こっている!
等さまざまな問題があります。

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド04

骨吸収が非常に大きいのが分かります。

多くの歯が初診時にすでにグラグラです。

指で触っても取れそうな歯も多くあります。

下顎右側の奥歯がないことからも 噛むことも困難になっています。

一番最初に問題となるのが、
『どの歯を抜歯するのか?』ということです。
スライド05

現実問題としては、ほとんどの歯は将来性が低く、抜歯の対象です。
スライド06

逆に治療が可能な歯は以下の歯です。

歯周病治療、虫歯の治療…等を行うことにより治療が可能な歯です。
スライド07


患者様のご希望としては、
『極力 抜歯しないで 歯を保存したい!』
とのご希望がありました。

治療を受ける患者様側としては、当然のことです。

私達歯科医師も極力歯を保存したいと考えています。

しかし、将来性を考えた場合、
保存する方が良いのか?
抜歯した方が良いのか?
等を考えなければいけません。
スライド08


今回の症例も
歯周病の状態、
虫歯の状態、
噛み合わせの状態、
患者様のご希望を考えて以下の歯を抜歯することにしました。
スライド09

保存が厳しい歯もありましたが、それらの歯は残す(保存する)ことにしました。
最終的な治療計画は以下のようになりました。
スライド10


それでは、この治療の妥当性について解説していきます。

まず、右側です。
抜歯後 右側奥歯は、上下後ともに欠損になります。
欠損した部位の治療方法としては、
1.インプラント
2.義歯(入れ歯)
になります。
患者様は、取り外し式の義歯(入れ歯)は嫌なため、固定式のインプラント治療を選択されました。
スライド11

右側の奥歯の治療方法はこれで決定です。

次に上顎の前歯部です。
これが大きな問題となるのです。
今回の治療計画では、
上顎前歯部は、2歯のみを抜歯し、2本のインプラントを埋入する計画になっています。

しかし、問題なのはインプラントを埋入した両側の歯(天然歯)です。
この歯自体すでにグラグラしています。
将来性はあまり高いとはいえません。
スライド12

もし、上顎の前歯部に2本のインプラントを埋入した後で
その両側の歯がダメになった場合には、
さらに2本のインプラントの追加が必要になります。
スライド14

そのため、理想的な治療方法としては、
上顎前歯部の2歯のみを抜歯するのではなく、
将来性の低い残りの歯も抜歯して治療計画を立てることです。

具体的には上顎前歯部は、4歯とも抜歯です。
スライド15

そして、2本のインプラントを埋入し、
インプラントブリッジとする方法です。
スライド16

この治療方法のが、最終的な治療費の削減にもなります。

治療の繰り返しもありません。

理想的な治療方法です。

しかし、理想的な治療方法 と 患者様のご希望とは違います。

患者様には、将来的に起こる さまざまな ことをご説明しました。
その結果、患者様は、
『なんとか歯を残したい!』という強いご希望がありました。
これが最終決定です。
スライド17

どの治療方法が良いということではありません。

それぞれの利点、欠点を十分ご理解していただき、
最終的な治療方針が決定されるのです。


次に下顎左側です。
スライド18

今回の治療計画では、欠損部周囲の歯を削り、ブリッジという治療方針になりました。

しかし、理想的には、ブリッジではない方が良いでしょう。

下顎左側の奥歯の治療方法としては、
1.ブリッジ
2.義歯(入れ歯)
3.インプラント
になります。
スライド19

患者様は、取り外し式の義歯は嫌であったため、
ブリッジ もしくは インプラント となります。

理想的にはインプラント治療が良いでしょう。

この理由として、歯を削ることがないからです。
スライド20

しかし、インプラント治療の場合、費用の問題がどうしてもあります。
スライド21


今回、右側 や 上顎前歯部 にもインプラント治療を予定しています。

さらに下顎左側までインプラント治療となると これは大変です。

今回の治療で最優先となる治療は、右側です。

右側の奥歯できちんと噛むことが可能となることが
将来的に口腔内を維持するために重要なことなのです。

スライド22

さまざまなことを考えた結果、下顎左側の奥歯はブリッジで対応することにしました。

また、このブリッジも治療費を抑えることを考え、保険のブリッジにしました。

ブリッジは、残っている歯の数によって違いますが、
ほとんどのケースで保険が適応されます。

ただし、材質は限定されます。(保険で セラミック 等は使用できません)
下顎左側のブリッジの治療費は、約25.000円程度です。
(神経がある、ない、によっても違います)


以下がインプラント治療が終了した状態です。
スライド24


今回の症例のテーマは、『治療計画の難しさ』でした。





治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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 基本的に、当日に回答させていただきます。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

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2014年11月27日

「キーン!」とする 虫歯治療の音を解消

2014年11月27日(木曜日)です。

だいぶ久しぶりのブログです。
11月は、いろいろと仕事が多く、なかなかブログにまで手がまわりませんでした。


歯科助手急募
歯科助手を急募しています。
時給 等の詳細は以下のページをご覧下さい。
アルバイト募集要項


本来このブログはインプラント症例を紹介するブログですが、
本日は、ちょっと違った話をしたいと思います。

虫歯を治療する際に、
歯を削る器具がありますよね。

あの「キーン!」と音がする “ アレ ” です。

嫌な音ですよね。

この音は、タービンという歯を削るモーターの音なのです。

どうしても歯を削る際には、
この音がしてしまいます。


本日ご紹介する内容は、
「キーン!」とする 虫歯治療の音を解消する「ノイズ ホワイトニング」という話です。
pixta_6772000_S

患者様には、治療中にヘッドホンで音楽を聞いていただきます。

そして、ヘッドホンで聞く音楽に
歯を削るタービンと同じ周波数を挿入することで
タービンの「キーン」 という音を 聞こえにくくしています。

これを 「マスキング効果」 と言います。

患者様は音楽を聞いているだけです。

歯科医師の説明に対しては人の声の周波数帯を
カットしてありますので聞こえます。

マスキングするのは
タービンから聞こえる 「キーン」 とする音だけです。

スライド1



歯科治療の あの音が嫌いな方は ご利用下さい
使用は無料です。

現在まだ一台しか設置していませんので、
ご希望がございましたら事前予約していただければ確実です。

また、待合室に「ノイズ ホワイトニング希望カード」がありますので、
ご希望される方は、受付にこのカードを渡して下さい。




このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。






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2014年11月6日

最新インプラント症例ブログは11月27日まで休みです

今月(11月末まで)は 最新インプラント症例ブログは休みになります。

今月末 に 閉め切りの仕事があるため、
ちょっとブログにまで手がまわりません。

次回のブログは少し先になりますが、
11月27日(木曜日)にアップします。

いつも楽しみにしていられる方 すみません。
2014年10月30日

金属アレルギー検査(パッチテスト):その2

2014年10月30日(木曜日)です。


このブログはインプラント症例を紹介するブログですが、
前回のブログから金属アレルギー検査(パッチテスト)の話をしています。


本日のタイトルは、
金属アレルギー検査(パッチテスト):その2です。

当医院では、金属アレルギー検査(パッチテスト)を実施することになりました。

前回のブログでは、
パッチテストの手順について解説しました。

パッチテストは、1回では終わらないのです。

腕 や 背中に 金属の試薬を含ませたパッチテストシートを張り、
48時間、
72時間、
約1週間後に
金属試薬にアレルギー反応があるかどうかをみて判断します。

そのため、検査には3回の通院がかかるのです。

これは皮膚科でも同様になります。

そのため、検査日がどうしても限られてきます。
これは医院の休診日が大きく影響しています。

当医院では以下の日程で金属アレルギー検査(パッチテスト)が実施可能です。

パターン1
パッチテスト6


パターン2
パッチテスト7


注意事項
* 1回目の判定 と 2回目の判定は必ず来院日を守って下さい
* 3回目の判定は、上記日程より多少ズレても大丈夫です。


次は、当医院での大きな特徴になりますが、
パッチテスト中でも多少であれば水に触れることが可能な
耐水性のパッチテストを使用しています。

パッチテストを敬遠される患者様の中には、
1回目の検査判断までの48時間入浴ができないことを理由に
検査自体を躊躇されることがあります。

当医院で使用している フィンチャンバー AQUA(アクア)は、
耐水性のテープを使用しているため、
簡単なシャワー程度の水滴から検査試薬を保護することができるため、
パッチテスト中も従来の検査より快適に過ごせます。

以下が 耐水性フィンチャンバー AQUA(アクア)です。
IMG_6427

finnmain2


ただし、湯船につかることは禁止です。


本日はこれで終了です。


次回もインプラント症例ではなく、
パッチテスト(最終回)になります。



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2014年10月23日

金属アレルギー検査 パッチテスト:その1

2014年10月23日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログですが、
本日から 数回に分けて ちょっと違った内容をご紹介します。

タイトルは金属アレルギー検査(パッチテスト)になります。

当医院では、金属アレルギー検査(パッチテスト)を実施することになりました。

最近本当に金属アレルギーに対する問い合わせが増えています。

金属アレルギーに限らず、
アレルギー自体どんどんと増えていると聞きます。

当医院でも金属アレルギー外来 を開設してから
本当に多くの患者様がなんとかしてほしいとご来院されています。

もちろん口腔内金属を撤去することは、歯科医院ですので、最も得意とする分野です。

しかし、口腔内金属を撤去する前に
どのような金属に対してアレルギーがあるのかを調べる場合、
皮膚科 や アレルギー外来を 紹介させていただいておりました。

これには大きな理由があります。

歯科医院では、基本的に金属アレルギー検査は行えないのです。

基本的にとは、歯科の中では保険が適応されないからです。

そのため、金属アレルギーを主訴としてご来院された場合には、
まず皮膚科を受診していだくことが必要なのです。

しかし、皮膚科でも金属アレルギー検査を行っているところが少なく、
患者様も探されることが多くあり、
他の医療機関を受診するため、
大変さがあったのも事実です。

実際に皮膚科 等で行った パッチテストの結果を歯科医院に持っていくことが必要です。

そのため、今回当医院でも金属アレルギー検査の
パッチテストを実施することになりました。

当医院では、
歯科で使用される以下の16種類の金属を調べることができます。
スライド2


パッチテストは、金属アレルギー検査の中で 最も一般的に行われる方法であり、
信頼性の高い検査法と言えます。

スライド1

パッチテストを開始した日から
次回まで(48時間後:1回目の判定が終わるまで)は以下を禁止です。

1.湯船に つかることは禁止

2. 耐水性 フィンチャンバーAQUA を使用しているので直接水が触れないように
  注意すれば簡単なシャワーはOK
  フィンチャンバーAQUAについては、また次回のブログで解説しますが、
  一般的に皮膚科で使用されているパッチテストの製品よりかなり高品質なので、
  シャワーはOKです。
  これは今までパッチテストを受けることを悩んでいた問題点を解決できる
  良い製品です。
  詳細は次回のブログで説明致します。

3.運動禁止(汗は大敵)

4.インキ や 検査液が付着することがあるので汚れても問題ない肌着を着用する


それでは、上記の写真であった1回目の判定の日についての解説です。
テープを除去後、約1時間 お待ちいただきます。
これは検査試薬を貼った絆創膏の影響を排除するためです。
この日から入浴可能ですが、検査部位は擦らないで下さい。
インキで印を付けるので汚れても問題のない肌着を着用して下さい。
粘膜部の発赤 等で判断します。



次のステップについての写真です。
2回目の判定(パッチテスト開始から72時間後) と
3回目の判定(パッチテスト開始から約1週間後) です。
スライド2

2回目の判定は、72時間後です。
1回目の判定と同様にアレルギー反応を見ます。
この時には、時間はさほどかかりません。

3回目の判定は、さらに約1週間です。
この日は確実でなくても大丈夫です。
約1週間から10日の間にご来院していただければ問題ありません。

1回目の判定日(48時間後)と
2回目の判定日(72時間後)を守っていただければと思います。



次にパッチテストの注意点についてですが、

1. 
検査部位にペンで位置決めの印を記入します。
汗をかくと取れやすいのでご注意して下さい。

2.
検査期間中は運動は禁止です。
汗をかく夏場の検査は基本的に行えません。

3.
女性の方で背中にパッチテストを貼った方は、
テープを除去するまでブラジャーの着用はできません。

4. 
検査試薬が服に付着することがありますので、
テープを除去するまでは必ず肌着を着用して下さい。
 
5. 
パッチテスト実施期間(最初の48時間)は、試薬の貼ったテープが取れたりすることがあるため、
運動は避け、重い荷物を持つ 等も避けて下さい。

6. 
反応が強い場合には、炎症後色素沈着が起こり、跡が長期間残る場合があります。

7. 
女性の検査担当者をご希望の場合には、お知らせ下さい。

8. 
初診時は、口腔内検査(レントゲン、歯周病検査 等) および 問診のみとなります。

9. 
検査期間中は、ステロイド剤、鎮痛薬(NSAIDs)、抗アレルギー薬は中止して下さい。

10.
判定記録のためパッチテスト部の写真を撮ることがあります



次回もパッチテストの続きになります。


金属アレルギーについてご興味のある方は、是非次回もご覧下さい。


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2014年10月16日

最新インプラント症例:224回目

2014年10月16日(木曜日)です。


始めに今月の休診案内です。

10月18日(土曜日) 午後
10月19日(日曜日) 午前 午後
  日本歯周病学会参加のため


このブログはインプラント症例を紹介するブログです。



『224回目のインプラント症例』になります。


このところとても忙しく新しい内容のブログアップが遅れています。
本日も再アップケースの紹介です。


最近インプラント治療に関して、無痛麻酔を希望される方が多くなっています。

無痛麻酔については以下をご覧になって下さい。

無痛麻酔:静脈内鎮静法


本日の症例は、ソケットリフト法で対応したケースです。
患者様は、上顎の奥歯が欠損しており、噛むことが不自由なため、
奥歯にインプラント治療をご希望されて来院しました。

早速初診時のレントゲン写真から見てみましょう!
スライド01

今回治療を行う部位は上顎左側です。
上顎左側の奥歯が2歯分欠損しています。
スライド02

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド03

さらに わかりやすくするために、骨吸収部位を赤色で表示します。
スライド04

次に上顎洞という空洞を見てみましょう!
以下のレントゲンの緑線は上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
スライド05

さらに分かりやすくするために上顎洞緑色で塗ってみましょう!
スライド06

骨の高さが非常に少なくなっています。
スライド07

スライド08

このままであるとインプラント治療は難しくなります。
短いインプラントしか埋入するこができません。
短いインプラントの予後は明らかに悪いのです。
スライド09

なぜこのようなことが起こったのでしょうか?
一般的には以下のような理由が考えられます。
歯周病 を放置したり、
歯根破折 を放置したり、
歯がないまま長期間そのままになって いたり
した場合には、骨吸収がどんどんと大きくなります。

骨吸収が大きい場合には、治療が非常に困難になるだけでなく、
骨吸収の状況によっては、インプラント治療自体が不可能となることもあります。

また、治療が困難ということは 治療が複雑になるため
治療後に大きく腫れたり、痛みを伴う場合もありますし、
治療費も高額にかかる場合もあります。
インプラント治療を考えられている方は、状況が悪くなる前に対応することが本当に重要なのです。

それでは、上顎の奥歯においてインプラント治療を行う場合には、
骨の高さがどれだけ残っていれば良いのでしょうか?
以下の話しはこのブログでよく解説する内容ですが、
始めてブログを見られる方 や ソケットリフト法 や 上顎洞について分からない方は
是非飛ばさずに見て下さい。
上顎の奥歯にインプラントを埋入するためには、12ミリ以上の骨の高さがあるといいです。
しかし、多くのケースで上顎の奥歯に十分な骨の高さが残っていることは少なく、
骨吸収が起こっていることが多いのです。
その理由は先に説明したとおりです。

上顎の奥歯では10ミリ以上の骨の高さがあれば、
インプラント治療が可能となります。
しかし、今回の症例では、4〜5ミリ程度の骨の高さしか存在していません。
これは、難症例と言えます。
そのため、さまざまな治療法を駆使してインプラントを埋め込む必要性があります。
通常今回の症例のように上顎の奥歯に骨吸収が大きい場合(骨の高さが5ミリ以下)には、
上顎洞の中に骨移植を行います。
こうした治療法をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
この治療法は、インプラント手術の中でもかなり大変な治療です。
私自身も時々サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うことはありますが、
できれば避けたい治療であると考えています。
その最大の理由は、治療が大変であるからです。
治療後の腫れが大きく起こるからです。
今回は、比較的腫れがなく、患者様への負担が少ないソケットリフト法 という治療で対応することにしました。

いつもこのブログを読まれいる方は、ソケットリフト法 についてだいぶ知っていると思いますが、お分かりにならない方のために、術式の解説を行います。

ソケットリフト法の術式
上顎洞は、硬い骨ではありません。
分かりやすく説明すると
少し硬い布が垂れ下がっている状態
と思って下さい。
しかし、この布は破れやすいのです。
それではソケットリフト法 の具体的な治療方法について解説します。
骨の高さが少ない状態で 無理に長いインプラントを埋入しようとすると
上顎洞を突き破ってしまいます。
そして、上顎洞が破れてしまいます。
p_img_04

そこで、以下のように治療を行います。
図1:
上顎洞の手前 1ミリまで骨に穴を開けます。
この1ミリ手前までというのが重要なポイントです。

図2:
開けた穴に 人工骨 を入れます。
人工骨の種類については今回省略しますが、
当医院で使用しているのはβーTCPという完全な人工で精製された骨です。
安全性が非常に高い材質です。
この人工骨を穴に入れた状態で、下から(穴を開けた骨の入口から)
棒状のオステオトームと言われる器具でたたきます。
この時 患者様には、コンコン とたたかれている感じがあります。
人工骨(βーTCP)を入れてたたき、
上顎洞の中に人工骨(βーTCP)を入れていきます。
この作業を何回か繰り返します。
そうすると上顎洞の中に少しずつ人工骨(βーTCP)が入り込みます。

図3:
結果的にインプラントを埋入するための骨の高さが確保されます。
p_img_05

ここまでがソケットリフト法 の術式です。

ソケットリフト法を応用してインプラント治療を行う治療計画を立てました。
スライド10

以下がソケットリフト法でインプラントを埋入した直後です。
スライド11

ソケットリフト法を行った部位を拡大して見てみましょう!
スライド12

スライド13

この拡大レントゲンに先程の骨のライン上顎洞の線を記入してみます。
スライド14

さらにこのレントゲン写真にソケットリフト法を行った後の上顎洞を書いてみます。
青線が挙上された上顎洞の位置です。
スライド15

挙上された上顎洞の内部には人工の骨(βーTCP)が入っています。
以下が被せ物を装着した後のレントゲンです。
スライド16


インプラント治療をご希望されて来院される方の多くは、
歯周病 を放置したり、
歯根破折 を放置したり、
歯がないまま長期間そのままになって いたり
することにより 骨吸収が大きく起こっています。
そのため、簡単なケースが少ないのが現状です。
今回のケースのようにソケットリフト法で対応することもありますし、
GBR法(骨増大法) を行うことも非常に多くあります。
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) で対応することもあります。
PRP法 を併用することもあります。
OAM(大口式)インプラントシステム で行うこともあります。
骨があまりにも少ないケースではサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うこともあります。
骨吸収している部位に無理にインプラントを行わないで
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
で対応することもあります。

できるかぎり治療を受ける患者様に負担が少ない治療で対応したいと考えています。


治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
      インプラントモニター(手術費用20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2014年10月2日

最新インプラント症例:223回目

2014年10月 2日(木曜日)です。

始めに今月の休診案内です。

10月18日(土曜日) 午後
10月19日(日曜日) 午前 午後
  日本歯周病学会参加のため



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。


『223回目のインプラント症例』になります。

さて、本日の症例は、歯がほとんどない方のインプラント治療です。(再アップケース)
だいぶ前のケースです。
もう15年近く経っているケースです。」

患者様は、上下顎の歯が グラグラ で食事がほとんどできない状態で来院されました。

歯周病の検査をすると 歯を支えている骨は、ほとんど吸収してしまっている状態でした。

私は、日本歯周病学会の歯周病専門医 ですが、
どのような状態でも歯を残せるわけではありません。

今回の患者様は、歯を支えている骨がほどんと吸収 してしまっていました。

どの程度骨吸収が進行していたかと言いますと
『歯を支えている骨が90%以上吸収していた!』のです。

もうグラグラです。

初診時の口腔内写真から見てみましょう。
スライド1


骨吸収が進行しているため、歯がグラグラ と動いているため、
歯と歯の隙間が大きくなっています。

また、歯周病の原因となっている歯石が大量に付着しているのが分かるかと思います。

以下の写真は、上下顎を内側から見たところです。
スライド2


左側の奥歯は、欠損しています。

それでは、初診時のレントゲンを見てみましょう。
スライド3


いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために 骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド4


以下のレントゲンは、
骨吸収した部位を赤色であらわしたものです。
骨がかなり吸収しているのが分かるかと思います。
スライド5


先にも解説したように すでに90%以上の骨が吸収してしまっている状態でした。

大変な状態です。

問診で患者様は、歯磨きを行う習慣がほとんどなかった ことが分かりました。

歯石の付着状況からしても 患者様は、歯磨きがほとんど行われていなかったことが分かります。

歯周病は感染症 です。

歯石の内部には、細菌(歯周病細菌)がいっぱい生存しています。

この細菌が原因となり、骨吸収が起こったのです。

歯周病の治療の中には、失った(吸収した)骨を再生(回復)させる治療法があります。
GTR法 エムドゲイン法 です。

しかし、これらの骨再生治療は 魔法の治療法ではありません。
骨が再生するといっても骨再生には限界(適応症) があります。

私自身も歯周病専門医 ですから、こうした骨再生治療 を含め歯周病治療 が当院の診療の基本になっています。

しかし、この患者様の場合、とても保存することができない状態でした。

1歯を残して全て抜歯と診断しました。
スライド6


それでは、
『抜歯と診断した歯以外は、本当に残すこができなかったのでしょうか?』

徹底した 歯周病治療 を行えば、もう何本か(3〜4歯程度)保存することは可能かもしれません。

しかし、あと数本の歯を抜歯しないで残したとしても その将来性はほとんどありません。

結果的にすぐにダメになってしまうでしょう。

また、完全にダメな歯を中途半端に残してしまうと
逆に治療計画が難しくなってしまいます。

特に 抜歯後にインプラント治療を計画した場合、
ダメな歯を無理矢理残すとさらに問題が大きくなってしまいます。

例えば、下顎の右側の奥歯を2歯のみ、
下顎の左側の奥歯を1歯のみ、
下顎の前歯部を2歯のみ
なんとか残せたとします。

そして、抜歯した欠損部には、インプラントを埋め込んだとします。

しかし、無理矢理残した歯は グラグラしているため噛むことはできません。
せっかく治療を行ったのに 食事が十分にできません。

また、無理矢理残した歯も 近いうちにダメになっていきます。

インプラントによって欠損部を治療したとしても 
残した歯がダメになってしまえば、また欠損部ができてしまいます。

そして、また新たに欠損部にインプラント治療を行うことが必要になってしまうのです。

こうしたことを繰り返すとインプラントを埋入する本数もどんどんと増えていきます。

治療費も年々増加していくだけです。
治療もいつまでたっても終わりません。

また、最も問題なのは、残した歯が重度歯周病であった場合、
一度歯周病を治しても、現在の口腔清掃状態が続くと
必ず歯周病は再発してしまいます。

歯周病が再発するということは、
その歯に歯周病細菌が増殖するということです。

歯周病細菌は、天然歯だけでなく、
インプラントにも感染します。

そのため、あまりにも重度の歯周病の歯を無理に残すと
その残した歯自体が歯周病が再発すると
インプラントにも感染するリスクが高いのです。

インプラントも歯周病細菌に感染するとダメになってしまいます。

インプラントが歯周病のような状態になることを
インプラント周囲炎と言います。

患者様にとって抜歯ということは、非常にためらうこと(嫌なこと)ですが、
私達歯周病専門医 からすれば、
『この歯は徹底した治療を行えば、十分治る!』
『この歯は絶対に治らない!』
『ダメな歯を無理に残すと 逆に問題が大きくなる!』
といったことが分かるのです。

そのため、
歯を残すことで治療を複雑にしたり、
他の歯へ感染してさらに悪化させたり、
いつまでも治療が終わらなかったりすると判断した場合には、抜歯と診断します。

将来性を考えた 適切な治療計画がないと決して良い結果にはなりません。

こうしたことに 患者様はご理解していただけました。

患者様ご自身もほとんどの歯がグラグラで
指で触っても取れてしまう状況であることは十分に分かっていましたので、
患者様のご希望は、
『早く きちんと噛めるようになりたい!』
『 再治療を繰り返すようなことはしたくない!』
『将来的にも不安がない治療を行いたい!』
『審美的にも問題がない状態にしたい!』
『治療費も最小限にしたい!』
とのご希望がありました。

また患者様は、今まで義歯(入れ歯)を使用した経験がなかったために、
義歯への不安をかなり持っていました。

そこでまずダメな歯を抜歯し義歯(入れ歯)を作成することから始めました。
義歯は抜歯前に型を取り、作成しておきます。

そして、抜歯と同時(当日)に義歯を装着します。
歯がないという期間は1日もありません。

こうした抜歯した当日に装着する義歯のことを
即時義歯と言います。

そして、義歯(総入れ歯)になった状態で暫く経過をみていただきました。

義歯にはなかなかなれない状態でしたが、上顎はなんとか使用できるようでした。

しかし、下顎の義歯は違和感が強くまったく使用でいない状態でした。

そこで、下顎にはインプラントを埋入し、完全固定式のブリッジを作成する計画を立てました。
以下のレントゲンは、抜歯後のインプラント診査時です。
スライド7


インプラントの治療計画は、骨吸収等を考え以下のようになりました。
スライド8


以下のレントゲンは、下顎のインプラント治療が終了した後です。
スライド9


下顎は、完全固定式ですので もともと歯があった状態に回復できたのです。

患者様も何十年ぶりに、きちんと食事もでき、
審美的にも満足できると 非常に喜んでいただけました。

上顎については、このまま義歯のご使用に問題がなければ、そのまま使っていただきますが
ご希望により インプラントによる固定式のブリッジを作成することも可能です。



治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。


当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。


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2014年9月18日

最新インプラント症例 222回目

2014年 9月18日(木曜日)です。

スタッフ募集(アルバイト / パート)
詳細は、以下をご覧になって下さい。
    求人情報


休診案内
9月23日(火)は、秋分の日のため休診となります。



このブログはインプラント症例を紹介するブログです。



『222回目のインプラント症例』になります。

本日の症例は以前に解説したケースです。
非常に簡単な治療でしたが、もっともよくあるパターンです。
きっと多くの方に当てはまるかと思います。

本日のテーマですが、
1.噛み合わせの安定は非常に重要!
2.状況を悪化させないためには、早期の対応が大切!
3.神経がない歯が多い人は、上記の2つが特に重要!!
という内容です。

今回ご紹介する症例は、インプラント治療としては非常に簡単なケースです。
骨吸収もほとんどありませんでした。
いつもこのブログでご紹介する症例は、骨吸収が非常に進行しているため、
GBR法(骨増大法)
PRP法
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
ソケットリフト法
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
を行うようなケースがほとんどでした。
また、骨移植等の大変な治療を避けるために
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
といった治療法を行うようなケースも数多く紹介してきました。
しかし、このような難しいケースばかりではありません。
骨吸収もなく簡単に治療が行える症例もあります。

今回の治療の大きなポイントは、現在抱えている問題を最小限に抑えるためにインプラント治療を選択することが重要であった症例です。
今回のような症例は当てはまる方が多くいらっしゃるかと思います。

それでは初診時のレントゲンから見てみましょう。
スライド1

右下の奥歯と左下の奥歯の被せ物が取れてしまったため、
『奥歯で物が噛めない!』との問題から当医院を受診されました。
診査をすると被せ物が取れた歯は、虫歯が非常に深い状態でした。
スライド2

上顎の左側の奥歯も被せ物が取れている状態でした。
スライド3

これらの歯は神経がない歯です。
このブログでも良く書いていますが、神経のない歯は非常に脆く、通常の噛む力でも折れてしまう確立が非常に高いのです。
歯根破折 です。

以下の青丸:●が神経がない歯です。
スライド4

治療計画としてまず、虫歯の深い歯は保存不可能であったため、抜歯としました。
スライド5

以下が抜歯後です。
スライド6

抜歯後は、下顎の左右の奥歯が欠損してます。
当然のことながらこの部分では噛めないことになります。
欠損部分で噛めないと 噛む力は他の歯へおよびます。
もし、今後もこの欠損した状態が続くと神経のない歯への負担が大きくなり歯根破折 を起こす可能性が高くなります。
歯根破折 によりまた新たに欠損が増えれば、さらに残った歯への負担が増します。
この時点で欠損部位を拡大させないことが重要なのです。
以下がインプラントの治療計画です。
スライド7

以下は、インプラント治療後です。
スライド9


ここで最初に解説した『本日のテーマ』をおさらいします。
本日のテーマは
1.噛み合わせの安定は非常に重要!
2.状況を悪化させないためには、早期の対応が大切!
3.神経がない歯が多い人は、上記の2つが特に重要!!
です。
今回の患者様は、下顎の左右奥歯が欠損したこの時点で
欠損部位にインプラント治療を行ったことが多きなポイントです。
欠損部にインプラントを埋入することにより、噛み合わせの安定が得られます。
これにより神経がない歯への負担を最小限にすることが可能になります。

簡単なケースでしたが、将来的なことを考えれば
インプラント治療は非常に有効な治療方法でした。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。


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今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
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2014年9月4日

最新インプラント症例:221回目

2014年 9月 4日(木曜日)です。

始めにお知らせです。
スタッフ募集(アルバイト / パート)
詳細は、以下をご覧になって下さい。
    求人情報

9月14日:日曜日は、
日本口腔インプラント学会出席のため、院長不在となります。
午後は休診となります。


このブログはインプラント症例を紹介するブログです。


『221回目のインプラント症例(再アップケース)』になります。

本日ご紹介する症例は、上顎の歯が1本もない方です。(上顎総入れ歯の患者様)
もともと 他歯科医院に通院されていました。
上顎が総入れ歯であり、食事に不自由を感じていたため、
インプラント治療をご希望されていました。
しかし、上顎の骨吸収が非常に大きく、インプラント治療が困難のため、
通院されている歯科医院から紹介を受けて当医院を受診されました。
当医院には、こうした他の歯科医院からの紹介がよくあります。

それでは早速始めましょう!
以下が初診時のレントゲン写真です。
スライド01

上顎は、歯が1本もありません。
あとで詳細は解説しますが、骨吸収が非常に著しく起こっています。
下顎右側のインプラントは、紹介先の歯科医院ですでに行ってありました。
スライド02

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こすの骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
かなりの骨吸収が起こっているのが分かるかと思います。
毎回このブログを見られている方は、かなり見慣れた線であるかと思います。
スライド03

さらに わかりやすくするために、
骨吸収部位を赤色で表示します。
非常に骨吸収が大きいのが分かるかと思います。
スライド04

次のレントゲンは、上顎洞という空洞です。
骨ではなく、穴が開いているのです。
いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。
現状のままでは、穴の中にインプラントを埋め込むことはできません。
上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド05

上顎洞緑色の領域であらわします。
奥歯では、この
上顎洞 の存在のために、骨の高さが少なくなっているのが分かるかと思います。
次は、鼻腔という鼻の穴です。
当然鼻の穴の中にインプラントを埋め込むことは不可能です。
スライド08

これらの情報をみると骨吸収上顎洞の存在、鼻腔の存在からインプラント治療が困難であることが分かるかと思います。
スライド09

奥歯においては、骨の高さが1〜3ミリ程度しかありません。
これでは、インプラント治療は難しい状態です。
スライド10

もし、このままの状態でインプラントを埋め込むと以下のように非常に短いインプラントを埋め込むしか方法はありません。
実際には以下のような短いインプラントはありませんし、
短いインプラント埋め込んだとしても 将来性は非常に低いものとなります。
スライド11

もし、この奥歯にインプラントを行うとなると上顎洞 内部に骨移植を行うことが必要になります。
スライド12

この骨移植をサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) と言います。
スライド13

上顎の奥歯で骨吸収が大きい場合には、この治療法を行うことが最も確実になりますが、
治療の大変さがかなりあります。
治療後の腫れ 等がかなり起こるのです。

患者様にサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) について説明をさせていただいとところ
「大変な治療は避けたい!」
というご希望もありましたので、
骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は行わないことにしました。

今回のケースでは、骨の高さが1〜3ミリ程度しか存在していなかったため、
非常に困難なケースと言えます。

本来 上顎の奥歯にインプラント治療を行う場合、
理想的には10ミリ以上の骨の高さが存在することが必要です。
しかし、10ミリ以上の骨の高さが存在するケースは、少ないのが現状です。
それでも骨の高さが5ミリ程度存在すれば、
インプラント治療は可能となります。
上顎の奥歯において骨の高さが5ミリ程度存在する場合には、
ソケットリフト法 という治療法を併用することにより、
比較的簡単にインプラント治療が可能となります。

今回の症例とは違いますが、参考資料としてソケットリフト法 を解説します。

先に説明しました上顎洞は、硬い骨ではありません。
分かりやすく説明すると
少し硬い布が垂れ下がっている状態
と思って下さい。
しかし、この布は破れやすいのです。
それではソケットリフト法 の具体的な治療方法について解説します。
骨の高さが少ない状態で 無理に長いインプラントを埋入しようとすると
上顎洞を突き破ってしまいます。
そして、上顎洞が破れてしまいます。
p_img_04

そこで、以下のように治療を行います。
図1:
上顎洞の手前 1ミリまで骨に穴を開けます。
この1ミリ手前までというのが重要なポイントです。

図2:
開けた穴に 人工骨 を入れます。
人工骨の種類については今回省略しますが、
当医院で使用しているのはβーTCPという完全な人工で精製された骨です。
安全性が非常に高い材質です。
この人工骨を穴に入れた状態で、下から(穴を開けた骨の入口から)
棒状のオステオトームと言われる器具でたたきます。
この時 患者様には、コンコン とたたかれている感じがあります。
人工骨(βーTCP)を入れてたたき、
上顎洞の中に人工骨(βーTCP)を入れていきます。
この作業を何回か繰り返します。
そうすると上顎洞の中に少しずつ人工骨(βーTCP)が入り込みます。

図3:
結果的にインプラントを埋入するための骨の高さが確保されます。
p_img_05

ここまでがソケットリフト法 の術式です。

次にソケットリフト法 の参考症例を見てみましょう!
先日紹介した症例から抜粋します。
上顎左側の奥歯が欠損しています。
スライド14

同部位では、骨の高さが4〜5ミリ程度しか存在しません。
スライド15

このままであると短いインプラントしか埋め込むことができません。
スライド16

そこでソケットリフト法 の治療計画を立てます。
スライド17

以下がソケットリフト法 でインプラントを埋入した直後です。
スライド18

ソケットリフト法 の状態を拡大して見てみましょう!
以下の丸で囲んだ部位を拡大します。
スライド19

拡大したところです。
スライド20

この写真に骨の状態上顎洞の線を書いたのが以下です。
スライド21

ソケットリフト法 により以下の青線まで上顎洞が押し上げられました。
スライド22

以下は治療後です。
スライド23

このようにして骨の高さが少ない場合でもインプラント治療は可能となるのです。
しかし、今回のケースでは骨吸収が大きいため、患者様のご希望もあり、
無理をせず、他の対処方法でインプラント治療を行いました。
それがカンチレバー という治療方法です。
以下のような方法です。
スライド24

上顎前歯部のインプラント埋入が可能な部位に6本のインプラントを埋入し、
奥歯の部分には、連結した被せ物を延長させる形でブリッジを行います。

こうしたことは全てのケースで適応される治療法ではありませんが、
噛み合わせ等を考慮して決定されます。
今回のメインとなる考慮した方法です。

ちなみに上顎前歯部も簡単な状態ではありませんでした。
骨吸収は非常に大きく かなり困難を極めました。
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
PRP法
等 さまざまなことを併用して始めてインプラント治療が可能となる症例でした。
以下は、インプラント埋入後です。
スライド25

治療期間中は、固定式の仮歯 を使用していただきます。

手術後の時点では、1本のインプラント(左から3番目)は骨との安定が悪いため、
インプラントの土台 は使用しない状態としました。
骨との安定(結合)を待ち型取りとなります。
それまでは、固定式の仮歯となりますので、噛めないということはありません。


以下は、治療終了後です。
スライド26

このようなケースは、治療後も綿密なケアーを行っていくことが重要です。

使用したインプラントは、アンキロス インプラント です。
前歯部に適したインプラント(プラットホーム・スイッチング) となっています。

今まで長い間義歯(総入れ歯)をされていた患者様にとっては、大変快適な状態となり、
喜んでいただきました。
「硬い物も食べられるようになり、本当に良かった!」
とおっしゃっていただきました。

患者様は、定期的に きちんとメインテナンス(定期検査) にいらしていただいております。

今後 現在の状態が長く続くように努力していくことが重要です。

治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。



このブログが始まって以来 毎週木曜日にアップしていましたが、
今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週木曜日にアップしたいと考えております。




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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2014年8月21日

最新インプラント症例:220回目

2014年 8月21日(木曜日)です。

このブログはインプラント症例を紹介するブログです。

『220回目のインプラント症例』になります。

前々回のブログ では、上顎の奥歯では 骨吸収 と 上顎洞 の存在のため、
長いインプラントが埋め込むことでできないために、ソケットリフト法 を併用してインプラントを行ったケースを報告しました。

ただし、ソケットリフト法 はどのような骨吸収が大きい症例でも対応できるわけではありません。

骨吸収があまりにも大きい場合には、インプラント自体が埋め込めないため、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うことがあります。

サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は、骨吸収が非常に大きく、
残っている骨の量が少なくても
インプラントを行える治療法の一つです。

当医院でも行っています。

しかし、私自身は、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎洞底挙上術) は治療に対する患者様の負担が大きいことから できるかぎり避けたいと考えています。

もちろん他に治療方法がない場合には、サイナスリフト法(上顎洞底挙上術) を行うこともありますが、
他に対応方法があれば、できるかぎり他の治療法を行いたいと考えています。

本日の症例は 以前にも紹介したケースですが、
上顎の奥歯に骨吸収が大きかったため、インプラントの傾斜埋入という治療方法で対応しました。

それでは早速始めましょう!
10年以上前に行った症例です。
以下は初診時のレントゲン写真です。
スライド01

患者様は、上顎の左右奥歯と下顎右側の奥歯がないため、食事ができないとのことで来院されました。

義歯は使用していましたが、違和感が強くほとんど食事ができない状態でした。

なんとか義歯ではない方法はないかと思い、当医院を来院された方です。

10年以上前は、現在よりインプラント治療が普及していない時期でした。
患者様が知り得る情報も限られていました。
そのため、ご紹介を受けて来院された方です。

歯はない部分は多数存在していました。
上顎右側の奥歯は 5歯欠損、
上顎左側の奥歯は 4歯欠損、
下顎の右側奥歯は 3歯欠損
でした。

スライド02


患者様は、初診時からすでにインプラント治療を行いたいとの強いご希望がありました。

そこで診査を行いましたが、さまざまな問題がありました。

一番大きな問題は、上顎の奥歯の骨吸収です。

いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
骨がかなり吸収しているのが分かるかと思います。

いつもこのブログを見られている方には、だいぶなれた骨吸収の線だと思います。

始めてこのブログを見られている方は、是非この骨吸収の線を覚えて下さい。

当医院にインプラント治療をご希望されて来院される方で
骨吸収がある患者様には、インプラント治療計画時に
今回の症例と同じように骨吸収の線を書いたインプラントシュミレーション計画をお渡ししています。

当医院に来院される患者様の多くは、このブログを見られているようですので、
このブログを十分にご理解されると
患者様それぞれに合わせた治療計画書をお渡しする際にさらに分かりやすくなると思います。

それでは、骨吸収の線を書いたレントゲンになります。
スライド03

もっと分かりやすくするために、骨が吸収した領域を赤色で表記します。

スライド04

骨吸収が非常に進行しているのが分かります。

さらに問題となったのが、上顎洞です。

以下のレントゲンの緑線は上顎洞という空洞です。

緑線の上方は、骨ではなく、穴が開いているのです。

いつもこのブログをご覧になっている方はもうすでにご存知のことと思います。

上顎洞の詳細は、以下を参考にして下さい。
        上顎洞
スライド05


上顎洞をもっと分かりやすくするために 上顎洞という空洞を緑色の領域で表してみましょう。

緑色の領域の部分は、全て空洞です。

骨吸収と空洞をみると奥歯には、ほとんど骨が存在していないのが分かるかと思います。
スライド07


部位別に残っている骨の高さを見てみましょう!
スライド08


奥歯は本当に骨吸収がひどく、インプラント治療が難しそうですね。

インプラントは骨の中にネジ(インプラント)を埋め込む治療です。
骨がなければ、インプラントを埋め込むことすらできません。

もし、この状態でインプラントを埋入すると以下のようになってしまいます。
スライド09


奥歯では、非常に短いインプラントになってしまいます。

現実問題として このような短いインプラントは存在しませんし、
もし、存在していたとしても これでは当然のことながらダメになってしまいます。

それでは、どうすればインプラントを埋入できるのでしょう?

一般的には、上顎洞という空洞の中に 骨の移植を行います。
本日の最初に説明をしました上顎洞に 骨の移植を行う治療をサイナスリフト法(上顎底挙上術) です。

スライド10

ただし、この治療法はかなり大変な治療になってしまいます。

患者様には、骨吸収が大きいため、骨の移植手術を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) が必要なことをお話しました。

しかし、患者様は
『大変な治療は行いたくない!』とのご希望がありました。

そこで以下のようなプラン(治療計画)を立てました。
スライド11

ソケットリフト法
インプラントの傾斜埋入
という治療を駆使してインプラントを埋入する方法です。

スライド12

ソケットリフト法 は適応症はありますが、比較的患者様の負担が少ない治療法です。

上顎の奥歯で骨吸収があり、骨の高さが少ない場合には頻繁に使用される治療法です。

また、それでもインプラントが埋入できない部分には、無理にインプラントを埋入せずに
奥の骨が少しでも残っている部分にインプラントを斜めに埋入することにしました。

奥の骨が残っている部分は、親知らずがあった場所です。
この場所は比較的 骨が残っていることが多く、私自身 良く利用する場所です。

親知らず部分にインプラントを斜めに埋入(インプラントの傾斜埋入 )することで 可能となる治療方法です。

患者様もこの治療計画に同意していただけました。

そこでインプラントの診査になります。

以下はその診査の一つです。
インプラントを埋入する位置の確認です。
スライド13


そして インプラントの埋入に移ります。

まず最初に右側にインプラントを4本埋入しました。
ソケットリフト法 インプラントの傾斜埋入 を行ってです。

スライド14


次に左側にもインプラントを4本埋入します。
スライド15


さて次に考えなければいけないのが、下顎右側の欠損です。

下顎右側には2本のインプラントを埋入し3歯分を作製するインプラントブリッジの治療計画を立てました。
以下のようなプランです。
スライド16


以下が下顎右側にインプラントを埋入した直後です。
スライド17

インプラントと骨が結合(くっつく)まで待ちます。

上顎で約3〜4ヶ月、
下顎で約2〜3ヶ月
です。

その後、仮歯を作製します。
スライド18

この時点で下顎左側の奥歯が腫れてきました。

スライド19

初診時にすでにこの部分は、抜歯が必要なことをお話してあったため、この後抜歯となりました。

スライド20


抜歯後には以下のような治療計画になりました。
スライド21


ただし、抜歯した部位にインプラントを埋入するためには、抜歯部が治ってからの方が良いため、
まず1本のみを先に埋入し、抜歯部へのインプラント埋入は その後 行うことにしました。

スライド22


以下がインプラントの被せ物を行った後のレントゲンです。
スライド23


今後は、下顎左側の奥歯にインプラントを1本追加して終了です。
スライド24




治療費
上記の症例をインプラントモニターで行った場合の治療費は以下になります。

インプラント   1本  160.000円(消費税別) 
被せ物(白い歯) 1歯  100.000円(消費税別)〜 になります。
治療費をさらに抑える方法として 被せ物を金属製にする方法があります。
金属製の被せ物は、1歯 70.000円(消費税別)になります。

当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
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全て含まれた費用です。




 インプラントモニター募集(インプラント手術費用20%割引
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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