歯周病専門医サイトブログ

2020年3月23日

重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD:その3

2020年 3月23日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD:その3』になります。

このシリーズは3回目です。

1回のブログでは、
歯周病は、歯周病細菌による感染症であり、
感染する歯周病細菌の種類(タイプ)や数には個人差があり、
悪性度の高い歯周病細菌に感染すると
歯周病が進行しやすいことを解説しました。

このブログの詳細は、以下をクリックして下さい。
2020年 3月 2日(月曜日):重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD治療1回目

2回目のブログでは、
歯周病の基本的な治療方法について解説しました。

このブログの詳細は、以下をクリックして下さい。
2020年 3月 9日(月曜日):重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD治療2回目

本日は、このシリーズの最終回です。

前回のブログでも解説しましたように
重度の歯周病(侵襲性歯周炎)の場合、
数回に分けて歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行う際に、
治療が完了した部位から
まだ治療が終わっていない部位へと
細菌感染する可能性が報告されています。

そこで
進行した重度歯周病の場合(侵襲性歯周炎)の場合、
「SRP/スケーリング•ルートプレーニング」は
短期間で治療を行うことで効果が高いです。

そこで 短期間(1日 もしくは 数回に分けて)で全ての歯周病に感染した歯に対して、
歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行うことで
歯周病細菌を他の歯に転移させないようにする治療方法を
F M D ( Full Mouth Disinfection)法と言います。

一般的な慢性歯周炎の場合、
歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行うことで
歯周ポケット内の細菌(歯周病細菌)の数は劇的に減少します。

しかし、進行した重度歯周病(侵襲性歯周炎:しんしゅうせい ししゅうえん)の場合、
通常の歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)では、
細菌の数は減るものの、
治療後、約4週間程度で細菌叢(細菌の割合:比率)は元に戻ってしまうことが
多くの研究論文で分かっています。

つまり、進行した重度歯周病(侵襲性歯周炎)では、
歯周病治療後に
細菌の数は減ってはいくものの毒性の強い細菌の割合(比率)は
大幅には変化しない可能性があるのです。

そこで感染を防ぐために
先ほどにも解説しましたように
短期間(1日 もしくは 数回に分けて)で全ての歯周病に感染した歯に対して、
歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行います。

また、抗菌剤による 毒性の強い歯周病細菌の除菌を行います。

また抗菌性の非常に高い
0.12%以上のグルコン酸クロルヘキシジンを使用した洗口を行います。

この0.12%以上というのが非常に大きなポイントです。

日本で購入できるグルコン酸クロルヘキシジンは、この濃度に圧倒的に届きません。

エビデンス的には、
日本で販売されているグルコン酸クロルヘキシジンは、
ほぼ水といってもいいでしょう。

当医院では、
アメリカから輸入した
0.12%以上のグルコン酸クロルヘキシジンを使用しています。

また治療開始前の細菌の減少効果を的確に把握するために
PCR法による細菌検査を行います。


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2020年3月16日

歯磨き紙芝居

2020年 3月16日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『歯磨き紙芝居』になります。

子供に歯磨きを教える紙芝居が株式会社モリタより無料ダウンロードがありましたので
面白かったのでブログにアップしてみたいと思います。

「歯ならび歯たろう」
はじまりはじまり

昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
お婆さんは川へ洗濯に、

山で芝刈りも・・・お婆さんがしてました。
「えっほえっほ、今日も頑張るぞー!」

お爺さんはというと・・・家で寝ていました。
なぜなら、

歯並びガタガタ、歯がボロボロで元気がなかったからです。

そんなある日、
「ハハハハハハハハハハ!」
どこからか高らかな笑い声が聞こえ、
「ジャジャジャジャーン!」
突然、奇妙な物体が飛びだしてきました。 「トゥース!俺っちの名前は歯ならび歯たろう、よろしくな!」 「どっひゃー、たまげた」
「歯の化け物じゃー」 「さっそくだけど、お婆さん。俺っちと一緒にタイムトラベルに出かけよう!」

「この歯型タイムマシーン『タイム歯シーン』で!」

「お爺さんが子どもだった時代へタイムスリーップ!」

歯ならび歯たろうとお婆さんはお爺さんが子どもだった時代へタイムスリップしてきまし た。
「あれがお爺さんが子どもの頃住んでた家だ、さっそく見てみよう」

「いたいた、子どもの頃のおじいさん。寝てる。横向き寝。寝ぞうが悪いなー」

しかも
いつも頬杖ついてる。
姿勢も悪い。
口もポカンとあいてる。
「うっわー・・・ひっどいなー・・・」

「おいらにまかせるんだワン」
そこへ犬登場!

「ワンワンワワワンワーン」
頬杖ついたら、すぐ吠えます。
「ひえー!もう頬杖つかないよー」

「猫背解消、まかせるニャー」
猫登場!

「にゃにゃにゃんにゃにゃにゃん」
猫必殺、猫背解消スペシャル炸裂。
「あたたたた、猫背はもうこりごり」

「おまかせあれあれ」
ポカン口なおし隊登場!
赤 → 歯磨き矯正レッド
黄色 → 咬合矯正イエロー
ピンク → 呼吸矯正ピンク
紫 → ベロベロパープル

「ベロベロベロリンチョー」
一緒に楽しくあいうべ体操。
大きく口をあけて「あー」
口を横に開けて「いー」
口をとがらせ「うー」
ベロを伸ばして「ベーーー」
ポカン口と悪い寝ぞうもこれでおさらば。

「さよーならー」
「頬杖つかない、正しい姿勢、あいうべ体操、毎日続けるんだよー」
歯ならび歯たろうとお婆さんは元の時代に戻っていきます。

「元の時代へタイムスリーップ!」

元の時代に帰ってくると、そこに 1 人の人影。
「おかえり、婆さん」「その声は!」

なんということでしょう。お爺さんがイケメン、細マッチョボディに大変身!

「爺さん、素敵??」

そして、数年後。
2 人の間には桃太郎という可愛い子どもが産まれ、 犬猿キジのペットと一緒に、健康な歯で楽しい毎日を暮らしました。
めでたしめでたし。


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2020年3月9日

歯周病短期間治療(重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD)

2020年 3月 9日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、歯周病短期間治療:重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD(FMD)になります。

前回のブログでは、
歯周病は、歯周病細菌による感染症であり、
感染する歯周病細菌の種類(タイプ)や数には個人差があり、
悪性度の高い歯周病細菌に感染すると
歯周病が進行しやすいことを解説しました。

前回のブログの詳細は、以下をクリックして下さい。
2020年 3月 2日(月曜日):重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD

本日は、具体的な歯周病治療方法について解説します。

今回の話は、このブログでもよく解説している内容ですが、
患者様からメール等で時々ご質問を受ける内容です。

歯周病が進行している方には、
必ずと言ってもいいほどスケーリング / ルートプレーニングという方法を行います。

以下のような治療法です。

左側は、健康な状態であり、
右側は、歯周病が進行した状態です。

歯と歯肉には若干の隙間があり、
歯周病が進行するとこの隙間は、
歯周ポケットと言われます。

健康な方では、歯周ポケットは、1〜3ミリ程度ですが、
歯周病が進行すると深くなっていきます。

歯周ポケットが5〜6ミリになると中程度歯周病になり、
歯周ポケットが7ミリ以上になると重度歯周病になります。





実際に、歯石は以下のように
歯肉の中の歯根に付着しているのです。

歯肉の中の歯根に付着している汚れ(歯石 等)を取り除くのがルートプレーニングです。

一般的に行われている歯周病治療ルートプレーニングは、4~6回に分けて行われます。

こうした一般的に行われる複数回(4~6回)に分けて行う歯周病治療(ルートプレーニング)は、
治療が完了していない部位から 治療が完了した部位へと 細菌が感染(転移)することが分かっています。

特に重度歯周病(侵襲性歯周炎)で起こる可能性が高いとされています。
侵襲性歯周炎の場合、悪性度の強い歯周病細菌(P.g.菌 や A.a.菌…等)が非常に多く検出されます。

これらの悪性度の強い歯周病細菌は、
通常の4~6回に分けて行われる歯周病治療では 感染(転移)してしまうため、
1回(1日)もしくは1週間以内に歯周病細菌を除去(ルートプレーニング)すると同時(FMD治療)に
舌や口腔粘膜 等に付着している歯周病細菌を抗菌薬(CHX抗菌うがい薬、3DS法の使用)を用いて
除去 あるいは 抑制させて、感染(転移)をさせない治療法が報告さています。

これが今回のテーマであるFMDという治療法です。

次回のブログではもう少し詳細に解説します。


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2020年3月2日

重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD

2020年 3月 2日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD』になります。

ここ何回かは、
COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)の流行によって話題になっているPCR検査の話をしてきました。

前回のブログでも歯周病細菌検査(リアルタイムPCR法)の必要性について解説しました。
2020年 2月24日(月曜日):歯周病ブログ

その中でも解説しましたが、
現時点で歯周病に最も影響が大きい細菌は以下の5菌種であることが分かっています。

A.a.菌( Aggregatibacter actinomycetemcomitans )
侵襲性歯周炎の発症に関連が深い菌 非常に悪性度の強い細菌

P.g.菌( Prophyromonas gingivalis )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌
年齢に比較して骨吸収が大きく この菌の比率が高い場合
侵襲性歯周炎と診断される 非常に悪性度の強い細菌

T.f.菌( Tannerella forsythensis )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌

T.d.菌( Treponema denticola )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌

P.i.菌( Prevotwlla intermedia )
思春期性 や 妊娠性歯周炎 の発症に関連が深い菌

特に特に
P.g.菌
T.f.菌
T.d.菌
の3菌種は非常に悪性度の高い細菌と言われています。

歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

しかし、全ての人に同じ細菌が感染するわけではありません。

様々な研究報告から
10人がいれば、
1人は、非常に悪性度の高い細菌の数が多く認められ、
こうしたタイプの人は、非常に歯周病の進行が早く、治りが悪いことが言われています。

しかし、10人中1人は、
全く逆で、悪性度の高い細菌が少ないもしくはいない状態であり、
極端に言えば、歯を全く磨かなくても歯周病になりません。

先にも説明しましたように
歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

その歯周病細菌がほとんどいない場合には、
歯周病にはなりません。

そのため、
悪性度の高い歯周病細菌の感染がない場合には、
歯を磨かなくても歯周病にはならないのです。

さて残りの10人中8人ですが、
これらの方は、歯周病細菌の数はある程度存在すると考えられるため、
歯をきちんと磨かないと歯周病になってしまいます。

しかし、
こうした方は、歯周病であっても
徹底した口腔清掃(歯磨き)が十分され、
徹底した歯周病治療を行い、
治療終了後も定期管理をすることで
歯周病の悪化を最小限にすることは十分可能です。

問題となるのは、
悪性度の高い歯周病細菌に感染している
10人中の1人です。

このようなタイプの歯周病は、
非常に治すのが難しいですし、
歯周病治療によって改善したとしても
再発率が高いのが特徴です。

そのため、
通常の歯周病の方より
徹底した細菌のコントロールが必要になります。

このような方は、侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)と言います。
 *世界的には現在分類名が変わってきていますが、日本では現時点ではこの名称で分類されています。

同じ歯周病であっても
感染している歯周病細菌には、大きく差があります。

そのため、歯周病が進行している方の場合には、
まず細菌検査を行うことが良いでしょう。

それがここ何回説明させていただいている
リアルタイムPCR法です。

本日は、ここまでの話です。

次回は、
リアルタイムPCR法の後に行う歯周病治療について解説します。


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2020年2月24日

歯周病細菌検査(リアルタイムPCR法)の必要性

2020年 2月24日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

最近の歯周病ブログは、
COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)の流行によって話題になっているPCR検査の話をしてきました。

当医院でも行なっているPCR検査ですが、
COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)を歯周病調べることはできません。

歯周病細菌を調べることは可能です。

それでは、歯周病細菌を調べる目的は何でしょうか?

そもそも歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

人は生まれた時点では、歯周病細菌を持っていません。

どこからか感染します。

早い時期では、小学校低学年の頃に感染する人もいます。

歯周病細菌といっても非常に多くの種類が存在しています。

このブログでもよく解説していますが、
現在歯周病細菌として最も注意が必要な細菌は、以下の5種類です。

1. A.a.菌
2. P.g.菌
3. T.f.菌
4. T.d.菌
5. P.i.菌

です。

特に
P.g.菌 、T.f.菌 、T.d.菌の3菌種は、
Red Complex(レッドコンプレックス)と言われ、
歯周病に強い関連があります。

少し前のブログでも解説しましたように
PCR検査は、生物が持っているDNA(遺伝情報)を増幅させる方法です。

当医院で行なっている
リアルタイムPCR法は、さらに進化した検査方法であり、
DNAのも測定することができます。

歯周病といっても
感染している細菌の種類や量には違いがあります。

感染している細菌の種類や量によって
抗菌薬を使用した歯周病治療が適しているのかということの判断もできます。

また
歯周病治療に細菌検査(リアルタイムPCR法)を行い、
治療にも細菌検査(リアルタイムPCR法)を行い、
可能であれば、メインテナンスでも細菌検査(リアルタイムPCR法)を行うことで
治療によってどれだけ細菌数が減ったかがわかるだけでなく、
減少した歯周病細菌が再繁殖していないかの判定もできます。

そうしたことで歯周病のリスクを数値的に判断することが可能になります。

歯周病の検査として、必ず行うこととして、
歯周ポケット検査 というのがあります。

この検査は、必ず行う検査であり、
歯周病の進行程度がわかります。

他にも
レントゲン撮影検査も必ず行います。
レントゲン初見から骨吸収の状態 や 歯の根の形態 等
様々なこともわかります。

しかし、
これらの検査は、現在の歯周病の進行状態を知ることであり、
歯周病のリスク判定を行なったりするわけではありません。

歯周病の進行リスクを知ることで
様々な対応が考えられます。

歯周病が進行している方は、是非PCR検査を行なっていただければと思います。


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2020年2月20日

細菌とウィルスは違うのか?

2020年 2月20日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日もブログアップの日程を変更して木曜日アップです。

今日のテーマは、『細菌とウィルスは違うのか?』になります。

前回のブログでPCR検査の話をしました。

毎日のようにテレビ や ネットでも報道されています
COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)のPCR検査の話です。

当医院でもPCR検査を行なっています。
歯周病細菌に対するリアルタイムPCR法検査です。

虫歯細菌に対しても行なっています。

この話は、前回のブログをご覧になっていただければと思います。

2020年 2月13日 歯周病ブログ(リアルタイムPCR法)

さてここで疑問がある人もいらっしゃるかと思います。

歯周病細菌感染症と
COVIDー19(新型コロナウィルス感染症)
はどこが違うのでしょうか?

細菌ウィルス
はまったく違うものです。

大雑把に言えば、
細菌は生物であり、
ウィルスは生物とは言いきれない
ということです。

まず細菌の特徴として、
細胞を持っているということです。

我々人間のような多くの生物は、複数の細胞から成り立っています。

ここはなんとなくわかるかと思います。

この細胞の遺伝情報は、DNAに記録されています。

動物や植物は、このDNAがタンパク質に巻き付いて
染色体という構造を作り、その染色体が核という部分に収まっています。

一方細菌には核はありません。

細菌の特徴をまとめると以下のようになります。
細胞がある
栄養を摂取し、エネルギーを生産する
細胞分裂を繰り返す

それでは次にウィルスですが、
さほどの細菌と比較すると
細胞がない
栄養を摂取したり、エネルギーを生産しない
自力で増殖できない

ウィルスは、自力では増殖できないため、
他の生物の細胞に入り込みます。
そして自分のコピーを作らせます。
細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこみます。
このようにして、ウィルスは増殖していきます。

細菌ウィルス
は、大きさもまったく違います。

種類にもよりますが、ウィルスは、小さく
細菌の50分の1程度しかありません。

最近患者さんに抗生剤を処方した際に
以下のように聞かれました。
「抗生剤は、新型コロナウィルスに効きますか?」

効きません。

抗生剤(抗菌薬)は、
細菌の構造 や 増えていく仕組みのどこかを邪魔して効果を発揮します。

例えば、ペニシリンという抗菌薬は、細菌の細胞壁の合成を邪魔します。

抗菌薬は細菌の仕組みを利用した薬ですので、ウィルス感染症には効果を期待できません。

細菌ウィルス
はまったく違うものです。

そのため、インフルエンザウィルスに抗生剤(抗菌薬)は、直接的な効果はありません。


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2020年2月13日

リアルタイムPCR法

2020年 2月13日(木曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

いつもは、月曜に書いているブログですが、
この前の月曜日(2月10日)に間に合わなかったので
今回は木曜日アップです。

今日のテーマは、『リアルタイムPCR法』になります。

最近、COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)の報道が毎日のようにされています。

中華人民共和国湖北省武漢市の渡航歴がある方で発熱等が発症している方を優先的に
ウイルス検査を行っていることはみなさんご存知のことですよね。

この際に耳にするのが
「PCR検査」です。

聞きなれない検査だと思いますし、
今回の COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)報道で初めて聞かれた方も多いかと思われます。

しかし、私のような歯周病専門医にとっては、
かなり一般的な検査であり、
当医院でも日常的に行っている検査なのです。

歯周病でPCR法?
と思われるかもしれません。

PCR法は、ポリメラーゼ連鎖反応と言われ、
Polymerase Chain Reaction
の頭文字をとって PCR法と言います。

これは、DNAを増幅するための原理またはそれを用いた手法のことです。

DNAは、地球上の多くの生物に備わる
遺伝情報の継承と発現を担う高分子生体物質のことです。

コロナウィルスもDNAを持っています。

難しい話はさておき、
DNAという言葉は聞いたことがあるかと思います。

つまりPCR法は、生物が持っている遺伝情報を増幅させる方法です。

PCR法は、
1985年、ケリー・マリスによって発表され、1993年にノーベル賞を受賞しています。

当医院でも行っているリアルタイムPCR法は、
PCR法をさらに進化させた手法です。

PCR法は、DNAを増やしたり、その有無を判定するために用いられるのに対して、
リアルタイムPCR法は、DNAの量を測定することができます。

量の測定ができるのが
リアルタイムPCR法です。

さて、話は歯周病になりますが、
歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

歯周病細菌は、どんな人にでも存在します。

しかし、その種類や量には、個人差が大きいです。

歯周病細菌の種類は口腔内に無数に存在しますが、
現在歯周病に関連する最も悪性度の高い細菌は、以下の5種類とされています。

A.a.菌( Aggregatibacter actinomycetemcomitans )
侵襲性歯周炎の発症に関連が深い菌 非常に悪性度の強い細菌

P.g.菌( Prophyromonas gingivalis )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌
年齢に比較して骨吸収が大きく この菌の比率が高い場合
侵襲性歯周炎と診断される 非常に悪性度の強い細菌

T.f.菌( Tannerella forsythensis )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌

T.d.菌( Treponema denticola )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌

P.i.菌( Prevotwlla intermedia )
思春期性 や 妊娠性歯周炎 の発症に関連が深い菌

この5種類だけが問題ではありませんが、
現時点ではこの5種類の細菌を調べることが一般的となっています。

特にP.g.菌は、悪性度の高い歯周病細菌の代表です。

さらに詳細な話になりますが、
この悪性度の高いP.g.菌ですが、
さらに細かく分類されます。

現在の研究ではP.g.菌タイプ2が最も悪性度が高いと言われています。

こうした歯周病細菌が少ない人の場合、
極端な話をすれば、
歯を磨かなくても歯周病になる確率は低いです。

しかし、悪性度の高い歯周病細菌が非常に多い場合には、
頑張って歯磨きを行っても
歯周病が進行してしまう可能性が高くなります。

そのため、歯周病が進行している方では、
どのような歯周病細菌に感染しているのかを調べることで
将来的なリスクがわかるのです。

リアルタイムPCR法を行うことで
口腔内に存在する歯周病菌種の存在を定量的に調べることができます。

この詳細は、以下のページをご覧下さい。

リアルタイムPCR法

もし、悪性度の高い歯周病細菌に感染していた場合には、
歯周病治療と平行して、
抗菌薬による治療 や 口腔内細菌を減少させるための洗口薬の使用 等の対応を行うことで
口腔内細菌を減少できるという報告もあります。

本日は、
今話題のPCR法と歯周病との関係性についてでした。


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2020年2月3日

歯周病になりやすい人 と 歯周病になりにくい人の違い

2020年 2月 3日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

本当に久しぶりのブログです。

このところ非常に忙しくてなかなかブログのアップまで時間が取れない日でした。

虫歯でお困りになっている若い方は、
年々減少しています。

昭和の世代と比較して、
平成世代は、虫歯は圧倒的に少ないです。

当医院は小児歯科ではなく、
歯周病治療(歯周病専門医)、
インプラント治療(認定医)、
審美歯科(オールセラミック治療)
が専門となっていますので
子供の虫歯治療を行うことは少ないのですが、
私の知り合いの小児歯科の先生は、
子供の虫歯は非常に少なくなったと言っています。

実際に
予防歯科が進んだこともあり、
確実に子供の虫歯は減少傾向にあります。

虫歯細菌の感染時期は分かってきており(1歳半から2歳半頃)、
現在は親御さんもご存知方も多く、
小さい頃からの虫歯予防をしっかりとされている方が多いこともあり、
虫歯が0(ゼロ)というお子さんも非常に多いです。

その反面
歯周病の方は、一定数いらっしゃいます。

歯周病は歯周病細菌による感染症であり、
感染時期が虫歯と違い、
感染時期が非常に長く、
早い場合には小学校低学年の時期から感染が始まることもあり、
大人では、18歳頃にも感染します。

特に18歳頃には、
悪性の高い歯周病細菌であるP.g.菌の感染が起こる時期です。

このP.g.菌は、
さらに分類され、毒性の高いP.g.菌と
さほど毒性の高くないP.g.菌もいます。

どう言った歯周病細菌に感染するかによって
その人の将来性は大きく変わります。

例えば、
歯を全く磨かなくても歯周病にならない人もいらっしゃいます。

しかし、どんなに頑張って歯を磨いていも
歯周病が進行していく人もいらっしゃるのも事実です。

実際に私たち歯科医師が日常診察している患者様でも
歯磨きが十分にできていない人で
歯石が非常に多量に付着していても
歯周病に全く問題のない人もいらっしゃいます。

そうした方は、
毎回のメインテナンスの際に
歯石がいっぱい付着していても
何も歯周病の問題が起こっていないことをよく経験します。
こうした状態が10年、20年と経過しても
歯周病に問題が起こることはほとんどありません。

歯周病のリスク低い人です。

それに対して、
毎回のメインテナンス時に患者様の口腔内をみても
ほとんど歯石の付着もなく、
汚れも十分に取れていても
長期的なメインテナンスを行っていると
歯周病が進行してしまう方もいらっしゃいます。

この違いは、
歯周病細菌です。

悪性度の高い、歯周病細菌が感染した場合、
どうしても歯周病の進行を100%防ぐことは難しいです。

現在の歯科医学では、
歯周病細菌を100%根絶することは不可能であり、
悪性度の高い歯周病細菌を持っている方から
他の人への感染を完全に防御することが難しいため、
虫歯と違い、
劇的に減少することは難しいでしょう。

ただし、悪性度の高い歯周病細菌に感染しているとしても
きちんとして歯磨きができて、
定期的な管理が為されれば、
その進行を最小限に抑えることは十分可能です。

ただし、あまりにも歯周病が進行してしまうと
いくら歯周病専門医で治療を行ったとしても
完全に治すことは不可能です。

早期発見、早期治療が重要なのです。

また一度歯周病になった方は、
定期管理をきちんと受けることが非常に重要です。


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歯周病の方へのお知らせ

歯周病再生治療(エムドゲイン法)無料
オールセラミック無料
のお知らせ(臨床研究ご協力のお願い)です。

現在 当院では中程度以上の歯周病の臨床研究を行っています。

ご協力いただいた方には、
歯周病再生治療(エムドゲイン法)を5歯分を無料
もしくは、
オールセラミック治療を5歯分無料
とさせていただきます。

詳細は以下をご覧になって下さい。

【研究テーマ】
歯周病と糖尿病の関連性についての臨床研究

【本研究の目的及び意義】
 糖尿病患者さまにおいては歯周病が高い頻度で発症することが知られており、
新たな合併症に加えられています。 
一方で、歯周病の治療が糖尿病をどの程度に改善させるかついては様々な報告があり、
見解が一致していません。
そこで本研究では、中等度~重度の慢性歯周炎患者さまにおける糖尿病血液検査(HbA1c / 空腹時血糖値) 等を検査し、その分布を調べます。
さらに歯周治療を行うことで、それら検査値がどのように変化するかも調べます。
この研究で得られる結果は、歯周病と糖尿病の関係だけでなく、
歯周病の治療を行うことが全身におよぼす影響についても示し、重要なデータとなることが期待されます。

以下の項目を調べます。
【主要検査項目】

血液検査 (以下の検査において指尖から数滴適度の血液採取を行う)

以下の検査を2回実施します。

1回目:歯周病治療開始前(歯周病治療は8〜12週間で終了予定)
2回目:歯周病治療後(歯周病治療後10〜12週後に検査)

1. 血液検査(HbA1c*:ヘモグロビンエーワンシー)
                  

2. 空腹時血糖値
    基準値 110~125mg/dl未満
    検査時には、朝食は取らずに ご来院いただき、午前中に測定させて
    いただきます。

3.高感度CRP
  *CRPは血液中にあるタンパク質の一つで、炎症があるとその重症度に応
じて濃度が高くなることから 炎症の診断や治療の改善効果をみるため
に行われる検査です。

【副次的評価項目】

・唾液検査(虫歯菌、酸性度、緩衝能、白血球、タンパク質、アンモニア)
    洗口用水によりすすいだ液から検査

・歯周病検査(歯周ポケット検査、Bleeding on probing, Clinical Attachment level,
プラーク指数, 歯肉炎指数, 歯の動揺度 )

・BMI :BMI(Body Mass Index)は、ボディマス指数とも呼ばれ、体重と
     身長の関係から算出される肥満度を示す体格指数です。

【研究に参加する患者様のメリット】

1. 患者様ご自身の健康状態(血糖値検査、唾液検査は無料)を把握することができる。

2. 歯周組織再生治療(エムドゲイン法)を最大5部位無料で行える(通常1部位5万円)

3. もしくはオールセラミック治療が最大で5部位無料で行える(通常1歯5万円)

  *2. もしくは 3. を合わせて5部位(合計25万円)まで可能。

*上記以外の歯周病の治療等 通常の保険費用はかかります。

【研究参加条件】

1. 中程度以上の歯周病の方
 (5ミリ以上の歯周ポケットが全体の30%以上ある場合です。
  歯周病検査後にご説明させていただきます。)

2. 20歯以上の残存歯がある方(抜歯後の残存歯数が20歯以上)
(親知らずを除く歯は全て揃っている場合28歯あります。つまり9歯以上の欠損がある方は本研究の対象外となります)

3. この研究内容に同意していただける方

以下の方はご参加できません。
・ 現在糖尿病治療を受けられている方
・ 過去6ヵ月以内に歯周病治療を受けている方
・ 過去3ヵ月以内に抗菌薬または抗炎症薬を投与されている方
・ 重篤な全身疾患に罹患している方
・ 喫煙者

【募集人数】
 30名(募集定員になりしだり終了いたします)

ご希望の方は、担当歯科医師にお知らせ下さい。

またご予約は、インターネットオンラン予約
インターネット・オンライン予約休診日でも24時間 オンラインで予約可能

もしくは

電話(045-891-3334)でお願いいたします。

*インターネットオンライン予約は担当医は指定できません。

ご不明な点は以下のメール相談をご利用下さい。
メール相談

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欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

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2020年1月6日

電子マネー等支払い方法の追加のお知らせ

2020年 1月 6日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

2020年から支払い方法に変更/追加がありましたのでお知らせ致します。

以下がご利用可能になりました。

 


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2019年12月23日

2019年〜2020年 年末年始 休診案内 / 休診中の連絡方法

大船駅北口歯科 年末年始休診案内

2019年 12月29日(日曜日)の午後15:00から
2020年  1月 4日(土曜日)まで
休診となります。

休診中の予約は以下サイトより予約が可能です。
大船駅北口歯科24時間オンライン予約

また 休診中のご相談 や 
通院中の方で緊急連絡(痛み、取れた等)は、
以下よりご連絡下さい。
緊急相談/診療相談

このブログでは、
2019年も歯周病に関する様々な情報をアップしてきました。
2020年もさらなる歯周病情報をお届けいたします。

お楽しみに!

また2020年は、臨床研究も行ってきます。
歯周病の患者様には、非常に有益なことが多いので
是非ご参加下さい。

詳細は以下をご覧下さい。

歯周病の方へのお知らせ

歯周病再生治療(エムドゲイン法)無料
オールセラミック無料
のお知らせ(臨床研究ご協力のお願い)です。

現在 当院では中程度以上の歯周病の臨床研究を行っています。

ご協力いただいた方には、
歯周病再生治療(エムドゲイン法)を5歯分を無料
もしくは、
オールセラミック治療を5歯分無料
とさせていただきます。

詳細は以下をご覧になって下さい。

【研究テーマ】
歯周病と糖尿病の関連性についての臨床研究

【本研究の目的及び意義】
 糖尿病患者さまにおいては歯周病が高い頻度で発症することが知られており、
新たな合併症に加えられています。 
一方で、歯周病の治療が糖尿病をどの程度に改善させるかついては様々な報告があり、
見解が一致していません。
そこで本研究では、中等度~重度の慢性歯周炎患者さまにおける糖尿病血液検査(HbA1c / 空腹時血糖値) 等を検査し、その分布を調べます。
さらに歯周治療を行うことで、それら検査値がどのように変化するかも調べます。
この研究で得られる結果は、歯周病と糖尿病の関係だけでなく、
歯周病の治療を行うことが全身におよぼす影響についても示し、重要なデータとなることが期待されます。

以下の項目を調べます。
【主要検査項目】

血液検査 (以下の検査において指尖から数滴適度の血液採取を行う)

以下の検査を2回実施します。

1回目:歯周病治療開始前(歯周病治療は8〜12週間で終了予定)
2回目:歯周病治療後(歯周病治療後10〜12週後に検査)

1. 血液検査(HbA1c*:ヘモグロビンエーワンシー)
                  

2. 空腹時血糖値
    基準値 110~125mg/dl未満
    検査時には、朝食は取らずに ご来院いただき、午前中に測定させて
    いただきます。

3.高感度CRP
  *CRPは血液中にあるタンパク質の一つで、炎症があるとその重症度に応
じて濃度が高くなることから 炎症の診断や治療の改善効果をみるため
に行われる検査です。

【副次的評価項目】

・唾液検査(虫歯菌、酸性度、緩衝能、白血球、タンパク質、アンモニア)
    洗口用水によりすすいだ液から検査

・歯周病検査(歯周ポケット検査、Bleeding on probing, Clinical Attachment level,
プラーク指数, 歯肉炎指数, 歯の動揺度 )

・BMI :BMI(Body Mass Index)は、ボディマス指数とも呼ばれ、体重と
     身長の関係から算出される肥満度を示す体格指数です。

【研究に参加する患者様のメリット】

1. 患者様ご自身の健康状態(血糖値検査、唾液検査は無料)を把握することができる。

2. 歯周組織再生治療(エムドゲイン法)を最大5部位無料で行える(通常1部位5万円)

3. もしくはオールセラミック治療が最大で5部位無料で行える(通常1歯5万円)

  *2. もしくは 3. を合わせて5部位(合計25万円)まで可能。

*上記以外の歯周病の治療等 通常の保険費用はかかります。

【研究参加条件】

1. 中程度以上の歯周病の方
 (5ミリ以上の歯周ポケットが全体の30%以上ある場合です。
  歯周病検査後にご説明させていただきます。)

2. 20歯以上の残存歯がある方(抜歯後の残存歯数が20歯以上)
(親知らずを除く歯は全て揃っている場合28歯あります。つまり9歯以上の欠損がある方は本研究の対象外となります)

3. この研究内容に同意していただける方

以下の方はご参加できません。
・ 現在糖尿病治療を受けられている方
・ 過去6ヵ月以内に歯周病治療を受けている方
・ 過去3ヵ月以内に抗菌薬または抗炎症薬を投与されている方
・ 重篤な全身疾患に罹患している方
・ 喫煙者

【募集人数】
 30名(募集定員になりしだり終了いたします)

ご希望の方は、担当歯科医師にお知らせ下さい。

またご予約は、インターネットオンラン予約
インターネット・オンライン予約休診日でも24時間 オンラインで予約可能

もしくは

電話(045-891-3334)でお願いいたします。

*インターネットオンライン予約は担当医は指定できません。

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