歯周病専門医サイトブログ

2010年7月5日

歯周病治療は痛いの?

7/5(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病治療って痛いの?』になります。
誰でも痛みがある治療は嫌なものです。
そのため、歯周病で悩んでいても
「歯周病治療は痛いのではないのか?」
「歯周病治療は大変なのではないか?」
等 心配な点も多いかと思います。

結論から言えば、基本的に歯周病治療は痛みがあるものではありません。
一般的な歯周病治療には、ルートプレーニング という治療があります。
軽度の歯周病であれ、重度の歯周病であれ、必ず行う治療です。
私達歯周病専門医 は、この治療を「歯周病の基本治療」と言っています。
この治療を簡単に説明すると
歯と歯肉の境目に侵入した汚れ(歯石 等)を取り除く治療です。
具体的な方法として、まず歯肉に麻酔をします。
麻酔をしないではできません。
そして、歯と歯肉の境目に入っている汚れを専用の器具で取り除きます。
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麻酔を行うため、痛みはありません。
しかし、ひびいたり、ガリガリという音はします。
これは、虫歯の治療と同じです。
神経のある歯の虫歯治療を行う際には、麻酔をします。
そして虫歯部分を取り除きます。
麻酔を行っているため、痛みはありませんが、
歯を削る音が聞こえたり、
振動があります。
歯を削る痛みはまったくなくても
こうした 音 や 振動自体 が不快に感じるのです。
このような虫歯治療まではいなかいですが、不快感というはどうしてもあります。
治療が嫌な人にとっては、直接的な痛みだけでなく、
こうした不快感も治療を遠ざけてしまう大きな要因になっていると考えられます。
ただし、100%無痛であり、不快感のまったくないという治療はありません。
もし、100%の不快感がない治療法を行うとすれば、
全身麻酔や静脈内鎮静法 といった完全に眠っている状態で治療を行うしかありません。
しかし、現実的には、麻酔さえしてしまえば、治療中に痛みを感じることはありませんので、ご心配はされないで下さい。
ただし、「麻酔自体が嫌!」という方は治療前に担当医にお話下さい。
麻酔の痛みを軽減させる方法はいくつもあります。

痛みを軽減さるための、麻酔方法は
1.麻酔による痛みの原因(痛みの部位)と表面麻酔
2.電動麻酔器の使用
3.笑気麻酔の使用
4.完全無痛麻酔(静脈内鎮静法)
の4つの方法が考えられます。
順番に解説します。

1.麻酔による痛みの原因(痛みの部位)と表面麻酔 麻酔の痛みには、2つの痛みあります。
一つは、針を刺す時です。
『チック』とする痛みです。
この痛みに対しては 『表面麻酔』の使用が有効になります。
これは、麻酔をする前に 歯肉に麻酔薬が入った塗薬をつけます。
塗薬をつけ、30秒〜1分程度すると歯肉の表面が麻痺してきます。
この段階で麻酔を行うと 針の痛みはほとんどなくすことができます。
50-1

次に 麻酔液を注入(入れる)時の痛みです。
これに対しては、麻酔を2回に分けて行うことにより軽減できます。
以下 麻酔液を注入する時に 実際に痛みをなくす麻酔方法について解説します。
痛みをなくす麻酔方法
歯肉には 痛みを感じる部分が大きく分けて2ケ所あります。
一つは ほっぺた に近い部分です。
歯の根の先にあたる部分で 歯肉の軟らかいところです。
専門用語で歯肉頬移行部(しにくきょういこうぶ)といいます。
この部分は粘膜が過敏な部分です。
針をチクッと刺すと非常に痛みを感じます。
しかし、麻酔液を入れる時にはあまり痛みを感じません。
そのため、先程説明したように まずこの部分に表面麻酔を行います(歯肉の表面が麻痺するため針の痛みはなくなります)。
ルートプレーニング を行う際には、この歯肉頬移行部(しにくきょういこうぶ)への麻酔で十分効きます。
しかし、この部分への麻酔だけでは、虫歯治療 や 抜歯、インプラントの治療 等はできません。
麻酔効果が低いからです。
そのため再度、他の部分への麻酔が必要になります。
これは 歯の周りの部分になります。
専門用語で歯槽頂部(しそうちょうぶ)と言います。
歯槽頂部の歯肉は、チクッと刺す痛みは 先程の歯肉頬移行部よりありませんが、麻酔液を入れる(注入する)痛みが強い場所です。
そのため 最初の麻酔(歯肉頬移行部への麻酔)でおおまかに麻酔を効かせ、1〜2分程度待ち、この部分(歯槽頂部)に麻酔を行います。
この部分は麻酔が非常に効く場所です。
このように 2段階で麻酔を行うと痛みも少なく、麻酔効果も得られます。

2.電動麻酔器の使用
最近は 電動(自動)麻酔器というものが 多くの歯科医院にて使用されています。
この電動麻酔器は、麻酔液が体内に入る 速度 や 量 をゆっくりと一定にさせることができます。
今まで行ってきた 手で行う麻酔より 痛みを感じることが少なくなりました。
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3.笑気麻酔の使用
また、こうした歯肉に直接麻酔を行う以外にも併用する麻酔があります。
その一つが『笑気麻酔』です。
笑気麻酔は、麻酔のガスを鼻から吸うものです。
ガスですから もちろん痛みはまったくありません。
笑気麻酔(無臭のガス)を吸ってから5〜10分程度すると頭が『ぼーと』してきます。
人によっては 眠たくなることもあります。
『ぼーと』してくると治療に対する緊張や不安が減少され、リラックスした状態で治療が受けられます。
ただし、この笑気麻酔のみでは歯肉への麻酔効果はないため、通常の歯肉への麻酔も追加します。
笑気麻酔の良い点は他にもあります。
笑気ガスを中断(終了)するとすぐ麻酔が醒めます。
そのため、麻酔後に効果が切れるまで病院で待たなくても良いことになります。
健康保険が適応されます。
笑気麻酔の費用は 使用量(時間)によって違いますが、
虫歯1本を行う程度であれば、1.000〜1.500円程度(保険3割負担の方)です。


4.完全無痛麻酔(静脈内鎮静法)
こうした方法でも 御心配な方には もっと楽な麻酔方法があります。
『静脈内鎮静法』という方法です。
静脈内鎮静法を行うと 治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。
方法としては、点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。
麻酔が効くまで5〜10分程度です。
後は治療が終了するまで寝ている状態です。
欠点として、麻酔が終了しても完全に切れるまで時間がかかります。
通常、静脈内鎮静法による麻酔は麻酔を終了すると5分程度で麻酔はきれます。
麻酔により目覚めた後はぐっすり寝て起きた状態に似ています。
すっきりとした状態です。
患者様によっては『ひさしぶりにぐっすり眠った』という方もいらっしゃる程です。
ただし、この麻酔方法は、当医院では自費診療になります。
(1回3万円)

歯周病治療自体の痛みはさほどご心配されることではありませんが、
どしても痛みが苦手な方は歯科医院でご相談されてみて下さい。

次回のブログは、7月12日(月)になります。



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