歯周病専門医サイトブログ

2011年11月14日

歯周病の基本治療(ルートプレーニング):その1

11/14(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

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今日のテーマは、『歯周病の基本治療(ルートプレーニング):その1』になります。


歯周病治療をご希望されて来院される患者様から受けるご質問で多いのが
「歯周病の治療はどのようなことをするのですか?」
ということです。

本日のテーマは、歯周病治療の基本の話しになります。

このルートプレーニングについては、このブログでも何度も解説してきた内容です。
歯周病治療の基本中の基本ですので、
歯周病について考えられている方は是非ご覧下さい。

ルートプレーニングの解説の前に 簡単に歯周病の成り立ちのをお話します。

歯周病の主な原因は、汚れです。
歯ブラシが十分にできずに付着した汚れが原因になります。

この汚れが、歯周ポケット 内部に侵入していきます。
歯周ポケットについては、以下を参考にして下さい。
      歯周ポケット

以下は、歯周ポケットについての参考動画です。



歯周ポケットが深いところには、歯肉の下に歯石がついています。
また 歯根には細菌が出す毒素が根面に浸透しています。
そうした歯石や細菌を除去し、根面の汚染物質を取り除くことが、ルートプレーニング なのです。

治療方法ですが、まず、歯肉に若干の麻酔をします。
ただ歯石を除去するだけでは麻酔は必要ありませんが、
歯周ポケットの深い部分の汚染物質を除去するためには麻酔をしないと絶対に取れません。

歯石や汚染物質は『キュレット』といわれる専用の器具をポケット内部に入れ、歯の根にそわすように上下に動かし、歯石等の汚染物質を除去していきます。

治療時間は状態によって違いますが、30〜60分程度です。

麻酔が切れた時に若干違和感はありますが、ズキズキとした痛みはありません。

スライド1
クリックすると拡大されます。

ルートプレーニング の動画を見てみましょう。

麻酔をしていますので、もちろん痛みはありません。


この歯周ポケット内部に付着している歯石ですが、かなり強固に付着しているのです。
取るのが非常に大変です。
以下の動画は、超音波スケーラーという器具を使用して歯石を取っているところです。

歯肉の下の深い中の歯石を取ることは非常に大変なことなのです。


これで、ルートプレーニング についてだいぶ分かってきたと思います。

当医院では、ルートプレーニング は、1回の治療で7歯程度行います。
(全て歯がそろっている方は 上顎で14歯、下顎で14歯の合計28歯あります)

効率的に行うために、口腔内を4分割して行いますので、1回に行う歯の本数は、7歯程度です。

つまり、全て歯が存在している方では、4回(7歯×4)の治療回数が必要です。

4回かかるルートプレーニング ですが、理想的な治療間隔は、1週間に1回程度です。
可能であれば、もっと短い間隔が良いでしょう。
治療間隔があくと効果がでません。

歯周病治療の基本的なこととして
歯周病は、感染症 というこです。

口腔内には、『歯周病細菌』という細菌が存在します。
この最近は、家族間 等から感染をすることが分かっています。

つまり、歯周病治療であるルートプレーニング は、口腔内から感染を取り除く治療と言えます。

感染の代表的なものが 『歯石』です。
歯周ポケット 内部に存在する歯石を取ることがルートプレーニング です。

この歯周病細菌除去治療(ルートプレーニング )は、短い間隔で行うことが重要です。

この理由として、部分的に細菌を除去しても、他の部位が治っていないと
歯周細菌が残っている場所から、菌を除去した部位(ルートプレーニングした部位)に次々に感染してしまうからです。

ルートプレーニング の理想的な治療間隔は、1週間に1回です。
もっと短くても良いでしょう。
治療間隔があくと効果がでませんので、注意が必要です。

当医院では、4ブロックに分けてルートプレーニング を行います。
歯が全て存在する方(28歯)の場合、1回に7歯を行います。
通常1週間に1回行いますので、1ヶ月間で終了することになります。

患者様の中には、お仕事の都合等で 治療間隔がのびてしまい、
ルートプレーニング が終了するまで3ヶ月とか4ヶ月になってしまうことがあります。
こうした方は、やはり治りが悪いのです。

また、ルートプレーニング と平行して重要なのが、歯磨きです。
いくらルートプレーニング を行っても歯磨きがきちんとできていないと まったく治りません。
歯に付着した汚れが 新たな感染を生じてしまうのです。

歯磨きがきちんとできない方は、歯周病は、絶対に治りません。

今日は、ルートプレーニング は、短い間隔で治療を行うことが重要であることを解説しました。

短い間隔が良いということであれば、1回(1日)で口腔内全てを行う方法も考えられます。
1回でまとめて行えば 感染も防げますし、通院回数も少なくてすみます。

実際に1回の治療で口腔内全てのルートプレーニング を行う治療方法はあります。

私達医療サイトでは、一般的にルートプレーニング のことをSRPと言います。
Sは、scaling(スケーリング)
Rは、root (ルート:根)
Pは、planing (プレーニング)
の意味です。

そのため、1回(1日)でルートプレーニング を行う方法を
『フルマウスSRP法』と言います。
また、『Full Mouth Disinfection』とも言います。
『フルマウス(Full Mouth)』とは『口腔内全体』という意味で、
『Disinfection』とは『殺菌』という意味です。
口腔内全体を 殺菌しましょうということです。

しかし、『フルマウスSRP法』は、現実的な治療法ではないのです。

その理由は、次回のブログで解説します。




次回のブログは、11月21日(月)になります。



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