歯周病専門医サイトブログ

2012年4月2日

口臭の話し:その7

4/ 2(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『口臭の話し:その7』になります。

だいぶ長く続いている口臭の話しですが、本日も続きになります。
口臭で悩んでいる方は非常に多く、
当医院でも口臭外来を新設するために現在準備を行なっています。
今年の夏頃に「口臭外来を開設」する予定です。
正確な日時等が決まりましたら お知らせします。
口臭外来前に 完全に無臭にするための
口臭用品の取扱を6月頃より開始する予定です。

それでは、本日の内容です。
いつもと同じようにQ & A 形式で解説します。

Q
喉の奥から臭いがするのですが… なにが原因ですか?

A
喉の奥から臭いがある方には、いくつかの原因が考えられます。
まず 喉の奥には口蓋扁桃(扁桃腺:へんとうせん)と呼ばれる器官が あります。
風邪の時に腫れる喉の奥です。
ほとんどの方が経験されているのではないでしょうか?
扁桃腺(へんとうせん)は、
呼吸により進入してくる細菌ウィルスに対して感染防御を行っているのです。

その口蓋扁桃(へんとうせん)から粘液のような免疫物質が出ているのです。
そして 白色から茶褐色のネバネバとした免疫副産物ができて痰(たん) のように絡みます。
この免疫副産物自体にも臭いがあります。
   
扁桃腺
病的に肥大している人や、
鼻がつまっている人 や 
口で呼吸するタイプ方では、
乾燥に弱い免疫器官が過敏になり免疫副産物を作り出すことになります。

通常 免疫副産物は、唾液の働き や 舌の運動 によって胃に運ばれます。
しかし、緊張が続いたり、口臭を気にするあまり 会話を行わない方は
唾液の分泌が悪くなったり、舌の動きが悪くなり免疫副産物が喉の奥に溜まりやすくなります。
   
これが喉の奥からの臭いにつながることがあります。
   
こうなると ご自身でも臭いが気になるために、あまり口を開けないようになります。
人前でしゃべらないようになってしまいます。

こうなるとさらに悪循環に陥ってしまいます。
   
口臭の主な原因として、嫌気性細菌という口腔内細菌の存在があります。
嫌気性細菌とは、
酸素がほとんどない状態でのみ生息(生きる)することが可能な細菌です。
   
歯科で代表的な嫌気性細菌は、歯周ポケット内部で生息する細菌であり、
歯周病進行にとって大きな要因となる細菌です。

嫌気性細菌についてさらに詳細を知りたい方は以下をクリックして下さい。
http://www.yokohama-perio.com/inspection/scope.html
   
この歯周病細菌(嫌気性細菌)が増殖すると 臭いを発します。
   
話しを戻します。
   
通常、会話をしたり、口を開けたりする状態では以下の 図1 のように
上顎(口蓋)と舌 にはある程度の隙間があります。
スライド1

この図は顔を横から見たところです。

しかし、会話をしない状態(口を閉じた状態)が続くと図2 のように
喉の奥は嫌気性(酸素が少ない状態)となります。
スライド2


こうなると 口蓋扁桃に溜まった免疫副産物
嫌気性細菌の増殖が起こり、
口を動かさないこともあり唾液の分泌も減少します。

そして、臭いが溜まっていくのです。
   
口臭が気になる人の場合、どんどんと悪循環となっていく方が非常に多くみうけられます。
喉の奥から臭いがするからといって、人前でしゃべらなくなったり、
舌についた白い物が 臭いの原因になっていると思い、毎日のように舌ブラシでゴシゴシと擦ったりします。
そして、舌ブラシに付着した汚れを嗅いでみると
「臭い! これが口臭の原因だ!」
と考え、さらに念入りに舌磨きを行うようになります。
舌は皮膚のような角化組織ではありませんので、
舌ブラシで擦ってしまうと 剥がれ落ちてしまいます。
舌が傷ついてしまうのです。
舌が傷つくと当然痛みがあるだけでなく、炎症が起こりますのでなおさら舌からの口臭は強くなります。
舌ブラシ等で舌の清掃を頻繁に行っている方の唾液は、混濁(濁っている)しています。
これは剥がれ落ちた舌の組織の一部 等が唾液の中に混じっているのです。
そのため、舌が白っぽくなっているからといって舌ブラシで強く擦っては絶対にいけません。
   
また、口臭を気にされる方の多くは、
マウスヴォッシュのような製品を毎日のように使用されています。
強い薬液により口腔内粘膜は荒れ、うがいのし過ぎにより、抗菌性のある重要な唾液が失われてしまいます。
   
ご自身でどんどんと悪循環を作っているのです。
話しは長くなりましたが、喉の奥から臭いのある場合には、
マウスヴォッシュ等に頼るのではなく、喉の奥を嫌気性の状態にさせないようにして唾液の分泌をさせるようにすれば、口腔内細菌のバランスが整えられ口臭は減少していきます。

次回のブログでは、この「喉の奥の臭い」の続きです。
喉(のど)の奥から臭う膿栓(のうせん)
の話しです。
俗的に「臭い玉」と呼ばれています。

次回のブログは、4月 9日(月)になります。


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